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一方そのころクセルット家では
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家令ヨハンはご機嫌だった。
昨夜はとても気持ちよく眠れた。あのふてぶてしい女の子供が、もうすぐ視界から消え失せるのだ。これが喜ばずにいられようか。
ようやく奥様も悪夢を見なくなるであろう。
ぱらりと書類の束から一枚を取り上げる。入ってくるであろうお金の使い所をまとめたものだ。お金はいくらあっても足りない。領民のために使うのはもちろん、屋敷の修理や警備、人材確保にも動かなければならない。
「ふむ」
もっと金額を釣り上げればよかったと、何度目かの思いに知らず首を振った。
交渉相手はツォーフィレント侯爵だった。話が届くかさえ賭けだったが、うまくいった。細かいことは知らないが、貴族の血を引いている眉目秀麗な少年を探しているとのことだった。あの子どもはその範疇ではないが、ちょっと似姿に手を加えさせたおかげで予想以上に高値がついた。
向こうに着いて絵と違うと言われたところで、知ったことではない。そうだな。緊張のあまり寝れていないとか言わせればいい。
もうじきマナー講師が来るだろう。そのへんを言い含めておこう。面倒ではあるが、着飾らせないといけないから服も作らなければならない。しばらくはあの子どもと頻繁に顔を合わせなければいけなくなる。いっその事メイド長あたりにでも押し付けようか。
「ああ、奥様……」
ヨハンは胸に手を当て、可憐に微笑むクラネット夫人の姿を思い浮かべた。年を経てなお美貌に磨きがかかり、時に少女のような愛らしい仕草を見せる子爵夫人を。
「あなたの憂い事は、もうすぐ消え失せますよ」
唯一の異物、あのメイドの子どもはもうすぐいなくなる。
ふてぶてしいメイドだった。旦那さまから手を出したという者もいたが、そんなはずはない。素晴らしい奥様がいらしてそのような愚行に走るわけがない。あのメイドが強引に事を運んだに決まっている。
まあ、いやしくも旦那様の気を引き異物を生み出したことは、そのあと僅かながらではあるが、奥様を助けることになったのだから良しとしよう。
あのときのことを思うと、今でも胸が潰れそうだ。愛らしいお子様を失ってしまったのだから。当事者である奥様は、どれだけ心を痛めたことか。
奥様の子と似ても似つかぬ子ではあったが、その重みと温もりが奥様を支えたのは事実だ。しかし、その支えを必要としなくなった今、異物は目の届かないところにやらねばならない。
もうすぐだ。
最後にわずかばかりの役に立ち、あれはここから去るだろう。
ささやかな物思いから現実に立ち返り、ヨハンは襟を正した。速やかに遂行するためにも、一つ一つ片付けなければ、と。
だが、それを打ち砕くように慌ただしく走ってくる足音が聞こえてきた。
「ヨハンさん! 大変です!」
駆け込んできたのは、メイド長だった。珍しい。いつもは小走りになる新人をしかりつける立場なのに、息を切らすほどに走ってくるとは。嫌な予感に、ヨハンは内心舌を打った。
「どうしたのです」
ここで上のものが慌ててはいけない。少しズレたメガネを押し上げながら、問いただす。
「ジャンが、ジャン坊ちゃまの姿がありません」
「……部屋にいないのですか?」
「は、はい。窓が開いていて、お、おそらく外へ出たものと……」
ヨハンよりかは若いメイド長は、額に筋を浮かべた家令に小さく震えた。いつもの無表情がさらに際立ち、寒気すらするほどだ。
「探しましたか?」
落ち着こうと、ヨハンは努めて息を吐いた。メイド長が青ざめているが、それどころではない。
とりあえず話をしながら、あの子どもの部屋へと向かうことにした。
「もちろんです。部屋の中は探しました。庭も人をやって探させています。門番に確認はしましたが、昨夜から表門からも裏門からも子どもは出ていない、ということでしたが」
