25 / 41
空席part2
しおりを挟む
ぼくがこの高校に転校してきて10日がたった。初めは普通の高校生活を送れるか心配したけど普通の生活を送れている。
きゃーーーーー天くん~
おはよう天くん~
今日もマジ天使~
ちょーかわいい
毎朝登校する度にこうなる。これって普通だよね?おかしくないよね?次の休みに青に聞こうかな~そう、実はね青とは連絡取り合っていて僕の相談事を聞いてくれんだ~。それにしても今日はみんなソワソワしてるな~なんでだろ?
「おはよう~」
「「「「おはよう~天(くん)」」」」
「あっ、結ちゃーん。前髪やってくれる?」
「あっ、天くん。もちろんだよー。さ~座って。」
「天ちゃーん、その間暇でしょ~。私たちとおしゃべりしよう~」
「いいよ~」
この子たちは結ちゃんと仲のいいお友達。いろんなこと教えてくれるしチョー優しくて良い女友達!でもね、スキンシップがちょっと激しい。
それにしても本当に今日は学校全体がソワソワ?してる感じがする。
「ねー、みんな今日何かあるの?なんかみんないつもよりソワソワ?してない?」
「あぁ~そっか~天くんが来てからあの人たち一回も来てないから知らないんだね!」
「たしかにそうだね~」
「あのね~うちらの高校って不良が多いじゃん?」
「うんうん」
「実はね、うちらの高校に天龍っていう暴走族がんばれいるんだけど、それがね、みんなとってもイケメンなの!」
「そうそう、だから男子はみんな天龍に憧れてここに来てるの!」
「それで女子は姫の座をねらってるの!」
「姫?」
「そう、姫。姫っていうのは天龍に守られるお姫様って訳。」
「でもね~……」
「???どうしたの?」
「実はね、天龍には姫がもういるの!その子がいい子ならみんな文句は言わないんだけど…」
「その子がとっても性格が悪いの!イケメンな子を見つけたらすぐに自分のものにしたがるの!」
「それに天龍の皆様の前ではぶりっ子をかます古典的な女なのよ!」
「わぁぉ、圧がすごい…」
天龍….ね…めんどくさいことに巻き込まれなければいいけど…
「でもそれに気づかない天龍も天龍じゃん。」
「それがね、その女の家がねヤ○ザなのよ~」
「それで天龍の人たちも何も言わないの?」
「違うわよ~、天龍の皆様はあの女に夢中なの!だから私たちで始末しようとしたけどヤ○ザだから出来なかったのよ!」
「なるほどね~、でも僕には関係ないからいいや~」
「何を言ってるの⁉︎そんなにかわいい顔してるんだから絶対狙われるわ!今でもみんな、あんたのこと狙ってるんだからね!しかも男もよ!」
「かわいい顔?誰が?」
「これだから無自覚は」
「はーい、天君。終わったよ!」
「うわぁー、ありがとう。結ちゃん、流石だよね~」
「ふふっ、どういたしまして。」
きゃーーーーー天くん~
おはよう天くん~
今日もマジ天使~
ちょーかわいい
毎朝登校する度にこうなる。これって普通だよね?おかしくないよね?次の休みに青に聞こうかな~そう、実はね青とは連絡取り合っていて僕の相談事を聞いてくれんだ~。それにしても今日はみんなソワソワしてるな~なんでだろ?
「おはよう~」
「「「「おはよう~天(くん)」」」」
「あっ、結ちゃーん。前髪やってくれる?」
「あっ、天くん。もちろんだよー。さ~座って。」
「天ちゃーん、その間暇でしょ~。私たちとおしゃべりしよう~」
「いいよ~」
この子たちは結ちゃんと仲のいいお友達。いろんなこと教えてくれるしチョー優しくて良い女友達!でもね、スキンシップがちょっと激しい。
それにしても本当に今日は学校全体がソワソワ?してる感じがする。
「ねー、みんな今日何かあるの?なんかみんないつもよりソワソワ?してない?」
「あぁ~そっか~天くんが来てからあの人たち一回も来てないから知らないんだね!」
「たしかにそうだね~」
「あのね~うちらの高校って不良が多いじゃん?」
「うんうん」
「実はね、うちらの高校に天龍っていう暴走族がんばれいるんだけど、それがね、みんなとってもイケメンなの!」
「そうそう、だから男子はみんな天龍に憧れてここに来てるの!」
「それで女子は姫の座をねらってるの!」
「姫?」
「そう、姫。姫っていうのは天龍に守られるお姫様って訳。」
「でもね~……」
「???どうしたの?」
「実はね、天龍には姫がもういるの!その子がいい子ならみんな文句は言わないんだけど…」
「その子がとっても性格が悪いの!イケメンな子を見つけたらすぐに自分のものにしたがるの!」
「それに天龍の皆様の前ではぶりっ子をかます古典的な女なのよ!」
「わぁぉ、圧がすごい…」
天龍….ね…めんどくさいことに巻き込まれなければいいけど…
「でもそれに気づかない天龍も天龍じゃん。」
「それがね、その女の家がねヤ○ザなのよ~」
「それで天龍の人たちも何も言わないの?」
「違うわよ~、天龍の皆様はあの女に夢中なの!だから私たちで始末しようとしたけどヤ○ザだから出来なかったのよ!」
「なるほどね~、でも僕には関係ないからいいや~」
「何を言ってるの⁉︎そんなにかわいい顔してるんだから絶対狙われるわ!今でもみんな、あんたのこと狙ってるんだからね!しかも男もよ!」
「かわいい顔?誰が?」
「これだから無自覚は」
「はーい、天君。終わったよ!」
「うわぁー、ありがとう。結ちゃん、流石だよね~」
「ふふっ、どういたしまして。」
0
お気に入りに追加
93
あなたにおすすめの小説

