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サンダーランド王国編
森ではなく湿地じゃないかな
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森の中を進む。
思ったより木はまばらだ。なのに葉は生い茂っているから薄暗い。今日は朝から晴天なのに。曇りの夕方くらい暗い。魔物が出る環境ははっきり分からないけど。こんな感じなのかもしれないな。
心情的なものもあるかもしれないけど。思ったように進めてない。濁流で渡りやすい所を探して迷っているような感じだ。・・既に川ではないんだけど。乾いている地面を探すのが難しい。湿地帯に近い感じがする。
膝までびちょびちょだもの。田んぼを歩いているみたい。湿気も多いから不快指数は高いだろうな。汗が気持ち悪い。
気分が滅入りそうになるけど。流れが弱いところを探しながら進む。濁流のお陰なのか倒木が多い。これもなかなか進まない原因にもなっているかも。
・・・これ完全に迷ったかもしれない。脳内マッピングでは限界があったかも。途中途中で目印はつけているから戻れるけど。戻る意味はあまりないけど・・。
戸惑いながらも進む。目の前の景色が少し変わってくる。木がすくなくなり明るくなってきた。・・森の出口は近い。
問題は何処に出るか・・だ。背後の兵達の雰囲気も柔らかくなった気がする。・・この森あんまり気持ち良くないもんな。
注意しつつ出口に向かってじゃぶじゃぶと進む。じゃぶじゃぶというくらい水に浸かっている。・・うん、気分が滅入る。
やっと目の前の視界が広がる。・・・あれ?
これって・・・湖?
目の前には広大な湖に見えるんだけど・・。どういう事?
近くにいた地元の兵を手招きで呼ぶ。
「これは湖だと思うのだけど。森の中にあるのかな?」
「・・いいえ。聞いたことはないです。先に申し上げた通り、この森はレッドリバー河に囲まれています。何かがあって水が流れてたまった可能性はあるかもしれません」
「そうだよね・・湖と表現するには少し変かもね」
ボク達は激しい水の流れを辿って渡れそうな地点を探して遡ってきた。結局見つからず、この湖に出たのだけど・・・。
う~ん、湖ではないのかもしれない。
なぜかというと・・湖の中から木が飛び出ている。それも結構な数だ。
・・もしかして大きな水たまりになっているのか?・・どうしてこうなった?
「次期様!あれを見てください」
護衛の騎士が何かを見つけたようで指さしている。その方向を見ると・・・何か構造物のようなモノがある。結構大きいな。
破壊されたようにぐちゃぐちゃになっている。そこから激しく水が溢れて流れているようだ。
・・・これって。
遠くに眼を凝らす。
もしかしたら・・・。
「あの向こうにも何か建物みたいなモノがある。どうみても自然にできたものじゃ無い感じがする」
全員の視線がボクが指した方向に集中する。
そして皆口々に言いだす。あれやこれやと・・。
目が良い兵士がいた。その兵士が見る所だと建物ではなさそうだと。適当な作りで石や板を載せているようにしか見えないという。
・・これって・・・。
カゾーリア王国は相当準備を整えて今回の戦いに臨んでいたようだ。今日の不審な事象は全てカゾーリア王国の策略の可能性が高い。水を流して隘路を川にしたのも戦略に入っているんだ。
できるかどうかは別として・・。結果できているようだから・・できているんだろうけど。
カゾーリア王国は・・レッドリバー河上流で水をせき止める地点を探し当てたんだ。
そしてダムを作って塞き止める事に成功した。水をためて森にまで溢れさせる。そのための大きなため池を作ったんだ。
ここからは予想だけど元々この森はレッドリバー河の支流が流れてたのでは。それが今の隘路まで流れていたのでは無いかと思う。
いつしか上流から流れてきた土砂が堆積して川の流れが止まったんじゃないのかと。
