40 / 46
対立
しおりを挟む
幸之助
「亮介が戻って来る…」
美麗
「以外と、早いわね」
ユミカ
「あんまり情報は掴めなかったんじゃない…」
幸之助
「電話の感じだと少しでも早く伝えたい事があるみたいだったけど…」
美麗
「けど… 良い情報とは限らないって事か…」
幸之助
「まぁ、じきに分かるさ…」
深夜で車がすいてる事もあり電話からあまり待たせずに亮介が会議室に戻って来た。
幸之助
「早かったな…」
亮介
「それより、驚いたよ…神様の角は桜とは目的が違うんだ」
幸之助
「同じ自分なのに考えが違うのか…?」
亮介は、元の世界桜とのやり取りを細かく皆に説明した…桜(元の世界)は、桜(逆転)と彼女達の神様に不信感を抱いている…そして桜(逆転)と向こうの神様は世界を1つにするか人類滅亡を望んでいる…そして、桜(逆転)は何人もの人を殺してると言う事だ。
ユミカ
「さすがに全部は信じられないわ…」
美麗
「それに、桜と神様が通じてるのは厄介ね…」
幸之助
「向こうがそんな状態なら…こっちも登場して貰えないか?」
幸之助が神様を匂わせて亮介に微笑む。
亮介
「そのつもりだ、繋がるかどうか分からない電話をするしかないけど… 今から掛けてみるよ」
神様を呼び出し、スピーカーにしてテーブルに置くとスマホを中心に空間が裂けた。
うわぁ~~!
なんだぁ~!
目の前が真っ暗になると神様の声が響いた。
またせたの!
神様の登場に亮介は、大喜びだが他の皆はその存在を確信してはいたものの、いざ目の当たりにして放心状態だ。
亮介
「待ってましたぁ~!」
神様
「思ったより、事態が進んで来た様じゃな…」
亮介
「そうなんです。 もう神様の力無しではどうにもなんないです」
この状況、この空間に怯えた美麗が亮介に叫んだ。
美麗
「なっ、何なの! ここは何処なの亮介ぇ!!」
ユミカが美麗をバグしてなだめる。
ユミカ
「大丈夫、落ち着いて! 神様は、味方よ…」
幸之助
「別の空間に移されたのか…」
美麗
「ごっ、ごめんなさい…頭では理解してたつもりだったけど…」
幸之助
「美麗が叫ばなきゃ僕が叫んでたよ」
ユミカ
「…そうね、私も泣いてたかも」
亮介
「どうやら、本気で理解してくれたみたいだな」
神様
「本当はもっとワシの存在を把握させてからと思っとったが、お前たちに会うのが予定より、ちょっと早くなったからその分驚いた様じゃな…」
亮介
「そう言う事なの…? こんな真っ暗にして出て来るからじゃないの。おっちょこちょいなんだから」
神様
「ちっ違うよぉ~これはドッキリ! 神様ドッキリが好きなのだぁ~」
幸之助
「あの…そんな事より桜達の話を…」
亮介に今の状況を説明するよう促す幸之助に神様は手を上げて制した。
神様
「状況は分かっとる…どうやらワシの予想より早く症状が進んでいる…」
亮介
「えっ、そんな…」
愕然とする亮介。
幸之助
「亮介、症状が進んでるってどう言う事だ!?」
亮介
「神様おじいちゃんだから、ボケの進行が…」
神様
「誰が痴呆症じゃ!!」
亮介と神様のコミックトークに誰も反応しない…
白い目で見られる亮介と神様。
亮介
「神様、スベってます」
神様
「おどれじゃ! ボケッ!!」
最初、あんなにビビってた美麗が2人のやり取りでいつもの調子を取り戻す。
美麗
「あんた達、いい加減にしないとぶっ飛ばすよ!」
幸之助
「…申し訳ないが神様、話を続けてくれないか」
「亮介が戻って来る…」
美麗
「以外と、早いわね」
ユミカ
「あんまり情報は掴めなかったんじゃない…」
幸之助
「電話の感じだと少しでも早く伝えたい事があるみたいだったけど…」
美麗
「けど… 良い情報とは限らないって事か…」
幸之助
「まぁ、じきに分かるさ…」
深夜で車がすいてる事もあり電話からあまり待たせずに亮介が会議室に戻って来た。
幸之助
「早かったな…」
亮介
「それより、驚いたよ…神様の角は桜とは目的が違うんだ」
幸之助
「同じ自分なのに考えが違うのか…?」
亮介は、元の世界桜とのやり取りを細かく皆に説明した…桜(元の世界)は、桜(逆転)と彼女達の神様に不信感を抱いている…そして桜(逆転)と向こうの神様は世界を1つにするか人類滅亡を望んでいる…そして、桜(逆転)は何人もの人を殺してると言う事だ。
ユミカ
「さすがに全部は信じられないわ…」
美麗
「それに、桜と神様が通じてるのは厄介ね…」
幸之助
「向こうがそんな状態なら…こっちも登場して貰えないか?」
幸之助が神様を匂わせて亮介に微笑む。
亮介
「そのつもりだ、繋がるかどうか分からない電話をするしかないけど… 今から掛けてみるよ」
神様を呼び出し、スピーカーにしてテーブルに置くとスマホを中心に空間が裂けた。
うわぁ~~!
なんだぁ~!
目の前が真っ暗になると神様の声が響いた。
またせたの!
神様の登場に亮介は、大喜びだが他の皆はその存在を確信してはいたものの、いざ目の当たりにして放心状態だ。
亮介
「待ってましたぁ~!」
神様
「思ったより、事態が進んで来た様じゃな…」
亮介
「そうなんです。 もう神様の力無しではどうにもなんないです」
この状況、この空間に怯えた美麗が亮介に叫んだ。
美麗
「なっ、何なの! ここは何処なの亮介ぇ!!」
ユミカが美麗をバグしてなだめる。
ユミカ
「大丈夫、落ち着いて! 神様は、味方よ…」
幸之助
「別の空間に移されたのか…」
美麗
「ごっ、ごめんなさい…頭では理解してたつもりだったけど…」
幸之助
「美麗が叫ばなきゃ僕が叫んでたよ」
ユミカ
「…そうね、私も泣いてたかも」
亮介
「どうやら、本気で理解してくれたみたいだな」
神様
「本当はもっとワシの存在を把握させてからと思っとったが、お前たちに会うのが予定より、ちょっと早くなったからその分驚いた様じゃな…」
亮介
「そう言う事なの…? こんな真っ暗にして出て来るからじゃないの。おっちょこちょいなんだから」
神様
「ちっ違うよぉ~これはドッキリ! 神様ドッキリが好きなのだぁ~」
幸之助
「あの…そんな事より桜達の話を…」
亮介に今の状況を説明するよう促す幸之助に神様は手を上げて制した。
神様
「状況は分かっとる…どうやらワシの予想より早く症状が進んでいる…」
亮介
「えっ、そんな…」
愕然とする亮介。
幸之助
「亮介、症状が進んでるってどう言う事だ!?」
亮介
「神様おじいちゃんだから、ボケの進行が…」
神様
「誰が痴呆症じゃ!!」
亮介と神様のコミックトークに誰も反応しない…
白い目で見られる亮介と神様。
亮介
「神様、スベってます」
神様
「おどれじゃ! ボケッ!!」
最初、あんなにビビってた美麗が2人のやり取りでいつもの調子を取り戻す。
美麗
「あんた達、いい加減にしないとぶっ飛ばすよ!」
幸之助
「…申し訳ないが神様、話を続けてくれないか」
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる