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第135話 意外
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俺達はユーリに取り憑く女神のことで、
賢者を訪問しに城まで出向いた。
そして無事に今後の方針も分かった後、
賢者が一言、女神に要求した。
「流石にユーリが常に輝いているのは目立ち過ぎる!
髪色は元通りに落ち着かせられないか?」
「…………賢者様、出来るみたい!」
すぐに女神にお願いして、ユーリの髪色は元の青色へ戻った。
しかし、女神の力の影響なのか、
瞳は水色で宝石のように輝いている。
「おお、だいぶマシになったな……
後、もしかして波動が変わっている?」
賢者は髪色だけでなく、ユーリの波動の変化にいち早く気付いた。
女神はユーリの身体を借りるお礼に、
魔女の波動を抑えて行動しやすくしたのだ。
「これは有り難いな!
ユーリも自由にミストを探索できる」
ミストの住民は、エルフに優しいが、
街中に魔女狩りや魔王軍が潜む可能性がある。
出来れば目立つのを避けて聖剣探しに集中したい。
「女神の裁きは使えるの?」
この力が使えるのか、俺は気になっていた。
女神の裁きが常に使えるとなると、
はっきり言ってチートだ。
そしてこの問いに対して女神の回答は、
俺の予想通りの内容だった。
「神様に怒られちゃったんだって……
女神の裁きは禁止になったの」
皆はガッカリしていたが、賢者だけはこの回答の意味を理解していた。
「女神の裁きは、禁止されたが、
それ以外は禁止させれてないんだな?」
他のスキルや能力、知識の共有については禁止されていない。
女神の裁き以外のスキルも使いたい放題だ。
「まあ協力してくれるなら頼もうじゃないか!
しばらく女神を退屈させないように頼むぞ」
そうだった……
忘れていたけど退屈凌ぎでユーリの身体に居座っているんだった。
これからも飽きさせないようにしないといけないのか。
「あ~それについては、恋愛が好きだから、
私達三人と一緒にいれれば満足なんだって」
「でも四六時中見られるのは嫌なんだけど……」
これから色々とプライバシーを守りたいことも増えるし、女神に見られるのは嫌だ……
大事な時は帰ってほしいな。
そんな事を考えていると、そろそろ陛下との謁見の時間になり向かうことになった。
「陛下には今回の功績と女神の報告だ!
胸を張って臨みな!」
そして俺たちは陛下の待つ部屋へと移動することにした……
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ルミナス城の謁見の間に到着して、
俺達は陛下の前で跪いている。
「顔を上げよ」
「はっ!」
何度目か分からない謁見に慣れたのか、
全く緊張しなくなった。
そして何故か陛下からも今までのような威圧感は感じられない。
それどころか満面の笑みで機嫌が良さそうな表情を見せている。
「クリスよ、其方の働きは素晴らしかった!
流石はマリアの婚約者だ!」
俺はこの後、何度も褒めちぎられ、
絶賛の嵐に逆に怖くなった。
今まで死刑だの殺すだの言われていたのに、
どう言う風の吹き回しだろうか。
「まあ勇者を撃退しラグナを拘束したのだ!
お前はそれだけのことをしたのだよ」
ルミナスの中でラグナは要注意人物だった。
そんなラグナを俺達が止めたことで、
陛下の中では、評価が高いと言われた。
「そしてこれからはミストだ……
遺跡の秘宝を何としても手に入れよ!
魔王軍や勇者よりも先に」
聖剣もそうだが、遺跡に眠る古代の秘宝は、
価値も効果も計り知れない。
そして陛下に女神の件を伝えると、
正式に指示を受ける。
「よし、お前達をミスト調査隊に任ずる!