思えば森の中の道は川が流れていたんじゃないかと思うような起伏が多かった。余計に歩くのがしんどかった。
おそらく目の前で破壊されているモノが森へ水を流れるのを止める堰となっていたんじゃないかと思う。
戦闘が始まり、いい頃合いで堰を破壊して大量の水を森に流す。その流れは森を破壊しながら隘路まで流れ出る。元の川だった隘路に当然のように水が流れていった。領都への道を遮断する目的だ。
溜まっている水はまだ十分にあるように見える。簡単には水は引かないだろう。もしかしたら数日は止まらないんじゃないか・・・。
それに、このダムにはもう一つの目的があったんだ。今朝の進軍時にカゾーリア王国軍がレッドリバー河を徒歩で渡れたのはこのダムを使ったんだ。
ダムは完全に水を堰き止めていなかった。地道にここに水を溜めていたんだ。
戦闘開始前に下流への水を殆ど流れないよう止めたんだ。
流量が減ったレッドリバー河は水位が減っていった。今朝の異常な水量の減少はこのダムに原因があったんだ。
渡河地点の水を減らし、退却路を水で遮断する。
これだけでも一石二鳥の効果だ。
この水を貯めるだけでも相当な時間がかかるだろう。工事だってそれなりに時間がかかるだろうし。少なくてもカゾーリア王国にはダムを作る技術があると認識せざるを得ない。
イノシシのように猪突するだけの軍だと説明を受けたのだけど・・・。完全に違うだろ。
色々疑問に思っている点が符号してくる。
城塞が既に戦闘状態になった事もなんらかの計略が実行されたのではないかと思う。
他にも解消できない疑問もある。だけどその前に目の前をどうするかだ。
どうする?
どう行動する?
隘路のへ流入する水はいずれ引くと考えていたけど。目の前の現状を見るに退路は無いと判断した方が良い。
・・・進むしかない。
まずは破壊されている目の前の堰を修繕する。これ以上の森への流入を止めないと。
「全員聞いて!この湖はカゾーリア王国軍が作ったんだよ。詳しくは説明する時間はないから省略する。まずは目の前にある壊れた構造物を修繕だ。森への水を止めるんだ!そうすれば隘路への水の流れは止まる!退路が確保できるぞ」
全員がざわつく。ボクの言っていることが理解できないのだろう。この世界・・・少なくてもサンダーランド王国には水を制御する治水の考えは無い。前の家の領地でも水を得るには苦労したもの。そういう知識はないのだ。
だから目の前の現象が理解できないのだろうと思う。
「ボクを信じてくれ!味方を救うために有効な行動だ!ボクらしかできない事だ!いくぞ!」
壊れた堰に向かってボクは走る。もう馬は森で放してきた。ぬかるみに足を取られながら走る。護衛の騎士に叱咤された戸惑っている兵達もついてくる。中には気合の入った声も聞こえる。
どうにか苦戦して進み壊れた堰の前に辿りつく。
壊れた堰は修復は難しそうだ。大きく破壊されている箇所に何かを放り込んで堰を作るしかないか。幸い倒木や石もある。
ダムにいくための道を作るためにも堰を作る。
ボクは兵に指示をする。近くの倒木を壊れた個所に投入して森へ流れる水を少しでも止めるようにと。
指示内容が理解できた兵は動き出し倒木を集め始める。だけど加工する道具を全く持っていないから倒木を運ぶだけでも大変だ。大剣では斧にならないもの。
それでもどうにかして倒木を放り込んで堰のようなものを作り始める。
やれば案外なんとなるもんだと思った矢先に事が起こった。
兵の悲鳴が聞こえる。修復している堰の方に目を向けると何者かがいた。それは変な動きをして兵に襲い掛かる。それがわらわらと湧いてくる。
それを見た兵は恐怖のためか動きが止まる。
・・ボクも驚く。
・・・それは骨だけで動いている。
人型であったりなんらかの動物型だったり。
・・それはこの世界にあろうはずも無いと思っているモノだった。
アンデット・・・スケルトンだ。
なんでこんなモノがいるんだ?
