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恋
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たぶん僕は夏希に惚れてしまった。
好きとかいう感覚の上の感情だ…夏希に惚れるまではタイプの子がみんな好きだったが今は夏希が居ればそれでいいと思っている…
ハーレムに憧れてハレンチの限りを尽くして楽しもうと思っていたが、今はもう夏希さえ居ればそれでいい…
King & Prince所属 モデル
神崎 ルナ
ピアニスト
本田 優香里
木曜日 9:00
モデルの神埼ルナとピアニストの本田優香里が今日のサポーターだ。 インターホンの画面を見るとやはりルナの後ろに優香里がいる… 美人の後ろにブス、僕からしたら逆なのだがこれが逆転世界だ、元の世界でもブスは目立たない様に生きている…僕もそうだったオシャレが好きだ嫌いだではなくスタンダードの地味な格好で目立たない様にしていた。でもこの世界でスターの僕はいろいろな物を手に入れた…
名声、金、そして元の世界では諦めていた恋人…しかも簡単に、当然有頂天である。
いつもの通りリビングで2人にサポータールールを説明してサポートを始める。
ルナ
「亮介、今日はインスタから始めようよ」
亮介
「えっ…そう、別にかまわないけど」
ルナ
「昨日は上げて無いけど、今日はたくさん上げようねぇ」
優香里
「確かにインスタの回数が前に比べて少ないから、たまにはいんじゃない」
亮介
「そうか、前の僕は頻繁に上げてたの?」
優香里
「1日に2、3回は上げてたよ」
ルナ
「最初は、あたしからね」
亮介
「最初は3人が良いだろう」
優香里
「私は写真嫌いだから2人でどうぞ」
亮介
「今日のサポーターって感じで上げるから3人だよ」
ルナ
「優香里は目立つと叩かれるから途中にさりげなく挟むほうが無難じゃない」
どうやら僕好みの子は逆転世界のブスだから的になりやすいようだ。
亮介
「そうか… 優香里もその方が良いの」
優香里
「そうして…」
結局、ルナと2人で最初のインスタを上げた。世間の反応はルナでさえ、近すぎだとか彼女面イラつくとか叩かれていた…もし優香里を出してたら炎上したかも知れない。
ルナがスマホを見せて来た。
「これ見て」
画面を覗き込むとスマホの画面全体を“死ね死ね死ね”とひたすら書かれている。
「こわっ!」
「まぁ、これくらいの嫌がらせは予想通りだけど…ホントにあたしが殺されたら亮介どうする」
「そんな事ないから大丈夫だよ」
「そうだけど、もしそうなったらどうするって聞いてるのぉ~」
ルナが無邪気に甘えて来るが、僕はサポーターへの嫌がらせを辞めさせる方法を真剣に考えていた。
「……?!!そうだ! もし僕のサポーターが殺されたら責任とって僕も死ぬって公言すればみんなを守れるかな?」
「もう~だからみんなじゃなくて、あたしぃ!」
「優香里はどお思う?」
優香里
「嫌がらせはみんな亮介のファンだから黙らせられるかもね」
僕は早速ツイッターに投稿して中傷や僻みを黙らせた。その流で2人にバレないように夏希にメールする、夏希と土曜にデートの約束をしていて場所と時間は夏希にお任せで僕は浮かれていた。
昨日からもう夏希に10回以上メールしているが何時にメールしてもすぐ返信が来る。
「誰にメールしてるの?」
ルナが咎めるように言ってきたので慌ててスマホを伏せた。
亮介
「あぁ、プロデューサーの美麗にね…」
ルナ
「へぇ~ プロデューサーに会うのが楽しみだなんてメールしてたの」
… こいつ、いつから見てたんだ気付かなかった…まぁルナなんかどうでもいいか …
亮介
「これは僕のプライベートだルナには関係ない事だろ」
… あたしはサポーターに選ばれた時から亮介の彼女のつもりでいた…なのに、関係無いだなんて …
ルナ
「ひどい言いかたね…ごめん優香里ちょっと外して」
ルナの言葉に何の反論もせず、優香里はそそくさとリビングから出て言った。
「あたしはサポーターとして来たんじゃない… 関係無いって言うなら、今ここで関係を持ちましょうよ」
そう言うとルナは服を脱ぎ出した。
… またこのパターン、ユミカの時と一緒だな…興味ないけど触られたらまたたっちゃうからヤバいな …
僕はルナをすり抜けリビングを出ると優香里を呼んだ。
ゆかりぃ~~! こっち来てぇ~!