メンバーを選定して好きに連れて行け」
「え?私が決めて良いのですか?」
陛下は俺を指差してミスト調査隊の隊長に就任させた。
そして最後に陛下は口を開く。
「マリアのこと、頼んだぞ」
「陛下……
必ずマリア殿下をお守りします!」
そして謁見は意外にも平和に終わり、
マリアの同居について触れられなかった。
俺達は無事に城を出て帰ることが出来る。
そして、今はちょうどマリアと初めて出会った場所の近くだ。
「うーん、何事もなく終わって拍子抜けしてるよ」
「クリスも認められたんじゃないかな?
私のお父様に」
マリアは陛下である父親の表情を見て、
俺を見る目が少しずつ変化していると言っていた。
「そうか、俺もようやく陛下に認められたんだね」
マリアやユーリと結婚しても、
みんなが認めてくれるのか……
それが無性に嬉しくて俺は二人の手を握り始めた。
「クリス?」
「何だか、二人と手を繋ぎたくなったんだよ」
今まで大変なことばかりだったけど、
こんなに幸せになれるなら、
頑張って良かったのかもしれない。
「マリアとユーリが傍にいてくれるなら、
どこに行っても幸せなんだろうな」
するとその声を聞いた二人は、
俺の両腕にそれぞれの腕を絡めてきた。
左右から捕まえられてしまったが、
とても幸福感に満たされている。
「クリスは逃がさないよ!」
「もう離してあげないんだから!」
二人とも輝く笑顔で俺に宣言してきて、
嬉し過ぎて胸が苦しくなる。
「何か、嬉し過ぎて死にそう」
すると二人とも、ドヤ顔をして笑い出した。
最近は母上の影響なのか、
結局最後には二人に負けてしまう。
帰り道に綺麗な夕日が見えて、いつもなら寂しさを感じるが、今は全く感じない。
何故なら今も愛情を伝えながら歩いているからだろう。
心が幸せだと見てる風景が色鮮やかになるのかもしれない。
目の前に見える夕日も、さよならを告げる鐘の音も全てが新鮮で美しく感じてしまう。
「やっぱり俺は二人が大好きなんだな」
また更に輝く笑顔の二人を見ると、
心が幸せで満たされていく。
気のせいかもしれないけど、
目の前の景色も光り輝いている気がした……
賢者を訪問しに城まで出向いた。
そして無事に今後の方針も分かった後、
賢者が一言、女神に要求した。
「流石にユーリが常に輝いているのは目立ち過ぎる!
髪色は元通りに落ち着かせられないか?」
「…………賢者様、出来るみたい!」
すぐに女神にお願いして、ユーリの髪色は元の青色へ戻った。
しかし、女神の力の影響なのか、
瞳は水色で宝石のように輝いている。
「おお、だいぶマシになったな……
後、もしかして波動が変わっている?」
賢者は髪色だけでなく、ユーリの波動の変化にいち早く気付いた。
女神はユーリの身体を借りるお礼に、
魔女の波動を抑えて行動しやすくしたのだ。
「これは有り難いな!
ユーリも自由にミストを探索できる」
ミストの住民は、エルフに優しいが、
街中に魔女狩りや魔王軍が潜む可能性がある。
出来れば目立つのを避けて聖剣探しに集中したい。
「女神の裁きは使えるの?」
この力が使えるのか、俺は気になっていた。
女神の裁きが常に使えるとなると、
はっきり言ってチートだ。
そしてこの問いに対して女神の回答は、
俺の予想通りの内容だった。
「神様に怒られちゃったんだって……
女神の裁きは禁止になったの」
皆はガッカリしていたが、賢者だけはこの回答の意味を理解していた。
「女神の裁きは、禁止されたが、
それ以外は禁止させれてないんだな?」
他のスキルや能力、知識の共有については禁止されていない。
女神の裁き以外のスキルも使いたい放題だ。
「まあ協力してくれるなら頼もうじゃないか!
