婚約破棄された悪役令嬢は、元婚約者の弟と幸せになる
公爵令嬢のアリシアは、婚約者だった王子エドワードから突然婚約破棄を言い渡される。しかもその理由は、自分が悪役令嬢として国民から嫌われているからだという。アリシアはショックを受けるが、自分にはまだ領地と家族があると思い直す。しかし、帰国したらそこにも災難が待っていた。領地は荒れ果てており、家族は王子エドワードによって追放されていたのだ。アリシアは自分の人生を奪われたことに怒りを覚えるが、同時に救いの手も見つける。王子エドワードの弟である王子ジェイクが、自分を助けてくれたのだ。ジェイクはエドワードと違って穏やかで優しく、アリシアに惹かれていたことを告白する。アリシアもジェイクに心を開き始めるが、エドワードはそれを許さなかった。エドワードは新たな婚約者として聖女マリーを選んだが、その聖女には秘密があったのだ。それを暴くことでエドワードを失脚させることができるかもしれないと考えたジェイクは、アリシアと共に悪役令嬢から逆襲する決意をする。
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