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第三章 喪服の母
遺影の前の母の恍惚の自慰
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棺守りを真由美はしている。蝋燭の明かりがゆらゆらゆれると悲しいほどに美しい少年が目をつぶって眠っている。キスをしたら、おとぎの国の話のように「やあ!」といって、今にも起きてきそうだ。だが、拓也はもう二度と起きてこない。それが死んでいるということを真由美はわかっている。そして、明日にはこの亡骸が焼かれて灰になり、姿、形さえも消えていく。それが悲しくて、真由美は亡骸の顔に額をこすりつけた。拓也の亡骸の冷たさが真由美には額を通して伝わってくる。こすりつけても、こすりつけても温かくなるのは真由美の皮膚が接しているところだけで、拓也の体は温もりを発しない。
腐臭はしない。むしろ、拓也の亡骸からは周りをうめる花の匂いがした。「微かに愛した牡の匂いがしないか?」と真由美は額のあたりの生え際の拓也の匂いをかいで見る。(いい匂い……もう、明日以降は二度とかげない匂い……)真由美ょ?拓也?ママのアソコ?拓也の熱くてたぎった肉棒が欲しくて、もうトロトロになってるの……」
真由美は這わせた白い指をクチュリと広げる。ピンク色の火山がたぎっている。女泉は先ほどから、愛蜜をコンコンと湧きあがらせている。
「アソコだけじゃないわよ。乳首もビンビン、拓也がいっぱい揉むから感じるようになって大きくなっちゃったじゃない。もう、どうするの拓也!!!」
真由美は黒い喪服のえりから、さも重たそうに張りだした紡錘形の乳房をまろびだす。白い紡錘形の双丘の上で、乳首が屹立している。それを真由美はさも切なげにいじる。
「乳首だけじゃないわ。肉豆ちゃんが痛いぐらいに勃起して剥けて痛いの!拓也にペロペロなめてほしいの!!!」
拗ねたように真由美は甘えた媚びを浮かべる。拓也は遺影の中で笑ったきり、反応してくれない。それでも、真由美の行為は止まらなかった。真由美は陶酔したように我が子のために愛欲のレクイエムを唄っている。
ひょっとすると、地獄から息子が帰ってくることを望んでこのような痴態にふけっているのかもしれない。
「このおっぱいは拓也のものよ。ねえ、拓也!!ママにいつもそう言ってくれたでしょ?ベッドの中で、いっぱい優しくささやいて、大きく撫でまわしながら、もんでくれたでしょ?」
真由美はかげえりを突き破るようにのる自分のロケットおっぱいを大きく撫でまわす。遺影の拓也の前に、母は添え物をするようにデカメロンを見せつけ続ける。まるで、これが、自分だけの拓也に対するオリジナルの水果だとでもいわんばかりである。
「ママの乳首が勃起するのを見て、よく笑ったあなたは口にふくんで、時々甘噛みをしたり、吸いたてたり、転がしたりしてくれたのよね。ママの乳首をペロペロってしてくれたよね。」
真由美は大きく突き出た自分のお椀型の乳房の先端を器用に口に含んで吸い始める。それは、拓也が自分にしてくれたことを必死に思い出そうとしているようであり、赤子が母を求めているようでもあった。真由美は拓也が死んだことによって自分の中に自分に対する母性を求め、それを発露していた。
「ああ、それから、このママのお豆ちゃんをゆっくりとむいて、丁寧に丁寧にしごいてくれたのよね。このママの肉豆ちゃんを!!!こんな風にあひっ!!!」
真由美の指先が敏感な淫核を剥き出しにしている。丁寧に丁寧にしごいている。それは、拓也の指先を思い出していた。
「そのあと、いつもママにクンニして、ちゅぱちゅぱ吸い上げたり、ぺちゃぺちゃしてくれたのよね。ママ、嬉しかったわ。拓也の舌先がママの淫核に触れるたびに、ママ!震えちゃった。」
真由美の淫唇は壊れた蛇口のように先ほどから愛液を噴き出している。拓也の唾液のように滑りをよくするために真由美は愛液をすくっては、赤い実になすりつける。おそらく、聞けばこの赤い実すらも、拓也への捧げものなのだろう。
