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第27話 プリン
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卵をといて牛乳を注ぐ。砂糖を混ぜ、温めたお湯に入れ、蓋をして蒸す。そして、砂糖と水をかき混ぜながら火にかけ、カラメルを作る。
これだけでプリンが作れるのだが、この世界ではこういった冷たいデザートがほとんど存在していない。
確かにプリンを作るには、一つ大きな問題がある。それは冷蔵庫の存在だった。プリンを冷やしておくには、どこからか巨大な氷の塊を取ってこなければならなかった。
おそらくこの手間が、プリンやゼリーなどが開発されてこなかった事情なのだろう。
ただ今回は、プリンを作るにあたり、大通りで売られている氷を購入し、準備は万端である。ちなみに、氷を売っている男性に、その氷はどこで手に入れたのかと聞けば、なんでも氷属性の魔法使いが作ったものを売っているそうだ。
それを聞いて、ふと思った。
俺も一応魔法は使える。
一度、氷が作れるかどうか試してみる価値はありそうだ。もし、氷が作れるのなら、エルフィンでの料理の幅が、ぐっと広がる。
しっかり冷やしたプリンを、エルフィンのテーブルの上に置く。
ミルが目をキラキラさせて、その薄卵色の個体を眺めていた。
「さあ、味見をしてくれないか」
その言葉を聞いたミルは、スプーンでやわらかいプリンをすくい、口の中へと入れた。
「お、おいしい!」
ミルは顔を上げ、見開いた目で俺を見た。
「こんな食べ物、今まで食べたことないよ。前から思っていたけど、お兄さんは天才だ!」
横で一緒に食べていたアデレードさんも目を白黒させている。
「誰もが幸せになれるような甘くてやさしい食べ物ですね」
二人が驚きながらプリンを試食している時、ちょうど王宮副料理長のコザックが現れた。
彼も料理人である。俺たちの様子を見て、すぐに気になったようで、「それはいったい何ですか?」と聞いてきた。
「プリンという食べ物だそうです」
俺のかわりにアデレードさんが答えた。
「びっくりするくらいの美味しさですよ」
俺もすぐにコザックに言った。
「王宮晩餐会で出す予定のデザートなんだ。コザックにも味見してもらいたいんだけど」
「ええ、よろこんで」
予備で作っておいたプリンをコザックに差し出した。
正直、自信はあったが、それでも不安はよぎる。
今までプリンに似たデザートが作られてこなかったのは、もともとこの世界の人々の口に合わないという理由からかも知れないのだ。
たまたまミルとアデレードさんは美味しいと言ってくれたが、料理の専門家であるコザックの舌に合うとは限らない。
俺は、じっと息をのみながらコザックの様子をうかがった。
コザックはプリンを不思議そうに見つめた後、ゆっくりと口に含んだ。
目をつぶったまま、何も話さないでいる。
やはり、口に合わなかったのだろうか。
やがてコザックは目を開き、渋い顔でこう言った。
「このプリンという食べ物は……、王宮ばかりでなく、全国民に愛されるデザートになるでしょう」
コザックは、小さな筒に入ったプリンをゆっくりとスプーンですくっては、何度も味を確かめ、うなずきながら食べ続けるのだった。
※ ※ ※
コザックがクリスタルソロス城に戻ると、午後の開店まで一時間ほど空きができた。
俺は、あることを試したくてウズウズしていた。急いで部屋に戻ると本棚にある魔法辞典を開いた。ページを次々とめくり、目的の箇所で手を止めた。
プリンを作るためには、どうしても氷が必要になってくる。今後、エルフィンでプリンを出すためには、毎日大量の氷を買わなければならないだろう。いくらプリンを大量生産するにしても、氷代を毎回払うとなると、利益はかなり少なくなってしまう。
5000万ガロの借金がある店にとって、氷代は重荷にしかならない。
なので俺は、魔法で氷を作ることはできないかと、魔法辞典を開いているのだ。
しかし、よく読むと、やはりちょっと難しいかも知れないと思った。氷を作るには、氷属性の魔法使いでなければならないようなのだ。
辞典には、『氷属性特有の青白い魔法陣で』との記載もある。
俺の魔法陣はいつも灰色をしている。
灰色の魔法陣では、氷を作ることなど出来ないかもしれない。
しかし、試すことだけは、やっておかないと。
「アーカナム、サークラム、クレーレ!」と呪文を唱える。
すると右手人差し指が輝き始めた。
魔法辞典を確かめながら、空中に魔法陣を描いていく。
辞典の通り描いたが、魔法陣の線は青白くはなく、灰色をしていた。しかも、黒に近い濃いめの灰色だ。
「フローズン!」
辞典の通り、短い詠唱を唱える。
すると、空中に何やら四角い物体が浮かび上がってきた。
物体はみるみる白くなったかと思うと、ドンと部屋の床に落ちた。
「これは!」
間違いなかった。1メートル四方の正方形をした氷が作られていた。透明な立方体は、輝きながら部屋の中央にドンと置かれていた。
成功だ!
これで、氷の代金を浮かすことができる!
