初マタの出産レポ

入院生活スタート！

10:30

病室へ案内され、荷物を置き、病院のパジャマに着替える。
外が曇ってきたのもあって、病室が薄暗く、急に寂しい気持ちが込み上げてきた。

そして四人部屋だったので、自分ひとりでのびのびと寝ていた実家の布団がとてもとても、恋しくなった。
メンタル的にここでやっていけるのかー、私。


担当の看護師さんがついてくれて、
妊婦用の入院着に着替え、名前やバーコードが記されたバンドを付けたり、産後のむくみに備えて渡された着圧ソックスを履いたり、院内での過ごし方の説明を受けた。
トイレが近い所にあるのが、せめてもの救い。



その後に処置室での入院説明があり、そこまでは母も入れたので同席してもらう。
この時診たエコーでは、赤ん坊は2800g。
これまでの検診通り、やや小さめ。
このままの体重で生まれてきてくれたら、母体的には楽だろうな～。

母は初めてエコーを見る事になるのだが、そもそも馴染みがあまりない(自分の出産時の記憶からも久しい)らしく、先生に「ここが頭で、脚で、、」と、説明を受けても、あまりピンと来なそうに聞いているが、「へぇ～」と、一応の相づちは打っていた。

緊急時の同意書の記入や、出産・退院時の説明を受け、家族の出番はここまで。


母に「ぼうちゃん(母は赤ん坊のことをぼうちゃん、と呼んでいた)、頑張ってね」と、はじめてお腹を撫でられ、励まされ、
「ありがとう、頑張るね」とは返答するものの、既にちょっぴり泣きそう。
だって寂しいし、怖いもん。
そんなこんなで母が帰って行ってしまったのだが、、、

母、行かないでおくれ～～～。
と、心の中で叫んでいる私が居た。
これから私、ひとりで頑張らなきゃいけないのかぁ～。
心細すぎる。