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この「魔法少女」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか 前
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魔法少女を自称するサイコ痴女に襲われた翌日。ゲッソリした顔で大学に現れた俺に、友人たちは怪訝な視線を向けてきた。
事情を話したがらない俺だったが、なぜか合点がいったという顔で、彼らは優しげな目で口々に言ってきた。
「あれだ、AVのパッケージ詐欺に遭ったけど妥協して発射しちゃったんだろ? そのあとなんだかめちゃくちゃ後悔したんだな?」
「いやいや、ライブチャットで散々投げ銭したはいいが、抜いたあとに〝俺はどうしてこんなブスのきったねえ乳輪に一万も払ったんだ〟って泣きたくなったんじゃないのか?」
「いや俺にはわかるぞ。全然マッチングしないマッチングアプリでもう諦めようかと思っていたらようやく一人返事が来てしかもトントン拍子に会うことになって、意気揚々と待ち合わせ場所に繰り出したらトロルが待っていたんだろ? 〝でもあれにもマンコはついてるんだよな……〟って踏み出しかけた足を必死で押し留めて逃げ帰ったんだな?」
それぜんぶお前らの実体験だろ。妙に生々しいからやめろ。
とはいえ(シモ方面に偏っているのはどうかと思うが)、様子のおかしい俺を一応は心配してくれているんだとなんだか胸が熱くなった。
ちなみに俺と駄弁っている三人は報知、玉置、増渕というのだが、ポチ・タマ・ブチの犬猫トリオと呼ばれている、らしい。本人たちが言っていたのだが実は三人以外の者がそう呼んでいるのは聞いたことがない。深く考えてはいけないところなのだろう……。
俺たちは学食の隅の席を陣取っていた。きょろきょろと辺りを見回すが、飯時から外れた午後三時では人影もまばらだ。
そんな中で「いいから話してみろ」としきりに言われ、俺はついに折れた。
「……っていうことがあったんだよ」
突っ込みどころは多いと思うがまずは最後まで聞いてくれと断った上で俺は話し始めた。強烈な体験すぎて記憶は鮮明に残っており、話し終えるまでに十分近くかかってしまった。
俺としては悲痛な思いで胸の内を明かしたのだが……。
「……あ、終わった?」
話すことに夢中で気がつかなかったが、一人は机にだらしなく身体を投げ出して鼻くそをほじっていた。一人は一二〇円の素うどんをズルズルと啜っていた。一人はソシャゲのデイリークエストを周回していた。いずれにしても人の話を聞く体勢ではなかった。
「お前らちゃんと聞いてたのかよ!?」
非難すれば、なんともいえない笑いを浮かべ、宥めるように両手を上げてきた。
「もちろん、聞いてた聞いてた。それで? イタいレイヤーのお姉さんがいきなり訪ねてきて? その人は催眠術の使い手で?」
「耳舐め手コキからのゴックンで?」
「また来るって言って帰った、と?」
三人は示し合わせたように溜息を吐いた。
「まさかとは思いますが、この「魔法少女」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
「俺だってわけがわかんねえんだよ!!!! ほんとのことだから困ってるんじゃねえか!!!!」
「まあ落ち着けって。ほら、マダムがこちらを見ていらっしゃる」
視線を向ければカウンターのおばちゃんが眉を顰めており、慌てて「す、すいませんっした!」と頭を下げた。
貧乏学生にとって学食は生命線だ。盛りつけの量はおばちゃんの匙加減で決まる部分も多い。彼女らに嫌われたら俺のように燃費の悪い奴は生きていけない。だから学食で大騒ぎをしたり酒を飲んだりするようなバカは有志たちによってすぐに追い出された。おまけに次の食事の際、自らの罪を思い知らされるのだ。
