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指揮官の苦悩
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私はかつて戦争を望んでいた。しかし今となっては本当に愚かだったと思う。私は戦争というものに対して、歪んだ理解と憧れを持っていたのである。男達が勇敢に祖国のために戦い、その鍛え上げた精神的な強さと肉体的な強さもって、名誉ある戦いに臨むと言う見た目の良いところだけを私は空想していたのである。軍隊と戦いを言うものに憧れてしまう環境が生まれながらに私にはあった。勿論それは言い訳にはならないだろう。私がもし、もっと博学で本質を見抜く目があったならばそんな歪んだ空想的な憧れを認知できただろう。だけれど皆生まれ育った環境には感化されるものである。私の家は代々軍人の家系で実の父は将校であった。父は激しい性格の男ではあったが、内面に秘める博愛主義の性質と勇敢さに私は尊敬の念を抱いていた。いつしか私は軍人になりたいと願うようになり今に至る。軍人になってからはひたすら訓練を受けて、強くなることこそが正義であるかのような感覚でいた。私はとにかく軍人として優秀でありたかった。人より多く鍛錬しついには、多くが脱落するような難関な試験を受けて上級士官になった。その時父は大変喜んで私を名誉ある息子だと背中を叩いた。私の軍服には高級士官のバッジがつけられ、つけられた当初には変な高揚感があった。
辛い訓練の中で重傷を負う友もいたが、皆死にはしなかった。これはあくまで訓練であって実際の戦闘ではない。しかし、ただ死ぬか死なないかの違いなだけで訓練をこなしていけば実戦でも活躍できるものと私は思い込んでいた。しかしそれは後々、全て間違いだと知ることになった。
今から三年前、私が二十六のとき、魔界と戦争が始まった。私はベテランの兵ほど経験豊富ではなかったが、多くの訓練を積み重ねて、すでに一人前の士官であると自負していた。戦争が始まった時にはやっと訓練の成果を出すときがきたと喜んだ。私の上官はすでに四十五歳を迎えており、実戦が現役を終えるまでに出来ると心躍らせているようだった。
現在、私は軍人になった事を後悔している。実際の戦争はただの殺し合いだ。名誉などどこにも無い。軍服のバッジや勲章は人殺しの悪名を名誉に錯覚させるためのものに過ぎないと私はやっと気づいた。私が初めて実践投入されたときのことは今でも鮮明に覚えている。おそらく一生忘れられない。
私は塹壕で共に行動するととなった訓練兵時代からの友人と迫り来る魔人を迎え討とうと銃を構えていた。望遠鏡を覗くと魔人達がこちらへ走ってくるのが見えた。私は部下達に射撃の準備をするよう言い渡した。私達は暫くじっと待ち、銃を構えていた。魔人達が近づいてきて、いよいよもって戦闘だと言う時に敵の魔人達方から一瞬光が放たれた。その瞬間に私の隣にいた友人は狙撃されたようだった。私が彼の方を向いた頃にはもう死んでいた。本当にあっけなく、まだこれといった戦闘をしたわけでもなく、今までの過酷な訓練の意味などまるで無かったおもえるほど簡単に。私は一瞬の出来事に少し気が動転した。部下達の銃声が聞こえてやっと私は我にかえった。友人の遺体を見ると破裂したスイカのように頭部が砕け散り、脳みそがこぼれ落ちていた。友の血と肉変や脳の一部が私に降りかかっていて、さっきまで動いていた彼の体は塹壕にもたれかかり、無残に血を流しピクリともしなかった。このとき私は不思議な気持ちになった。動かない友人を見てさっきまで動いていたのにと。前方にはすでに魔人が迫って来ている。彼らを殺さなくて私も友人と同じ目にあうのである。私は魔法銃の引き金を引いた。魔人に命中するも魔人は少し血を流しただけであった。もう一度私は同じ魔人に発砲した。今度は眼球に当たったようで体を地に伏して苦しんでいる。痛みのあまり動けないらしい。