「でも、なにより、気持ちよかったのは、拓也。ママのマンコよ。この拓也が生まれてきたマンコが気持ちよかったわ。」
真由美は拓也をさんざんもてなしてきた部分を広げる。白い蜜を垂れ流す真由美は肉筒を大きく指で広げて求める。ぱくぱくと食虫花のように拓也の存在を求めてうごめている。
「拓也の逞しい肉棒がママの中を行き来するたびに、ママは心臓が止まるほどの快感を感じていたの!!堕落していく快感、息子の肉棒が行き来している事実が、それがママを狂わせたの!!!」
うっとりと真由美は見せつけるように指を入れようとする。が、爪の先をいれただけで真由美は小さく尻を快楽に震わせた。拓也のペニスを想像して、軽くいったのだ。
「ねえ、拓也!!!どうして何も答えてくれないの?」
真由美は切なげに遺影の拓也に語りかける。淫欲の子守歌を死んでしまった息子に聞かせている。もう二度と、彼の鼓膜をその音が震わせることはない。
「ママの淫らな顔がもっと見たいから?いいわ、魅せてあげる。ママの本性を見せてあげる。驚かないでね。ふふふ。」
真由美は上気した頬で陶酔したように遺影の拓也をみつめる。真奈美には「しょうがないなー」と息子が優しく微笑んでいるようにうつる。それは、いつも見知っていた拓也の微笑だ。
「こうやってね、実は拓也と関係をもってから、ママは拓也の指を想像しながら、いつも欲求不満の体を慰めてたの。」真奈美は想像しながら、自分の指を拓也の指だと思ってなめしゃぶる。それは赤ん坊がおしゃぶりを一心不乱にするようになめる。あるいは、甘露な飴玉をしゃぶるように指を味わう。
「拓也の指がママの乳房をとおると思ってね、おっぱいをこねくり回してたの。拓也のパパではママはこんな風に感じたことはなかったわ…拓也が開発したのね」
そういうと真奈美は紡錘形にこぼれている純白の丘をもみこむ。吸い付くようなもち肌の乳房がもまれるたびに、整形される。グミキャンディーはひたすらもがれることを待ち望んでいた。もっとも、それももはや叶わない。
「ただ、こねくり回すだけじゃなくって、ママは年だから垂れないように大胸筋を鍛えたわ。だって、拓也にママは捨てられたくなかったから…他の女のように垂れた胸だと愛おしい拓也に飽きられちゃうじゃない。」
重力に逆らうように見事に上下左右に揉みこまれる乳は単に大胸筋を鍛えたから重力に逆らえてるとはいえないだろう。もちろん、重力に逆らえてるのは真由美の不断の拓也に対する女として関心を買いたいという努力のたまものだが、単にそれだけではない。乳腺がつまっているのだ。それが、真奈美の乳房の美しさを支えていた。筋肉と脂肪と乳腺の調和と言えよう。
「知ってたのよ。ママは拓也が大きく張り出たママのおっぱいが大好きだったってこと!!!いつもママの服の上から視姦していたものね。ママにはその視線がたまらなくよかったは!!」
真由美は自分の豊かな白い球体が彼の目線を奪うことに誇らしさとある種の牝としての優越感を感じていた。若い男を惹きつけていられるというのは牝としてなんと甘美で甘いことだろう。その陶酔に胸を震わせていた。
「ふふふ、驚かないでね。ママは毎日拓也のことをもとめて、淫核をいじってしまったの。最初は、自分でも思うけど、包皮をかぶったかわいらしい小さな肉豆ちゃんだったわ。」真由美は思い出したように紅い小粒を緩やかにしごく。情感たっぷりに、扱かれた小粒は拓也の指使いを思い出している。自分の愛するものの指使いを真由美はトレースしている。
「毎日、毎日拓也の指や唇を思っていじってたの。隠れてね。ごめんなさいね。悪いママで、でも毎日、いじってるうちにクリちゃんは少しづつ大きくなって、包皮もずるむけちゃった。あは!」真由美は魅せつけるように遺影の中の拓也に大きくなった肉芽を魅せてつける。真由美は嬉々としておさねをいじり続ける。それが、まるで息子の指だと言わんばかりである。
「ある日拓也は気づいたは、大きくなったねって…ママが嫌なの?って聞くと、うんうん、好きだよといって口に含んでくれたわ。ママはうれしかった。それからね、より一層いじるようになっちゃったのは…だって、大きくなったってことはそれだけママが毎日拓也を思ってしてたって証じゃない。それが嬉しくって…」
