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第五章 二重讃美歌
追い詰め始める美獣二人
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一方、それをみた真奈美は恋に酔いしれていた状態からたちなおる。利己的な恋をしている場合ではない。相手は最強のライバルであり、恋することを放棄して愛を語りだした。それは無償のものであり、本物である。だから、真奈美は自分も恋することをやめて、愛さなければならないのだと自覚した。
「愛しております。巧様!!そんな豚よりももっと激しくずっとです。」
真奈美は追い詰めらて、声を大にしていった。
「ふふふ、真奈美がそういうなんて、理解できないな。」
巧がだますようにつぶやく。巧は懐疑的なのだ。真奈美の提唱する愛の定義についてである。どこまで、利己から離れられるか試そうとしている。
「私は理解しております。巧様が私の愛する所有者です。それ以外は意味がありません。」
真奈美は自分の考えを話す。
「他に名演奏家があらわれたらそっちにいくんでしょ?」
巧はさっき聴いたしつもんをする。
「いえ、いきません。」
真奈美は今度はきっぱりと否定した。
「なんで?」
巧はさらに真奈美の心の奥を覗こうとする。
「これほどの、至高の快楽をあたえてくれるのはご主人様だけです。
それに……」
真奈美は静かに噛みしめるように話す。
「それに?」
巧はきく。
「姉さんには負けたくありません。姉さんを超える愛を巧様に捧げます。」
真奈美の姉を超える愛とは自己の自由を放棄するということだった。
「ふむ。」
巧はうなずいた。
「だめでしょうか?」
真奈美が首をかしげながら甘えるように言う。
「いや、君らしいね。」
そういうと巧は笑いながら、真由美に言う。
本質的には何もかわっていない。ただ、巧が生きている間は他の男に行かないということだ。そんなことはわかっているし、今さら教えてもらう必要もない。ただ、長い付き合いから巧にはこちらのほうが正常な愛情に感じた。つまり、母親の愛情に違和感を抱いているのである。それは、長くなれないものに対しての違和感だった。
「母さん、僕を愛してるんでしょ?」
巧が真由美に話しかける。
「ええ。」
真由美が答えた。
「じゃあ、兄さんの遺影を見ながら、これから、僕とするところを想像して浮気自慰をしてよ。もう、兄さんではしないってみせて。」
巧が冷徹にそう言う。
「そ、そんなこと。」
真由美が逡巡する。
「贖罪するんでしょ。」
巧が二の句をつげないように言う。
「わかりました。」
真由美は仕方ないと受け入れると、自慰をしようとする。
「ちょっとまって、兄さんによくみえるように……」
角度を調節する。真由美の割開いた淫部が遺影に反射される。
「いや……」
目を閉じる真由美。拓也をけがしたような気がしたのだ。
「いやじゃないでしょ?」
巧が優しく問う。
「うれしいでしょ?」
巧にしてはすごく穏やかな誘いだった。
「うれしいです。」
真由美は答える。
「僕は真奈美を可愛がることにするよ。」
そういうと、真奈美の中に指棒をつきたてる。
「ああん、ああん、すごい。すごい!!!」
真奈美が叫び始める。
「拓也、みてる?私、今から、あなたの遺影のみてる前で、自慰します。それも、拓也のことを思ってではなくて、拓也を忘れるためにします。私は、拓也の母であると同時に巧の母でもあります。だから、巧を取り返すために、言うことを聞きます。ご、め、ん、ね」
真由美が懺悔をしながら、淫核をこすっている。
「どうなってるか?教えてやれ?真奈美?」
巧が真由美に聞かすように言う。競争意識をあおるようだ。
「ああ!!!肉壺の上のあたりをこすってて、気持ちいい。」
真奈美は理解しているので高らかに歌う。
「真由美も報告しろ!!!」
巧が指先で表現しながら言葉を放つ。
「はい!!!淫核がとがってて気持ちいいです。」
真由美も理解しているので高らかに言う。
「その淫核は誰のものだ?」
巧は笑っている。
「巧様のものです。」
真由美は真奈美に巧を奪われたくない一心で倒錯した愛の宣言をする。
「もっと報告して見せろ!!」
巧は拓也の遺影を見つめてもう一度、笑う。
「はいっ~~。」
真由美がさらに詳細に語ろうとする。
「お豆ちゃんが、痛いくらいにとがって興奮してます。いつもは拓也にやってもらってたのに、巧にやってほしくて!!お豆ちゃんをいじってます!!!」
真由美はうっとりと微笑みながら、遺影に向かって話す。
「うっくっ!!!巧じゃないでしょ?巧様でしょ!!!」
真奈美は指摘する。
