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第137話 通じ合う心
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婚約者同士仲良くお風呂に入ったが、マリアとユーリは準備があると言い先に出てしまった。
二人の姿は美しすぎて、俺の脳裏に焼き付いて離れない。
我ながら正直、よく理性を保てたと思うし、
自分を褒めてあげたいくらいだ。
そして今、俺は私室で椅子に腰掛けて、
二人が来るのを待っている。
「何だか緊張して手が震えてきた……」
母上が言っていたことを思い出し、
これから何をするのか流石に俺でも分かっている。
でも、二人の気持ちも知りたい。
こんな時に聖剣技と忠誠で感情を読み取ろうとするが、
二人の気持ちは愛に満たされていて揺るがない。
「こんなに信頼されていると、
俺がしっかりしないと……」
二人を意識すればする程に心臓の鼓動が鳴り止まない。
心から愛しているし、正直もう他の女性に目移りすることはないと断言できる。
それだけ二人は俺の中で大きな存在なのだ。
そしてドアをノックする音が聞こえて、
返事をしようとしたが何故か裏返ってしまった。
「クリス、入るよ?」
「おまたせ~~」
二人とも寝間着姿に着替えているが、
少し髪が濡れていて艶かしく美しい。
一瞬、返事をするのを忘れて二人に見惚れてしまった。
「クリス?」
「ごめん!あまりに綺麗で見惚れてた」
二人とも顔を赤くして恥ずかしそうにするが、
その表情を見ると俺も余計に緊張してしまう。
そして一瞬の間、沈黙が生まれた。
その沈黙を破ろうと声を出そうとした瞬間……
「「「あの……」」」
話を切り出そうとしたタイミングが、
三人とも見事に重なってしまった。
あまりにそれが可笑しくて笑い出してしまう。
「皆が一斉に揃うって凄いよね」
マリアもユーリも一緒に笑っている。
気付けば俺達の緊張もほぐれたのかもしれない。
「何か、夢みたいだよ……
まさかこんなに綺麗な奥さんが二人も出来るなんて」
「ふふふ、夢じゃないよ!
私もユーリもこんなにクリスのこと好きなんだもの」
するとそれぞれのスキルから愛情溢れる想いが流れてくる。
それが無性に嬉しくて二人を抱きしめてしまった。
「やっぱり、二人とも大好きだよ……」
俺は自分の気持ちが抑えきれなくなって、
二人に口付けをすると、二人ともとびきりの笑顔を向けてくれた。
「クリス、いつも私を救ってくれてありがとう」
ユーリも感極まって瞳を潤ませている。
エレノアやラグナの時も一歩間違えれば、
ユーリを救うことが出来ず、離れ離れになっていたかもしれない。
「ユーリのためなら、
何処へでも駆けつけてみせるよ!」
すると我慢できなくなったのか、
ユーリは俺に抱きついてきた。
マリアもその様子を見て瞳を潤ませている。
「私だって、助けてもらったよ……
お姉ちゃんも私もクリスがいなかったら、
きっと……」
もしかしたらシャルロットも死んでいて、
マリアも心臓を奪われていたかもしれない。
あの時、苦しむマリアを放っておけなかった。
それはマリアが好きで、愛していたからに他ならない。
「マリアのためだよ……
マリアが悲しむ顔は見たくない
笑っているマリアが好きなんだ」
そう声をかけると、俺の言葉とは逆に、
マリアの涙が頬を流れていく。
それを見た俺は、マリアを泣かせたと慌ててしまう。
「違うの!嬉しくて泣いてるの!」
マリアは慌てて涙を拭うが溢れてくる涙を止められない。
そんなマリアが愛おしすぎて、俺は口付けを交わした。
「もう、ばか……」
恥ずかしくて文句を言い出したが、
その言葉とは逆に表情は幸せそうな顔をしている。
ふと隣を見ると、ユーリもマリアから、
もらい泣きをして瞳に涙を溜めている。
「ユーリ?」
「私も、クリスとマリアに出会えて良かった……
私にはあねごしか家族がいなかったから」
ユーリの本当の親は亡くなっているが、
母上や俺たちが本当の家族だと思っている。
それをずっと母上も俺も伝え続けてきた。
それは昔も今も、これからも絶対に変わらない。
「ユーリは、もう俺達の家族だよ……
二人が俺を離さないように、
俺とマリアは、絶対にユーリを離さないよ」
その言葉がユーリの心に響いたのか、
ユーリも泣き出してしまう。
「クリスは、ズルいよ……
そんな風に言われたら……私」
瞳から涙が流れるユーリを見て、
俺とマリアは微笑みながらユーリを抱きしめた。
「ほら、マリアも俺もユーリの味方だろ?
