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■僕惚れ③『家族が増えました』
*許せない3
しおりを挟む 1977年12月5日から試験的に警視庁の管轄の東京都内で記憶力に優れた6人でモンタージュ写真、犯人に似ているという情報の写真との照合など効率的に照合し始めると犯人逮捕件数が着実に増えた。警視庁の久松賢人部長は、特別チームを組んで、犯罪人逮捕をするよりも、特別な能力を持った警察官を1人でも多く育成して、全国の主要警察署に配置したいと考えた。
その特殊能力を持った警察官の人数を増やした方が、将来的に効果的だろうと考えて、本木徹子に、その特殊能力を高める訓練の教官として、訓練係長に任命して、特殊手当と、時間外勤務手当を出し、宿舎と夕食を無償提供する事にした。その勤務時間を午後5時から夜10時の5時間として、それ以外は、自由に行動してい事にした。それでも、月に20万円と、通常の婦人警官の2倍の給料で年収320万円と破格の待遇を与えた。
家賃がかからず、食事も朝食、昼食だけなので、預金が増えていくのが楽しみになった程だった。早速、1978年1月6日から、仕事を始めた。その後、久松賢人部長が、将来のために、本木さんの仕事の手順書をつくって、多くの特殊捜査官育成者を増やそうと考えた。そのためのマニュアルも時間のある時に、じっくり考えて、やって欲しいと言われ、本木は承諾した。
そして、1月16日から、最初は関東地区から、各警察署で、記憶力、直感力、推理力に優れた警察官を男女問わず、毎日、10人、1時間当たり、2人ずつ、特殊捜査官養成候補者が◎、特殊捜査官候補者○、として判定して、次々に、口頭試問でふるい分けていった。実際にやってみると、かなり疲れる仕事で大変なことがわかった。
しかし午後17時からなので、それ以外の時間は、自由で、気分転換ができ、何とか、継続して、やっていけると感じた。実は、これには、警視庁の久松賢人部長の大変な苦労があった。と言うのも、警察は、官庁の中でも一番頭硬い、部署で、警察で5時間労働なんて、信じられないとか、官舎、食事、が無料と特殊手当も優遇しすぎだとか、当初、かなりの抵抗があった。
それを代替えできない貴重な戦力をつくるためには、これは、必要な事だと説得して、ことごとく、自分の意見を通して初めて実現したのだった。更に、久松賢人部長の本木に対する、絶大な信頼の絆があったというのも事実だった。その後、4月1日までに、約百人を審査して、特殊捜査官養成候補者2名、特殊捜査官候補者8人を選び出した。
そんな時に、本木徹子にとって、印象的な話は、仲良し5人組が集まって、昼食会の時の話しだった。その話とは、伊東吾郎の中卒の会社員は、使い捨てで、スーパーの実績が悪くなると、地方支店に左遷か、ひどいときにはクビにされる。 だから、サラリーマンは自立して、自分の富を築いていかないとダメだと言う話だった。
もともと、伊東吾郎も、本木ほどでは、ないが、人の心を読んだり、行動を推測の力があった。更に、聡明で、自分の意見を持ち、他人が自分と意見と違うと徹底的に議論して論破するタイプだった。そんな姿に、賢さ、逞しさ、あこがれが、ミックスされて、好意を寄せていった。あるとき、本木が伊東に、自立して自分の富を築いくとは、具体的に、どういうことをして富を築くのと質問した。
それに対して、アメリカでは、もう既に、行われているが、投資だよといい、自分がそう言う将来性のある会社の株を買って、長期保有して、その企業の成長と共に自分の資産を増やすことだと言った。例えば、どんな会社と聞くと、伊東が、僕が、将来性のあると思っている企業は、ソニー、トヨタ、三菱商事、三井物産、武田薬品、塩野義製薬、日立、お菓子の明治、資生堂なんかを見ていると言った。
実際に投資を考えているのはと聞くと、ソニー、トヨタの成長性を買っていきたいと話した。そして、どんな本を読んだら聞くと、数冊の本を紹介し、良かったら、貸してあげるよと、バッグから2冊の本を渡し、これが、入門編でわかりやすいと、貸してくれた。 また聞きたい事があれば、夜か、定休日の水曜日なら空いてるから電話してと言われた。
この話をしていても、他の3人は、株って、おっかないよなとか、そんなに金持ちでないから、無理とか、否定的な意見が多かった。しかし、本木は、アメリカでは、そう言う人が多く、金ができたら、人生を謳歌するために、早期退職して、自分の趣味を深める人。世界中を旅行して見聞を広める人。好きな、音楽、映画、ミュージカルを見て回る人など、多くの富裕層が出て来ているという話に吸い込まれるように、聞き入っていた。
特に、早期退職して、残りの人生を楽しむというくだりが、耳に残り、自分も、そうなれる様に、頑張りたいと思うようになった。そして、本木も、早く、自立できるだけの財産を作って、お金に不自由しないで長く人生を楽しみたいものだと真剣に思った。また、世界旅行でアフリカ、欧州、アメリカを回った、多くの冒険をしたいと想像を膨らますようになっていった。