それとなく周りを見れば、ギラギラと目を光らせた数人の男がこちらを見ていた。少しでもおばちゃんの印象を良くしよう、そしてあわよくば盛りつけをオマケしてもらおう。そんなチャンスを虎視眈々と狙うハイエナ共だ。
背筋が凍る思いをした俺は、ひそひそ話をするように言った。
「とにかくほんとに困ってるんだって。さっきも言ったけど、あの女、〝また〟って言い残してったんだ。絶対また来るよ、どうしよう……」
心底困り果てたという風に尋ねると、問われた男どもも困惑の色を浮かべた。
「えっこれほんとに実話なん?」
「催眠オナニーのしすぎで現実と妄想の区別がつかなくなっているんじゃなく?」
「まあ話が進まねえから仮に実話だとする。実話だとして……」
再び示し合わせたように、三人は異口同音で言った。
「なにも困らなくね? むしろ羨ましいが」
「なっ……」
絶句する俺に、畳み掛けるように訊ねてくる。
「もしかしてとんでもねえブスなのか?」
「いや……ちょっと年いってるけど、どちらかといえば美人の部類だと思う……」
「え、じゃあ筆下ろししてもらえばいいじゃん」
「初対面の相手だぞ!? そ、その、病気とかさ!」
「あーなるほど。でも手コキならいいじゃん。美人に抜いてもらえるならさ。しっかり射精はしたんだろ?」
「うっ、まあ、そうだが……で、でもヒラヒラのコスプレだぞ? 二の腕とかプルプルだぞ?」
「むしろ俺、そういうの大好きです。熟女がセーラー服とかスク水とか着せられてるAVさ、なんていうか……フフ……勃起、してしまいますね……」
「いやいやいや待て待て待て」
おかしな方向に転がりそうだった遮るように言った。
「考えてもみろよ。一人暮らしの部屋にいきなり見知らぬ女が訪ねてきて『精液をよこせ』とか恐怖しかないぞ。しかもムチムチのコスプレで。鍵も破られて」
言葉にしてみたら相当ヤバいな。現代妖怪レベルじゃねえか。
青い顔で問いかける俺に暫し思案するような様子を見せたあと、しかし、奴らはいい笑顔で親指を立ててきた。
「大丈夫。俺そういうシチュのエロマンガ読んだことある気がする」
「俺はAV」
「俺はエロゲで」
「もうこいつらやだ話にならない……」
こいつらに相談したのが間違いだったと肩を落としたが、報知がヘラヘラと笑いながら言った言葉を俺は聞き逃さなかった。
「まあ、お前がほんとに困ってるってんなら、アイデアはあるにはあるぜ」
「ほんとか!?」
「うおっ、すげえ食いつきだな」
いいから早くと急かされた報知が半笑いで話したアイデアはまさに革命的だった。
「お前……天才だよ」
涙ぐむ俺の姿に完全に引いていたが、そんなことを気にできるほど精神状態に余裕のなかった俺は、すぐさまアマゾンで、あるものを注文したのだった。
* * *
そして夕方。授業が終わった俺は自宅のベッドに転がっていた。
はやければ二、三日、遅くとも一週間以内には届くだろう。それまでなるべく部屋を出ないように過ごそう、誰か来ても居留守を使おうと俺は決意していた。
しかしそんな矢先――
「ピンポーン」
玄関チャイムが鳴り、俺は息を潜めた。するとドア越しに声が聞こえる。
「あれれぇ、いないのかなぁ? すいませーん! お隣に引っ越してきたものなんですけど、ご挨拶に来ましたっ☆」
鈴の鳴るような声、というのはこういうのを言うのだろう。
聞いているだけで心地よい、素敵な響きだった。
声から判断するに、そこにいるのは若い女性だ。それも俺と同じ女子大生に違いない。少女から大人に変わる、そんな年齢だ。数々の声優を聞き分ける俺の判断に間違いはない。俺は詳しいんだ。
引っ越しシーズンから外れた時期ではあるが、きっと隣人トラブルとか、ストーカー被害だとか、やむを得ぬ事情で引っ越しを余儀なくされたのだろう。こんな時期に引っ越すをするなんて絶対にそうだ。なんてことだ! だとしたら俺が優しく接してやらなくては(使命感)俺が守ってあげるからね……。だから君も、わけのわからないサイコ女に狙われて荒んだ俺の心と股間を癒やしてねっ。
「はぁ~い♡ いま出まーす…………げえっ!?」