最後とどめの一発をくれてやると頭に打ち込んだが、その魔人は死ななかった。痛みでのたうち回るだけであった。私が一人の魔人に悪戦苦闘する間に、気づくと部下が三人死んでいた。ほかの部隊の人間も次々と死んでいった。そんな中師団長から無線で退却の命令が出たのである。私達は必死で敗走した。私は部下に近くの森林へ行くからついてこいとと指示した。森林なら生存率が上がるだろうと見込んだのである。結果的にうまくいったが、森林に着くまでに三人死んで残りの部下は二人だけになってしまった。人は簡単に死ぬ。その事を痛感した出来事だった。
ひたすら敵から距離を取ろうと走り続けて、魔人の独特な攻撃魔法の音すらも聞こえなくなるくらいのところまで移動した。そしてひとまず森林に隠れて部下達と一息つこうということになった。私は倒れた木に座って死んだ友人のことを思い返した。あいつと一緒にあれを食ったなとかカードで遊んだなとかくだらないことだった。しかし何故か涙が溢れ出そうになったのである。ここは戦場であり皆死を覚悟している。しかしいざ仲間が死んだり、自分が死にそうになって戦争を体感すると考えや戦いに対する感覚が変わってしまう。簡単に人は死に、それはあっけなく無残である。そこには名誉だとか勇敢さなど何1つとして形を残さず、もはや無意味に感じられる。無慈悲で絶対的な存在である死だけが戦争に蔓延っている気になってくる。私は部下の前で涙を流すわけにはいかなった。涙を必死でこらえて俯いていた。これからどうしようとか、援軍は来るのだろうかとか考えながらじっとしているのだった。
森林に潜伏して一時間後くらいに無線が鳴った。どうやら退却用の馬と車が来るらしい。集合地点はここから約二十キロほど離れた村らしい。私達はそこに向かうことになった。部下の二人のうち一人がかなりぐったりしていた。そいつの腹を見るとひどく出血していた。私はその腹はどうしたんだ、さっきまでそんなんじゃなかったはずだと部下に尋ねた。部下はさっきまではなんとも無かったんですが急に出血し始めました。と言った。部下の腹を軍服をめくってみてみるとひどく腐敗していた。おそらく毒の魔法だろう。私は部下に肩を貸して、もう一人の部下にも手伝わせた。なんとか三人で目的地へ行こうと思っていたのである。しかしそんな中また無線が鳴った。
「こちら第十四分隊、どうぞ」
私は無線に向けてこう言った。無線は
「こちらアーネスト区支部。そちらに向かわせた退却車両と馬は全ての兵士を乗せるほど多くはない。重傷の者を治療するだけの薬もない。軍医もいない。戦えるだけの体力が無いと判断されるものは部隊責任者の判断により射殺せよ、以上である。」
そして一方的に通信が途絶えた。私は軍人であり、命令に背くことはできない。しかしあんまりだと口に出してやけくそに木を殴りつけてしまった。重症の部下は毒がまわってもうすでに意識が薄れている。虚ろな顔をして草木を眺めていた。私は彼の頭に銃を突きつけた。もう一人部下はめをそむけ、私はその間に引き金を引いた。脳が飛び散り、部下が眺めていたその草木は血で赤く染まった。私と生き残った部下は死体を木に立てかけてまた歩き始めた。
あの日からもう三年ほど経つ。私は今日までに部下を自分の手で何人殺しただろうか。今日もまた殺した。ほんの小さな理由で。
あいつはただ凍えるようなこの地で、温まるための酒、死の恐怖から逃れるための酒をくすねただけなのに、私が殺した。死ぬほどのことじゃあなかっただろうに。今となっては人間は優勢だ。初期の頃より切羽詰まっていないだろう。しかし何故ここまで酷なのだろうか。日に日に規律は厳しくなり、兵士の扱いはひどくなる。部下に隠れて啜り泣いていた。なにもかもが嫌になった。私は眉間に拳銃をつきつけ、引き金を引いた。
辛い訓練の中で重傷を負う友もいたが、皆死にはしなかった。これはあくまで訓練であって実際の戦闘ではない。しかし、ただ死ぬか死なないかの違いなだけで訓練をこなしていけば実戦でも活躍できるものと私は思い込んでいた。しかしそれは後々、全て間違いだと知ることになった。
