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■ 彼女の気持ちと僕の不安■オマケ的短編⑤
*僕だけのもの5
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「挿入れるよ……?」
一応そう声をかけてから、そのくせ僕は葵咲ちゃんの返事も待たずに一気に彼女の中へ押し入った。
「いっ……ぁ! 理人っ、待っ、苦し……っ」
あまりに一気に奥まで貫いてしまったからか、葵咲ちゃんがビクッと身体を震わせて、眉根を寄せた。
僕を見つめる彼女の目尻にじんわり涙が浮かぶ様を見て、僕は申し訳ない気持ちと、もっと泣かせたいという気持ちの間で揺れ動く。
「ごめん葵咲っ、ちょっとだけ我慢して」
結果、僕は後者の思いに引きずられたように、彼女の腰を抱え込むと、一度引き抜いたそれをもう一度奥まで深く打ち付けた。
僕が腰を動かして彼女の秘所を穿つたびに、結合部からグチュグチュといういやらしい音がして、それに葵咲ちゃんの声が重なる。
「やっ、あ、あっ、ん……んっ!」
僕に揺すられる葵咲ちゃんの目から、とうとう堪え切れずに涙がポロリとこぼれ落ちて、僕はハッとして我にかえった。
葵咲ちゃんに覆いかぶさると、彼女をギュッと抱きしめてから、目元の涙を舐め取る。そうして「ごめんね」と言って、抽挿の速度を少し落とした。
僕自身、まだ達ったわけじゃないけど、少しセーブしないと葵咲ちゃんを壊してしまいそうだ。
僕は葵咲ちゃんをじっと見つめてから、彼女の愛らしい唇にそっとキスを落とす。少しずつ角度を深くして、彼女の口中へ舌を差し入れると、おずおずと僕に応えるように葵咲ちゃんが舌を絡めてくれる。
僕は一通り彼女との口づけを堪能した後で、葵咲ちゃんの腕から中途半端な状態のまま放置されていたワンピースを抜き取った。そうして今やただそれだけになってしまったブラに手を伸ばすと、フロントホックをそっと外す。
と同時に、葵咲ちゃんの豊かな乳房が待ち構えていたようにまろび出て、僕の目の前でぷるんと揺れた。その双丘の頂点にある色素の薄い可愛らしい乳首がツンと天を向いている様が見えて。
僕は我慢できずに彼女の胸に思い切り吸い付いた。
「やぁ、ん、っ強ぃ……、理人っ。――お願っ、もう少し、優し、く……っ」
葵咲ちゃんが、彼女の胸に吸い付く僕の頭を抱え込んで、クシャリと指に髪を絡めてかき乱す。
僕は彼女の可愛い頂を舌先で転がしながら、腰を揺らす。
自分の下腹部で僕の体積がグッと増したのを感じたらしい葵咲ちゃんが、「――あっ、理人っ、りひ、と……」と甘い声で僕を呼んだ。
僕はその声に誘われるように、彼女の気持ちいいところに当たるよう、腰を使う。
「あっ、……んっ、はぁ、理人ぉ、も、そこ……やん、ぁ、んっ、ダ、メ……っ」
葵咲ちゃんが僕の頭を抱える力が強くなって、僕は彼女のギュッと締まった内側に搾り取られるように、彼女の中で――と言ってもゴム越しだけど――吐精した。
二人で荒い息を吐きながら、しばし抱き合ったまま――。
葵咲ちゃんは僕の髪を優しく撫でてくれている。
僕は幼子みたいに葵咲ちゃんの胸に顔を埋めたまま、余韻に浸るように彼女の胸にいくつもキスマークを残した。
――彼女は、僕だけのものだ。
一応そう声をかけてから、そのくせ僕は葵咲ちゃんの返事も待たずに一気に彼女の中へ押し入った。
「いっ……ぁ! 理人っ、待っ、苦し……っ」
あまりに一気に奥まで貫いてしまったからか、葵咲ちゃんがビクッと身体を震わせて、眉根を寄せた。
僕を見つめる彼女の目尻にじんわり涙が浮かぶ様を見て、僕は申し訳ない気持ちと、もっと泣かせたいという気持ちの間で揺れ動く。
「ごめん葵咲っ、ちょっとだけ我慢して」
結果、僕は後者の思いに引きずられたように、彼女の腰を抱え込むと、一度引き抜いたそれをもう一度奥まで深く打ち付けた。
僕が腰を動かして彼女の秘所を穿つたびに、結合部からグチュグチュといういやらしい音がして、それに葵咲ちゃんの声が重なる。
「やっ、あ、あっ、ん……んっ!」
僕に揺すられる葵咲ちゃんの目から、とうとう堪え切れずに涙がポロリとこぼれ落ちて、僕はハッとして我にかえった。
葵咲ちゃんに覆いかぶさると、彼女をギュッと抱きしめてから、目元の涙を舐め取る。そうして「ごめんね」と言って、抽挿の速度を少し落とした。
僕自身、まだ達ったわけじゃないけど、少しセーブしないと葵咲ちゃんを壊してしまいそうだ。
僕は葵咲ちゃんをじっと見つめてから、彼女の愛らしい唇にそっとキスを落とす。少しずつ角度を深くして、彼女の口中へ舌を差し入れると、おずおずと僕に応えるように葵咲ちゃんが舌を絡めてくれる。
僕は一通り彼女との口づけを堪能した後で、葵咲ちゃんの腕から中途半端な状態のまま放置されていたワンピースを抜き取った。そうして今やただそれだけになってしまったブラに手を伸ばすと、フロントホックをそっと外す。
と同時に、葵咲ちゃんの豊かな乳房が待ち構えていたようにまろび出て、僕の目の前でぷるんと揺れた。その双丘の頂点にある色素の薄い可愛らしい乳首がツンと天を向いている様が見えて。
僕は我慢できずに彼女の胸に思い切り吸い付いた。
「やぁ、ん、っ強ぃ……、理人っ。――お願っ、もう少し、優し、く……っ」
葵咲ちゃんが、彼女の胸に吸い付く僕の頭を抱え込んで、クシャリと指に髪を絡めてかき乱す。
僕は彼女の可愛い頂を舌先で転がしながら、腰を揺らす。
自分の下腹部で僕の体積がグッと増したのを感じたらしい葵咲ちゃんが、「――あっ、理人っ、りひ、と……」と甘い声で僕を呼んだ。
僕はその声に誘われるように、彼女の気持ちいいところに当たるよう、腰を使う。
「あっ、……んっ、はぁ、理人ぉ、も、そこ……やん、ぁ、んっ、ダ、メ……っ」
葵咲ちゃんが僕の頭を抱える力が強くなって、僕は彼女のギュッと締まった内側に搾り取られるように、彼女の中で――と言ってもゴム越しだけど――吐精した。
二人で荒い息を吐きながら、しばし抱き合ったまま――。
葵咲ちゃんは僕の髪を優しく撫でてくれている。
僕は幼子みたいに葵咲ちゃんの胸に顔を埋めたまま、余韻に浸るように彼女の胸にいくつもキスマークを残した。
――彼女は、僕だけのものだ。
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