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第一章、双子の兄と実母と……
第一節 明かされた母親の素顔
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「ふふふ、そんなこと言ってあなたのココもこんなになっているじゃない?」と真由美は
細く白く長い魚の様な指で優しく肉剣をさする。細長い指は拓也の顔とは対照的にごつごつとした凶悪に静脈が打つ、淫水のしみ込んだ赤黒い肉棒が腹にプルンと出て張り付く。重力などものともせずに、元気な肉棒は女の秘密をかきわけようと今か今かと待ちわびている。
「実の息子の僕とこんなになるなんて、悪い子だ」そういうと軽く拓也は前髪をかきあげて熱い吐息を真由美のうなじにふきかける。
「ああん……拓也……もっと触って……」と真由美は身をよじりながら応える。薄くあいた扉から実母の痴態をのぞいている男。橘巧はその母の裸体に獣欲をかりたてられていた。
(ああ、母さん。綺麗だ!!!)扉のすきまから血走った眼で巧が母の裸体を見る。
真由美の長い黒髪が白いシーツと反対のコントラストを描く。母の髪からはよく洗い立てのカーネーションの匂いがした。ベッドに横たわる真由美の裸身はどこかの女神のようだった。瞳はどこか大きく人懐っこいことを象徴している。唇は熱い湿り気を帯びて吐息を吐き出す。喉ぼとけが浅く上下する。頬が少し微熱を帯びたように赤い。体の鎖骨がほっそりとカーブを描く。その曲線の先で桜色の頂点が、双乳の丘の上で屹立する。なだらかに下る白い丘の中心にかわいらしい臍が黒い世界と現実をきりわける。両足はなげだされ、長く伸びた細い足首から大腿部にかけてすらりと伸びている。その奥に鎮座する恥丘の上で、淫毛が密林を形成している。
(ああ・・・母さん!!!)巧は生唾を飲み込む。兄である橘拓也が母である橘真由美を抱いているそのことが巧の心の奥をえぐる。
真由美は白いシーツの海を泳ぐマーメイドのように拓也の指による愛撫で身をよじらせる。
「ああ……そう、すごい。すごく気持ちいい……」真由美が夢見心地でつぶやく。拓也のピアノを弾く細い指先は黒鍵を弾くように母の体の黒い茂みをなであげる。下にある愛らしい肉粒はその指先で奏でられるのを心待ちにして勃起している。剥き出しの肉芽は命の芽吹きを感じさせ、真由美は少女のように不安と緊張の面差しをあげ、眉をキュッと少しばかりさげる。
(どうして、兄さんなんだ?どうして?どうして!!!)巧の心は熱くえぐられる。
ただ、丹念に真由美のおでこを拓也の指はなでる。(ああ……拓也……すごい……どうしてこんなにわかるの?)真由美の女の源泉は白い蜜をたらたらと流し始める。微かに耳たぶを噛む拓也。
「淫乱な女だよ。お前は……」耳元で拓也が言葉を真由美の脳の奥に流し込む。
それは真由美の頭の奥で反響する。その言葉は間違いなく愛する男の言葉だった。
いや、ある意味では確かに愛するものの言葉なのだ。二重の意味でこの母はこの男を愛していた。それは母としての愛であり、女としての愛だった。その背徳的な事実が、コンコンと淫部で、愛蜜へと変換される。
「きれいだよ。真由美……だめじゃないか?こんなに濡らしちゃ」そう拓也が甘く耳元で囁く。(綺麗?私……綺麗?)真由美はワインのような言葉に酔っている。それとは正反対に拓也は動く。真由美の熟れた柿の実を拓也の細長い指がその皮から奥に向かって丁寧に剥く。それは、壊れ物をゆっくりと壊すように……