真由美は小さかった頃の淫核よりも拓也に抱かれ、拓也を思って自慰をしつづけ大きくなった淫豆を誇らしげに刺激する。それは、真由美と拓也の確かな愛欲の日々の証であり、母とはしては拓也との今のつながりを思い出せた。
「ここも、こんな風になっちゃった。最初は慎ましい貞淑な女のふりをしていたじゃない。それが、拓也とするようになってから、ビラビラが大きくなっちゃったの」
真由美は縦に割れたクレバスをぬちょりと開く。熟れたアケビ色の花層が引き伸ばされる。女の花びらが見事に咲いていた。
「単に大きくなっただけじゃないわ。淫汁をたくさん分泌するようになったの。ぬぐっても、ぬぐっても溢れてくるわ。拓也、見て!ママの女の源泉を…ここからあなたを生み出し、ここにあなたをおさめて、ここで強くあなたをもとめたの…」
たぎり沼が愛液に濡れてたちそぼる。さきほどから、愛のしずくがとめどなく流れて大腿部を濡らす。大腿部を濡らすだけなら、かわいいものだがもはや洪水状態のように出てきて、黒い喪服を濡らしていた。
「肉棒が入ったり出たりすることを想像するだけで達しそうになるわ。ほんとよ。今だってあなたの指使いを想像しながらしてるの。ええ、わかってるわ。あなたはあの世からママをみているのね。」
真由美は遺影の拓也をみながら言う。淫魔に魂をうった女の魂の声をあげる。指使いは一層せわしなくなる。ろうそくのあかりがゆらゆらとゆれている。
「いれてもいいかしら?拓也の指を!!この繊細で逞しい男の指を!!いれてもいいわよね。だめ?じゃあ、第一関節から…」
そういうと、指を少しばかりいれる。食中花が虫をもとめるように真奈美の淫部も指に食らいつく。タコツボと化した真奈美の肉環がきゅっきゅっとしめつける。
「ああ、入った。ああん、拓也の指すごい。ママの中をかき回して、ぬちょぬちょ音を鳴らしているわ。ああ、ママ、切ないわ。拓也、もっと…頂戴。」
そういうと、真由美は指の第二関節までをいれた。ゆっくりといれる自分の指先は拓也のものと比べると細い女の指だった。「拓也の牡の指がほしい。」と真由美は思った。
「そう。そこよ。拓也。ママのその淫部の浅い入り口のところをいつものように擦って!!!ああ、すごいわー!!!拓也。いいの!!!すごくいい!!」
母は称賛の声をあげる。拓也の指が女体の入り口を刺激し続ける。酔ったように真由美は声をあげている。
「拓也の指があったかいわ。まだ、生きてるのね。拓也!!!まだ、ママの中にはいってきてくれるのね。ママ、嬉しいわ!!!拓也と!!生きてくの!!!生きてくの!!!」
真奈美は錯乱していた。妄想上の中の拓也の指と自分の指を重ねることで真奈美は一時の甘い約束を交わしていた。拓也は死んでいない。周りにとっては死んだのかもしれないが自分にとっては死んでいない。そして、「これからもこうして自分は拓也のことを思って体を慰めるのだ」と思っていた。
「ああ!!拓也!!!拓也!!!これは拓也の肉棒なの!!!」
真由美の中の妄想の指はやがて逞しい拓也の牡棒へと変換されていく。真由美は想像上の中で拓也の男根に貫かれていた。もっとも、真由美の頭の中にはそんなことは露ほどもない。
「ずこずこと激しく拓也に動かされちゃう!!!すごい!!気持ちいい。拓也!!!拓也!!!ママ、気持ちいいわ。もっとして!!!」
かつて、愛する息子とそうしたように真由美は膣をしめていた。真由美は肛門をきゅっとしめる。そうすると、膣がうねるように想像上の拓也の牡茎にからみつく。
「拓也の肉棒が好き!!!このペニスが好き!!!ママをたくさんなかして気持ちよくしてくれるから、大好き!!!あはっあはっああ!!」
真由美は引き続き、エイトビートでしめる。小刻みにリズムよくしめる膣は拓也の愛したものだったと、同時にそれは、拓也にそうするように言われた真由美の習慣であり、真由美の親愛の表れだった。
「ああ!!!駄目!!!いけない!!!気持ちいいのに!!!いけない。拓也の肉棒じゃないから、私の指だから気持ちいい女体の最深部に届かないの!!拓也の肉棒なら届くのに!!!ああ!!」