「屋敷の中も探しなさい。外へなど出たことがないのだから、見つからずに出られるわけがない」
「そ、そうですね」
足早にたどり着いたジャンの部屋の扉は開放されていて、メイドが慌ただしく出入りしていた。
ヨハンは部屋に立ち入った。話のとおり、庭に面している窓が開いていた。覗くと、白い布が継ぎ足されて下にたれているのが見えた。庭に兵たちが散らばっている。
「何も教えていないはずなのに、どうやってこんなことを……」
ふと、ヨハンは文机の上にペンとインクが載っているのに気づいた。
「誰か読み書きを教えたのか?」
聞かれたメイド長はプルプルと首を振った。
「よくこの部屋を担当しているものを連れてまいりますね」
というか、部屋にいた。バスルームを探していたらしい。妙に膨らんだポケットを隠すように、メイドは深々と頭を垂れた。
「……あの子どもは読み書きができたのか?」
「いいえっ。あ、あの、そのペンとかは、雰囲気を楽しむためだと言っておりました」
「雰囲気?」
「はい。他のご兄弟が勉強の時間に、自分も机の前にいたいと……。あの、でも、線を引くだけで文字は書いてはおりませんでした」
ふん、と、ヨハンは鼻を鳴らした。小賢しい。勉強する機会を与えられなかった当てつけか。必要がないのだから、当然だろうに。
いや、多少の読み書きくらいは仕込むべきだったか。さすがに読み書きできない子息など、疑われるかもしれん。
ともかく、探さなければ始まらない。
「いつ気づいたんだ?」
ビクリと肩を揺らし、メイドは視線を右往左往させた。やがて観念したのか、目をつぶったまま答える。メイド長の頬がヒクリと引きつった。
「き、気づいたのは昼前です。昼食を運び入れると、その、朝食分が手つかずで、それで、ベッドを確認しました」
「? 朝はいたんだな?」
「い、いえ」
さらにメイドが縮こまる。
「他の坊っちゃん方のように、朝の支度は必要ないということで、朝はいつも朝食のワゴンを扉からすぐのところに差し入れるだけなんです。昼食をお持ちすると、扉の外にワゴンが出してあって。でも、今日はそれが出ていなくて、部屋に入り、ました」
尻すぼみに答えるメイドに、ヨハンとメイド長は思わずため息をついた。
「では、夜から昼部屋に入るまでの間ということだな」
「おそらくは。あ、夕食をお持ちしたときは、おりました。それ以降はお見かけしておりません」
夜の間に出たとすれば、かなり時間が経っているということになる。しかし門番が見ていないというのなら、屋敷のどこかに隠れ、逃げ出す隙を窺っているのだろう。
「まったく、腹立たしい。おとなしくしていればいいものを」
ヨハンは計画が狂い始めたことに苛立ちを覚えた。どうして最後まで手を煩わせるのか。
「あの、お客様です。教師のルーザー様と、テイル商会がお見えですが……」
入口から顔を覗かせた従僕が恐る恐る来客を告げた。ぴきっとヨハンの額にまたしても青筋が立った。そういえば、午後から予定を立てていたんだった。
「見つかったという報告は?」
従僕も知っているのだろう。ブルブルと首を横に振ることで応えた。
「はぁ。わかりました。そちらは私が対応します。早急に、手が空いているもの全てを使って探しなさい。いいですね?」
「「は、はい!」」
ぐしゃりとヨハンの手の中で紙の束がひしゃげた。
どうせすぐに見つかるはずだ。
ろくに教育も受けていない子どもだ。万が一屋敷の外へ出られたとしても、金も持たず、行き先もない。すごすごと帰ってくるか、犯罪に巻き込まれるかして連れ戻されるのがオチだ。
そう結論付け、ヨハンは気持ちを切り替えるべく踵を返した。
とりあえず今は来客の対応と、旦那様への報告を急がなければ。
それから。それから、奥様がご所望の宝石を手配しなければならない。甘味も話に出ていたそうだな。あれも用意しなければ。
あちこちからジャンを呼ぶ声が聞こえてくる。中にはジャンって誰だと首を傾げるものもいたが、とりあえず大捜索は続けられた。
