異端な俺を愛してくるヤンキー達!

翠星

文字の大きさ
上 下
37 / 41

天龍said2

しおりを挟む
  「ん~、ちょっといいか?」

「はい、なんですか?真希さん。」

「なんでうちの天に近づいてきた?」

「う……それは……」

「「「「それは?」」」

「顔が良かったから……自分のモノにしたいと思ったの……」

「そうか……」

「確かに顔はいいよな~」

「おい、顔はとはなんだ!顔はとは!」

「えっ、いやいや真希の弟くんさ~顔はとても綺麗だと思うよ~正直言ってこの世のものとは思えないぐらいにね…」

「だろ~俺の弟なんだから当たり前だろ?」

俺たちは思った……

真希さんは重度な"ブラコン"だ!!

厄介になるな~と俺たちは皆が思った。

「でもさ、だからこそ怪しいんだよね~普通さあんなに綺麗な子がすぐに引き取られないのがおかしいんだよね~だってそうだろ?あんな歳まで施設にいるのもおかしいしね……なにか隠してあると思うけどな~だって、顔も中身もいいだなんてそれはそれで厄介だよ」

「確かにそうね~」

「オネェ言葉やめろ!」

「あ……あの~結局話はどうなったんですか?」

「真希さん達もこの町から追い出して二度と俺たちの眼中にはいらないでいいですね?」

「あぁ、それでいい。それに俺たちの許可はいらないだろ。これはお前たちの問題だからな。」

「わかりました……」

「おい、梨里杏。お前は今すぐにこの町から出ていき、二度と俺たちの視界に入ってくるな。もし入った場合お前の親父の組を潰してやる!」

「ひぃ……わ…わかったわ。もう、二度とあなた達の視界に入らないからパパには手を出さないで……ヒクッヒクッ」

「だったらサッサっと出ていけ(殺気)」


ビクッ

梨里杏はすぐに立ち上がり、店を出ていった……梨里杏はこんな奴らに関わってしまったせいで私の人生はめちゃくちゃになってしまったのに勝てないことを悔やみ遠くへ消えた……

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

僕の平凡生活が…

ポコタマ
BL
アンチ転校生によって日常が壊された主人公の話です 更新頻度はとても遅めです。誤字・脱字がある場合がございます。お気に入り、しおり、感想励みになります。

普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ
BL
「君は死にました」 「…はい?」 「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」 「…てんぷれ」 「てことで転生させます」 「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」 BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。

超絶美形な俺がBLゲームに転生した件

抹茶ごはん
BL
同性婚が当たり前に認められている世界観のBLゲーム、『白い薔薇は愛の象徴となり得るか』略して白薔薇の攻略対象キャラである第二王子、その婚約者でありゲームでは名前も出てこないモブキャラだったミレクシア・サンダルフォンに生まれ変わった美麗は憤怒した。 何故なら第二王子は婚約者がいながらゲームの主人公にひとめぼれし、第二王子ルートだろうが他のルートだろうが勝手に婚約破棄、ゲームの主人公にアピールしまくる恋愛モンスターになるのだ。…俺はこんなに美形なのに!! 別に第二王子のことなんて好きでもなんでもないけれど、美形ゆえにプライドが高く婚約破棄を受け入れられない本作主人公が奮闘する話。 この作品はフィクションです。実際のあらゆるものと関係ありません。

無自覚主人公の物語

裏道
BL
トラックにひかれて異世界転生!無自覚主人公の話

乙女ゲームが俺のせいでバグだらけになった件について

はかまる
BL
異世界転生配属係の神様に間違えて何の関係もない乙女ゲームの悪役令状ポジションに転生させられた元男子高校生が、世界がバグだらけになった世界で頑張る話。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

ヒロインの兄は悪役令嬢推し

西楓
BL
異世界転生し、ここは前世でやっていたゲームの世界だと知る。ヒロインの兄の俺は悪役令嬢推し。妹も可愛いが悪役令嬢と王子が幸せになるようにそっと見守ろうと思っていたのに…どうして?

人生イージーモードになるはずだった俺!!

抹茶ごはん
BL
平凡な容姿にろくでもない人生を歩み事故死した俺。 前世の記憶を持ったまま転生し、なんと金持ちイケメンのお坊ちゃまになった!! これはもう人生イージーモード一直線、前世のような思いはするまいと日々邁進するのだが…。 何故か男にばかりモテまくり、厄介な事件には巻き込まれ!? 本作は現実のあらゆる人物、団体、思想及び事件等に関係ございません。あくまでファンタジーとしてお楽しみください。

処理中です...