真由美は達そうとするたびに、浅いアクメしか来ないことに気づいていた。それは、拓也が与えてくれるものではないということを意味していた。真由美は錯覚の世界から現実の世界に戻される。肉欲のたしかな感覚が現実の世界へと真由美を戻していた。
「ママはどうしたらのいいの?教えて!!!拓也!!!」
そう真由美はつぶくやく。その声を聞いていたのだろう。
「ずいぶん、楽しいことをしているじゃないか?母さん?」
突然、巧の声が真由美の耳に届く。そして、それがはっきりと悲しい牝の妄想から、真由美は引き戻す引き金になった。
は嬉しそうに何度も何度も鼻孔を膨らませて匂いをかぐ。その匂いに、拓也の匂いと赤いカーネーションの匂いが混じる。
(そういえば、毎年、母の日には赤いカーネーションを贈ってくれた…)拓也の棺の中に溢れんばかりのカーネーションを見つけると真奈美は愛おし気になでる。(私は拓也に愛されていた。とても…)思い出される母の日のカーネーションの数と大きさ。真由美にはとても誇らしく嬉しいものだった。(母としても女としても……)カーネーションの匂いと拓也の匂いとが母としての自分と女としての自分の頭の中を強烈に揺さぶる。(もう、二度と拓也はカーネーションを母の日にくれないのね。)真奈美は拓也からはもらえないという事実を再認識する。
遺影のなかの拓也が太陽のように笑っている。太陽とは反対に温度をうしなった拓也が静かに棺の中に横たわる。冷たく残酷な時間だけが消えていく。不意に、真由美の中の緊張の糸が切れた。真由美は写真にむかって叫んでいた。
「どうしてママをおいていっちゃったの?拓也!!!答えて!!!」
答えてくれるわけがない。遺影なのだ。生きていない。だが、真由美はそんなことはかまわずに叫ぶ。
「ママ、おかしくなりそうよ!!!」
遺影に向かって、真由美は股座を大きく開く。黒い喪服のおくみに手を突っ込んで開く。白い肌襦袢が喪服のつま先からのぞく。
「見て!拓也!ママの肉壺をみて!!!あんなに、拓也がいれて遊んでくれた!!!ママのアソコをみて!!!」
真由美は狂ったように自分の淫裂を広げる。黒い叢と白い大腿部の奥に、ひくついてやまない女性の象徴をかかげる。そこに、真由美は指を這わせる。
「すごいでしょ。」
腐臭はしない。むしろ、拓也の亡骸からは周りをうめる花の匂いがした。「微かに愛した牡の匂いがしないか?」と真由美は額のあたりの生え際の拓也の匂いをかいで見る。(いい匂い……もう、明日以降は二度とかげない匂い……)真由美ょ?拓也?ママのアソコ?拓也の熱くてたぎった肉棒が欲しくて、もうトロトロになってるの……」
真由美は這わせた白い指をクチュリと広げる。ピンク色の火山がたぎっている。女泉は先ほどから、愛蜜をコンコンと湧きあがらせている。
「アソコだけじゃないわよ。乳首もビンビン、拓也がいっぱい揉むから感じるようになって大きくなっちゃったじゃない。もう、どうするの拓也!!!」
真由美は黒い喪服のえりから、さも重たそうに張りだした紡錘形の乳房をまろびだす。白い紡錘形の双丘の上で、乳首が屹立している。それを真由美はさも切なげにいじる。
「乳首だけじゃないわ。肉豆ちゃんが痛いぐらいに勃起して剥けて痛いの!拓也にペロペロなめてほしいの!!!」
拗ねたように真由美は甘えた媚びを浮かべる。拓也は遺影の中で笑ったきり、反応してくれない。それでも、真由美の行為は止まらなかった。真由美は陶酔したように我が子のために愛欲のレクイエムを唄っている。
ひょっとすると、地獄から息子が帰ってくることを望んでこのような痴態にふけっているのかもしれない。
「このおっぱいは拓也のものよ。ねえ、拓也!!ママにいつもそう言ってくれたでしょ?ベッドの中で、いっぱい優しくささやいて、大きく撫でまわしながら、もんでくれたでしょ?」
真由美はかげえりを突き破るようにのる自分のロケットおっぱいを大きく撫でまわす。遺影の拓也の前に、母は添え物をするようにデカメロンを見せつけ続ける。まるで、これが、自分だけの拓也に対するオリジナルの水果だとでもいわんばかりである。
