36 / 36
ナーベ・カルシュの失踪
第35話 ナーベ・カルシュ奪還編
しおりを挟む
「...ふぁ...」と、大きなあくびをしながら体を起こすとそこにはリベルとアインちゃんが気持ちよさそうに寝ていた。
「おはよー。俺より起きるのが遅いなんて珍しいね」と、2人の頭を撫でる。
ナーベは当然...もう起きてるのか。
そうして、二人を置いて部屋を出て朝日を浴びているとマッドさんに話しかけられる。
「おはようございます、ラン様」
「おはよー」
「...私の仲間のウィッドが見当たらないんじゃが、見かけてないじゃろか?」
「ん?いや、知らないけど?」
「...部屋にもトイレにもお風呂にも見当たらなくて...」
「...逃げたとか?今はセバスがいないからセキュリティガバガバなんだよなー」
「...とりあえずもう一度探してみるわい」
そうして、他の執事やメイドも集め総動員で探したものの見つからなかった。
「...逃げたと言っても彼一人では森を抜けるのは無理なはずなんじゃが...。今や逃げる祖国もないわけじゃからな」
「...ナーベは?」
「ん?ナーベ?第一妃の?」
「...あいつも朝から見てないんだが」と、血の気が引いてしまう。
今度はナーベの捜索を行うもやはり見つからないのであった。
「...おいおい、一体どうなってる?」
「ご、ご主人様!これ!」と、ナーベのベッドに置かれた一枚の紙。
【ナーベ・カルシュとウィッド・ルクマナスは預かった。返してほしくば、明日の夜2時に北の森の奥にある小さな小屋に一人で来い。もし来なかったり、仲間を連れてきた場合には即座に二人を殺す】
そんな置き手紙に思わず殺気を発してしまう。
その場にいた全員がピリつき始める。
「...悪い」と呟き、俺はすぐに部屋に戻る。
すると、そんな姿を心配してリベルとアインが部屋にやってくる。
「...本当に一人で行く気?これは罠よ?」
「...罠かどうかは関係ない。助けに行かなきゃいけないのだから行く。それだけだ」
「そ、それなら...私も...」
「手紙に書いてあったろ?1人で来いって言ってる。そんな小細工はできない。それにこの城に侵入できている時点でそこそこの実力者であることは間違いない。起きている時ほどではないが寝ている時もある程度の異変は察知できる。それができない時点で...な。とりあえず、至急セバスに戻ってくるように伝える。他の柱の悪魔達にも協力してもらって...それから...」と、思わず立ちくらみのようにフラフラとしてしまう。
「ちょっと!大丈夫?」と、リベルに支えられる。
「...悪い。自分が情けなくて...。大丈夫だ」
「どうみても大丈夫じゃないでしょ。全く...。大したことは出来ないけど、なんだって協力するから...少しくらい頼りなさいよ」
「...おう」
「私もです!こういう時のために...魔法の練習をしてきたんですから」
「...うん。ありがとな」と、頭を撫でる。
◇
「...すぐに戻ります」と、告げて私は帰国の準備を進める。
「あれ~?サバス様もうお帰りですか~?」
「少し予定が変わりましてね。あとのことは頼みますよ、アモン。それでは、私はここで」
「はい。任せてください」
そうして、荷物をまとめて魔法を使って即座に帰還するのだった。
◇
城についたセバスと俺とマッドさんの3人である一室で会議を始める。
「何があったのですか?」
「俺もまだわかってない。分かってることは二人が拐われたことだけだ」
「...そうですか。しかし、妙ですね」
「妙?」
「えぇ、タイミングについてです。まるで私がいないことを察して...知っていてこのタイミングでさらったように見受けられます。つまりは、その事実を知っていた人間...この城内にスパイがいたと考えるのが自然かと」
「...スパイか。仲間内の騙し合いは争いを生むだけなんだがな」
「...マッドさん。ウィッドさんに怪しい行動は見つけられませんでしたか?」
「ウィッドは仲間を売るようなやつじゃないわい」
「このままでは敵の思う壺だよ。とりあえず、俺が一人で交渉に向かう。それで異論はないな?」
「...危険では?」
「そりゃ承知の上だっての。それでもやらねーといけねぇことってあんだろ。城の警備はマッドさん、セバス、そして動員できる悪魔全員で頼む」
「...かしこまりした」