しばらく女神を退屈させないように頼むぞ」
そうだった……
忘れていたけど退屈凌ぎでユーリの身体に居座っているんだった。
これからも飽きさせないようにしないといけないのか。
「あ~それについては、恋愛が好きだから、
私達三人と一緒にいれれば満足なんだって」
「でも四六時中見られるのは嫌なんだけど……」
これから色々とプライバシーを守りたいことも増えるし、女神に見られるのは嫌だ……
大事な時は帰ってほしいな。
そんな事を考えていると、そろそろ陛下との謁見の時間になり向かうことになった。
「陛下には今回の功績と女神の報告だ!
胸を張って臨みな!」
そして俺たちは陛下の待つ部屋へと移動することにした……
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ルミナス城の謁見の間に到着して、
俺達は陛下の前で跪いている。
「顔を上げよ」
「はっ!」
何度目か分からない謁見に慣れたのか、
全く緊張しなくなった。
そして何故か陛下からも今までのような威圧感は感じられない。
それどころか満面の笑みで機嫌が良さそうな表情を見せている。
「クリスよ、其方の働きは素晴らしかった!
流石はマリアの婚約者だ!」
俺はこの後、何度も褒めちぎられ、
絶賛の嵐に逆に怖くなった。
今まで死刑だの殺すだの言われていたのに、
どう言う風の吹き回しだろうか。
「まあ勇者を撃退しラグナを拘束したのだ!
お前はそれだけのことをしたのだよ」
ルミナスの中でラグナは要注意人物だった。
そんなラグナを俺達が止めたことで、
陛下の中では、評価が高いと言われた。
「そしてこれからはミストだ……
遺跡の秘宝を何としても手に入れよ!
魔王軍や勇者よりも先に」
聖剣もそうだが、遺跡に眠る古代の秘宝は、
価値も効果も計り知れない。
そして陛下に女神の件を伝えると、
正式に指示を受ける。
「よし、お前達をミスト調査隊に任ずる!
メンバーを選定して好きに連れて行け」
「え?私が決めて良いのですか?」
陛下は俺を指差してミスト調査隊の隊長に就任させた。
そして最後に陛下は口を開く。
「マリアのこと、頼んだぞ」
「陛下……
必ずマリア殿下をお守りします!」
そして謁見は意外にも平和に終わり、
マリアの同居について触れられなかった。
俺達は無事に城を出て帰ることが出来る。
そして、今はちょうどマリアと初めて出会った場所の近くだ。
「うーん、何事もなく終わって拍子抜けしてるよ」
「クリスも認められたんじゃないかな?
私のお父様に」
マリアは陛下である父親の表情を見て、
俺を見る目が少しずつ変化していると言っていた。
「そうか、俺もようやく陛下に認められたんだね」
マリアやユーリと結婚しても、
みんなが認めてくれるのか……
それが無性に嬉しくて俺は二人の手を握り始めた。
「クリス?」
「何だか、二人と手を繋ぎたくなったんだよ」
今まで大変なことばかりだったけど、
こんなに幸せになれるなら、
頑張って良かったのかもしれない。
「マリアとユーリが傍にいてくれるなら、
どこに行っても幸せなんだろうな」
するとその声を聞いた二人は、
俺の両腕にそれぞれの腕を絡めてきた。
左右から捕まえられてしまったが、
とても幸福感に満たされている。
「クリスは逃がさないよ!」
「もう離してあげないんだから!」
二人とも輝く笑顔で俺に宣言してきて、
嬉し過ぎて胸が苦しくなる。
「何か、嬉し過ぎて死にそう」
すると二人とも、ドヤ顔をして笑い出した。
最近は母上の影響なのか、
結局最後には二人に負けてしまう。
帰り道に綺麗な夕日が見えて、いつもなら寂しさを感じるが、今は全く感じない。
何故なら今も愛情を伝えながら歩いているからだろう。
心が幸せだと見てる風景が色鮮やかになるのかもしれない。
目の前に見える夕日も、さよならを告げる鐘の音も全てが新鮮で美しく感じてしまう。
「やっぱり俺は二人が大好きなんだな」
また更に輝く笑顔の二人を見ると、
心が幸せで満たされていく。
気のせいかもしれないけど、
目の前の景色も光り輝いている気がした……
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