好きとかいう感覚の上の感情だ…夏希に惚れるまではタイプの子がみんな好きだったが今は夏希が居ればそれでいいと思っている…
ハーレムに憧れてハレンチの限りを尽くして楽しもうと思っていたが、今はもう夏希さえ居ればそれでいい…
King & Prince所属 モデル
神崎 ルナ
ピアニスト
本田 優香里
木曜日 9:00
モデルの神埼ルナとピアニストの本田優香里が今日のサポーターだ。 インターホンの画面を見るとやはりルナの後ろに優香里がいる… 美人の後ろにブス、僕からしたら逆なのだがこれが逆転世界だ、元の世界でもブスは目立たない様に生きている…僕もそうだったオシャレが好きだ嫌いだではなくスタンダードの地味な格好で目立たない様にしていた。でもこの世界でスターの僕はいろいろな物を手に入れた…
名声、金、そして元の世界では諦めていた恋人…しかも簡単に、当然有頂天である。
いつもの通りリビングで2人にサポータールールを説明してサポートを始める。
ルナ
「亮介、今日はインスタから始めようよ」
亮介
「えっ…そう、別にかまわないけど」
ルナ
「昨日は上げて無いけど、今日はたくさん上げようねぇ」
優香里
「確かにインスタの回数が前に比べて少ないから、たまにはいんじゃない」
亮介
「そうか、前の僕は頻繁に上げてたの?」
優香里
「1日に2、3回は上げてたよ」
ルナ
「最初は、あたしからね」
亮介
「最初は3人が良いだろう」
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ルナ
「優香里は目立つと叩かれるから途中にさりげなく挟むほうが無難じゃない」
どうやら僕好みの子は逆転世界のブスだから的になりやすいようだ。
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「そうか… 優香里もその方が良いの」
優香里
「そうして…」
結局、ルナと2人で最初のインスタを上げた。世間の反応はルナでさえ、近すぎだとか彼女面イラつくとか叩かれていた…もし優香里を出してたら炎上したかも知れない。
ルナがスマホを見せて来た。
「これ見て」
画面を覗き込むとスマホの画面全体を“死ね死ね死ね”とひたすら書かれている。
「こわっ!」
「まぁ、これくらいの嫌がらせは予想通りだけど…ホントにあたしが殺されたら亮介どうする」
「そんな事ないから大丈夫だよ」
「そうだけど、もしそうなったらどうするって聞いてるのぉ~」
ルナが無邪気に甘えて来るが、僕はサポーターへの嫌がらせを辞めさせる方法を真剣に考えていた。
「……?!!そうだ! もし僕のサポーターが殺されたら責任とって僕も死ぬって公言すればみんなを守れるかな?」
「もう~だからみんなじゃなくて、あたしぃ!」
「優香里はどお思う?」
優香里
「嫌がらせはみんな亮介のファンだから黙らせられるかもね」
僕は早速ツイッターに投稿して中傷や僻みを黙らせた。その流で2人にバレないように夏希にメールする、夏希と土曜にデートの約束をしていて場所と時間は夏希にお任せで僕は浮かれていた。
昨日からもう夏希に10回以上メールしているが何時にメールしてもすぐ返信が来る。
「誰にメールしてるの?」
ルナが咎めるように言ってきたので慌ててスマホを伏せた。
亮介
「あぁ、プロデューサーの美麗にね…」
ルナ
「へぇ~ プロデューサーに会うのが楽しみだなんてメールしてたの」
… こいつ、いつから見てたんだ気付かなかった…まぁルナなんかどうでもいいか …
亮介
「これは僕のプライベートだルナには関係ない事だろ」
… あたしはサポーターに選ばれた時から亮介の彼女のつもりでいた…なのに、関係無いだなんて …
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「ひどい言いかたね…ごめん優香里ちょっと外して」
ルナの言葉に何の反論もせず、優香里はそそくさとリビングから出て言った。
「あたしはサポーターとして来たんじゃない… 関係無いって言うなら、今ここで関係を持ちましょうよ」
そう言うとルナは服を脱ぎ出した。
… またこのパターン、ユミカの時と一緒だな…興味ないけど触られたらまたたっちゃうからヤバいな …
僕はルナをすり抜けリビングを出ると優香里を呼んだ。
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