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■僕惚れ②『温泉へ行こう!』
*ちゃんと私を感じて欲しい5
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きっとそこに触れている理人にも、私が再び濡れてきているの、気付かれているだろうな……と思ったら、恥ずかしさで余計に気持ちが昂ぶってしまう。
「あっ、ん」
思わずキスの合間を縫うように甘い声が漏れてしまうほどに、私は彼に翻弄されていた。
と――。
「葵咲、挿れるよ?」
理人が小さくそう呟いて……秘所に彼の屹立があてがわれるのが分かった。
「ん……」
彼を見つめながら小さく頷くと、理人が口付けの角度を深くする。
それと同時に、下腹部も彼によって押し広げられていた。
「あ、あぁっ、んっ」
理人が腰を進めるとともに、キスで口を塞がれていても抑えられない声が、口の端から漏れてしまう。
理人は、私が声を出しやすいように唇を離すと、代わりに首筋や胸元に口付けを落とした。
塞ぐものがなくなった私の口唇は、理人の動きに合わせるように甘やかな声を紡ぐ。
「んっ、んぁっ、はぁっ、ん……っ」
理人の舌が、理人の指先が……私の胸の敏感なところを緩急をつけて挟んだりこねたりするたびに、自然と腰が動いてしまう。
下腹部から聞こえてくる、私と理人が触れ合うたびに起こる濡れた水音と、私の喘ぎ声と……理人の興奮して熱を感じさせる抑え気味な息遣いとが室内を揺らす。
その音が、更に私たちを高みへと昇らせていった。
「葵咲っ、苦しく……ない?」
こんなときにも理人は私のことを気遣ってくれて――。
唇がそっと胸の突起を掠めるくらいの距離で彼に問いかけられて、私は切なくて愛しくて、夢中で彼に腕を絡める。
彼が私を気にしてくれることが凄く嬉しくて、もっと理人を感じたいと思ってしまう。
私は理人に、もっともっとグチャグチャにかき回されて、何も分からなくなるくらい、身も心も蕩かされてしまいたい。
「理人……もっとぉ……」
そんな気持ちが、彼にもっと奥まで深く激しく貫いて欲しいと、おねだりさせた。
「葵咲の中、僕に絡み付いてくるみたい……。中、トロトロで、めちゃくちゃ……熱い……」
理人から、切なくなるような声音で「すごく気持ちいいよ」って、耳元でささやかれて、私はこの上なく心嬉しい心地になる。
私が、大好きな理人を興奮させているんだと思うと、とても幸せで……同時に物凄く照れくさかった。
私が理人を欲しくて堪らないと思うように……。そしてこの気持ちをどう表現したらいいか分からなくて、もどかしくておかしくなってしまいそうに感じているのと同じくらいに……。彼も私に夢中になってくれたなら……、女としてこんなに幸福なことってないと思う。
「理人、私、すごく幸せ……」
熱に浮かされたように、途切れ途切れで何とかそれだけは彼に伝えた。
どうしても、その気持ちだけは伝えたかったから。
「あっ、ん」
思わずキスの合間を縫うように甘い声が漏れてしまうほどに、私は彼に翻弄されていた。
と――。
「葵咲、挿れるよ?」
理人が小さくそう呟いて……秘所に彼の屹立があてがわれるのが分かった。
「ん……」
彼を見つめながら小さく頷くと、理人が口付けの角度を深くする。
それと同時に、下腹部も彼によって押し広げられていた。
「あ、あぁっ、んっ」
理人が腰を進めるとともに、キスで口を塞がれていても抑えられない声が、口の端から漏れてしまう。
理人は、私が声を出しやすいように唇を離すと、代わりに首筋や胸元に口付けを落とした。
塞ぐものがなくなった私の口唇は、理人の動きに合わせるように甘やかな声を紡ぐ。
「んっ、んぁっ、はぁっ、ん……っ」
理人の舌が、理人の指先が……私の胸の敏感なところを緩急をつけて挟んだりこねたりするたびに、自然と腰が動いてしまう。
下腹部から聞こえてくる、私と理人が触れ合うたびに起こる濡れた水音と、私の喘ぎ声と……理人の興奮して熱を感じさせる抑え気味な息遣いとが室内を揺らす。
その音が、更に私たちを高みへと昇らせていった。
「葵咲っ、苦しく……ない?」
こんなときにも理人は私のことを気遣ってくれて――。
唇がそっと胸の突起を掠めるくらいの距離で彼に問いかけられて、私は切なくて愛しくて、夢中で彼に腕を絡める。
彼が私を気にしてくれることが凄く嬉しくて、もっと理人を感じたいと思ってしまう。
私は理人に、もっともっとグチャグチャにかき回されて、何も分からなくなるくらい、身も心も蕩かされてしまいたい。
「理人……もっとぉ……」
そんな気持ちが、彼にもっと奥まで深く激しく貫いて欲しいと、おねだりさせた。
「葵咲の中、僕に絡み付いてくるみたい……。中、トロトロで、めちゃくちゃ……熱い……」
理人から、切なくなるような声音で「すごく気持ちいいよ」って、耳元でささやかれて、私はこの上なく心嬉しい心地になる。
私が、大好きな理人を興奮させているんだと思うと、とても幸せで……同時に物凄く照れくさかった。
私が理人を欲しくて堪らないと思うように……。そしてこの気持ちをどう表現したらいいか分からなくて、もどかしくておかしくなってしまいそうに感じているのと同じくらいに……。彼も私に夢中になってくれたなら……、女としてこんなに幸福なことってないと思う。
「理人、私、すごく幸せ……」
熱に浮かされたように、途切れ途切れで何とかそれだけは彼に伝えた。
どうしても、その気持ちだけは伝えたかったから。
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