メガネじゃ見えないものもある
職場の後輩をデートに誘うも前日になり突然キャンセルされたメガネ男子。たまの休日だというのに予定がすっかりなくなってしまった男は、行きつけの居酒屋に行き誰に聞かれるわけでもなくフラれ話を語りだした……。
とある男の供養話。
とある男の供養話。
あなたにおすすめの小説
僕が彼女に執着心を持った時
白河 てまり
恋愛
道端で倒れてしまった僕を助けてくれた優しい女性に僕が恋に落ちた時、彼女は僕が勤める高校の生徒だと知る。
離れようと伝えると、彼女は「先生と生徒としてでもいいから、そばにいたいです。」と、僕が受け持つ美術部に入部してきてくれた。
再び距離が縮まり始める2人。
前半は先生目線、後半は社会人になったヒロイン視点で書かれてます。
眼鏡越しのあなたと私
御子柴 流歌
恋愛
暮れなずむ空、教室。
イイ雰囲気、のはず。
――「カワイイなぁ、って思って」
そんなことを言う彼の視線は、やっぱりちょっとメガネに行ってる。
これは生粋のメガネ女子と生粋のメガネフェチによる、夕暮れ時のひとコマ。
うちのおじさんはロリコン。
槙璃人
恋愛
主人公の叔父さん(34)がヲタク独身でロリコンな理由を調べるちょっぴりHで、笑ったり泣いたりの物語。
※タイトルは仮タイトルです。
《登場人物》
桧山理(ひやまさとり)
高校二年生。
いい歳した叔父さんがロリコンな理由を知りたくて家に居候している。雨彦を雨くんと呼んでいる。
冴嵜雨彦(さえざきあまひこ)
34歳のエリートサラリーマン。
社内では仕事が出来てかっこいいと評判だが実はヲタクでロリコン。メガネが似合いすぎてエロい。
しゃぼん玉。
かのん
青春
おばあちゃんのかるた教室で知り合った男性の孫と
無理やりお見合いをさせられた!
見た目はイケメンでいいかなと思っていたら
なんと学校の教師だった!
しかも学校での先生のあだ名は・・・?
お互い学校では知られたくない『秘密』があって――
先生に気持ちを伝たえたい
だけど伝えたらこの関係は壊れそうで…
しゃぼん玉のように気持ちを届けたら
壊れてしまえばいいのに――
和歌浦グラフィティ
真夜中
青春
レーズンの家の近くには二軒の本屋がある。雑誌を読むにはもっぱら大浦街道に面した大きい方を利用することにしている。倉庫のような白い建物にそれを照らすライティング設置用の黄色い鉄骨、看板には赤く大きな文字でBooKとある。その中にあったアイスクリームを主に売るテナントはオープンして三年程で消えた。レーズン達はよくそこで水風船を買いアイスクリームを頬張った。そこで覚えたラム・レーズンの味は最高。僕のニックネームはレーズンに決まった。 これから何度と淡い春が来て、その度にまた厳しい冬を乗り越えようとも、もう、あの頃と同じ情熱を感じることはないのかもしれない。僕は決して誠実な人間ではないけれど、あの時代に感じていたすべてを忘れることはないだろう。目一杯満喫したから二度と振り返らないなんて言わないし、サヨナラの手を振るつもりもない。あの頃からいろいろと吸うものは変わったけど、カクテルグラスに刺さった安いストローや、濃度の高い煙に巻かれながら、僕らは、この胸、深いところと共謀し、センチメンタルという一生懸命に甘くて、精一杯に酸っぱく苦しいドロップを互いの口に放り込む計画を立てている。かつて、僕のことをレーズンと呼んだあの悪ガキ達の残像が摺り寄って来ては、僕の横腹を突つきニヤっとささやくと、今、僕の横に掛けているのはあの頃とちっとも変わらないチャーミングな女の子。
それは、たった一度の魔法で、僕らはそれを初恋と呼んだ。
からっぽ
明石家秀夫
青春
普通の人って、どんな人だろう。
障がい者じゃない人?
常識がある人?
何をもって、普通というのだろう。
これは、ちょっと変わった男の子が、普通の中学校で、普通の日常を送るだけの物語。
7割実話、3割フィクション。
「事実は小説よりも奇なり」
小説家になろう、カクムヨでも公開中!