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■僕惚れ②『温泉へ行こう!』
*嫉妬 3
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「理人の、ばかぁ……」
思わず恨み言が口をつく。
涙目で彼をみやると、ほんの少し理人がひるんだように見えた。
でも、それもほんの一瞬で。
「葵咲、僕は君を奪っても奪っても奪い足りない。君がどんなに僕を好きだと言ってくれても不安で堪らないんだ。僕は……誰にも、君を渡したくない……!」
理人が、私の耳元で切なげな声で披歴する。
それは、彼の張り詰めた下の昂りまで想起させるような声音だった。
理人の熱い吐息が耳朶にかかって、彼の火照りに当てられた下半身が、まるで彼を求めるように甘く疼き出す。
瞬間、自分でもそこがトロリと蜜を吐き出したのが分かった。
私は自分のその反応に驚いて、思わず足をギュッと閉じる。
理人は、まるで私の変化を見透かしたみたいに、片手を私の太ももに這わせ、少しずつスカートをまくり上げてきた。
外なのに。こんなところで胸だけじゃなく、トロトロになった下も暴かれてしまったら、私は恥ずかしくて死んでしまう。
思わず彼のその手を掴んでから、ギュッと足に力を入れて理人の手が疼きに到達しないようにささやかな抵抗をする。
「無駄だよ」
でも、彼はそれすらお見通しと言わんばかりにそう言って、私の耳に舌を這わせた。
濡れた水音が耳に響いてきて、ぞくぞくとした快感が思考を麻痺させる。
その隙を、彼は見逃さなかった。
少し弛緩した私の両足のあわせを自らのひざで割ると、閉じられないようにされてしまった。
それと同時に、理人の節くれだった男らしい指が、スカート越しに私の花唇の谷あいを辿るようになぞってくる。
嫌なのに。恥ずかしくて堪らないのに……。
彼の指がそこを往復するたびに、その奥に隠れた一番敏感なところにも微かな刺激が伝わって……秘芽が固くしこり始める。
彼の指が行き来するたびに、そこが、くちゅり……と濡れた音を立てるのが、自分でも分かって。
「あんっ……」
理人の指の腹が張り詰めたそこを掠めた瞬間、私は堪らず声を上げた。
「葵咲、可愛い……」
素直に自分の愛撫に反応した私に満足したかのように、理人がほろりと微笑んだ。
理人は、私の反応を楽しむようにこちらをじっと見つめながら、私の前に跪く。
そうして私の太ももを片手で愛しそうに撫でながら、もう一方の手をスカートの中に差し入れてきて――。
彼の指との間にスカートがなくなっただけで、こんなにも刺激がダイレクトに伝わってくるのものなのかと……、もしそこに直に触られたらどうなってしまうのかと……。そう考えて、私は怖くなる。
思わず理人の頭をおしのけるように両手で掴むと、
「んっ」
唇を噛み締めて何とか刺激に耐えようと抵抗した。
理人はそんな私の反応を見つめながら、スカートの中に差し入れていた指を、わざと私に見せ付けながらゆっくりと舐め上げる。
そうして彼の唾液で濡れた指で、下着の間を割ると、花唇の中に埋めてきて――。
「――あ、ンッ」
理人の指が内側の壁をこする度、はしたないくらいの蜜を滴らせながら、私の身体は淫らに反応する。
理人は、私のどこを攻めればいいのか、私以上に心得ている。
「り、ひとっ、一人で……は、イヤ、ぁっ……」
このままでは私だけが絶頂を迎えさせられてしまう。
昇りゆく快感の波の中で、それは嫌だ、と。イクなら一緒がいい、と。
私はうわ言のように懇願した。
思わず恨み言が口をつく。
涙目で彼をみやると、ほんの少し理人がひるんだように見えた。
でも、それもほんの一瞬で。
「葵咲、僕は君を奪っても奪っても奪い足りない。君がどんなに僕を好きだと言ってくれても不安で堪らないんだ。僕は……誰にも、君を渡したくない……!」
理人が、私の耳元で切なげな声で披歴する。
それは、彼の張り詰めた下の昂りまで想起させるような声音だった。
理人の熱い吐息が耳朶にかかって、彼の火照りに当てられた下半身が、まるで彼を求めるように甘く疼き出す。
瞬間、自分でもそこがトロリと蜜を吐き出したのが分かった。
私は自分のその反応に驚いて、思わず足をギュッと閉じる。
理人は、まるで私の変化を見透かしたみたいに、片手を私の太ももに這わせ、少しずつスカートをまくり上げてきた。
外なのに。こんなところで胸だけじゃなく、トロトロになった下も暴かれてしまったら、私は恥ずかしくて死んでしまう。
思わず彼のその手を掴んでから、ギュッと足に力を入れて理人の手が疼きに到達しないようにささやかな抵抗をする。
「無駄だよ」
でも、彼はそれすらお見通しと言わんばかりにそう言って、私の耳に舌を這わせた。
濡れた水音が耳に響いてきて、ぞくぞくとした快感が思考を麻痺させる。
その隙を、彼は見逃さなかった。
少し弛緩した私の両足のあわせを自らのひざで割ると、閉じられないようにされてしまった。
それと同時に、理人の節くれだった男らしい指が、スカート越しに私の花唇の谷あいを辿るようになぞってくる。
嫌なのに。恥ずかしくて堪らないのに……。
彼の指がそこを往復するたびに、その奥に隠れた一番敏感なところにも微かな刺激が伝わって……秘芽が固くしこり始める。
彼の指が行き来するたびに、そこが、くちゅり……と濡れた音を立てるのが、自分でも分かって。
「あんっ……」
理人の指の腹が張り詰めたそこを掠めた瞬間、私は堪らず声を上げた。
「葵咲、可愛い……」
素直に自分の愛撫に反応した私に満足したかのように、理人がほろりと微笑んだ。
理人は、私の反応を楽しむようにこちらをじっと見つめながら、私の前に跪く。
そうして私の太ももを片手で愛しそうに撫でながら、もう一方の手をスカートの中に差し入れてきて――。
彼の指との間にスカートがなくなっただけで、こんなにも刺激がダイレクトに伝わってくるのものなのかと……、もしそこに直に触られたらどうなってしまうのかと……。そう考えて、私は怖くなる。
思わず理人の頭をおしのけるように両手で掴むと、
「んっ」
唇を噛み締めて何とか刺激に耐えようと抵抗した。
理人はそんな私の反応を見つめながら、スカートの中に差し入れていた指を、わざと私に見せ付けながらゆっくりと舐め上げる。
そうして彼の唾液で濡れた指で、下着の間を割ると、花唇の中に埋めてきて――。
「――あ、ンッ」
理人の指が内側の壁をこする度、はしたないくらいの蜜を滴らせながら、私の身体は淫らに反応する。
理人は、私のどこを攻めればいいのか、私以上に心得ている。
「り、ひとっ、一人で……は、イヤ、ぁっ……」
このままでは私だけが絶頂を迎えさせられてしまう。
昇りゆく快感の波の中で、それは嫌だ、と。イクなら一緒がいい、と。
私はうわ言のように懇願した。
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