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7.不安と違和感の中で*
少しやりすぎたね
しおりを挟む「結葉、キミはこういう経験なんて一度もないはずなのに、物凄くエッチに乱れるんだね」
わざと結葉の羞恥心を煽るようにそう言ったら、結葉が両脚をギュッと閉じて「言わないでください……」と涙に潤んだ目で偉央を見上げてくる。
「勘違いしないで、結葉。僕はキミを心の底から褒めているんだよ?」
クスッと笑って結葉の耳朶に口付けながら声を低めて言えば、彼女が恥ずかしそうにイヤイヤをする。
「なぁ結葉。――僕を見ろ」
そんな結葉に命令口調で少し強めに囁けば、従順な彼女はビクッと身体を震わせて、ちゃんと偉央の言いつけを守る。
「口を開けて舌を突き出せ」
羞恥心と忠誠心の狭間で、結葉はどこまで自分の言うことを聞けるだろう?
そんなことを思いながら結葉を見下ろす偉央に、結葉はおずおずと小さく開けた唇の隙間から愛らしい舌を差し出してくる。
「――良い子」
偉央はそんな結葉を褒めてやりながら、出された舌を吸い上げるように味わってから、しっとりと瑞々しい結葉の唇を奪った。
「ぁ、んっ、――はぁっ……!」
息継ぎをさせるため、わざと唇を離すたびに微かに漏れる結葉の熱い吐息が本当に色っぽくて。
偉央は結葉を攻めているつもりで、いつの間にか結葉に溺れさせられている錯覚に陥りそうになる。
結葉の体液はどこを舐めてもとても甘く感じられて、女性とこう言うことをするのは初めてじゃないはずなのに、偉央は知らず知らず手加減を忘れて結葉を貪ってしまう。
「や、ぁぁんっ」
クタリと結葉の身体から力が抜けたことで、自分を制御し損ねたと慌てて唇を離せば、結葉が喘ぐように酸素を求めて唇を戦慄かせた。
「ごめん、結葉。少しやり過ぎたね」
優しい声をかけて、そっと結葉の頬を撫でてやったら、結葉がうっとりとその手に頬を擦り寄せてくる。
「ねぇ、結葉。そろそろ下に触れてもいい?」
本当はそこだって結葉に触って欲しいと言わせるつもりだった。
だけど、もう偉央自身が持ちそうになくて。
懇願するように掠れた声で甘く囁けば、結葉がトロンとした目で自分を見上げてくる。
きっと今、彼女に正常な判断はできないだろう。
「いい?」
それが分かっていて、わざと急かすように再度問い掛ければ、ぽやんとした表情のまま、結葉が小さくうなずいた。
わざと結葉の羞恥心を煽るようにそう言ったら、結葉が両脚をギュッと閉じて「言わないでください……」と涙に潤んだ目で偉央を見上げてくる。
「勘違いしないで、結葉。僕はキミを心の底から褒めているんだよ?」
クスッと笑って結葉の耳朶に口付けながら声を低めて言えば、彼女が恥ずかしそうにイヤイヤをする。
「なぁ結葉。――僕を見ろ」
そんな結葉に命令口調で少し強めに囁けば、従順な彼女はビクッと身体を震わせて、ちゃんと偉央の言いつけを守る。
「口を開けて舌を突き出せ」
羞恥心と忠誠心の狭間で、結葉はどこまで自分の言うことを聞けるだろう?
そんなことを思いながら結葉を見下ろす偉央に、結葉はおずおずと小さく開けた唇の隙間から愛らしい舌を差し出してくる。
「――良い子」
偉央はそんな結葉を褒めてやりながら、出された舌を吸い上げるように味わってから、しっとりと瑞々しい結葉の唇を奪った。
「ぁ、んっ、――はぁっ……!」
息継ぎをさせるため、わざと唇を離すたびに微かに漏れる結葉の熱い吐息が本当に色っぽくて。
偉央は結葉を攻めているつもりで、いつの間にか結葉に溺れさせられている錯覚に陥りそうになる。
結葉の体液はどこを舐めてもとても甘く感じられて、女性とこう言うことをするのは初めてじゃないはずなのに、偉央は知らず知らず手加減を忘れて結葉を貪ってしまう。
「や、ぁぁんっ」
クタリと結葉の身体から力が抜けたことで、自分を制御し損ねたと慌てて唇を離せば、結葉が喘ぐように酸素を求めて唇を戦慄かせた。
「ごめん、結葉。少しやり過ぎたね」
優しい声をかけて、そっと結葉の頬を撫でてやったら、結葉がうっとりとその手に頬を擦り寄せてくる。
「ねぇ、結葉。そろそろ下に触れてもいい?」
本当はそこだって結葉に触って欲しいと言わせるつもりだった。
だけど、もう偉央自身が持ちそうになくて。
懇願するように掠れた声で甘く囁けば、結葉がトロンとした目で自分を見上げてくる。
きっと今、彼女に正常な判断はできないだろう。
「いい?」
それが分かっていて、わざと急かすように再度問い掛ければ、ぽやんとした表情のまま、結葉が小さくうなずいた。
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