自分が旅行するとしたら、フランス・パリ、イタリア・ローマ、イギリス・ロンドン、アメリカ・ニューヨーク、ハワイ、ロサンゼルスと夢は、どんどん広がっていった。そして、話をしてくれた伊東吾郎への思いも募っていった。
その特殊能力を持った警察官の人数を増やした方が、将来的に効果的だろうと考えて、本木徹子に、その特殊能力を高める訓練の教官として、訓練係長に任命して、特殊手当と、時間外勤務手当を出し、宿舎と夕食を無償提供する事にした。その勤務時間を午後5時から夜10時の5時間として、それ以外は、自由に行動してい事にした。それでも、月に20万円と、通常の婦人警官の2倍の給料で年収320万円と破格の待遇を与えた。
家賃がかからず、食事も朝食、昼食だけなので、預金が増えていくのが楽しみになった程だった。早速、1978年1月6日から、仕事を始めた。その後、久松賢人部長が、将来のために、本木さんの仕事の手順書をつくって、多くの特殊捜査官育成者を増やそうと考えた。そのためのマニュアルも時間のある時に、じっくり考えて、やって欲しいと言われ、本木は承諾した。
そして、1月16日から、最初は関東地区から、各警察署で、記憶力、直感力、推理力に優れた警察官を男女問わず、毎日、10人、1時間当たり、2人ずつ、特殊捜査官養成候補者が◎、特殊捜査官候補者○、として判定して、次々に、口頭試問でふるい分けていった。実際にやってみると、かなり疲れる仕事で大変なことがわかった。
しかし午後17時からなので、それ以外の時間は、自由で、気分転換ができ、何とか、継続して、やっていけると感じた。実は、これには、警視庁の久松賢人部長の大変な苦労があった。と言うのも、警察は、官庁の中でも一番頭硬い、部署で、警察で5時間労働なんて、信じられないとか、官舎、食事、が無料と特殊手当も優遇しすぎだとか、当初、かなりの抵抗があった。
それを代替えできない貴重な戦力をつくるためには、これは、必要な事だと説得して、ことごとく、自分の意見を通して初めて実現したのだった。更に、久松賢人部長の本木に対する、絶大な信頼の絆があったというのも事実だった。その後、4月1日までに、約百人を審査して、特殊捜査官養成候補者2名、特殊捜査官候補者8人を選び出した。
そんな時に、本木徹子にとって、印象的な話は、仲良し5人組が集まって、昼食会の時の話しだった。その話とは、伊東吾郎の中卒の会社員は、使い捨てで、スーパーの実績が悪くなると、地方支店に左遷か、ひどいときにはクビにされる。 だから、サラリーマンは自立して、自分の富を築いていかないとダメだと言う話だった。
もともと、伊東吾郎も、本木ほどでは、ないが、人の心を読んだり、行動を推測の力があった。更に、聡明で、自分の意見を持ち、他人が自分と意見と違うと徹底的に議論して論破するタイプだった。そんな姿に、賢さ、逞しさ、あこがれが、ミックスされて、好意を寄せていった。あるとき、本木が伊東に、自立して自分の富を築いくとは、具体的に、どういうことをして富を築くのと質問した。
それに対して、アメリカでは、もう既に、行われているが、投資だよといい、自分がそう言う将来性のある会社の株を買って、長期保有して、その企業の成長と共に自分の資産を増やすことだと言った。例えば、どんな会社と聞くと、伊東が、僕が、将来性のあると思っている企業は、ソニー、トヨタ、三菱商事、三井物産、武田薬品、塩野義製薬、日立、お菓子の明治、資生堂なんかを見ていると言った。
実際に投資を考えているのはと聞くと、ソニー、トヨタの成長性を買っていきたいと話した。そして、どんな本を読んだら聞くと、数冊の本を紹介し、良かったら、貸してあげるよと、バッグから2冊の本を渡し、これが、入門編でわかりやすいと、貸してくれた。 また聞きたい事があれば、夜か、定休日の水曜日なら空いてるから電話してと言われた。
この話をしていても、他の3人は、株って、おっかないよなとか、そんなに金持ちでないから、無理とか、否定的な意見が多かった。しかし、本木は、アメリカでは、そう言う人が多く、金ができたら、人生を謳歌するために、早期退職して、自分の趣味を深める人。世界中を旅行して見聞を広める人。好きな、音楽、映画、ミュージカルを見て回る人など、多くの富裕層が出て来ているという話に吸い込まれるように、聞き入っていた。
特に、早期退職して、残りの人生を楽しむというくだりが、耳に残り、自分も、そうなれる様に、頑張りたいと思うようになった。そして、本木も、早く、自立できるだけの財産を作って、お金に不自由しないで長く人生を楽しみたいものだと真剣に思った。また、世界旅行でアフリカ、欧州、アメリカを回った、多くの冒険をしたいと想像を膨らますようになっていった。
自分が旅行するとしたら、フランス・パリ、イタリア・ローマ、イギリス・ロンドン、アメリカ・ニューヨーク、ハワイ、ロサンゼルスと夢は、どんどん広がっていった。そして、話をしてくれた伊東吾郎への思いも募っていった。
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