セイクリッド・レガリア~熱砂の王国~

 裏社会で腕利きの運び屋として名を馳せるシリルの許に、あるとき国家の中枢から依頼が舞いこんだ。
『あるもの』を王都まで運んでほしい。
 きな臭さをおぼえつつ要請に従い出向いたシリルだったが、運搬物の引渡し場所として指定された科学開発研究所は、何者かによるテロ攻撃を受け、壊滅させられたあとだった。
 事故現場で出逢ったのは、一体の美しいヒューマノイド。

「私を、王都まで運んでください」

 民間軍事組織による追撃をかわしながら、王都への旅がはじまる――
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