伯爵令嬢が幼馴染と結婚させられるまで~フロランス王国秘書官物語~
領地で父の執務室に呼ばれたリディアを父親である伯爵はとんでもない言葉でもって彼女の将来を決めた。
「ジョエル君の婚約者になるんだ」
どうしてただの幼馴染であるジョエルと婚約、果ては結婚までしなければならないのか。これがただの幼馴染なら政略的結婚として我慢もできる。ただの婚約者であれば。
なんとしてでも彼とだけは結婚したくないリディアが、王都で様々な人や出来事に会いながら自分の気持ちを見つめていく。彼女と彼が幸せになるまでのそんなひと時の物語。
※他サイトでも投稿しています。
「ジョエル君の婚約者になるんだ」
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プロローグ
第一章 ―久方振りの場所と人―
第二章―婚約発表は突然に―
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