アデレードさんとミルの喜ぶ顔が目に浮かんできた。
しかし、疑問は残った。
俺の魔法陣は、氷属性の色ではなかった。黒に近い灰色だ。
なのに、なぜ氷を作ることができたのだろうか。
氷属性以外でも、氷を作ることができる属性があるのだろうか。
もしそうなら、納得ができる。けれど、そのようなことはこの魔法辞典にいっさい書かれていない。
俺の属性はいったい何なのだろうか。
よく分からなかったが、とりあえず自分の魔法で、氷を作ることができた。その事実を喜んでいればいいのだと思った。
これだけでプリンが作れるのだが、この世界ではこういった冷たいデザートがほとんど存在していない。
確かにプリンを作るには、一つ大きな問題がある。それは冷蔵庫の存在だった。プリンを冷やしておくには、どこからか巨大な氷の塊を取ってこなければならなかった。
おそらくこの手間が、プリンやゼリーなどが開発されてこなかった事情なのだろう。
ただ今回は、プリンを作るにあたり、大通りで売られている氷を購入し、準備は万端である。ちなみに、氷を売っている男性に、その氷はどこで手に入れたのかと聞けば、なんでも氷属性の魔法使いが作ったものを売っているそうだ。
それを聞いて、ふと思った。
俺も一応魔法は使える。
一度、氷が作れるかどうか試してみる価値はありそうだ。もし、氷が作れるのなら、エルフィンでの料理の幅が、ぐっと広がる。
しっかり冷やしたプリンを、エルフィンのテーブルの上に置く。
ミルが目をキラキラさせて、その薄卵色の個体を眺めていた。
「さあ、味見をしてくれないか」
その言葉を聞いたミルは、スプーンでやわらかいプリンをすくい、口の中へと入れた。
「お、おいしい!」
ミルは顔を上げ、見開いた目で俺を見た。
「こんな食べ物、今まで食べたことないよ。前から思っていたけど、お兄さんは天才だ!」
横で一緒に食べていたアデレードさんも目を白黒させている。
「誰もが幸せになれるような甘くてやさしい食べ物ですね」
二人が驚きながらプリンを試食している時、ちょうど王宮副料理長のコザックが現れた。
彼も料理人である。俺たちの様子を見て、すぐに気になったようで、「それはいったい何ですか?」と聞いてきた。
「プリンという食べ物だそうです」
俺のかわりにアデレードさんが答えた。
「びっくりするくらいの美味しさですよ」
俺もすぐにコザックに言った。
「王宮晩餐会で出す予定のデザートなんだ。コザックにも味見してもらいたいんだけど」
「ええ、よろこんで」
予備で作っておいたプリンをコザックに差し出した。
正直、自信はあったが、それでも不安はよぎる。
今までプリンに似たデザートが作られてこなかったのは、もともとこの世界の人々の口に合わないという理由からかも知れないのだ。
たまたまミルとアデレードさんは美味しいと言ってくれたが、料理の専門家であるコザックの舌に合うとは限らない。
俺は、じっと息をのみながらコザックの様子をうかがった。
コザックはプリンを不思議そうに見つめた後、ゆっくりと口に含んだ。
目をつぶったまま、何も話さないでいる。
やはり、口に合わなかったのだろうか。
やがてコザックは目を開き、渋い顔でこう言った。
「このプリンという食べ物は……、王宮ばかりでなく、全国民に愛されるデザートになるでしょう」
コザックは、小さな筒に入ったプリンをゆっくりとスプーンですくっては、何度も味を確かめ、うなずきながら食べ続けるのだった。
※ ※ ※
コザックがクリスタルソロス城に戻ると、午後の開店まで一時間ほど空きができた。
俺は、あることを試したくてウズウズしていた。急いで部屋に戻ると本棚にある魔法辞典を開いた。ページを次々とめくり、目的の箇所で手を止めた。
プリンを作るためには、どうしても氷が必要になってくる。今後、エルフィンでプリンを出すためには、毎日大量の氷を買わなければならないだろう。いくらプリンを大量生産するにしても、氷代を毎回払うとなると、利益はかなり少なくなってしまう。
5000万ガロの借金がある店にとって、氷代は重荷にしかならない。
なので俺は、魔法で氷を作ることはできないかと、魔法辞典を開いているのだ。
しかし、よく読むと、やはりちょっと難しいかも知れないと思った。氷を作るには、氷属性の魔法使いでなければならないようなのだ。
辞典には、『氷属性特有の青白い魔法陣で』との記載もある。
俺の魔法陣はいつも灰色をしている。
灰色の魔法陣では、氷を作ることなど出来ないかもしれない。
しかし、試すことだけは、やっておかないと。
「アーカナム、サークラム、クレーレ!」と呪文を唱える。
すると右手人差し指が輝き始めた。
魔法辞典を確かめながら、空中に魔法陣を描いていく。
辞典の通り描いたが、魔法陣の線は青白くはなく、灰色をしていた。しかも、黒に近い濃いめの灰色だ。
「フローズン!」
辞典の通り、短い詠唱を唱える。
すると、空中に何やら四角い物体が浮かび上がってきた。
物体はみるみる白くなったかと思うと、ドンと部屋の床に落ちた。
「これは!」
間違いなかった。1メートル四方の正方形をした氷が作られていた。透明な立方体は、輝きながら部屋の中央にドンと置かれていた。
成功だ!
これで、氷の代金を浮かすことができる!
アデレードさんとミルの喜ぶ顔が目に浮かんできた。
しかし、疑問は残った。
俺の魔法陣は、氷属性の色ではなかった。黒に近い灰色だ。
なのに、なぜ氷を作ることができたのだろうか。
氷属性以外でも、氷を作ることができる属性があるのだろうか。
もしそうなら、納得ができる。けれど、そのようなことはこの魔法辞典にいっさい書かれていない。
俺の属性はいったい何なのだろうか。
よく分からなかったが、とりあえず自分の魔法で、氷を作ることができた。その事実を喜んでいればいいのだと思った。
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