「ああ、そうです!!!あひゃあ!!!」
真由美は軽くいったらしい。不道徳な女である。もはや、拓也の存在はスパイスにしかなってない。
「何が、あひゃ……くひゃあ!!」
今度は、真奈美がいく。もっとも、巧がいかせた。
変な嬌声を上げる姉妹である。
「愛しております。巧様!!そんな豚よりももっと激しくずっとです。」
真奈美は追い詰めらて、声を大にしていった。
「ふふふ、真奈美がそういうなんて、理解できないな。」
巧がだますようにつぶやく。巧は懐疑的なのだ。真奈美の提唱する愛の定義についてである。どこまで、利己から離れられるか試そうとしている。
「私は理解しております。巧様が私の愛する所有者です。それ以外は意味がありません。」
真奈美は自分の考えを話す。
「他に名演奏家があらわれたらそっちにいくんでしょ?」
巧はさっき聴いたしつもんをする。
「いえ、いきません。」
真奈美は今度はきっぱりと否定した。
「なんで?」
巧はさらに真奈美の心の奥を覗こうとする。
「これほどの、至高の快楽をあたえてくれるのはご主人様だけです。
それに……」
真奈美は静かに噛みしめるように話す。
「それに?」
巧はきく。
「姉さんには負けたくありません。姉さんを超える愛を巧様に捧げます。」
真奈美の姉を超える愛とは自己の自由を放棄するということだった。
「ふむ。」
巧はうなずいた。
「だめでしょうか?」
真奈美が首をかしげながら甘えるように言う。
「いや、君らしいね。」
そういうと巧は笑いながら、真由美に言う。
本質的には何もかわっていない。ただ、巧が生きている間は他の男に行かないということだ。そんなことはわかっているし、今さら教えてもらう必要もない。ただ、長い付き合いから巧にはこちらのほうが正常な愛情に感じた。つまり、母親の愛情に違和感を抱いているのである。それは、長くなれないものに対しての違和感だった。
「母さん、僕を愛してるんでしょ?」
巧が真由美に話しかける。
「ええ。」
真由美が答えた。
「じゃあ、兄さんの遺影を見ながら、これから、僕とするところを想像して浮気自慰をしてよ。もう、兄さんではしないってみせて。」
巧が冷徹にそう言う。
「そ、そんなこと。」
真由美が逡巡する。
「贖罪するんでしょ。」
巧が二の句をつげないように言う。
「わかりました。」
真由美は仕方ないと受け入れると、自慰をしようとする。
「ちょっとまって、兄さんによくみえるように……」
角度を調節する。真由美の割開いた淫部が遺影に反射される。
「いや……」
目を閉じる真由美。拓也をけがしたような気がしたのだ。
「いやじゃないでしょ?」
巧が優しく問う。
「うれしいでしょ?」
巧にしてはすごく穏やかな誘いだった。
「うれしいです。」
真由美は答える。
「僕は真奈美を可愛がることにするよ。」
そういうと、真奈美の中に指棒をつきたてる。
「ああん、ああん、すごい。すごい!!!」
真奈美が叫び始める。
「拓也、みてる?私、今から、あなたの遺影のみてる前で、自慰します。それも、拓也のことを思ってではなくて、拓也を忘れるためにします。私は、拓也の母であると同時に巧の母でもあります。だから、巧を取り返すために、言うことを聞きます。ご、め、ん、ね」
真由美が懺悔をしながら、淫核をこすっている。
「どうなってるか?教えてやれ?真奈美?」
巧が真由美に聞かすように言う。競争意識をあおるようだ。
「ああ!!!肉壺の上のあたりをこすってて、気持ちいい。」
真奈美は理解しているので高らかに歌う。
「真由美も報告しろ!!!」
巧が指先で表現しながら言葉を放つ。
「はい!!!淫核がとがってて気持ちいいです。」
真由美も理解しているので高らかに言う。
「その淫核は誰のものだ?」
巧は笑っている。
「巧様のものです。」
真由美は真奈美に巧を奪われたくない一心で倒錯した愛の宣言をする。
「もっと報告して見せろ!!」
巧は拓也の遺影を見つめてもう一度、笑う。
「はいっ~~。」
真由美がさらに詳細に語ろうとする。
「お豆ちゃんが、痛いくらいにとがって興奮してます。いつもは拓也にやってもらってたのに、巧にやってほしくて!!お豆ちゃんをいじってます!!!」
真由美はうっとりと微笑みながら、遺影に向かって話す。
「うっくっ!!!巧じゃないでしょ?巧様でしょ!!!」
真奈美は指摘する。
「ああ、そうです!!!あひゃあ!!!」
真由美は軽くいったらしい。不道徳な女である。もはや、拓也の存在はスパイスにしかなってない。
「何が、あひゃ……くひゃあ!!」
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