「ママの乳首が勃起するのを見て、よく笑ったあなたは口にふくんで、時々甘噛みをしたり、吸いたてたり、転がしたりしてくれたのよね。ママの乳首をペロペロってしてくれたよね。」
真由美は大きく突き出た自分のお椀型の乳房の先端を器用に口に含んで吸い始める。それは、拓也が自分にしてくれたことを必死に思い出そうとしているようであり、赤子が母を求めているようでもあった。真由美は拓也が死んだことによって自分の中に自分に対する母性を求め、それを発露していた。
「ああ、それから、このママのお豆ちゃんをゆっくりとむいて、丁寧に丁寧にしごいてくれたのよね。このママの肉豆ちゃんを!!!こんな風にあひっ!!!」
真由美の指先が敏感な淫核を剥き出しにしている。丁寧に丁寧にしごいている。それは、拓也の指先を思い出していた。
「そのあと、いつもママにクンニして、ちゅぱちゅぱ吸い上げたり、ぺちゃぺちゃしてくれたのよね。ママ、嬉しかったわ。拓也の舌先がママの淫核に触れるたびに、ママ!震えちゃった。」
真由美の淫唇は壊れた蛇口のように先ほどから愛液を噴き出している。拓也の唾液のように滑りをよくするために真由美は愛液をすくっては、赤い実になすりつける。おそらく、聞けばこの赤い実すらも、拓也への捧げものなのだろう。
「でも、なにより、気持ちよかったのは、拓也。ママのマンコよ。この拓也が生まれてきたマンコが気持ちよかったわ。」
真由美は拓也をさんざんもてなしてきた部分を広げる。白い蜜を垂れ流す真由美は肉筒を大きく指で広げて求める。ぱくぱくと食虫花のように拓也の存在を求めてうごめている。
「拓也の逞しい肉棒がママの中を行き来するたびに、ママは心臓が止まるほどの快感を感じていたの!!堕落していく快感、息子の肉棒が行き来している事実が、それがママを狂わせたの!!!」
うっとりと真由美は見せつけるように指を入れようとする。が、爪の先をいれただけで真由美は小さく尻を快楽に震わせた。拓也のペニスを想像して、軽くいったのだ。
「ねえ、拓也!!!どうして何も答えてくれないの?」
真由美は切なげに遺影の拓也に語りかける。淫欲の子守歌を死んでしまった息子に聞かせている。もう二度と、彼の鼓膜をその音が震わせることはない。
「ママの淫らな顔がもっと見たいから?いいわ、魅せてあげる。ママの本性を見せてあげる。驚かないでね。ふふふ。」
真由美は上気した頬で陶酔したように遺影の拓也をみつめる。真奈美には「しょうがないなー」と息子が優しく微笑んでいるようにうつる。それは、いつも見知っていた拓也の微笑だ。
「こうやってね、実は拓也と関係をもってから、ママは拓也の指を想像しながら、いつも欲求不満の体を慰めてたの。」真奈美は想像しながら、自分の指を拓也の指だと思ってなめしゃぶる。それは赤ん坊がおしゃぶりを一心不乱にするようになめる。あるいは、甘露な飴玉をしゃぶるように指を味わう。
「拓也の指がママの乳房をとおると思ってね、おっぱいをこねくり回してたの。拓也のパパではママはこんな風に感じたことはなかったわ…拓也が開発したのね」
そういうと真奈美は紡錘形にこぼれている純白の丘をもみこむ。吸い付くようなもち肌の乳房がもまれるたびに、整形される。グミキャンディーはひたすらもがれることを待ち望んでいた。もっとも、それももはや叶わない。
「ただ、こねくり回すだけじゃなくって、ママは年だから垂れないように大胸筋を鍛えたわ。だって、拓也にママは捨てられたくなかったから…他の女のように垂れた胸だと愛おしい拓也に飽きられちゃうじゃない。」
重力に逆らうように見事に上下左右に揉みこまれる乳は単に大胸筋を鍛えたから重力に逆らえてるとはいえないだろう。もちろん、重力に逆らえてるのは真由美の不断の拓也に対する女として関心を買いたいという努力のたまものだが、単にそれだけではない。乳腺がつまっているのだ。それが、真奈美の乳房の美しさを支えていた。筋肉と脂肪と乳腺の調和と言えよう。
「知ってたのよ。ママは拓也が大きく張り出たママのおっぱいが大好きだったってこと!!!いつもママの服の上から視姦していたものね。ママにはその視線がたまらなくよかったは!!」
