戦国乱世は暁知らず~忍びの者は暗躍す~
戦国の世。時代とともに駆け抜けたのは、齢十八の若き忍び達であった。
忍び里への大規模な敵襲の後、手に持つ刀や苦無を筆にかえ、彼らは次代の子供達の師となった。
護り、護られ、次代へ紡ぐその忍び技。
まだ本当の闇を知らずにいる雛鳥達は、知らず知らずに彼らの心を救う。
しかし、いくら陽だまりの下にいようとも彼らは忍び。
にこやかに笑い雛と過ごす日常の裏で、敵襲への報復準備は着実に進められていった。
※他サイトにも投稿中です。
※作中では天正七年(1579)間の史実を取り扱っていくことになります。
時系列は沿うようにしておりますが、実際の背景とは異なるものがございます。
あくまで一説であるということで、その点、何卒ご容赦ください。
忍び里への大規模な敵襲の後、手に持つ刀や苦無を筆にかえ、彼らは次代の子供達の師となった。
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しかし、いくら陽だまりの下にいようとも彼らは忍び。
にこやかに笑い雛と過ごす日常の裏で、敵襲への報復準備は着実に進められていった。
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時系列は沿うようにしておりますが、実際の背景とは異なるものがございます。
あくまで一説であるということで、その点、何卒ご容赦ください。
序章
第一章―雛の笑み
第二章―忍びの術と侵入者
第三章―護り人は今
第四章―それぞれの覚悟
第五章―遊びをせむとや
第六章―狼藉の代償
第七章―梅雨時のたはむれ
第八章―納涼を求めんが為
第九章―織田木瓜と三つ葉葵
第十章―貴方の生まれた日
第十一章―碧眼の使者
第十二章―過去との別離
第十三章―年が明けた先
第十四章―桜の下でさようなら
第十五章―遺された側
終章
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