子供の頃に作った砂の城が、海に優しく壊されるように壊れ始めた。
ジュクジュクに熟した女の園は拓也の指を咥えこもうと手ぐすねを引いている。
(あああ……だめ。気持ちいい。)真由美が両腕を拓也の首に回す。クチュリ、愛の突起を拓也がいじる。紅い女芽はピンクに咲き誇っている。優しい美少年の拓也の顔が下がってきてこの世の物とは思えない愛の突起を口に含む。
「ああ……すごい!!!すごい!!!もっと吸って……」と真由美は言った。母は拓也の青年とは思えない逞しい背中をぐっと引き寄せる。両方に開かれた両足のつけねである赤い噴火口が今か今かと震えながら快楽を待ちわびている。ゆっくりと美少年が美しい母の貝の口に舌を這わせる。ザクロの熟した実を食するように、母の淫部を息子の美しい顔が食している。
拓也は母の肉芽を吸い尽くす。丁寧に剥かれた牝芯を、口の奥で転がしながら食する。ジュルジュルジュル
「ああ……すごい!!!拓也、もっと味わって、私を駄目にして……」真由美は千々に乱れる。
シーツのすそをギュッと握りしめて、唇をキュッと噛む母親は初めての恋人のする愛撫を受け入れる童女のようであり、声を押し殺すことに全ての理性を払っていた。
(だめ……声が……声が……)真由美は全ての羞恥心を快楽へと転換して桃色に肌を上気させ始める。体が熱い。まだ、愛撫だけだというのに、何か桃園郷への入り口にたたされてしまっていた。
真由美の頭が緊張と快楽でぼうっとする。何も考えられない。何も考えたくない。ただ、一時の快楽に身をゆだねたかった。それが世間では一般的に禁忌だとしてもかまわない。それで、自分の愛欲が叶うならと理性よりも肉体が、不自由よりも自由が真由美を押し上げた。
「今から、ママを駄目な女に作り変えてあげるね」拓也は静かに逞しい腕で撫でつける。ほつれた髪がはらりと落ちる真由美の顔は母の顔ではなく、どこか恋する美少女の顔だった。
(どうして僕じゃなくて、兄さんなんだ……)巧は母親の普段の表情を思い浮かべていた。どんなに他の女性が嫌がっても母親だけは侮蔑の表情を浮かべなかったはずだ……
そのはずなのだ。だから、今彼の前でさらされている現実は巧には理解しがたいことだった。
愛らしい肉粒の上をピンク色のざらざらした舌がぬめぬめと這う。
クチュクチュ
「はあああ……くぅん……」真由美は淫烈に舌を這わせる実の子の美少年の頭を抱え込む。もう離したくないと両足で拓也を抑え込んだ。
「塩味のママの味だ……おいしい……それに、なんて匂いだろう。ママの匂いだ……」
拓也はそういうと鼻孔いっぱいに真由美の股の付け根の匂いを吸い込む。
「ああ……そんな恥ずかしい部分の匂いを吸い込まないで!!!」
真由美はそういって頭をふりながら、最愛の男が与える最大の羞恥に耐えるように体を軽く痙攣させる。
こんもりとそのグラマラスな体系から、想像できる真由美の双つに連なる砲乳が胸に存在して、その頂点にあるサクランボを拓也は指先でこりこりっともいで収穫する。
「あはん……ひゃっ……うう……あは……」
真由美は下の両足のあいだに身をひそめた野獣を今か今かと待ち焦がれる。
ギリシャのダビデ像のように美しく均整のとれた肉体をさらした息子、拓也が上がってくる。
唇が触れる。何度もふれた唇だったが、その危うさと甘美な味だけは変わらない。
(ああ……もっと……もっと流し込んで、拓也のおいしい唾液をママに頂戴!!!)
