異世界 無限転生！

2章

ランクアップ対象の魔物

「さて、ティス、フェザー、Dランクになるために、受付で依頼を受けていくか」

「分かりました。ライ様」

『分かった～』

「お待ち下さい。ライさん、それでしたら、ライさんの専属受付嬢の私、エリーが、ライさんにふさわしい、依頼を選んで差し上げます」

「分かった。お願いする」

「はい、少々お待ち下さい」

少しすると、エリーが、俺達の前に何枚かの依頼表を持ってきた。

「ライさん、この中から、お選び下さい」

「わかった」

「えーと、何々、オーク系討伐に、ゴブリン上位種討伐に、オーガ討伐、ウルフの群れ討伐か」

「なぁ、エリー、これ全部、やったら、まずいのか？」

「いえ、そんなことは、ないですが。まさか、全部、やるつもりですか？」

「ああ、そんなに、強いのが、いないみたいだからな、全部、討伐してくるよ。ただ、全部、探すのに時間が掛かると思うから、少し依頼達成までの時間を長くしておいてくれないか？」

「それは、問題ないのですが、本当に、全部受けるんですか？」

「ああ、問題ない」

「分かりました。あとの処理は私がしておきますので、討伐に行ってもらって、いいですが、依頼期間は、そうですね。ライさん達だったら、1週間でも問題なさそうですが、その期間で依頼達成できますか？できるのなら、それで、処理しておきます」

「分かった、その期間で、問題ないから、それで、処理しておいてくれ」

「はい、分かりました。くれぐれも、油断大敵ですからね。気を付けて、行ってきて下さい」

「ああ、油断せずに、討伐してくるよ」

そう言って、俺達は、ギルドから出て、門番のキーパーが、いる門まで、来ていた。


「あ、ライさん、ティスさん、フェザーちゃん、これから、依頼ですか？」

「ああ、キーパーさん、何種類かの討伐を受けたんだ」

「そうなんですか？ライさんの実力は、疑っては、いませんが、油断大敵ですからね。気を付けて行ってきて下さい」

「ありがとう、依頼期間も、少し長めにしてもらってるから、無理しない程度に、討伐してくるよ」

「分かりました。それでは、お気をつけて」

そう、キーパーから言われながら、ゴルの街を出発した。


「さて、ティス、フェザー」

「なんでしょう、ライ様」

『ナニナニー』

「俺は、これから、マップで、討伐対象の魔物を探すから、周囲を警戒しておいてくれ」

「分かりました」

『分かった～』

そう言って、俺は、マップで、確認してみた。

「なるほど、ここから、少し歩いた森の中に、4種類とも、いるな。よし、行くか」

「はい」

『ハーイ』

そう言って、俺達は、森の中に入って行った。