そうして、部屋を出ていこうとしたところで、怒りと悲しさを合わせた横顔が目に入る。
こうなったラン様は止まらないことは知っている。だからこそ、私は止めない。
しかし、できるだけのご助力はさせていただきます。
「おはよー。俺より起きるのが遅いなんて珍しいね」と、2人の頭を撫でる。
ナーベは当然...もう起きてるのか。
そうして、二人を置いて部屋を出て朝日を浴びているとマッドさんに話しかけられる。
「おはようございます、ラン様」
「おはよー」
「...私の仲間のウィッドが見当たらないんじゃが、見かけてないじゃろか?」
「ん?いや、知らないけど?」
「...部屋にもトイレにもお風呂にも見当たらなくて...」
「...逃げたとか?今はセバスがいないからセキュリティガバガバなんだよなー」
「...とりあえずもう一度探してみるわい」
そうして、他の執事やメイドも集め総動員で探したものの見つからなかった。
「...逃げたと言っても彼一人では森を抜けるのは無理なはずなんじゃが...。今や逃げる祖国もないわけじゃからな」
「...ナーベは?」
「ん?ナーベ?第一妃の?」
「...あいつも朝から見てないんだが」と、血の気が引いてしまう。
今度はナーベの捜索を行うもやはり見つからないのであった。
「...おいおい、一体どうなってる?」
「ご、ご主人様!これ!」と、ナーベのベッドに置かれた一枚の紙。
【ナーベ・カルシュとウィッド・ルクマナスは預かった。返してほしくば、明日の夜2時に北の森の奥にある小さな小屋に一人で来い。もし来なかったり、仲間を連れてきた場合には即座に二人を殺す】
そんな置き手紙に思わず殺気を発してしまう。
その場にいた全員がピリつき始める。
「...悪い」と呟き、俺はすぐに部屋に戻る。
すると、そんな姿を心配してリベルとアインが部屋にやってくる。
「...本当に一人で行く気?これは罠よ?」
「...罠かどうかは関係ない。助けに行かなきゃいけないのだから行く。それだけだ」
「そ、それなら...私も...」
「手紙に書いてあったろ?1人で来いって言ってる。そんな小細工はできない。それにこの城に侵入できている時点でそこそこの実力者であることは間違いない。起きている時ほどではないが寝ている時もある程度の異変は察知できる。それができない時点で...な。とりあえず、至急セバスに戻ってくるように伝える。他の柱の悪魔達にも協力してもらって...それから...」と、思わず立ちくらみのようにフラフラとしてしまう。
「ちょっと!大丈夫?」と、リベルに支えられる。
「...悪い。自分が情けなくて...。大丈夫だ」
「どうみても大丈夫じゃないでしょ。全く...。大したことは出来ないけど、なんだって協力するから...少しくらい頼りなさいよ」
「...おう」
「私もです!こういう時のために...魔法の練習をしてきたんですから」
「...うん。ありがとな」と、頭を撫でる。
◇
「...すぐに戻ります」と、告げて私は帰国の準備を進める。
「あれ~?サバス様もうお帰りですか~?」
「少し予定が変わりましてね。あとのことは頼みますよ、アモン。それでは、私はここで」
「はい。任せてください」
そうして、荷物をまとめて魔法を使って即座に帰還するのだった。
◇
城についたセバスと俺とマッドさんの3人である一室で会議を始める。
「何があったのですか?」
「俺もまだわかってない。分かってることは二人が拐われたことだけだ」
「...そうですか。しかし、妙ですね」
「妙?」
「えぇ、タイミングについてです。まるで私がいないことを察して...知っていてこのタイミングでさらったように見受けられます。つまりは、その事実を知っていた人間...この城内にスパイがいたと考えるのが自然かと」
「...スパイか。仲間内の騙し合いは争いを生むだけなんだがな」
「...マッドさん。ウィッドさんに怪しい行動は見つけられませんでしたか?」
「ウィッドは仲間を売るようなやつじゃないわい」
「このままでは敵の思う壺だよ。とりあえず、俺が一人で交渉に向かう。それで異論はないな?」
「...危険では?」
「そりゃ承知の上だっての。それでもやらねーといけねぇことってあんだろ。城の警備はマッドさん、セバス、そして動員できる悪魔全員で頼む」
「...かしこまりした」