真由美は恍惚の表情を浮かべている。
コク、コク、コク、
キスをしながら唾液を拓也は真由美に流し込む。
「ママ、いれていい?思いっきりいれて味わっていい?」
そう拓也は苦しそうな表情を浮かべている。拓也も我慢の限界だった。真由美はトロトロのマグマと化した牝芯の奥から受け入れるための愛蜜がジュワ―と出てくるのを感じた。
「いいわ、拓也。思いっきりいれて、ママをあじわってね」ひまわりのような明るい表情で笑う真由美からはそれが背徳的な行為だとは思われなかった。
「うん……わかった……」拓也はそう優しく言う。
だが、その背徳的な行為に劣状を燃やす者がもう一人いた。扉の影から目を皿のようにして、兄貴の拓也の分身を受けれ入れるように足を広げる実母の様子を見続ける巧。(ああ、どうして母さん、僕じゃないんだ……僕じゃなくて……兄さんなんだ……僕なら僕なら)巧は血走った目の上に、下腹部を熱くしていた。いきり立つ熱芯が痛いほどいきり立っている。
「いくよ……」そういうと拓也は肉棒を突きいれる。
ズブ……
両股の肉渓谷に単独登頂するように、深々と未踏の地を荒らす男の肉棒が存在していた。むき身のその野獣は母の柔らかな肉壁に包まれて、生暖かい感触の中に埋没している。
ヌチュヌチュ
「あっ……もっと……突いて……そのぶっとい鉄芯で!!!私の奥の女のマグマをかきまわして!!!」と、真由美がいう。
「ああ……すごいよ。ママ。ママのマグマはドロドロだよ」と拓也は中の様子を言う。
それは、正常な感触ではなかった。大人の理性で甘えられないという自我と子供のように甘えたいという憐憫との間を揺れ動いているような誘惑を拓也の肉棒に真由美の女の園はしてきた。
「ドロドロなの?拓也?ママの奥地は拓也の肉棒で開拓されて
奥から愛蜜がコンコンとわいて仕方ないの……」
真由美は息も絶え絶えにそういう。
母親をきずかいながら、しかし逞しい青年の一物は規則正しく
挿入を繰り返す。
「ああ……この破廉恥なママを許してね……気持ちよさを我慢できないの……」
真由美は口をきゅっと結んで、息子の腰を両足でホールドする。
母と子供の腰はこれほどないほどにきつく密着していた。
「ああ……いいよ。ママ。すごくいい……綺麗だよ」
拓也が真由美の唇を奪う。
コクコクコク
白い喉ぼとけが真由美が唾液を嚥下しているのがわかる。
巧は覗き込んでいた。自分の心の奥底にある母に対する劣情と兄に対する怒りとコンプレックスを……剥き出しの自分の下半身を思い切り扱きたてながら、兄に対する屈折した復讐心を心に刻む。
「いい。いい。気持ちいい」
真由美の牝汁が肉棒のシャフトの抜き差しをぬるぬると補助する。ベッドが上下に揺れるたびにギシギシと鈍い音がする。それは、息子が少年ではなく男であり、母親を組しているという真実だった。
「ほら……ママ、味わって……大好きな僕だよ」
拓也が言う。
「すごい!!!逞しいわ。きつきつのぎちぎちの肉棒が私の中で暴れている」
真由美がそう言っていると、拓也が上体を起こし、真由美の上半身を引き上げる。
結合部だけがつながって、互いに顔が見える座った状態になる。
「恥ずかしいわ……拓也……」
真由美が頬を赤くする。
「どうして?ママ?愛してるよ?」
拓也が美しい真由美に似た顔で笑う。自分が自分に愛されてるかのような錯覚を起こして、鏡のように向かい合う母と子。拓也の愛しているという言葉は快楽という名の毒薬だった。
「どう?ママ?気持ちいい?乳首が勃起してるけど……」