真由美は自分の豊かな白い球体が彼の目線を奪うことに誇らしさとある種の牝としての優越感を感じていた。若い男を惹きつけていられるというのは牝としてなんと甘美で甘いことだろう。その陶酔に胸を震わせていた。
「ふふふ、驚かないでね。ママは毎日拓也のことをもとめて、淫核をいじってしまったの。最初は、自分でも思うけど、包皮をかぶったかわいらしい小さな肉豆ちゃんだったわ。」真由美は思い出したように紅い小粒を緩やかにしごく。情感たっぷりに、扱かれた小粒は拓也の指使いを思い出している。自分の愛するものの指使いを真由美はトレースしている。
「毎日、毎日拓也の指や唇を思っていじってたの。隠れてね。ごめんなさいね。悪いママで、でも毎日、いじってるうちにクリちゃんは少しづつ大きくなって、包皮もずるむけちゃった。あは!」真由美は魅せつけるように遺影の中の拓也に大きくなった肉芽を魅せてつける。真由美は嬉々としておさねをいじり続ける。それが、まるで息子の指だと言わんばかりである。
「ある日拓也は気づいたは、大きくなったねって…ママが嫌なの?って聞くと、うんうん、好きだよといって口に含んでくれたわ。ママはうれしかった。それからね、より一層いじるようになっちゃったのは…だって、大きくなったってことはそれだけママが毎日拓也を思ってしてたって証じゃない。それが嬉しくって…」
真由美は小さかった頃の淫核よりも拓也に抱かれ、拓也を思って自慰をしつづけ大きくなった淫豆を誇らしげに刺激する。それは、真由美と拓也の確かな愛欲の日々の証であり、母とはしては拓也との今のつながりを思い出せた。
「ここも、こんな風になっちゃった。最初は慎ましい貞淑な女のふりをしていたじゃない。それが、拓也とするようになってから、ビラビラが大きくなっちゃったの」
真由美は縦に割れたクレバスをぬちょりと開く。熟れたアケビ色の花層が引き伸ばされる。女の花びらが見事に咲いていた。
「単に大きくなっただけじゃないわ。淫汁をたくさん分泌するようになったの。ぬぐっても、ぬぐっても溢れてくるわ。拓也、見て!ママの女の源泉を…ここからあなたを生み出し、ここにあなたをおさめて、ここで強くあなたをもとめたの…」
たぎり沼が愛液に濡れてたちそぼる。さきほどから、愛のしずくがとめどなく流れて大腿部を濡らす。大腿部を濡らすだけなら、かわいいものだがもはや洪水状態のように出てきて、黒い喪服を濡らしていた。
「肉棒が入ったり出たりすることを想像するだけで達しそうになるわ。ほんとよ。今だってあなたの指使いを想像しながらしてるの。ええ、わかってるわ。あなたはあの世からママをみているのね。」
真由美は遺影の拓也をみながら言う。淫魔に魂をうった女の魂の声をあげる。指使いは一層せわしなくなる。ろうそくのあかりがゆらゆらとゆれている。
「いれてもいいかしら?拓也の指を!!この繊細で逞しい男の指を!!いれてもいいわよね。だめ?じゃあ、第一関節から…」
そういうと、指を少しばかりいれる。食中花が虫をもとめるように真奈美の淫部も指に食らいつく。タコツボと化した真奈美の肉環がきゅっきゅっとしめつける。
「ああ、入った。ああん、拓也の指すごい。ママの中をかき回して、ぬちょぬちょ音を鳴らしているわ。ああ、ママ、切ないわ。拓也、もっと…頂戴。」
そういうと、真由美は指の第二関節までをいれた。ゆっくりといれる自分の指先は拓也のものと比べると細い女の指だった。「拓也の牡の指がほしい。」と真由美は思った。
「そう。そこよ。拓也。ママのその淫部の浅い入り口のところをいつものように擦って!!!ああ、すごいわー!!!拓也。いいの!!!すごくいい!!」
母は称賛の声をあげる。拓也の指が女体の入り口を刺激し続ける。酔ったように真由美は声をあげている。
「拓也の指があったかいわ。まだ、生きてるのね。拓也!!!まだ、ママの中にはいってきてくれるのね。ママ、嬉しいわ!!!拓也と!!生きてくの!!!生きてくの!!!」
