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*俺に診察させて?

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 途端突き抜けるような快感が走って、ビクッと身体が跳ねてしまった。
 でも、同時にそこを舐められてしまったことに対する羞恥心も押し寄せてきて。
 素直に悦びを感じることが出来ない私の中で、ふたつの思いが拮抗きっこうする。

奏芽かなめさんっ、ヤ、ですッ。そこ、……汚、いっ」

 ややして若干後者がまさった私は、ビクビクと身体を震わせながらも、必死にやめて欲しいと言い募った。

 どうしようもなく恥ずかしいのに気持ちいいとも思ってしまう自分が浅ましく思えて、ギュッと目を閉じたらポロリと戸惑いの涙がこぼれ落ちた。

 やっとの思いで奏芽さんの濡れた髪を鷲掴わしづかむようにして掻き乱しながらイヤイヤをする私に、

凜子りんこのココ、汚くなんかねぇし……好きな子のを舐めたいって思うのは男のさがだから。――観念して許せよ」

 とか。

 許せと言われても……無理ですっ。
 断固拒否しますっ。

 そう言いたいのに。

 奏芽さんはまるでそれを言わせたくないみたいに彼からの刺激でぷっくりと勃ち上がったソコをやんわり舌先で押しつぶすみたいに舐め転がして。

「あ、ぁっん……、い、やぁっ」

 その一際強い刺激に突き動かされたように、下腹部がキュンとして、谷間からトロリと蜜が流れ落ちたのが分かった。


 どうせ離してもらえないのなら。
 このままかされてしまうのは嫌だ、と思って。

 私をこんなにみだらにしてしまうのが奏芽かなめさんなのだとしたら、私だって奏芽さんを同じようにグズグズに崩したい。

 そんな無謀なことを思いはしたものの、恥ずかしくて言えない私は、「……奏芽さ、んも一緒、が……い、ですっ」と口走ってしまっていた。


凜子りんこっ」

 途端、奏芽さんに名前を呼ばれて抱き上げられて、湯船の中、彼にお尻を向けるような格好で立たされて。

 彼の唇が下肢から離れたことにホッとして油断している私に、奏芽さんが

「ゴム、風呂場こっちに持ってきてねぇから……。凜子、協力してくれるか?」

 背後から抱きしめるようにして、耳元でそうささやくの。


 奏芽さんが何を求めていらっしゃるのか良く分からないままに、彼が私の両手を包み込むように浴槽の縁を持たせるのを成すがままに受け入れて。

 予期せず背後の奏芽さんにお尻を突き出す形になったことが恥ずかしくてギュッと両足を閉じたら、何故か「上出来」って褒められた。

 そのことに「え?」って思ったのと同時、
「ひゃ、ぁっ⁉︎」
 内腿うちももの隙間に奏芽さんの猛々たけだけしい熱がねじ込まれてきてドキッとする。
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