それは不規則な動きで近くにいる兵に襲い掛かってきた。
思ったより木はまばらだ。なのに葉は生い茂っているから薄暗い。今日は朝から晴天なのに。曇りの夕方くらい暗い。魔物が出る環境ははっきり分からないけど。こんな感じなのかもしれないな。
心情的なものもあるかもしれないけど。思ったように進めてない。濁流で渡りやすい所を探して迷っているような感じだ。・・既に川ではないんだけど。乾いている地面を探すのが難しい。湿地帯に近い感じがする。
膝までびちょびちょだもの。田んぼを歩いているみたい。湿気も多いから不快指数は高いだろうな。汗が気持ち悪い。
気分が滅入りそうになるけど。流れが弱いところを探しながら進む。濁流のお陰なのか倒木が多い。これもなかなか進まない原因にもなっているかも。
・・・これ完全に迷ったかもしれない。脳内マッピングでは限界があったかも。途中途中で目印はつけているから戻れるけど。戻る意味はあまりないけど・・。
戸惑いながらも進む。目の前の景色が少し変わってくる。木がすくなくなり明るくなってきた。・・森の出口は近い。
問題は何処に出るか・・だ。背後の兵達の雰囲気も柔らかくなった気がする。・・この森あんまり気持ち良くないもんな。
注意しつつ出口に向かってじゃぶじゃぶと進む。じゃぶじゃぶというくらい水に浸かっている。・・うん、気分が滅入る。
やっと目の前の視界が広がる。・・・あれ?
これって・・・湖?
目の前には広大な湖に見えるんだけど・・。どういう事?
近くにいた地元の兵を手招きで呼ぶ。
「これは湖だと思うのだけど。森の中にあるのかな?」
「・・いいえ。聞いたことはないです。先に申し上げた通り、この森はレッドリバー河に囲まれています。何かがあって水が流れてたまった可能性はあるかもしれません」
「そうだよね・・湖と表現するには少し変かもね」
ボク達は激しい水の流れを辿って渡れそうな地点を探して遡ってきた。結局見つからず、この湖に出たのだけど・・・。
う~ん、湖ではないのかもしれない。
なぜかというと・・湖の中から木が飛び出ている。それも結構な数だ。
・・もしかして大きな水たまりになっているのか?・・どうしてこうなった?
「次期様!あれを見てください」
護衛の騎士が何かを見つけたようで指さしている。その方向を見ると・・・何か構造物のようなモノがある。結構大きいな。
破壊されたようにぐちゃぐちゃになっている。そこから激しく水が溢れて流れているようだ。
・・・これって。
遠くに眼を凝らす。
もしかしたら・・・。
「あの向こうにも何か建物みたいなモノがある。どうみても自然にできたものじゃ無い感じがする」
全員の視線がボクが指した方向に集中する。
そして皆口々に言いだす。あれやこれやと・・。
目が良い兵士がいた。その兵士が見る所だと建物ではなさそうだと。適当な作りで石や板を載せているようにしか見えないという。
・・これって・・・。
カゾーリア王国は相当準備を整えて今回の戦いに臨んでいたようだ。今日の不審な事象は全てカゾーリア王国の策略の可能性が高い。水を流して隘路を川にしたのも戦略に入っているんだ。
できるかどうかは別として・・。結果できているようだから・・できているんだろうけど。
カゾーリア王国は・・レッドリバー河上流で水をせき止める地点を探し当てたんだ。
そしてダムを作って塞き止める事に成功した。水をためて森にまで溢れさせる。そのための大きなため池を作ったんだ。
ここからは予想だけど元々この森はレッドリバー河の支流が流れてたのでは。それが今の隘路まで流れていたのでは無いかと思う。
いつしか上流から流れてきた土砂が堆積して川の流れが止まったんじゃないのかと。
思えば森の中の道は川が流れていたんじゃないかと思うような起伏が多かった。余計に歩くのがしんどかった。