今から三年前、私が二十六のとき、魔界と戦争が始まった。私はベテランの兵ほど経験豊富ではなかったが、多くの訓練を積み重ねて、すでに一人前の士官であると自負していた。戦争が始まった時にはやっと訓練の成果を出すときがきたと喜んだ。私の上官はすでに四十五歳を迎えており、実戦が現役を終えるまでに出来ると心躍らせているようだった。
現在、私は軍人になった事を後悔している。実際の戦争はただの殺し合いだ。名誉などどこにも無い。軍服のバッジや勲章は人殺しの悪名を名誉に錯覚させるためのものに過ぎないと私はやっと気づいた。私が初めて実践投入されたときのことは今でも鮮明に覚えている。おそらく一生忘れられない。
私は塹壕で共に行動するととなった訓練兵時代からの友人と迫り来る魔人を迎え討とうと銃を構えていた。望遠鏡を覗くと魔人達がこちらへ走ってくるのが見えた。私は部下達に射撃の準備をするよう言い渡した。私達は暫くじっと待ち、銃を構えていた。魔人達が近づいてきて、いよいよもって戦闘だと言う時に敵の魔人達方から一瞬光が放たれた。その瞬間に私の隣にいた友人は狙撃されたようだった。私が彼の方を向いた頃にはもう死んでいた。本当にあっけなく、まだこれといった戦闘をしたわけでもなく、今までの過酷な訓練の意味などまるで無かったおもえるほど簡単に。私は一瞬の出来事に少し気が動転した。部下達の銃声が聞こえてやっと私は我にかえった。友人の遺体を見ると破裂したスイカのように頭部が砕け散り、脳みそがこぼれ落ちていた。友の血と肉変や脳の一部が私に降りかかっていて、さっきまで動いていた彼の体は塹壕にもたれかかり、無残に血を流しピクリともしなかった。このとき私は不思議な気持ちになった。動かない友人を見てさっきまで動いていたのにと。前方にはすでに魔人が迫って来ている。彼らを殺さなくて私も友人と同じ目にあうのである。私は魔法銃の引き金を引いた。魔人に命中するも魔人は少し血を流しただけであった。もう一度私は同じ魔人に発砲した。今度は眼球に当たったようで体を地に伏して苦しんでいる。痛みのあまり動けないらしい。最後とどめの一発をくれてやると頭に打ち込んだが、その魔人は死ななかった。痛みでのたうち回るだけであった。私が一人の魔人に悪戦苦闘する間に、気づくと部下が三人死んでいた。ほかの部隊の人間も次々と死んでいった。そんな中師団長から無線で退却の命令が出たのである。私達は必死で敗走した。私は部下に近くの森林へ行くからついてこいとと指示した。森林なら生存率が上がるだろうと見込んだのである。結果的にうまくいったが、森林に着くまでに三人死んで残りの部下は二人だけになってしまった。人は簡単に死ぬ。その事を痛感した出来事だった。
ひたすら敵から距離を取ろうと走り続けて、魔人の独特な攻撃魔法の音すらも聞こえなくなるくらいのところまで移動した。そしてひとまず森林に隠れて部下達と一息つこうということになった。私は倒れた木に座って死んだ友人のことを思い返した。あいつと一緒にあれを食ったなとかカードで遊んだなとかくだらないことだった。しかし何故か涙が溢れ出そうになったのである。ここは戦場であり皆死を覚悟している。しかしいざ仲間が死んだり、自分が死にそうになって戦争を体感すると考えや戦いに対する感覚が変わってしまう。簡単に人は死に、それはあっけなく無残である。そこには名誉だとか勇敢さなど何1つとして形を残さず、もはや無意味に感じられる。無慈悲で絶対的な存在である死だけが戦争に蔓延っている気になってくる。私は部下の前で涙を流すわけにはいかなった。涙を必死でこらえて俯いていた。これからどうしようとか、援軍は来るのだろうかとか考えながらじっとしているのだった。
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