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1章

ロリコンの俺が告られても困る!

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俺こと高宮 空夜は普通の高校1年生だ、そしてロリコンである重要なことなので何度でも言うロリコンだ

そんなロリコンの俺は今ピンチに陥っている

「空夜くんが好きなの!」

クラスの可愛い子に告られている真っ最中だった

時を遡ろう

俺は毎朝目が覚めると義妹に起こされる

「起きてお兄ちゃん!」

高宮 梨音、俺の義妹だ妙に懐かれている義妹とは言えど歳は同じだ、可愛くないといえば嘘になるだが俺はロリコンだシスコンはまた違うのだ

「妹よどいてくれ」
「お兄ちゃん嬉しい?ね!嬉しい?」
「嬉しい嬉しい」
「えぇ棒読みじゃん」

義妹といえば恋が始まると思うやつもいるだろう、俺にそんな感情はない。まあだが可愛いのは認めてやる。

俺は毎朝道行くロ、いや小学生を見な、いや見守りながら学校に向かっている。そして今日はとあるロリがコケてしまった、そんな所を俺は見てしまった。

「お嬢さん大丈夫?」
「うん」

そっと立つのを手伝った、生足を見ていた訳では無いが膝を擦りむいていた

「お嬢さんここに座って」
「わかった」

こんなこともあろうかと救急箱を常備していた、消毒して絆創膏を貼ってあげた

「お兄ちゃんありがとう!」
「あっ///どういたしまして!」

俺は見守り隊になって一生見守るのも悪くないと思ってしまった。

「よし今日はいいことをした!」

うきうきで学校に向かう、学校に着く手前あたりで

「空夜くん今日放課後少し話せない?」
「うん別に大丈夫だよ」

同じクラスの小寺 葵だったこの子は清楚系美少女だがロリではない、なんで名前呼びされているのかは不思議だがきっと陽キャなのだろう。ハハハハすごいな陽キャこえーや心の中でそう思った。
何か俺に相談でもあるのだろうか、正直を言うとどうでもいいのだが学校で浮いてしまっては生きずらいので美人の言うことぐらいは聞いておくか

頭の中でロリと戯れていたらあっという間に時間はすぎ放課後になった。帰りたい俺は小寺の机に行く。
周りはなんだ?という目で見ていた

「空夜くんついてきて!」
「は、はい。」

「空夜?そんな名前だったのかそれでなんで小寺と高宮が?」
「さぁ?先生に呼び出されたんでしょ」

クラスメイトたちはすこしざわついた
そして小寺につれられて体育館裏まで来た、ふぁ?

「で何か用かな?」
「私...なの」
「ごめんなんて?」
「私空夜くんが好きなの!」
「え?」

なんでこうなった?俺は何かしたか?というかまず入学してから1ヶ月まともに話したのこれが初めてな気がするのだが。これはあれかよくあるあるのやつだ陰キャに嘘告して浮かれた所で嘘でしたーと言う、ある種のいじめだ、もし本当に俺の事が好きだとしても、ロリでは無いのでお断りだ、でも断るといじめられるとかいう話を聞いたことがある、保留という裏技を使うべきか?よしそうしよう

「俺さ、小寺の事よく知らないからさ一旦保留ってことでもいいかな?」
「うんなんでも聞いて!」

そして俺達は連絡先を交換して家に帰った

は?なんでこうなった?????!!??!??!理解に苦しむんだがぁ?確かに可愛いようん可愛いでもさぁ?違うじゃん俺が好きなジャンルはロリであって清楚系美少女ではなああーい?!うん!返事は墓場まで持って行くとしよう
俺はクズであった、いやだってロリ以外にそんな興味無いし返事するってYesかNoじゃん?どっちも破滅だよそんなのいやなので俺はいやだ、返事をせばまれたらNoと答えよう。

家の前で俺はうねうねしていた

「ただいま」
「おかえりお兄ちゃん遅かったね!」
「あぁちょっとな」
「くんくん女の匂いがする」
「怖っ」
「図星だねお兄ちゃん私と言うものがありながらひどいしくしくしく」
「お前は妹だろうが。てい!」
「痛いよぉ」
「お前がからかうからだ」
「だってホントにしたんだもん!あっごはんできてるよ!」
「おう」

「母さんただいま」
「おかえり空夜くん」

父と再婚した義母だ、すごく優しくて綺麗なお母さんだ。マザコンなら大喜びだろう、俺はロリコンだが

家族で食卓を囲んでそして自室に戻った

俺はなんであの子に告白されたのだ?それだけが頭に残る

「はぁ~」

確かに彼女は可愛いそしていい子だ、まあ表上はだが本当は性格が悪いとすれば嘘告の可能性も出てくるものだ。
だがどっちにしろ答えはNoなのは変わらないのだから
リアルのJKなど怖いやつしかいないと思っている空夜だった

「もういいやロリ補給しよっと」

推しのロリ達を拝めた

「これだからロリはやめられねー!」
「お兄ちゃんロリコン!」

妹は隣の部屋から怒った

ロリ補給をして空夜は眠りについた
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