ジャンの部屋から、少しずつ物がなくなっていく。そのかわりに、メイドたちのポケットが膨らむのだった。
昨夜はとても気持ちよく眠れた。あのふてぶてしい女の子供が、もうすぐ視界から消え失せるのだ。これが喜ばずにいられようか。
ようやく奥様も悪夢を見なくなるであろう。
ぱらりと書類の束から一枚を取り上げる。入ってくるであろうお金の使い所をまとめたものだ。お金はいくらあっても足りない。領民のために使うのはもちろん、屋敷の修理や警備、人材確保にも動かなければならない。
「ふむ」
もっと金額を釣り上げればよかったと、何度目かの思いに知らず首を振った。
交渉相手はツォーフィレント侯爵だった。話が届くかさえ賭けだったが、うまくいった。細かいことは知らないが、貴族の血を引いている眉目秀麗な少年を探しているとのことだった。あの子どもはその範疇ではないが、ちょっと似姿に手を加えさせたおかげで予想以上に高値がついた。
向こうに着いて絵と違うと言われたところで、知ったことではない。そうだな。緊張のあまり寝れていないとか言わせればいい。
もうじきマナー講師が来るだろう。そのへんを言い含めておこう。面倒ではあるが、着飾らせないといけないから服も作らなければならない。しばらくはあの子どもと頻繁に顔を合わせなければいけなくなる。いっその事メイド長あたりにでも押し付けようか。
「ああ、奥様……」
ヨハンは胸に手を当て、可憐に微笑むクラネット夫人の姿を思い浮かべた。年を経てなお美貌に磨きがかかり、時に少女のような愛らしい仕草を見せる子爵夫人を。
「あなたの憂い事は、もうすぐ消え失せますよ」
唯一の異物、あのメイドの子どもはもうすぐいなくなる。
ふてぶてしいメイドだった。旦那さまから手を出したという者もいたが、そんなはずはない。素晴らしい奥様がいらしてそのような愚行に走るわけがない。あのメイドが強引に事を運んだに決まっている。
まあ、いやしくも旦那様の気を引き異物を生み出したことは、そのあと僅かながらではあるが、奥様を助けることになったのだから良しとしよう。
あのときのことを思うと、今でも胸が潰れそうだ。愛らしいお子様を失ってしまったのだから。当事者である奥様は、どれだけ心を痛めたことか。
奥様の子と似ても似つかぬ子ではあったが、その重みと温もりが奥様を支えたのは事実だ。しかし、その支えを必要としなくなった今、異物は目の届かないところにやらねばならない。
もうすぐだ。
最後にわずかばかりの役に立ち、あれはここから去るだろう。
ささやかな物思いから現実に立ち返り、ヨハンは襟を正した。速やかに遂行するためにも、一つ一つ片付けなければ、と。
だが、それを打ち砕くように慌ただしく走ってくる足音が聞こえてきた。
「ヨハンさん! 大変です!」
駆け込んできたのは、メイド長だった。珍しい。いつもは小走りになる新人をしかりつける立場なのに、息を切らすほどに走ってくるとは。嫌な予感に、ヨハンは内心舌を打った。
「どうしたのです」
ここで上のものが慌ててはいけない。少しズレたメガネを押し上げながら、問いただす。
「ジャンが、ジャン坊ちゃまの姿がありません」
「……部屋にいないのですか?」
「は、はい。窓が開いていて、お、おそらく外へ出たものと……」
ヨハンよりかは若いメイド長は、額に筋を浮かべた家令に小さく震えた。いつもの無表情がさらに際立ち、寒気すらするほどだ。
「探しましたか?」
落ち着こうと、ヨハンは努めて息を吐いた。メイド長が青ざめているが、それどころではない。
とりあえず話をしながら、あの子どもの部屋へと向かうことにした。
「もちろんです。部屋の中は探しました。庭も人をやって探させています。門番に確認はしましたが、昨夜から表門からも裏門からも子どもは出ていない、ということでしたが」
「屋敷の中も探しなさい。外へなど出たことがないのだから、見つからずに出られるわけがない」
「そ、そうですね」