拓也はそう言いながら、片方は母親の体の後ろへ、もう片方は紡錘形の綺麗な乳房をもてあそぶ。重力にさからってぷりんとした真由美の重い肉球は拓也の手の中でバインバインともてあそばれる。ボールか何かのようにぐにぐにともみしだかれる真由美の純白の丘。もちのようにこねくり回されてはイチゴ大福のイチゴが飛び出たように桜色の頂点で拓也の指のあいだからこぼれる。
「ああ……いじらないで……でも……嬉しい……言葉にできないぐらい嬉しいは……」
真由美が身をよじる。
「そうだね……ママは言葉にできないから体で表現してるね……」
そういうと拓也は下半身を深々と突きいれる。にちゃにちゃと愛蜜の音が肉壺から奏でられる。それは一つの楽器だった。コントラバスの低音を弦で弾くアルコ奏法のように拓也は自由に母親を楽器のように見立てて左右にもピストンする。そして、コントラバスに見立てられた真由美の乳首をピチカート奏法ではじく。そのたびに、母親は母ではない甘い声をもらしてしまう。
「あはん……もう、拓也。ママをからかわないで……だめ、だめ、だめになっちゃうから、もうそれ以上は、いじらないで……」
真由美は腰をくねらせる。安産型に張り出た臀部が豊かな愛蜜をコンコンと沸かしている。それは豊かな女の生命力の象徴であり、二人の子供を産んで育てたとは思えないほど脂がのっている。いや、二人の子供を産んで育てたからこそ、逆に豊かに女性として実っているといえた。その臀部を拓也はまさぐる。尻の奥地に潜む菊座に指が這わされた時に、
真由美は身震いする。それは女としての羞恥心だった。と同時に、そんなところまでも愛されているという事実が真由美を高める。
「ああ、拓也。恥ずかしいは……ママのそんなところをいじらないで……」
真由美はなんとか回避しようとする。
「どうして?ママの体からはいい匂いがするよ」
そういうと拓也は菊座の周りをもみほぐした人差し指を舐めて見せた。
ちゅーちゅー
「ああ……汚いわ……そんなところの指……パパも嘗めたことがないのに……」
真由美の唇に拓也の嘗めた人差し指がねじ込まれる。真由美は一瞬顔を歪めるがそれが愛する男の求めていることなので受け入れる。そうすることが、母ではなくこの男の女であるという証であるかのようにねっとりと熱心に嘗めしゃぶる。
細く白く長い魚の様な指で優しく肉剣をさする。細長い指は拓也の顔とは対照的にごつごつとした凶悪に静脈が打つ、淫水のしみ込んだ赤黒い肉棒が腹にプルンと出て張り付く。重力などものともせずに、元気な肉棒は女の秘密をかきわけようと今か今かと待ちわびている。
「実の息子の僕とこんなになるなんて、悪い子だ」そういうと軽く拓也は前髪をかきあげて熱い吐息を真由美のうなじにふきかける。
「ああん……拓也……もっと触って……」と真由美は身をよじりながら応える。薄くあいた扉から実母の痴態をのぞいている男。橘巧はその母の裸体に獣欲をかりたてられていた。
(ああ、母さん。綺麗だ!!!)扉のすきまから血走った眼で巧が母の裸体を見る。
真由美の長い黒髪が白いシーツと反対のコントラストを描く。母の髪からはよく洗い立てのカーネーションの匂いがした。ベッドに横たわる真由美の裸身はどこかの女神のようだった。瞳はどこか大きく人懐っこいことを象徴している。唇は熱い湿り気を帯びて吐息を吐き出す。喉ぼとけが浅く上下する。頬が少し微熱を帯びたように赤い。体の鎖骨がほっそりとカーブを描く。その曲線の先で桜色の頂点が、双乳の丘の上で屹立する。なだらかに下る白い丘の中心にかわいらしい臍が黒い世界と現実をきりわける。両足はなげだされ、長く伸びた細い足首から大腿部にかけてすらりと伸びている。その奥に鎮座する恥丘の上で、淫毛が密林を形成している。
(ああ・・・母さん!!!)巧は生唾を飲み込む。兄である橘拓也が母である橘真由美を抱いているそのことが巧の心の奥をえぐる。
