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真希にぃはすごい人⁉︎
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「なんでってそりゃーお前のお兄ちゃんである真希って人はたぶん神条 真希のことでしょ!」
「天ちゃん、神条 真希は天龍の初代総長なんだよ!」
は?嘘でしょ?1番めんどくさいのが身近にいたってこと?はっ!だからお父さんと仲が悪かったのかな?それに不良嫌いの遥くんが真希にぃを嫌ってたのは真希にぃが不良だから?なんで気づかなかったの~僕のバカ~!
「嘘でしょ⁉︎真希にぃがそんなにすごい人なの?だって、真希にぃは優しいユデタコなんだよ!」
「おい、お前本当に真希さんの弟なのか?あの美しく鬼神のように強い真希さんの弟なのか⁉︎お前みたいな少し捻ったら死にそうなお前が⁉︎」
「おい、大希言い過ぎですよ。本当のことでももう少しオブラートにつつめてください。」
「そうだよ~ねっ、雪兎」
「うん、雪哉」
「それにしても天くんが真希さんの弟だなんてすご~い。実はね、リィリまだ真希さんって人と会った事がないの。だから天くんからお願いしてくれないかな?」
「そんなこと言われても本当にあの真希にぃが天龍の初代総長なの?僕からしたら全然想像つかないんだけど…」
「ふん、そんなことはどうでもいい。お前の名前は何だ!俺は天龍の現総長、真風 大希(まかぜ たいき)だ。」
「僕は神条 天。よろしく。」
「天くん、大丈夫?あのね、大希様はね、真希さんのことがとっても、大好きなの!今まで真希さんに近寄ったやつは全員病院送りにしたって話があるから気をつけて。」
「えっ!マジで。結ちゃん、教えてくれてありがとう」
「ううん、天くんは大事な友達だから!」
友達か……いつかは僕を置いて死ぬんだから上辺だけの友達でしかなれないけどそれまでは…
「ありがとう」
もう放課後だなんて最悪すぎる。実は今日真希にぃのお店に行くことになりました。それも天龍のメンバーとあのバカなお姫様も!実は使おうと思えば使うことができるんだけど、僕は人の心の中を聞くことができる。考えてることがわかるってことかな。授業中ずっと、真風くんが「真希さんに弟?ふざけるなよ。あんな綺麗な顔してるからって調子に乗りやがって…」などなど言ってることが全部聞こえるんですよ!めっちゃ怖かった。てか今も充分に怖い!
「おい、早く行くぞ!」
「えっ、あっ、うん。」
「すみませんね。神条くん。大希のやつ、今とても混乱してて口が少し悪くなってるだけでくからどうか許してやってください。」
「いえ、別に怒ったりしてないので…大丈夫です。」
「そうですか…困ったことがあったらなんでも聞いてください。これでもこの学校の副会長をしていますので。」
「わかりました。困ったことがあったら聞きますね。」
そう言い、僕たちは校門に向かった。
「天ちゃん、神条 真希は天龍の初代総長なんだよ!」
は?嘘でしょ?1番めんどくさいのが身近にいたってこと?はっ!だからお父さんと仲が悪かったのかな?それに不良嫌いの遥くんが真希にぃを嫌ってたのは真希にぃが不良だから?なんで気づかなかったの~僕のバカ~!
「嘘でしょ⁉︎真希にぃがそんなにすごい人なの?だって、真希にぃは優しいユデタコなんだよ!」
「おい、お前本当に真希さんの弟なのか?あの美しく鬼神のように強い真希さんの弟なのか⁉︎お前みたいな少し捻ったら死にそうなお前が⁉︎」
「おい、大希言い過ぎですよ。本当のことでももう少しオブラートにつつめてください。」
「そうだよ~ねっ、雪兎」
「うん、雪哉」
「それにしても天くんが真希さんの弟だなんてすご~い。実はね、リィリまだ真希さんって人と会った事がないの。だから天くんからお願いしてくれないかな?」
「そんなこと言われても本当にあの真希にぃが天龍の初代総長なの?僕からしたら全然想像つかないんだけど…」
「ふん、そんなことはどうでもいい。お前の名前は何だ!俺は天龍の現総長、真風 大希(まかぜ たいき)だ。」
「僕は神条 天。よろしく。」
「天くん、大丈夫?あのね、大希様はね、真希さんのことがとっても、大好きなの!今まで真希さんに近寄ったやつは全員病院送りにしたって話があるから気をつけて。」
「えっ!マジで。結ちゃん、教えてくれてありがとう」
「ううん、天くんは大事な友達だから!」
友達か……いつかは僕を置いて死ぬんだから上辺だけの友達でしかなれないけどそれまでは…
「ありがとう」
もう放課後だなんて最悪すぎる。実は今日真希にぃのお店に行くことになりました。それも天龍のメンバーとあのバカなお姫様も!実は使おうと思えば使うことができるんだけど、僕は人の心の中を聞くことができる。考えてることがわかるってことかな。授業中ずっと、真風くんが「真希さんに弟?ふざけるなよ。あんな綺麗な顔してるからって調子に乗りやがって…」などなど言ってることが全部聞こえるんですよ!めっちゃ怖かった。てか今も充分に怖い!
「おい、早く行くぞ!」
「えっ、あっ、うん。」
「すみませんね。神条くん。大希のやつ、今とても混乱してて口が少し悪くなってるだけでくからどうか許してやってください。」
「いえ、別に怒ったりしてないので…大丈夫です。」
「そうですか…困ったことがあったらなんでも聞いてください。これでもこの学校の副会長をしていますので。」
「わかりました。困ったことがあったら聞きますね。」
そう言い、僕たちは校門に向かった。
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