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家の名前はアムブロシアー
しおりを挟むそれにしても、ずっと思ってたんだけどやっぱりこの家1人用にしてはデカいな~
ワンっワンっ
ん?今なんか聞こえたけど…気のせいか?まーいいや。それよりも~本が読みたいな~
ワンっワンっワンっ
ん?やっぱり聞こえる…
「はっ~はいはい今、来ますよ~」
そして俺は玄関を開けた瞬間そこには大きい犬が一匹と小さい犬が三匹いた。
「えっ…犬?か…かわいい~♡めっちゃかわいんだけど~ん?どうしたのかな~?」
『この子達を助けて欲しい!頼むこの子達だけでもいいから助けてくれ』
「えっと~はいはい助けて欲しいんだね。まずは何があったのか聞いてもいいかな?」
『…ん?言葉がわかるのか?お前は人間だろ?』
そう、俺はたしかに見た目は人間かもしれない…だけど…俺の中身はただの化け物だ!俺は魔法?みたいなのが使えるから動物の声を聞くことなんかチョー簡単!
「あぁ~俺は動物の言葉がわかるんだよ。ちょっとした能力?みたいな感じだから気にするな。それでどうしたんだ?」
『あぁ~実は………』
話をまとめるとこの犬はこの小さい犬の父親で野犬と間違われて母親犬が殺されて人間から逃げたらここ裏山にたどり着き1番近い人間の家で助けてもらおうと思ったってわけだな。
「なるほど…いやもし俺じゃなかったらたぶん通報されてたぞ!」
『あぁ。そうかもな。頼むこの子達だけでも助けてくれ!』
「ん~よし、いいぞ。」
『本当か⁉︎助かる本当に助かる。ありがとう』
「もちろん、お前も一緒にだ!」
『はっ?私も一緒?すまない聞き間違えてしまった。もう一回言ってくれないか?』
「だ・か・ら~お前も一緒にここに住むんだよ!子供たちを親から引き離すのは可哀想だろ。それにお前も相当ボロボロだろ?でも住む代わりにお前たちにはこの家の家族として番犬としているんだ!わかったか?」
『本当にいいのか?助かる!』
「あぁ!もちろんだ!」
子供のために自分を犠牲にする親を死なせるっかっての。それに子供たちもずっと俺を見ながらお父さんと一緒がいいって言ってるじゃねーか。まー1人で住むのも寂しいしーいいかな~笑笑
そういえば、この家に名前をつけよっかな~ずっと1人でいたい時ようなんていえないしな~そうだ!
【アムブロシアー】にしよう!意味はギリシャ神話に登場する神々の食べ物であり古代ギリシャ語で『不死』を意味してる。まるで……
「よし、まずお前ら汚いから風呂に入るぞ~風呂はそこだからこのタオルの上を歩いて進め~」
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