意気揚々と扉を開けた瞬間、俺は膝から崩れ落ちた。
「やっと出てきてくれましたね☆ ……というわけで、やあ」
「そんなのアリかよ……」
そこには昨日の女――魔法少女が、シュタッ! と片手を上げて立っていた。
「来ちゃった、というやつだ」
事情を話したがらない俺だったが、なぜか合点がいったという顔で、彼らは優しげな目で口々に言ってきた。
「あれだ、AVのパッケージ詐欺に遭ったけど妥協して発射しちゃったんだろ? そのあとなんだかめちゃくちゃ後悔したんだな?」
「いやいや、ライブチャットで散々投げ銭したはいいが、抜いたあとに〝俺はどうしてこんなブスのきったねえ乳輪に一万も払ったんだ〟って泣きたくなったんじゃないのか?」
「いや俺にはわかるぞ。全然マッチングしないマッチングアプリでもう諦めようかと思っていたらようやく一人返事が来てしかもトントン拍子に会うことになって、意気揚々と待ち合わせ場所に繰り出したらトロルが待っていたんだろ? 〝でもあれにもマンコはついてるんだよな……〟って踏み出しかけた足を必死で押し留めて逃げ帰ったんだな?」
それぜんぶお前らの実体験だろ。妙に生々しいからやめろ。
とはいえ(シモ方面に偏っているのはどうかと思うが)、様子のおかしい俺を一応は心配してくれているんだとなんだか胸が熱くなった。
ちなみに俺と駄弁っている三人は報知、玉置、増渕というのだが、ポチ・タマ・ブチの犬猫トリオと呼ばれている、らしい。本人たちが言っていたのだが実は三人以外の者がそう呼んでいるのは聞いたことがない。深く考えてはいけないところなのだろう……。
俺たちは学食の隅の席を陣取っていた。きょろきょろと辺りを見回すが、飯時から外れた午後三時では人影もまばらだ。
そんな中で「いいから話してみろ」としきりに言われ、俺はついに折れた。
「……っていうことがあったんだよ」
突っ込みどころは多いと思うがまずは最後まで聞いてくれと断った上で俺は話し始めた。強烈な体験すぎて記憶は鮮明に残っており、話し終えるまでに十分近くかかってしまった。
俺としては悲痛な思いで胸の内を明かしたのだが……。
「……あ、終わった?」
話すことに夢中で気がつかなかったが、一人は机にだらしなく身体を投げ出して鼻くそをほじっていた。一人は一二〇円の素うどんをズルズルと啜っていた。一人はソシャゲのデイリークエストを周回していた。いずれにしても人の話を聞く体勢ではなかった。
「お前らちゃんと聞いてたのかよ!?」
非難すれば、なんともいえない笑いを浮かべ、宥めるように両手を上げてきた。
「もちろん、聞いてた聞いてた。それで? イタいレイヤーのお姉さんがいきなり訪ねてきて? その人は催眠術の使い手で?」
「耳舐め手コキからのゴックンで?」
「また来るって言って帰った、と?」
三人は示し合わせたように溜息を吐いた。
「まさかとは思いますが、この「魔法少女」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
「俺だってわけがわかんねえんだよ!!!! ほんとのことだから困ってるんじゃねえか!!!!」
「まあ落ち着けって。ほら、マダムがこちらを見ていらっしゃる」
視線を向ければカウンターのおばちゃんが眉を顰めており、慌てて「す、すいませんっした!」と頭を下げた。
貧乏学生にとって学食は生命線だ。盛りつけの量はおばちゃんの匙加減で決まる部分も多い。彼女らに嫌われたら俺のように燃費の悪い奴は生きていけない。だから学食で大騒ぎをしたり酒を飲んだりするようなバカは有志たちによってすぐに追い出された。おまけに次の食事の際、自らの罪を思い知らされるのだ。
それとなく周りを見れば、ギラギラと目を光らせた数人の男がこちらを見ていた。少しでもおばちゃんの印象を良くしよう、そしてあわよくば盛りつけをオマケしてもらおう。そんなチャンスを虎視眈々と狙うハイエナ共だ。
背筋が凍る思いをした俺は、ひそひそ話をするように言った。