そうして、部屋を出ていこうとしたところで、怒りと悲しさを合わせた横顔が目に入る。
こうなったラン様は止まらないことは知っている。だからこそ、私は止めない。
しかし、できるだけのご助力はさせていただきます。
109
お気に入りに追加
920
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
ゲームのモブに転生したと思ったら、チートスキルガン積みのバグキャラに!? 最強の勇者? 最凶の魔王? こっちは最驚の裸族だ、道を開けろ
阿弥陀乃トンマージ
ファンタジー
どこにでもいる平凡なサラリーマン「俺」は、長年勤めていたブラック企業をある日突然辞めた。
心は晴れやかだ。なんといってもその日は、昔から遊んでいる本格的ファンタジーRPGシリーズの新作、『レジェンドオブインフィニティ』の発売日であるからだ。
「俺」はゲームをプレイしようとするが、急に頭がふらついてゲーミングチェアから転げ落ちてしまう。目覚めた「俺」は驚く。自室の床ではなく、ゲームの世界の砂浜に倒れ込んでいたからである、全裸で。
「俺」のゲームの世界での快進撃が始まる……のだろうか⁉
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
俺は先輩に恋人を寝取られ、心が壊れる寸前。でも……。二人が自分たちの間違いを後で思っても間に合わない。俺は美少女で素敵な同級生と幸せになる。
のんびりとゆっくり
恋愛
俺は島森海定(しまもりうみさだ)。高校一年生。
俺は先輩に恋人を寝取られた。
ラブラブな二人。
小学校六年生から続いた恋が終わり、俺は心が壊れていく。
そして、雪が激しさを増す中、公園のベンチに座り、このまま雪に埋もれてもいいという気持ちになっていると……。
前世の記憶が俺の中に流れ込んできた。
前世でも俺は先輩に恋人を寝取られ、心が壊れる寸前になっていた。
その後、少しずつ立ち直っていき、高校二年生を迎える。
春の始業式の日、俺は素敵な女性に出会った。
俺は彼女のことが好きになる。
しかし、彼女とはつり合わないのでは、という意識が強く、想いを伝えることはできない。
つらくて苦しくて悲しい気持ちが俺の心の中であふれていく。
今世ではこのようなことは繰り返したくない。
今世に意識が戻ってくると、俺は強くそう思った。
既に前世と同じように、恋人を先輩に寝取られてしまっている。
しかし、その後は、前世とは違う人生にしていきたい。
俺はこれからの人生を幸せな人生にするべく、自分磨きを一生懸命行い始めた。
一方で、俺を寝取った先輩と、その相手で俺の恋人だった女性の仲は、少しずつ壊れていく。そして、今世での高校二年生の春の始業式の日、俺は今世でも素敵な女性に出会った。
その女性が好きになった俺は、想いを伝えて恋人どうしになり。結婚して幸せになりたい。
俺の新しい人生が始まろうとしている。
この作品は、「カクヨム」様でも投稿を行っております。
「カクヨム」様では。「俺は先輩に恋人を寝取られて心が壊れる寸前になる。でもその後、素敵な女性と同じクラスになった。間違っていたと、寝取った先輩とその相手が思っても間に合わない。俺は美少女で素敵な同級生と幸せになっていく。」という題名で投稿を行っております。
恋人を寝取られた挙句イジメられ殺された僕はゲームの裏ボス姿で現代に転生して学校生活と復讐を両立する
くじけ
ファンタジー
胸糞な展開は6話分で終わります。
幼い頃に両親が離婚し母子家庭で育った少年|黒羽 真央《くろは まお》は中学3年生の頃に母親が何者かに殺された。
母親の殺された現場には覚醒剤(アイス)と思われる物が発見される。
だがそんな物を家で一度も見た事ない真央は警察にその事を訴えたが信じてもらえず逆に疑いを掛けられ過酷な取調べを受ける。
その後無事に開放されたが住んでいた地域には母親と自分の黒い噂が広まり居られなくなった真央は、親族で唯一繋がりのあった死んだ母親の兄の奥さんである伯母の元に引き取られ転校し中学を卒業。
自分の過去を知らない高校に入り学校でも有名な美少女 |青海万季《おおみまき》と付き合う事になるが、ある日学校で一番人気のあるイケメン |氷川勇樹《ひかわゆうき》と万季が放課後の教室で愛し合っている現場を見てしまう。
