異端な俺を愛してくるヤンキー達!

翠星

文字の大きさ
上 下
21 / 41

店長さんとお父さんpart3

しおりを挟む
 「うん。わかった。いってきまーす。」

「あぁ、気をつけて行ってきなさい。」

僕達は会計を済まして公園に向かった。

僕は、子供達が仲良く遊んでるところをただずっと見てた。すると、

「おい、天!やっぱりここにいたか!」

まだ1時だからお店にいるはずの店長さんが現れた。

「えっ⁉︎店長さん!どうしてここに?ってやっぱりってどういうことですか⁉︎」

「あぁ、お店は閉めたよ。今日でちゃんと話し合わないと気まずくなりそうだから…」

「は…はぁ…。それで何を話し合うんですか?」

「あっ!いや…その~えーっと…その俺たち家族なんだろう?だから店長さんじゃなくてお兄ちゃんっていって欲しいな~なんてな!」

ハッハッハツと笑っていたがいって欲しいんだな~。仕方ない、面倒ごとにはなりたくないからな~

「ふっふっ、真希にぃって呼びますね!」

すると、真希にぃは顔を真っ赤にして固まった。

「どうしたんですか?まさか熱⁉︎だ…大丈夫ですか?」

と言い僕は、自分のおでこと真希にぃのおでこをくっつけた。

「う~ん?大丈夫ですね!多分、走っていたから顔が赤かったんですね!」

そう言って、僕は真希にぃから離れた。

それにしても本当に顔が赤いな~ぷっ、

「ユデタコみたい…ふっふっ」

「なっ…なっ…お前な~」

「それでお話とは?」

「あぁ、そのなんで親父達に引き取られるようになったのかな~って」

「あぁ、ただお父さん達とは孤児院の施設であってその時に引き取ってもらったんです。今は感謝してます。僕を引き取ってくれたことに…」

「そうか…そういえば天は何歳なんだ?」

「僕は15歳ですよ。高校1年生なんです。」

「嘘だろ!もっと上かと思った。てことはあいつらと同い年か…」

「あいつら?」

「あぁ。天もいつか会えるよ。ここは高校1つしかないからな!」

「それでお話って終わりですか?子供達のところに行かないといけないのですが…」

「あ、あぁ。またいつでもお店に来いよ!」

「はい。」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

元・副会長だった僕は卒業する

希紫瑠音
BL
転校生に夢中になった僕は、副会長という座を失った。 親衛隊も離れていき、身なりにも気を使わなくなった僕は空気のような存在になる。 辛い学園生活。 だが、今日でそれもおしまい。卒業式を迎えるのだから――。 王道学園ものに登場するような副会長のつもりです。不幸な終わり方は嫌なのでハッピーエンドです。 先生×元・副会長 fujossyのコンテストへの応募作品。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)

夏目碧央
BL
 兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。  ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?

僕の平凡生活が…

ポコタマ
BL
アンチ転校生によって日常が壊された主人公の話です 更新頻度はとても遅めです。誤字・脱字がある場合がございます。お気に入り、しおり、感想励みになります。

ボクに構わないで

睡蓮
BL
病み気味の美少年、水無月真白は伯父が運営している全寮制の男子校に転入した。 あまり目立ちたくないという気持ちとは裏腹に、どんどん問題に巻き込まれてしまう。 でも、楽しかった。今までにないほどに… あいつが来るまでは… -------------------------------------------------------------------------------------- 1個目と同じく非王道学園ものです。 初心者なので結構おかしくなってしまうと思いますが…暖かく見守ってくれると嬉しいです。

花屋の息子

きの
BL
ひょんなことから異世界転移してしまった、至って普通の男子高校生、橘伊織。 森の中を一人彷徨っていると運良く優しい夫婦に出会い、ひとまずその世界で過ごしていくことにするが___? 瞳を見て相手の感情がわかる能力を持つ、普段は冷静沈着無愛想だけど受けにだけ甘くて溺愛な攻め×至って普通の男子高校生な受け の、お話です。 不定期更新。大体一週間間隔のつもりです。 攻めが出てくるまでちょっとかかります。

ヒロインの兄は悪役令嬢推し

西楓
BL
異世界転生し、ここは前世でやっていたゲームの世界だと知る。ヒロインの兄の俺は悪役令嬢推し。妹も可愛いが悪役令嬢と王子が幸せになるようにそっと見守ろうと思っていたのに…どうして?

風紀“副”委員長はギリギリモブです

柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。 俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。 そう、“副”だ。あくまでも“副”。 だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに! BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。

処理中です...