「とにかくほんとに困ってるんだって。さっきも言ったけど、あの女、〝また〟って言い残してったんだ。絶対また来るよ、どうしよう……」
心底困り果てたという風に尋ねると、問われた男どもも困惑の色を浮かべた。
「えっこれほんとに実話なん?」
「催眠オナニーのしすぎで現実と妄想の区別がつかなくなっているんじゃなく?」
「まあ話が進まねえから仮に実話だとする。実話だとして……」
再び示し合わせたように、三人は異口同音で言った。
「なにも困らなくね? むしろ羨ましいが」
「なっ……」
絶句する俺に、畳み掛けるように訊ねてくる。
「もしかしてとんでもねえブスなのか?」
「いや……ちょっと年いってるけど、どちらかといえば美人の部類だと思う……」
「え、じゃあ筆下ろししてもらえばいいじゃん」
「初対面の相手だぞ!? そ、その、病気とかさ!」
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「うっ、まあ、そうだが……で、でもヒラヒラのコスプレだぞ? 二の腕とかプルプルだぞ?」
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「いやいやいや待て待て待て」
おかしな方向に転がりそうだった遮るように言った。
「考えてもみろよ。一人暮らしの部屋にいきなり見知らぬ女が訪ねてきて『精液をよこせ』とか恐怖しかないぞ。しかもムチムチのコスプレで。鍵も破られて」
言葉にしてみたら相当ヤバいな。現代妖怪レベルじゃねえか。
青い顔で問いかける俺に暫し思案するような様子を見せたあと、しかし、奴らはいい笑顔で親指を立ててきた。
「大丈夫。俺そういうシチュのエロマンガ読んだことある気がする」
「俺はAV」
「俺はエロゲで」
「もうこいつらやだ話にならない……」
こいつらに相談したのが間違いだったと肩を落としたが、報知がヘラヘラと笑いながら言った言葉を俺は聞き逃さなかった。
「まあ、お前がほんとに困ってるってんなら、アイデアはあるにはあるぜ」
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「お前……天才だよ」
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* * *
そして夕方。授業が終わった俺は自宅のベッドに転がっていた。
はやければ二、三日、遅くとも一週間以内には届くだろう。それまでなるべく部屋を出ないように過ごそう、誰か来ても居留守を使おうと俺は決意していた。
しかしそんな矢先――
「ピンポーン」
玄関チャイムが鳴り、俺は息を潜めた。するとドア越しに声が聞こえる。
「あれれぇ、いないのかなぁ? すいませーん! お隣に引っ越してきたものなんですけど、ご挨拶に来ましたっ☆」
鈴の鳴るような声、というのはこういうのを言うのだろう。
聞いているだけで心地よい、素敵な響きだった。
声から判断するに、そこにいるのは若い女性だ。それも俺と同じ女子大生に違いない。少女から大人に変わる、そんな年齢だ。数々の声優を聞き分ける俺の判断に間違いはない。俺は詳しいんだ。
引っ越しシーズンから外れた時期ではあるが、きっと隣人トラブルとか、ストーカー被害だとか、やむを得ぬ事情で引っ越しを余儀なくされたのだろう。こんな時期に引っ越すをするなんて絶対にそうだ。なんてことだ! だとしたら俺が優しく接してやらなくては(使命感)俺が守ってあげるからね……。だから君も、わけのわからないサイコ女に狙われて荒んだ俺の心と股間を癒やしてねっ。
「はぁ~い♡ いま出まーす…………げえっ!?」
意気揚々と扉を開けた瞬間、俺は膝から崩れ落ちた。
「やっと出てきてくれましたね☆ ……というわけで、やあ」
「そんなのアリかよ……」
そこには昨日の女――魔法少女が、シュタッ! と片手を上げて立っていた。
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