これからも離れないよ」
首を縦に振りながら、何度も頷く姿が愛おしすぎて、俺はユーリにも口付けを交わす。
そしてユーリが泣き止むまで頭を撫でていると、
ゆっくりと顔を上げてお返しに口付けをされた。
そして二人から貰う愛情を感じて、
心が温かくなって幸せで満たされる。
俺もその想いに応えるために、言葉にして伝えたい。
「二人とも俺とずっと一緒にいて下さい……」
マリアとユーリは、輝く瞳を向けながら、
俺に抱きついてきた。
そしてお返しをする隙を与えてくれない程に、
二人からの攻撃が激しくなって、
ついに俺の理性が耐えきれず灯りを消した。
俺達は、スキルで心が通じていると思っていた。
でも決してスキルが全てではなくて、
愛情を確かめ合うと更に心が繋がるのを感じている。
今まで知らない表情や仕草、全てが新鮮で、
お互いにもっと相手のことが知りたくなって、
俺達は愛情を求めるのかもしれない。
でも、それは俺だけじゃなくて、
きっとマリアやユーリも一緒だ。
そしてこれから先、困難に遭遇しても必ず乗り越えられると断言できる。
何故なら愛すべき家族と力を合わせれば、
何でも乗り越えられる気がしているからなんだ……
二人の姿は美しすぎて、俺の脳裏に焼き付いて離れない。
我ながら正直、よく理性を保てたと思うし、
自分を褒めてあげたいくらいだ。
そして今、俺は私室で椅子に腰掛けて、
二人が来るのを待っている。
「何だか緊張して手が震えてきた……」
母上が言っていたことを思い出し、
これから何をするのか流石に俺でも分かっている。
でも、二人の気持ちも知りたい。
こんな時に聖剣技と忠誠で感情を読み取ろうとするが、
二人の気持ちは愛に満たされていて揺るがない。
「こんなに信頼されていると、
俺がしっかりしないと……」
二人を意識すればする程に心臓の鼓動が鳴り止まない。
心から愛しているし、正直もう他の女性に目移りすることはないと断言できる。
それだけ二人は俺の中で大きな存在なのだ。
そしてドアをノックする音が聞こえて、
返事をしようとしたが何故か裏返ってしまった。
「クリス、入るよ?」
「おまたせ~~」
二人とも寝間着姿に着替えているが、
少し髪が濡れていて艶かしく美しい。
一瞬、返事をするのを忘れて二人に見惚れてしまった。
「クリス?」
「ごめん!あまりに綺麗で見惚れてた」
二人とも顔を赤くして恥ずかしそうにするが、
その表情を見ると俺も余計に緊張してしまう。
そして一瞬の間、沈黙が生まれた。
その沈黙を破ろうと声を出そうとした瞬間……
「「「あの……」」」
話を切り出そうとしたタイミングが、
三人とも見事に重なってしまった。
あまりにそれが可笑しくて笑い出してしまう。
「皆が一斉に揃うって凄いよね」
マリアもユーリも一緒に笑っている。
気付けば俺達の緊張もほぐれたのかもしれない。
「何か、夢みたいだよ……
まさかこんなに綺麗な奥さんが二人も出来るなんて」
「ふふふ、夢じゃないよ!