真由美は白いシーツの海を泳ぐマーメイドのように拓也の指による愛撫で身をよじらせる。
「ああ……そう、すごい。すごく気持ちいい……」真由美が夢見心地でつぶやく。拓也のピアノを弾く細い指先は黒鍵を弾くように母の体の黒い茂みをなであげる。下にある愛らしい肉粒はその指先で奏でられるのを心待ちにして勃起している。剥き出しの肉芽は命の芽吹きを感じさせ、真由美は少女のように不安と緊張の面差しをあげ、眉をキュッと少しばかりさげる。
(どうして、兄さんなんだ?どうして?どうして!!!)巧の心は熱くえぐられる。
ただ、丹念に真由美のおでこを拓也の指はなでる。(ああ……拓也……すごい……どうしてこんなにわかるの?)真由美の女の源泉は白い蜜をたらたらと流し始める。微かに耳たぶを噛む拓也。
「淫乱な女だよ。お前は……」耳元で拓也が言葉を真由美の脳の奥に流し込む。
それは真由美の頭の奥で反響する。その言葉は間違いなく愛する男の言葉だった。
いや、ある意味では確かに愛するものの言葉なのだ。二重の意味でこの母はこの男を愛していた。それは母としての愛であり、女としての愛だった。その背徳的な事実が、コンコンと淫部で、愛蜜へと変換される。
「きれいだよ。真由美……だめじゃないか?こんなに濡らしちゃ」そう拓也が甘く耳元で囁く。(綺麗?私……綺麗?)真由美はワインのような言葉に酔っている。それとは正反対に拓也は動く。真由美の熟れた柿の実を拓也の細長い指がその皮から奥に向かって丁寧に剥く。それは、壊れ物をゆっくりと壊すように……
子供の頃に作った砂の城が、海に優しく壊されるように壊れ始めた。
ジュクジュクに熟した女の園は拓也の指を咥えこもうと手ぐすねを引いている。
(あああ……だめ。気持ちいい。)真由美が両腕を拓也の首に回す。クチュリ、愛の突起を拓也がいじる。紅い女芽はピンクに咲き誇っている。優しい美少年の拓也の顔が下がってきてこの世の物とは思えない愛の突起を口に含む。
「ああ……すごい!!!すごい!!!もっと吸って……」と真由美は言った。母は拓也の青年とは思えない逞しい背中をぐっと引き寄せる。両方に開かれた両足のつけねである赤い噴火口が今か今かと震えながら快楽を待ちわびている。ゆっくりと美少年が美しい母の貝の口に舌を這わせる。ザクロの熟した実を食するように、母の淫部を息子の美しい顔が食している。
拓也は母の肉芽を吸い尽くす。丁寧に剥かれた牝芯を、口の奥で転がしながら食する。ジュルジュルジュル
「ああ……すごい!!!拓也、もっと味わって、私を駄目にして……」真由美は千々に乱れる。
シーツのすそをギュッと握りしめて、唇をキュッと噛む母親は初めての恋人のする愛撫を受け入れる童女のようであり、声を押し殺すことに全ての理性を払っていた。
(だめ……声が……声が……)真由美は全ての羞恥心を快楽へと転換して桃色に肌を上気させ始める。体が熱い。まだ、愛撫だけだというのに、何か桃園郷への入り口にたたされてしまっていた。
真由美の頭が緊張と快楽でぼうっとする。何も考えられない。何も考えたくない。ただ、一時の快楽に身をゆだねたかった。それが世間では一般的に禁忌だとしてもかまわない。それで、自分の愛欲が叶うならと理性よりも肉体が、不自由よりも自由が真由美を押し上げた。
「今から、ママを駄目な女に作り変えてあげるね」拓也は静かに逞しい腕で撫でつける。ほつれた髪がはらりと落ちる真由美の顔は母の顔ではなく、どこか恋する美少女の顔だった。
(どうして僕じゃなくて、兄さんなんだ……)巧は母親の普段の表情を思い浮かべていた。どんなに他の女性が嫌がっても母親だけは侮蔑の表情を浮かべなかったはずだ……
