異世界 無限転生!

アッキー

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4章

酒場にて、忘れた頃のテンプレ

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ーーー酒場ーーー


「なぁ、あの冒険者、スゴく可愛い娘達をつれてるよな、それも、10人も妬ましい!!」

「これは、ボコってもいいよな!」

「俺達、モテない男達のあてつけか!」

「よし、ボコろう!」

「「「応!!!」」」

「あー、お前ら、止めとけ」

「なんで、止める?」

「お前らは、2週間くらい、この街に居なかったよな?」

「ああ、依頼で、違う街に行ってたからな」

「なら、あの人達をしらないよな?」

「ん?どういうことだ?」

「あの人達は、ランクは、まだ、Dランクとそんなに、高くはないが、戦闘能力は、Sランクやブラックランク並みにあると言われている」

「はぁー、嘘だろ、そんな話」

「まぁ、そう思うよな、だけどな、この間、ゴブリンの集落が、4つほど見つかったんだが、その集落をパーティーの1人で1つずつ潰して、4つともあの人達が、殲滅したらしい」

「いやいや、どう考えても、盛ってるだろ、その話」

「まぁ、この話を聞いても、あの人達に、何かするなら、死んでも文句は、言うなよ、忠告は、したからな」

「忠告は、受けるが、俺達は、信じられないから、自分達で、体感してみるよ」

「うぁわ、ドMがおる!」

「というわけで、俺達は、あの冒険者に突っ込んでくる。」

「お前ら、俺達はお前らを忘れない!」

「合掌!な~無」

等と他の冒険者が、俺達や盗賊に囚われていた女の子達のことを言っていたのは、全然、気付かず、酒場で、のんびりしていた。


ーーー酒場、ライsideーーー

「さて、もう少しギルドカードが、できるまで、時間が、掛かるみたいだし、のんびり何か飲んで待つとしますか」

「「「分かりました。ライ様」」」

「今から、何か依頼を受けるだろうし、コーヒーとかジュースで、いいか、みんな?」

「ええ、問題ないです」

俺達は、そうして、のんびりしていたのだが、飲み物が、飲み終わった頃に、久々のテンプレが来た。


「よう、あんた、こんな可愛い娘達と一緒にいるなんて羨ましいな、俺達にも分けてくれよ!」

「「「そうだ、そうだ!」」」

「今なら、まだ、ケガせずに済むぜ、わかったなら、あんたは、どっか行けよ、可愛い娘達を置いてさ!」

「「「そうだ、そうだ」」」

「あんた達も、こんなのより、俺達といたいよな!」

「「「その通り!!」」」

「ああ、お前ら、そろそろ、いいか?」

「あ、なんだ、まだ、いたのか?あんたには、用はないから、消えていいぞ」

「そうか、俺達のことを知らない奴が、まだ、いたんだな」

そう言って、俺が、殺気を放つ瞬間に、俺達のことを知ってる他の冒険者達が、酒場から、消え去っていた、残っているのは、俺に絡んできた奴等だけだった。

俺は内心

(俺のことを知ってる奴等は素早いな)

と思いながら、絡んできた奴等に、気絶するギリギリの殺気を放った!

見る見る内に、顔を顔面蒼白にして、足を内股にして、漏らさないようにしながら、此方を見ていた。

「さて、何か、言っていたようだが、何かようか?」

「「「「すみませんでしたーー」」」」

と言いながら、綺麗なジャンピング土下座をしてきた。

「もうこんな事は、しませんから、許して下さい」

「さて、こんな事、こいつ等は、言ってるが、みんなは、どうする?」

「「「すべて、ライ様に任せます」」」

「まぁ、みんなが、気にしないなら、いいか」

「おい、お前等、みんなは、俺に任せるって、言ってるから、お前等が、これ以上、他の人達に迷惑かけないなら、許そう」

「寛大なご処置、ありがとうございます。兄貴!」

「「「ありがとうございます。兄貴!」」」

「お前等、なんで、兄貴なんだよ」

「「「兄貴は、兄貴です、理由はありません!」」」

「しいて言うなら、兄貴に漢気おとこぎに惚れたからです」

「まぁ、いいや、ほれ、散れ、散れ」

そう言って、俺は、酒場のマスターに、

「マスター、迷惑かけたな、今日の酒場の代金は、全て俺が、払うから、勘弁してくれないか?」

そう言って、俺は、白金貨2枚をマスターに渡した。

「あのー、金額が、多いのですが」

「気にするな、迷惑料も込みだからな、それでも、気になるなら、他の冒険者に還元してくれればいいよ」

そう言っている内に、いなくなっていた冒険者達が、戻ってきていたので、俺達もギルドマスターを酒場で、待つことにした。


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