足早にたどり着いたジャンの部屋の扉は開放されていて、メイドが慌ただしく出入りしていた。
ヨハンは部屋に立ち入った。話のとおり、庭に面している窓が開いていた。覗くと、白い布が継ぎ足されて下にたれているのが見えた。庭に兵たちが散らばっている。
「何も教えていないはずなのに、どうやってこんなことを……」
ふと、ヨハンは文机の上にペンとインクが載っているのに気づいた。
「誰か読み書きを教えたのか?」
聞かれたメイド長はプルプルと首を振った。
「よくこの部屋を担当しているものを連れてまいりますね」
というか、部屋にいた。バスルームを探していたらしい。妙に膨らんだポケットを隠すように、メイドは深々と頭を垂れた。
「……あの子どもは読み書きができたのか?」
「いいえっ。あ、あの、そのペンとかは、雰囲気を楽しむためだと言っておりました」
「雰囲気?」
「はい。他のご兄弟が勉強の時間に、自分も机の前にいたいと……。あの、でも、線を引くだけで文字は書いてはおりませんでした」
ふん、と、ヨハンは鼻を鳴らした。小賢しい。勉強する機会を与えられなかった当てつけか。必要がないのだから、当然だろうに。
いや、多少の読み書きくらいは仕込むべきだったか。さすがに読み書きできない子息など、疑われるかもしれん。
ともかく、探さなければ始まらない。
「いつ気づいたんだ?」
ビクリと肩を揺らし、メイドは視線を右往左往させた。やがて観念したのか、目をつぶったまま答える。メイド長の頬がヒクリと引きつった。
「き、気づいたのは昼前です。昼食を運び入れると、その、朝食分が手つかずで、それで、ベッドを確認しました」
「? 朝はいたんだな?」
「い、いえ」
さらにメイドが縮こまる。
「他の坊っちゃん方のように、朝の支度は必要ないということで、朝はいつも朝食のワゴンを扉からすぐのところに差し入れるだけなんです。昼食をお持ちすると、扉の外にワゴンが出してあって。でも、今日はそれが出ていなくて、部屋に入り、ました」
尻すぼみに答えるメイドに、ヨハンとメイド長は思わずため息をついた。
「では、夜から昼部屋に入るまでの間ということだな」
「おそらくは。あ、夕食をお持ちしたときは、おりました。それ以降はお見かけしておりません」
夜の間に出たとすれば、かなり時間が経っているということになる。しかし門番が見ていないというのなら、屋敷のどこかに隠れ、逃げ出す隙を窺っているのだろう。
「まったく、腹立たしい。おとなしくしていればいいものを」
ヨハンは計画が狂い始めたことに苛立ちを覚えた。どうして最後まで手を煩わせるのか。
「あの、お客様です。教師のルーザー様と、テイル商会がお見えですが……」
入口から顔を覗かせた従僕が恐る恐る来客を告げた。ぴきっとヨハンの額にまたしても青筋が立った。そういえば、午後から予定を立てていたんだった。
「見つかったという報告は?」
従僕も知っているのだろう。ブルブルと首を横に振ることで応えた。
「はぁ。わかりました。そちらは私が対応します。早急に、手が空いているもの全てを使って探しなさい。いいですね?」
「「は、はい!」」
ぐしゃりとヨハンの手の中で紙の束がひしゃげた。
どうせすぐに見つかるはずだ。
ろくに教育も受けていない子どもだ。万が一屋敷の外へ出られたとしても、金も持たず、行き先もない。すごすごと帰ってくるか、犯罪に巻き込まれるかして連れ戻されるのがオチだ。
そう結論付け、ヨハンは気持ちを切り替えるべく踵を返した。
とりあえず今は来客の対応と、旦那様への報告を急がなければ。
それから。それから、奥様がご所望の宝石を手配しなければならない。甘味も話に出ていたそうだな。あれも用意しなければ。
あちこちからジャンを呼ぶ声が聞こえてくる。中にはジャンって誰だと首を傾げるものもいたが、とりあえず大捜索は続けられた。
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