そのはずなのだ。だから、今彼の前でさらされている現実は巧には理解しがたいことだった。
愛らしい肉粒の上をピンク色のざらざらした舌がぬめぬめと這う。
クチュクチュ
「はあああ……くぅん……」真由美は淫烈に舌を這わせる実の子の美少年の頭を抱え込む。もう離したくないと両足で拓也を抑え込んだ。
「塩味のママの味だ……おいしい……それに、なんて匂いだろう。ママの匂いだ……」
拓也はそういうと鼻孔いっぱいに真由美の股の付け根の匂いを吸い込む。
「ああ……そんな恥ずかしい部分の匂いを吸い込まないで!!!」
真由美はそういって頭をふりながら、最愛の男が与える最大の羞恥に耐えるように体を軽く痙攣させる。
こんもりとそのグラマラスな体系から、想像できる真由美の双つに連なる砲乳が胸に存在して、その頂点にあるサクランボを拓也は指先でこりこりっともいで収穫する。
「あはん……ひゃっ……うう……あは……」
真由美は下の両足のあいだに身をひそめた野獣を今か今かと待ち焦がれる。
ギリシャのダビデ像のように美しく均整のとれた肉体をさらした息子、拓也が上がってくる。
唇が触れる。何度もふれた唇だったが、その危うさと甘美な味だけは変わらない。
(ああ……もっと……もっと流し込んで、拓也のおいしい唾液をママに頂戴!!!)
真由美は恍惚の表情を浮かべている。
コク、コク、コク、
キスをしながら唾液を拓也は真由美に流し込む。
「ママ、いれていい?思いっきりいれて味わっていい?」
そう拓也は苦しそうな表情を浮かべている。拓也も我慢の限界だった。真由美はトロトロのマグマと化した牝芯の奥から受け入れるための愛蜜がジュワ―と出てくるのを感じた。
「いいわ、拓也。思いっきりいれて、ママをあじわってね」ひまわりのような明るい表情で笑う真由美からはそれが背徳的な行為だとは思われなかった。
「うん……わかった……」拓也はそう優しく言う。
だが、その背徳的な行為に劣状を燃やす者がもう一人いた。扉の影から目を皿のようにして、兄貴の拓也の分身を受けれ入れるように足を広げる実母の様子を見続ける巧。(ああ、どうして母さん、僕じゃないんだ……僕じゃなくて……兄さんなんだ……僕なら僕なら)巧は血走った目の上に、下腹部を熱くしていた。いきり立つ熱芯が痛いほどいきり立っている。
「いくよ……」そういうと拓也は肉棒を突きいれる。
ズブ……
両股の肉渓谷に単独登頂するように、深々と未踏の地を荒らす男の肉棒が存在していた。むき身のその野獣は母の柔らかな肉壁に包まれて、生暖かい感触の中に埋没している。
ヌチュヌチュ
「あっ……もっと……突いて……そのぶっとい鉄芯で!!!私の奥の女のマグマをかきまわして!!!」と、真由美がいう。
「ああ……すごいよ。ママ。ママのマグマはドロドロだよ」と拓也は中の様子を言う。
それは、正常な感触ではなかった。大人の理性で甘えられないという自我と子供のように甘えたいという憐憫との間を揺れ動いているような誘惑を拓也の肉棒に真由美の女の園はしてきた。
「ドロドロなの?拓也?ママの奥地は拓也の肉棒で開拓されて
奥から愛蜜がコンコンとわいて仕方ないの……」
真由美は息も絶え絶えにそういう。
母親をきずかいながら、しかし逞しい青年の一物は規則正しく
挿入を繰り返す。
「ああ……この破廉恥なママを許してね……気持ちよさを我慢できないの……」
真由美は口をきゅっと結んで、息子の腰を両足でホールドする。
母と子供の腰はこれほどないほどにきつく密着していた。
「ああ……いいよ。ママ。すごくいい……綺麗だよ」
拓也が真由美の唇を奪う。
