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7-2.キミを食べてしまいたい*

赤ちゃんみたい

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「んっ、くるみちゃっ」

 その刺激にビクッと身体を震わせると、実篤さねあつはくるみのショーツのクロッチ部に手を伸ばした。

 そこは、布越しでも分かるぐらいしっとりと濡れそぼっていて。

「まだそんなにそんとに触っちょらんのに……。キスだけでこんなにこんとに感じてくれたん?」

 チュッと額に口付けながらスリスリと布越し、ツンと勃ち上がった小さな花芯を撫で上げたら、くるみが「ひゃ、ぁっ」と小さく吐息を漏らして実篤にしがみついた。

「だって……こんなん、久々じゃ、け。……仕方ないん」

 可愛い言葉とともに、うるりと情欲に潤んだ瞳で見上げられたら堪らないではないか。

「俺も、もうはぁ、限界……」

 そういえば、ホテルに備え付けのゴムはベッドサイドではなかったか。

 そう思った実篤だったけれど、大丈夫。
 自分が用意したやつがカバンの中に忍ばせてある。

(ってそれもベッドの方あっちじゃったわぁぁぁ!)

 何とも格好がつかないのを感じながら、実篤はくるみに提案する。

「ね、くるみちゃん。風呂が溜まるまでの間、ベッドでイチャイチャせん?」

 言いながらくるみの手から入浴剤の袋をスッと抜き取ると、洗面化粧台の上に置いて。

「ベッド……?」

 トロンとした表情のくるみを有無を言わさず横抱きにすると、実篤は大股でベッドを目指した。


***


 脱衣所でお互い下着のみと言う格好になっていたから、ベッドに移動してからはさほど労せずして肌と肌を触れ合わせることが出来た二人だ。


「ぁんっ、実篤さねあつさっ。胸ばっかり……赤ちゃんみたい、っ」

 眉根を寄せてくるみが抗議してくるけれど、仕方がないではないか。
 実篤は、本当に久々に大好きなくるみのたわわなおっぱいに触れることを許されたのだから。
 実篤は元々女性の身体では胸が一番好きなのだ。夢中になるな、と言う方が無理がある。

「くるみちゃんじゃってココをいじられるん、嫌いじゃなかろ?」

 何だか悔しいのでハムッと先端ごとくるみの柔肉やわにくを思うさま頬張ると、硬くしこった可愛い乳首を舌先で転がすように刺激しながら上目遣い。堪らないみたいに実篤の髪の毛を掻き乱すくるみをじっと見上げた。

「やんっ、咥え、たまま……喋らんでっ」

 くるみが快感に身体を震わせるたび、寂しそうに揺れるもう一方の胸も手のひらで包み込むと、愛らしく天を向いた先端を指先でピンッと弾く。

「こっちにはまだ触れちょらんかったのにこんなにかとぉして。触って欲しゅうて期待しちょった?」

「やっぁ、んっ」

 途端、くるみが目端に涙を浮かべて実篤の髪を掴む手に力を込めた。
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