【完結】【R18】つべこべ言わずに僕に惚れろよ

鷹槻れん(鷹槻うなの)

文字の大きさ
上 下
45 / 324
*初めての

僕のも触って?

しおりを挟む
 僕は葵咲きさきちゃんの手をとると、そっと自分の下半身へと導いた。

「お願い、葵咲。僕のも、触って……?」
 ズボンの前をくつろげて、熱く張り詰めた屹立を取り出すと、葵咲ちゃんの手に握りこませる。
 瞬間、葵咲ちゃんはびっくりしたみたいに手を引きそうになって、先端を彼女の指が掠めた。その刺激が電撃のように背中を駆け上ってきた僕は
「…んあっ!」
 思わず変な声が出てしまって……僕のその声に驚いた葵咲ちゃんが、熱に潤んだ瞳で僕を見つめた。
理人りひとも、……ちゃんと気持ちいい……?」
 恐る恐る聞きながら、ぎこちない所作で、手にしたものを握ってくれる。
「当たり前、だろ……っ」
 はぁはぁと息が荒くなる程度には、興奮しまくってるよ。
 そう軽口を叩けたらよかったんだけど、はっきり言って本当に僕も一杯一杯で。
 熱に浮かされたように、僕は葵咲ちゃんの胸の突起を口に含むと、それを歯で軽く挟んで舌先で先端をくするぐるように転がした。
(何て可愛い乳首だろう)
 舌先に吸い付いてくるような小さくて可愛い極上の果実。
 そこに執拗に与えられる刺激で、葵咲ちゃんの、僕を握る手が少し緩んだ。

 僕はそれを見逃さず、葵咲ちゃんの手から一旦逃れると、胸の突起を音を立てて吸い上げて、唐突に開放する。
 僕の口から解き放たれた瞬間の、ぷるんと揺れた胸が、とても可愛かった。
 僕はそのままキスを胸から腹、わき腹、と通過させ、葵咲ちゃんの下半身に向かって徐々に進んでいく。
 おへその辺りにたどり着いたとき、そっとパンティの両側に手をかけると、ゆっくりとおろした。
 今まで一度も見たことのない、彼女の秘所が、いま目の前にある。
 興奮を抑えながら葵咲ちゃんの脚から下着を完全に抜き取ると、さすがにが恥ずかしそうに両足に力を入れて閉じてくる葵咲ちゃん。 

 その太ももに優しく舌を這わせ、キスを落とすと、僕は彼女の脚をそっと割るように身体を割りこませた。
 内腿に舌を這わせながら、
「お願い葵咲。難しいだろうけど……少し力、抜いて……?」
 言っても無駄だと分かっていても、言ってしまう。

 初めてならば、準備が大切だ。

 僕は葵咲ちゃんの秘所に執拗に舌を這わてグショグショに濡らしてから、彼女の秘芽ひがを吸い上げるようにして刺激を与えた。
「あンっ」
 途端、葵咲ちゃんが可愛い喘ぎ声を上げて、そのことに自分でびっくりしたように真っ赤な顔をして、無意識に口元を手で塞ぐ。

 トロトロに濡れてきてはいるけれど……僕らにとっての大切な初めての体験になるわけだし、嫌な思い出として刻んで欲しくない。
 そのためにも、なるべく痛くないようにしてあげたい、と思った。

 僕はそっと彼女の花びらを押し広げるようにして、彼女の愛液でしっかり濡らした指を一本、ゆっくりと花弁の奥に差し込んだ。
「やぁっ、理人、怖い……っ」
 途端、脚の間に顔を埋める僕の髪を、葵咲ちゃんが無意識に掴む。

「――痛かったら、言って?」
 ゆっくりと指を彼女の花唇の間に進めて行きながら、葵咲ちゃんの様子をうかがう。
 恥ずかしさにギュッと目は閉じているけれど、指に伝わる力の入り具合で、思ったほど痛がってはいなさそうだと判断した僕は、入れた指を更に深く進めてみたり、また周りを擦るようにしながら引き出してみたりと少し刺激を与えてみた。
 それをしばらく繰り返してから、指をもう一本増やす。
 二本の指で十分中を慣らしてから、僕は自分の分身にゴムをかぶせた。

れるよ」
 彼女を抱きしめるようにして耳元でそう言うと、彼女の濡れ光る花弁の入り口に、硬く張り詰めた屹立をあてがう。
 葵咲ちゃんの反応を見ながら少しずつ腰を落としていくと、僕の背中に回された葵咲ちゃんの手に力が入った。
「平気?」
 問えば、「少し……痛い、けど……でも大丈夫」と。
 僕は葵咲ちゃんに口付けを落としながら、腰を少しずつ彼女の中へと沈めていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜

ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。 そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、 理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。 しかも理樹には婚約者がいたのである。 全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。 二人は結婚出来るのであろうか。

腹黒上司が実は激甘だった件について。

あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。 彼はヤバいです。 サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。 まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。 本当に厳しいんだから。 ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。 マジで? 意味不明なんだけど。 めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。 素直に甘えたいとさえ思った。 だけど、私はその想いに応えられないよ。 どうしたらいいかわからない…。 ********** この作品は、他のサイトにも掲載しています。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される

永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】 「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。 しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――? 肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!

処理中です...