私もユーリもこんなにクリスのこと好きなんだもの」
するとそれぞれのスキルから愛情溢れる想いが流れてくる。
それが無性に嬉しくて二人を抱きしめてしまった。
「やっぱり、二人とも大好きだよ……」
俺は自分の気持ちが抑えきれなくなって、
二人に口付けをすると、二人ともとびきりの笑顔を向けてくれた。
「クリス、いつも私を救ってくれてありがとう」
ユーリも感極まって瞳を潤ませている。
エレノアやラグナの時も一歩間違えれば、
ユーリを救うことが出来ず、離れ離れになっていたかもしれない。
「ユーリのためなら、
何処へでも駆けつけてみせるよ!」
すると我慢できなくなったのか、
ユーリは俺に抱きついてきた。
マリアもその様子を見て瞳を潤ませている。
「私だって、助けてもらったよ……
お姉ちゃんも私もクリスがいなかったら、
きっと……」
もしかしたらシャルロットも死んでいて、
マリアも心臓を奪われていたかもしれない。
あの時、苦しむマリアを放っておけなかった。
それはマリアが好きで、愛していたからに他ならない。
「マリアのためだよ……
マリアが悲しむ顔は見たくない
笑っているマリアが好きなんだ」
そう声をかけると、俺の言葉とは逆に、
マリアの涙が頬を流れていく。
それを見た俺は、マリアを泣かせたと慌ててしまう。
「違うの!嬉しくて泣いてるの!」
マリアは慌てて涙を拭うが溢れてくる涙を止められない。
そんなマリアが愛おしすぎて、俺は口付けを交わした。
「もう、ばか……」
恥ずかしくて文句を言い出したが、
その言葉とは逆に表情は幸せそうな顔をしている。
ふと隣を見ると、ユーリもマリアから、
もらい泣きをして瞳に涙を溜めている。
「ユーリ?」
「私も、クリスとマリアに出会えて良かった……
私にはあねごしか家族がいなかったから」
ユーリの本当の親は亡くなっているが、
母上や俺たちが本当の家族だと思っている。
それをずっと母上も俺も伝え続けてきた。
それは昔も今も、これからも絶対に変わらない。
「ユーリは、もう俺達の家族だよ……
二人が俺を離さないように、
俺とマリアは、絶対にユーリを離さないよ」
その言葉がユーリの心に響いたのか、
ユーリも泣き出してしまう。
「クリスは、ズルいよ……
そんな風に言われたら……私」
瞳から涙が流れるユーリを見て、
俺とマリアは微笑みながらユーリを抱きしめた。
「ほら、マリアも俺もユーリの味方だろ?
これからも離れないよ」
首を縦に振りながら、何度も頷く姿が愛おしすぎて、俺はユーリにも口付けを交わす。
そしてユーリが泣き止むまで頭を撫でていると、
ゆっくりと顔を上げてお返しに口付けをされた。
そして二人から貰う愛情を感じて、
心が温かくなって幸せで満たされる。
俺もその想いに応えるために、言葉にして伝えたい。
「二人とも俺とずっと一緒にいて下さい……」
マリアとユーリは、輝く瞳を向けながら、
俺に抱きついてきた。
そしてお返しをする隙を与えてくれない程に、
二人からの攻撃が激しくなって、
ついに俺の理性が耐えきれず灯りを消した。
俺達は、スキルで心が通じていると思っていた。
でも決してスキルが全てではなくて、
愛情を確かめ合うと更に心が繋がるのを感じている。
今まで知らない表情や仕草、全てが新鮮で、
お互いにもっと相手のことが知りたくなって、
俺達は愛情を求めるのかもしれない。
でも、それは俺だけじゃなくて、
きっとマリアやユーリも一緒だ。
そしてこれから先、困難に遭遇しても必ず乗り越えられると断言できる。
何故なら愛すべき家族と力を合わせれば、
何でも乗り越えられる気がしているからなんだ……
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