コクコクコク
白い喉ぼとけが真由美が唾液を嚥下しているのがわかる。
巧は覗き込んでいた。自分の心の奥底にある母に対する劣情と兄に対する怒りとコンプレックスを……剥き出しの自分の下半身を思い切り扱きたてながら、兄に対する屈折した復讐心を心に刻む。
「いい。いい。気持ちいい」
真由美の牝汁が肉棒のシャフトの抜き差しをぬるぬると補助する。ベッドが上下に揺れるたびにギシギシと鈍い音がする。それは、息子が少年ではなく男であり、母親を組しているという真実だった。
「ほら……ママ、味わって……大好きな僕だよ」
拓也が言う。
「すごい!!!逞しいわ。きつきつのぎちぎちの肉棒が私の中で暴れている」
真由美がそう言っていると、拓也が上体を起こし、真由美の上半身を引き上げる。
結合部だけがつながって、互いに顔が見える座った状態になる。
「恥ずかしいわ……拓也……」
真由美が頬を赤くする。
「どうして?ママ?愛してるよ?」
拓也が美しい真由美に似た顔で笑う。自分が自分に愛されてるかのような錯覚を起こして、鏡のように向かい合う母と子。拓也の愛しているという言葉は快楽という名の毒薬だった。
「どう?ママ?気持ちいい?乳首が勃起してるけど……」
拓也はそう言いながら、片方は母親の体の後ろへ、もう片方は紡錘形の綺麗な乳房をもてあそぶ。重力にさからってぷりんとした真由美の重い肉球は拓也の手の中でバインバインともてあそばれる。ボールか何かのようにぐにぐにともみしだかれる真由美の純白の丘。もちのようにこねくり回されてはイチゴ大福のイチゴが飛び出たように桜色の頂点で拓也の指のあいだからこぼれる。
「ああ……いじらないで……でも……嬉しい……言葉にできないぐらい嬉しいは……」
真由美が身をよじる。
「そうだね……ママは言葉にできないから体で表現してるね……」
そういうと拓也は下半身を深々と突きいれる。にちゃにちゃと愛蜜の音が肉壺から奏でられる。それは一つの楽器だった。コントラバスの低音を弦で弾くアルコ奏法のように拓也は自由に母親を楽器のように見立てて左右にもピストンする。そして、コントラバスに見立てられた真由美の乳首をピチカート奏法ではじく。そのたびに、母親は母ではない甘い声をもらしてしまう。
「あはん……もう、拓也。ママをからかわないで……だめ、だめ、だめになっちゃうから、もうそれ以上は、いじらないで……」
真由美は腰をくねらせる。安産型に張り出た臀部が豊かな愛蜜をコンコンと沸かしている。それは豊かな女の生命力の象徴であり、二人の子供を産んで育てたとは思えないほど脂がのっている。いや、二人の子供を産んで育てたからこそ、逆に豊かに女性として実っているといえた。その臀部を拓也はまさぐる。尻の奥地に潜む菊座に指が這わされた時に、
真由美は身震いする。それは女としての羞恥心だった。と同時に、そんなところまでも愛されているという事実が真由美を高める。
「ああ、拓也。恥ずかしいは……ママのそんなところをいじらないで……」
真由美はなんとか回避しようとする。
「どうして?ママの体からはいい匂いがするよ」
そういうと拓也は菊座の周りをもみほぐした人差し指を舐めて見せた。
ちゅーちゅー
「ああ……汚いわ……そんなところの指……パパも嘗めたことがないのに……」
真由美の唇に拓也の嘗めた人差し指がねじ込まれる。真由美は一瞬顔を歪めるがそれが愛する男の求めていることなので受け入れる。そうすることが、母ではなくこの男の女であるという証であるかのようにねっとりと熱心に嘗めしゃぶる。
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