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15.甘やかしと言う名のお仕置き*
日織のやる気スイッチ
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ズボンの前をくつろげるのでさえ四苦八苦だった日織だ。
その可愛い彼女が、自分のあんなところを咥えるだなんて……。
修太郎は考えただけで、無理でしょう!と思ってしまった。
そもそも、日織の小さな身体が自分の開いた足と足の間にちょこんと座っていて、あまつさえ股間をじっと見つめていることにですら修太郎は違和感を覚えまくりなのだ。
「無理なんてしてませんよーだっ!」
なのに日織は悪戯っ子みたいにベーッと舌を出して見せると、日頃は使わないような口調でおどけてから修太郎のソコにチョンッと触れてきて。
「あっ」
修太郎はその不意打ちに思わず小さく吐息を漏らしてしまった。
だが、どうやらそれがいけなかったらしい。
「ひゃわわっ。今の声、すっごくすっごくセクシーで素敵だったのですっ。もっともっとお聞きしたいのですっ!」
日織の〝やる気スイッチ〟を押してしまったみたいだ。
***
「あ、あのっ、日織さんっ。やっぱりそれは……っ」
日織の華奢な指先が、修太郎のズボンの前立てをくつろげると、その下にはいた下着のウエスト部分に掛かる。
ゆっくりと――恐らく修太郎が痛くないように配慮しながら、それがずり下げられて。
まだ何もされていないのに期待してしまっているのがバレバレなほど固く勃ち上がってしまっている修太郎の分身が顔を出した。
だけどすぐさまウエストのゴムにギュッと首根っこを押さえられてしまって、修太郎はその刺激に眉根を寄せる。
「ひゃっ。ごっ、ごめんなさいっ。しゅ、修太郎さん、あのっ、大変ワガママな申し出なのですが……少しお尻を浮かせていただけますか?」
うんしょっ!と一生懸命修太郎のパンツのゴムを引っ張ってはみたものの、ズボンが邪魔をしてうまく下着が下ろせなかったみたいだ。
一方修太郎としても、日織が力尽きるたびに今みたいにパンツのゴムで息子の首を締め付けられては敵わない。
修太郎は、「だから、無理なさらなくてもいいんですよ?」と言いながらも、日織の求めに応じて素直に腰を浮かせてやると、ついでにズボンも脱いで足下に落とした。
さすがに下着まで一緒に下ろすのは、「無理しないでください」とか言いながら、如何にも「していただきたいです」と言葉裏腹に期待しまくっているみたいで憚られたからやめておいた。
(いやっ、僕は本気でやめていただきたいんですけどね⁉︎)
何て心の中で言い訳をしている時点で怪しいものだと自分でも分かっている。
そんな修太郎の、繊細に揺れる男心なんてお構いなし。
「し、失礼しますっ!」
日織は律儀にそんな声をかけると、再度修太郎の下着に手を掛けた。
そうして今度こそグイッとそれをズリ下げて――。
あまりに顔を近付け過ぎていたからだろう。
「ひゃっ!」
途端、プルンッと勢いよく飛び出してきた修太郎の〝修太郎〟にデコピンをされてしまった。
ギュッと目を閉じて額を押さえる日織を見て、修太郎はとってもとっても申し訳ない気持ちになる。
「す、すみませんっ。大丈夫ですかっ?」
その可愛い彼女が、自分のあんなところを咥えるだなんて……。
修太郎は考えただけで、無理でしょう!と思ってしまった。
そもそも、日織の小さな身体が自分の開いた足と足の間にちょこんと座っていて、あまつさえ股間をじっと見つめていることにですら修太郎は違和感を覚えまくりなのだ。
「無理なんてしてませんよーだっ!」
なのに日織は悪戯っ子みたいにベーッと舌を出して見せると、日頃は使わないような口調でおどけてから修太郎のソコにチョンッと触れてきて。
「あっ」
修太郎はその不意打ちに思わず小さく吐息を漏らしてしまった。
だが、どうやらそれがいけなかったらしい。
「ひゃわわっ。今の声、すっごくすっごくセクシーで素敵だったのですっ。もっともっとお聞きしたいのですっ!」
日織の〝やる気スイッチ〟を押してしまったみたいだ。
***
「あ、あのっ、日織さんっ。やっぱりそれは……っ」
日織の華奢な指先が、修太郎のズボンの前立てをくつろげると、その下にはいた下着のウエスト部分に掛かる。
ゆっくりと――恐らく修太郎が痛くないように配慮しながら、それがずり下げられて。
まだ何もされていないのに期待してしまっているのがバレバレなほど固く勃ち上がってしまっている修太郎の分身が顔を出した。
だけどすぐさまウエストのゴムにギュッと首根っこを押さえられてしまって、修太郎はその刺激に眉根を寄せる。
「ひゃっ。ごっ、ごめんなさいっ。しゅ、修太郎さん、あのっ、大変ワガママな申し出なのですが……少しお尻を浮かせていただけますか?」
うんしょっ!と一生懸命修太郎のパンツのゴムを引っ張ってはみたものの、ズボンが邪魔をしてうまく下着が下ろせなかったみたいだ。
一方修太郎としても、日織が力尽きるたびに今みたいにパンツのゴムで息子の首を締め付けられては敵わない。
修太郎は、「だから、無理なさらなくてもいいんですよ?」と言いながらも、日織の求めに応じて素直に腰を浮かせてやると、ついでにズボンも脱いで足下に落とした。
さすがに下着まで一緒に下ろすのは、「無理しないでください」とか言いながら、如何にも「していただきたいです」と言葉裏腹に期待しまくっているみたいで憚られたからやめておいた。
(いやっ、僕は本気でやめていただきたいんですけどね⁉︎)
何て心の中で言い訳をしている時点で怪しいものだと自分でも分かっている。
そんな修太郎の、繊細に揺れる男心なんてお構いなし。
「し、失礼しますっ!」
日織は律儀にそんな声をかけると、再度修太郎の下着に手を掛けた。
そうして今度こそグイッとそれをズリ下げて――。
あまりに顔を近付け過ぎていたからだろう。
「ひゃっ!」
途端、プルンッと勢いよく飛び出してきた修太郎の〝修太郎〟にデコピンをされてしまった。
ギュッと目を閉じて額を押さえる日織を見て、修太郎はとってもとっても申し訳ない気持ちになる。
「す、すみませんっ。大丈夫ですかっ?」
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