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*繋がる心と……
情けない本音?
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「音芽、すごく綺麗だ」
口を開けば私をバカにする言葉ばかりだった温和なのに、何でそんなこと言うの?
余計に恥ずかしくなるじゃないっ。
そう思った途端、羞恥心で全身がカッと熱くなった。
「こうやって恥ずかしさで身体が赤く染まるところとか、ゾクゾクするんだけど……」
そう言って、温和が私の胸元に顔を近づけてくる。
「やっ、ダメっ」
温和の吐息が鎖骨のあたりを掠めて、そんなことにさえも、身体が過剰反応してしまいそう。
ブラ越しに胸の先端を軽く爪弾かれて、ビクッと身体が跳ねてしまって、すごく恥ずかしくなった。
「温和、おねがっ、もぉ……」
もう服を着せさせて、と思うけれど、そんなの許してもらえるはずもなくて。
「もう、――何?」
***
もう、何?と温和に問いかけられた私は、何と答えたらいいのか分からなくなって言葉に詰まる。
きっと自分の中では「もうこれ以上は恥ずかしくて無理……」っていうのが本音。
でもそれは多分正解じゃない。
温和が求めているのは何だろう?
――もう、我慢できない?
ふとそんな言葉が頭に浮かんで、私は一人赤面してしまう。
途端、温和に
「やらしい顔……。何考えたの?」
って聞かれて身動きが取れなくなる。
温和、こういうときは本当、勘が鋭いの。いつもは私がどんなに気付いて欲しいと願っても、気持ちの端っこも受信してくれないくせに。……ホント、ズルイ。
「なにも……考えてなんか……」
実際は頭の中ものすごくパニックで賑やかだけど、温和に開示できるような思考回路はひとつもないよ。
「もう、やめて?とか言おうと思ってた?」
不意に痛いところをつかれて、私は目を瞠った。
「――図星?」
温和がニヤリと笑って、私の顔を覗き込んできて。私は恥ずかしさに彼から視線を逸らすと、「分かってるんなら……」と言葉をつむぐ。
「……バカ音芽。そんなん却下に決まってんだろ」
なのに、言葉半ばで温和にダメ出しをされてしまった。
「なぁ、音芽。情けない本音……言って、いいか?」
涙目で温和を睨んだら、至極真剣な顔で温和が私を見つめてきて。私は思わず彼に見入ってしまう。
「……情けない、本音?」
ややして小さな声で温和の言葉を復唱したら、温和が私の視界を手のひらで覆い隠しながら、小さな声で言うの。
口を開けば私をバカにする言葉ばかりだった温和なのに、何でそんなこと言うの?
余計に恥ずかしくなるじゃないっ。
そう思った途端、羞恥心で全身がカッと熱くなった。
「こうやって恥ずかしさで身体が赤く染まるところとか、ゾクゾクするんだけど……」
そう言って、温和が私の胸元に顔を近づけてくる。
「やっ、ダメっ」
温和の吐息が鎖骨のあたりを掠めて、そんなことにさえも、身体が過剰反応してしまいそう。
ブラ越しに胸の先端を軽く爪弾かれて、ビクッと身体が跳ねてしまって、すごく恥ずかしくなった。
「温和、おねがっ、もぉ……」
もう服を着せさせて、と思うけれど、そんなの許してもらえるはずもなくて。
「もう、――何?」
***
もう、何?と温和に問いかけられた私は、何と答えたらいいのか分からなくなって言葉に詰まる。
きっと自分の中では「もうこれ以上は恥ずかしくて無理……」っていうのが本音。
でもそれは多分正解じゃない。
温和が求めているのは何だろう?
――もう、我慢できない?
ふとそんな言葉が頭に浮かんで、私は一人赤面してしまう。
途端、温和に
「やらしい顔……。何考えたの?」
って聞かれて身動きが取れなくなる。
温和、こういうときは本当、勘が鋭いの。いつもは私がどんなに気付いて欲しいと願っても、気持ちの端っこも受信してくれないくせに。……ホント、ズルイ。
「なにも……考えてなんか……」
実際は頭の中ものすごくパニックで賑やかだけど、温和に開示できるような思考回路はひとつもないよ。
「もう、やめて?とか言おうと思ってた?」
不意に痛いところをつかれて、私は目を瞠った。
「――図星?」
温和がニヤリと笑って、私の顔を覗き込んできて。私は恥ずかしさに彼から視線を逸らすと、「分かってるんなら……」と言葉をつむぐ。
「……バカ音芽。そんなん却下に決まってんだろ」
なのに、言葉半ばで温和にダメ出しをされてしまった。
「なぁ、音芽。情けない本音……言って、いいか?」
涙目で温和を睨んだら、至極真剣な顔で温和が私を見つめてきて。私は思わず彼に見入ってしまう。
「……情けない、本音?」
ややして小さな声で温和の言葉を復唱したら、温和が私の視界を手のひらで覆い隠しながら、小さな声で言うの。
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