真奈美は錯乱していた。妄想上の中の拓也の指と自分の指を重ねることで真奈美は一時の甘い約束を交わしていた。拓也は死んでいない。周りにとっては死んだのかもしれないが自分にとっては死んでいない。そして、「これからもこうして自分は拓也のことを思って体を慰めるのだ」と思っていた。
「ああ!!拓也!!!拓也!!!これは拓也の肉棒なの!!!」
真由美の中の妄想の指はやがて逞しい拓也の牡棒へと変換されていく。真由美は想像上の中で拓也の男根に貫かれていた。もっとも、真由美の頭の中にはそんなことは露ほどもない。
「ずこずこと激しく拓也に動かされちゃう!!!すごい!!気持ちいい。拓也!!!拓也!!!ママ、気持ちいいわ。もっとして!!!」
かつて、愛する息子とそうしたように真由美は膣をしめていた。真由美は肛門をきゅっとしめる。そうすると、膣がうねるように想像上の拓也の牡茎にからみつく。
「拓也の肉棒が好き!!!このペニスが好き!!!ママをたくさんなかして気持ちよくしてくれるから、大好き!!!あはっあはっああ!!」
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「ああ!!!駄目!!!いけない!!!気持ちいいのに!!!いけない。拓也の肉棒じゃないから、私の指だから気持ちいい女体の最深部に届かないの!!拓也の肉棒なら届くのに!!!ああ!!」
真由美は達そうとするたびに、浅いアクメしか来ないことに気づいていた。それは、拓也が与えてくれるものではないということを意味していた。真由美は錯覚の世界から現実の世界に戻される。肉欲のたしかな感覚が現実の世界へと真由美を戻していた。
「ママはどうしたらのいいの?教えて!!!拓也!!!」
そう真由美はつぶくやく。その声を聞いていたのだろう。
「ずいぶん、楽しいことをしているじゃないか?母さん?」
突然、巧の声が真由美の耳に届く。そして、それがはっきりと悲しい牝の妄想から、真由美は引き戻す引き金になった。
は嬉しそうに何度も何度も鼻孔を膨らませて匂いをかぐ。その匂いに、拓也の匂いと赤いカーネーションの匂いが混じる。
(そういえば、毎年、母の日には赤いカーネーションを贈ってくれた…)拓也の棺の中に溢れんばかりのカーネーションを見つけると真奈美は愛おし気になでる。(私は拓也に愛されていた。とても…)思い出される母の日のカーネーションの数と大きさ。真由美にはとても誇らしく嬉しいものだった。(母としても女としても……)カーネーションの匂いと拓也の匂いとが母としての自分と女としての自分の頭の中を強烈に揺さぶる。(もう、二度と拓也はカーネーションを母の日にくれないのね。)真奈美は拓也からはもらえないという事実を再認識する。
遺影のなかの拓也が太陽のように笑っている。太陽とは反対に温度をうしなった拓也が静かに棺の中に横たわる。冷たく残酷な時間だけが消えていく。不意に、真由美の中の緊張の糸が切れた。真由美は写真にむかって叫んでいた。
「どうしてママをおいていっちゃったの?拓也!!!答えて!!!」
答えてくれるわけがない。遺影なのだ。生きていない。だが、真由美はそんなことはかまわずに叫ぶ。
「ママ、おかしくなりそうよ!!!」
遺影に向かって、真由美は股座を大きく開く。黒い喪服のおくみに手を突っ込んで開く。白い肌襦袢が喪服のつま先からのぞく。
「見て!拓也!ママの肉壺をみて!!!あんなに、拓也がいれて遊んでくれた!!!ママのアソコをみて!!!」
真由美は狂ったように自分の淫裂を広げる。黒い叢と白い大腿部の奥に、ひくついてやまない女性の象徴をかかげる。そこに、真由美は指を這わせる。
「すごいでしょ。」
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許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
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社長の奴隷
星野しずく
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