その現場を見られた勇樹は真央の根も葉もない悪い噂を流すとその噂を信じたクラスメイト達は真央を毎日壮絶に虐めていく。
虐められる過程で万季と別れた真央はある日学校の帰り道に駅のホームで何者かに突き落とされ真央としての人生を無念のまま終えたはずに見えたが、次に目を覚ました真央は何故か自分のベッドに寝ており外見は別人になっており、その姿は自分が母親に最期に買ってくれたゲームの最強の裏ボスとして登場する容姿端麗な邪神の人間体に瓜二つだった。
またそれと同時に主人公に発現した現実世界ではあり得ない謎の能力『サタナフェクティオ』。
その能力はゲーム内で邪神が扱っていた複数のチートスキルそのものだった。
真央は名前を変え、|明星 亜依羅《みよせ あいら》として表向きは前の人生で送れなかった高校生活を満喫し、裏では邪神の能力を駆使しあらゆる方法で自分を陥れた者達に絶望の復讐していく現代転生物語。
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
寝取られた義妹がグラドルになって俺の所へ帰って来て色々と仕掛けて来るのだが?(♡N≠T⇔R♡)
小鳥遊凛音
恋愛
寝取られた義妹がグラドルになって俺の所へ帰って来て色々と仕掛けて来るのだが?(♡N≠T⇔R♡)
あらすじ
七条鷹矢と七条菜々子は義理の兄妹。
幼少期、七条家に来た母娘は平穏な生活を送っていた。
一方、厳格ある七条家は鷹矢の母親が若くして亡くなった後
勢力を弱め、鷹矢の父親は落ち着きを取り戻すと、
生前、鷹矢の母親が残した意志を汲み取り再婚。
相手は菜々子の母親である。
どちらも子持ちで、年齢が同じ鷹矢と菜々子は仲も良く
自他共に認めていた。
二人が中学生だったある日、菜々子は鷹矢へ告白した。
菜々子は仲の良さが恋心である事を自覚していた。
一方、鷹矢は義理とは言え、妹に告白を受け戸惑いつつも本心は菜々子に
恋心を寄せており無事、付き合う事になった。
両親に悟られない淡い恋の行方・・・
ずっと二人一緒に・・・そう考えていた鷹矢が絶望の淵へと立たされてしまう事態に。
寮生活をする事になった菜々子は、自宅を出ると戻って来ない事を告げる。
高校生になり、別々の道を歩む事となった二人だが心は繋がっていると信じていた。
だが、その後連絡が取れなくなってしまい鷹矢は菜々子が通う学園へ向かった。
しかし、そこで見た光景は・・・
そして、菜々子からメールで一方的に別れを告げられてしまう。
絶望する鷹矢を懸命に慰め続けた幼馴染の莉子が彼女となり順風満帆になったのだが・・・
2年後、鷹矢のクラスに転入生が来た。
グラビアアイドルの一之瀬美亜である。
鷹矢は直ぐに一之瀬美亜が菜々子であると気付いた。
その日以降、菜々子は自宅へ戻り鷹矢に様々な淫らな悪戯を仕掛けて来る様になった。
時には妖しく夜這いを、また学校内でも・・・
菜々子が仕掛ける性的悪戯は留まる事を知らない。
ようやく失恋の傷が癒え、莉子という幼馴染と恋人同士になったはずなのに。
古傷を抉って来る菜々子の振る舞いに鷹矢は再び境地へ・・・
そして彼女はそれだけではなく、淫らな振る舞いや性格といった以前の菜々子からは想像を絶する豹変ぶりを見せた。
菜々子の異変に違和感をだらけの鷹矢、そして周囲にいる信頼出来る人物達の助言や推測・・・
鷹矢自身も菜々子の異変をただ寝取られてしまった事が原因だとは思えず、隠された菜々子の秘密を暴く事を決意する。
変わり果ててしまった菜々子だが、時折見せる切なくも悲しげな様子。
一体どちらが本当の菜々子なのか?
鷹矢は、菜々子の秘密を知る事が出来るのだろうか?
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
一夫多妻というかハーレム系は好きじゃないんだけど、この作品のヒーローは良き 一気読みしました
ありがとうございます!面白いものを提供できるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
主人公が 強くて いいですね 面白いです
ありがとうございます!励みになります!
面白い!1日でここまで読んだ!
ご覧いただいたうえで感想までいただき誠にありがとうございます!
今後とも毎日更新頑張りますので、応援よろしくお願いします!