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# 1 召喚(?

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「此処、何処だ?」

唐突に口をついた言葉だが仕方がないと思う。
気がついたら見たこともない空間にいるのだから。

「よし。とりあえず、今分かっていることを整理しよう。まずは俺は狗井影虎(いぬいかげとら)
17歳で高校2年生。暗殺者であり業界では無音殺者(サイレントキラー)の名で通っている。
此処に来る前はちょうど任務が終わって、コンビニに夕飯を買いに行っていたところ。
記憶が正しければ、10月18日。
とりあえずこんなもんか。で、ここから考えられるのは、
1、マフィアに誘拐された
2、何処かの変態に誘拐された
3、過労でぶっ倒れて、病院に運ばれた
・・・3はないな医療器具が見当たらないし病院っていう雰囲気じゃあない。だとすると・・・」

「あのー、そろそろ良いですか?」

「・・・誰だ?」

「私は、地球の創造神をやっているものでして・・・」

「で?その創造神様とやらが俺に何の用だ?」

「す、すみませんでした~!」

「は?」

「此処は時空の間と言って、時や空間を移動する時に使われる部屋なのです。
それで、ある世界で勇者召喚が行われまして、本当はあなたではない人を選ぶ予定だったのでしたが
私のミスで、あなたが選ばれてしまったのです。」

「なるほど。で、謝っているということはそはもう決定事項なんだな?」

「はい」

「ならいい。その世界とやらに送ってくれ。」

「え?なんかああしろこうしろとかはないんですか?」

「いい。早くしろ」

「ではささやかながら私から加護と力を。
ほんとうにありがとうございます。それでは、汝の行く先に幸生おからんことを。」

そう言うと、俺の視界は白く染まった。

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どうも、ゆで卵です。
どうしても会話が多くなってしまいます。すみません。
何かアドバイスや感想などもらえるととても嬉しいです。
これからよろしくお願いします。
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感想 3

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