おそらく目の前で破壊されているモノが森へ水を流れるのを止める堰となっていたんじゃないかと思う。
戦闘が始まり、いい頃合いで堰を破壊して大量の水を森に流す。その流れは森を破壊しながら隘路まで流れ出る。元の川だった隘路に当然のように水が流れていった。領都への道を遮断する目的だ。
溜まっている水はまだ十分にあるように見える。簡単には水は引かないだろう。もしかしたら数日は止まらないんじゃないか・・・。
それに、このダムにはもう一つの目的があったんだ。今朝の進軍時にカゾーリア王国軍がレッドリバー河を徒歩で渡れたのはこのダムを使ったんだ。
ダムは完全に水を堰き止めていなかった。地道にここに水を溜めていたんだ。
戦闘開始前に下流への水を殆ど流れないよう止めたんだ。
流量が減ったレッドリバー河は水位が減っていった。今朝の異常な水量の減少はこのダムに原因があったんだ。
渡河地点の水を減らし、退却路を水で遮断する。
これだけでも一石二鳥の効果だ。
この水を貯めるだけでも相当な時間がかかるだろう。工事だってそれなりに時間がかかるだろうし。少なくてもカゾーリア王国にはダムを作る技術があると認識せざるを得ない。
イノシシのように猪突するだけの軍だと説明を受けたのだけど・・・。完全に違うだろ。
色々疑問に思っている点が符号してくる。
城塞が既に戦闘状態になった事もなんらかの計略が実行されたのではないかと思う。
他にも解消できない疑問もある。だけどその前に目の前をどうするかだ。
どうする?
どう行動する?
隘路のへ流入する水はいずれ引くと考えていたけど。目の前の現状を見るに退路は無いと判断した方が良い。
・・・進むしかない。
まずは破壊されている目の前の堰を修繕する。これ以上の森への流入を止めないと。
「全員聞いて!この湖はカゾーリア王国軍が作ったんだよ。詳しくは説明する時間はないから省略する。まずは目の前にある壊れた構造物を修繕だ。森への水を止めるんだ!そうすれば隘路への水の流れは止まる!退路が確保できるぞ」
全員がざわつく。ボクの言っていることが理解できないのだろう。この世界・・・少なくてもサンダーランド王国には水を制御する治水の考えは無い。前の家の領地でも水を得るには苦労したもの。そういう知識はないのだ。
だから目の前の現象が理解できないのだろうと思う。
「ボクを信じてくれ!味方を救うために有効な行動だ!ボクらしかできない事だ!いくぞ!」
壊れた堰に向かってボクは走る。もう馬は森で放してきた。ぬかるみに足を取られながら走る。護衛の騎士に叱咤された戸惑っている兵達もついてくる。中には気合の入った声も聞こえる。
どうにか苦戦して進み壊れた堰の前に辿りつく。
壊れた堰は修復は難しそうだ。大きく破壊されている箇所に何かを放り込んで堰を作るしかないか。幸い倒木や石もある。
ダムにいくための道を作るためにも堰を作る。
ボクは兵に指示をする。近くの倒木を壊れた個所に投入して森へ流れる水を少しでも止めるようにと。
指示内容が理解できた兵は動き出し倒木を集め始める。だけど加工する道具を全く持っていないから倒木を運ぶだけでも大変だ。大剣では斧にならないもの。
それでもどうにかして倒木を放り込んで堰のようなものを作り始める。
やれば案外なんとなるもんだと思った矢先に事が起こった。
兵の悲鳴が聞こえる。修復している堰の方に目を向けると何者かがいた。それは変な動きをして兵に襲い掛かる。それがわらわらと湧いてくる。
それを見た兵は恐怖のためか動きが止まる。
・・ボクも驚く。
・・・それは骨だけで動いている。
人型であったりなんらかの動物型だったり。
・・それはこの世界にあろうはずも無いと思っているモノだった。
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