ボクに構わないで
睡蓮
BL
病み気味の美少年、水無月真白は伯父が運営している全寮制の男子校に転入した。
あまり目立ちたくないという気持ちとは裏腹に、どんどん問題に巻き込まれてしまう。
でも、楽しかった。今までにないほどに…
あいつが来るまでは…
--------------------------------------------------------------------------------------
1個目と同じく非王道学園ものです。
初心者なので結構おかしくなってしまうと思いますが…暖かく見守ってくれると嬉しいです。


笑わない風紀委員長
馬酔木ビシア
BL
風紀委員長の龍神は、容姿端麗で才色兼備だが周囲からは『笑わない風紀委員長』と呼ばれているほど表情の変化が少ない。
が、それは風紀委員として真面目に職務に当たらねばという強い使命感のもと表情含め笑うことが少ないだけであった。
そんなある日、時期外れの転校生がやってきて次々に人気者を手玉に取った事で学園内を混乱に陥れる。 仕事が多くなった龍神が学園内を奔走する内に 彼の表情に接する者が増え始め──
※作者は知識なし・文才なしの一般人ですのでご了承ください。何言っちゃってんのこいつ状態になる可能性大。
※この作品は私が単純にクールでちょっと可愛い男子が書きたかっただけの自己満作品ですので読む際はその点をご了承ください。
※文や誤字脱字へのご指摘はウエルカムです!アンチコメントと荒らしだけはやめて頂きたく……。
※オチ未定。いつかアンケートで決めようかな、なんて思っております。見切り発車ですすみません……。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

平凡くんと【特別】だらけの王道学園
蜂蜜
BL
自分以外の家族全員が美形という家庭に生まれ育った平凡顔な主人公(ぼっち拗らせて表情筋死んでる)が【自分】を見てくれる人を求めて家族から逃げた先の男子校(全寮制)での話。
王道の転校生や生徒会、風紀委員、不良に振り回されながら愛されていきます。
※今のところは主人公総受予定。

平凡モブの僕だけが、ヤンキー君の初恋を知っている。
天城
BL
クラスに一人、目立つヤンキー君がいる。名前を浅川一也。校則無視したド派手な金髪に高身長、垂れ目のイケメンヤンキーだ。停学にならないせいで極道の家の子ではとか実は理事長の孫とか財閥の御曹司とか言われてる。
そんな浅川と『親友』なのは平凡な僕。
お互いそれぞれ理由があって、『恋愛とか結婚とか縁遠いところにいたい』と仲良くなったんだけど。
そんな『恋愛機能不全』の僕たちだったのに、浅川は偶然聞いたピアノの演奏で音楽室の『ピアノの君』に興味を持ったようで……?
恋愛に対して消極的な平凡モブらしく、ヤンキー君の初恋を見守るつもりでいたけれど
どうにも胸が騒いで仕方ない。
※青春っぽい学園ボーイズラブです。

とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる