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3章 自由の章
行方不明事件
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「さて、今日の依頼をチェックしようか・・・あっ!新しい依頼が来ている!」
「今度は幻想界平和連盟からですね、
行方不明になった子供たちを探してほしいと出ています」
「ああ、あの話題になっている事件か!」最近スピネル国で、
子供たちがふらりと行方不明になる怪事件が相次いで起きています。
エルニスたち六人は早速、外へ出ます。
この行方不明事件には、連盟やエルニスたちだけでなく、
スピネルの自警団の『キーパー協会』や警察も捜索に乗り出しました。
「そっちはいたかい?」すぐるはエルニスにたずねます。
「いいや、一人も見つからなかったよ・・・」
「わたしの方も見つかりません」その場にやって来たキャンベルも言いました。
気を取り直して、街中を探し回っていると、すぐるの方にやって来たリリスに言いました。
「ああ、リリス、そっちはどうだった?」
「うぬ、目撃者がいないかたずねておったら、
最近、街中で黒いローブをまとった怪しい女性たちをよく見かけるそうじゃ、
それで、ローブの女性と話をしていた子供が、明日にはいなくなっていたそうじゃ」
「そういえば、この頃、同じローブをまとった女の人を何人も見かけるなぁ・・・」
すぐるがそう言っていると、すぐるの目の前に黒いローブを着込んで、金髪をお下げの髪型にした、
若くて美しい女性が現れ、青い瞳を向けて、優しそうな声で話しかけてきました。
「ねえ君、ヒマそうね。なら、お姉さんが一緒に遊んであげましょうか?」
「えっ!?な、なんですか・・・?」
「へえ、あなた、結構かわいいじゃない、
遊んでくれたら、お姉さんがいっぱいサービスしちゃう♡」
ローブの女性はウィンクして言うと、すぐるはドキドキしているのが分かりましたが、
なぜかローブの女性からは良くないものを感じ取り、体が動かなくなっています。
「これ!何をやっておるのじゃ!」リリスの声にすぐるはハッとし、ローブの女性から急いで離れました。
「なによ、悪魔の女、ジャマしないでくれる!?」
リリスはすぐるをかばい、牙をむき出しにしてローブの女性をキッとにらみつけます。
「お前!妾のすぐるに近づくでないわ!さっさといね!」
ローブの女性は舌打ちをして、その場を後にしました。
「まったく、油断も隙もあったものではないわ!」
「ありがとうリリス、危うく連れていかれる所だったよ・・・」
リリスは不機嫌そうに言います。
「まったく!すぐるもすぐるじゃ!先ほど妾が忠告しておきながら、
あんな色仕掛けにデレデレしよって!」そこにエルニスとキャンベルとボブもやって来ました。
「あっ、すぐるにリリス!」
「あっ、エルニスにキャンベルちゃん、それにボブくん!そっちはどうだった?」
「ああ、こっちも収穫なしだ、あれ?シェリーはどうしたんだ!?」
「まさか・・・!シェリーも行方不明事件に!?」
「・・・おそらくは・・・!それで、やっぱり、
黒いローブの女性たちが怪しいと思うんですよ。その中の一人の後をつけてみましょう」
「それはいいかも知れぬな」五人は賛成し、
町を出ようとする、ローブを着たお下げの女性が、
町を出て行こうとしているのを見つけ、五人は気づかれないよう、後をつけることにしました。
ローブの女性は、町を出て、東の方に広がっている大森林地帯の方へと入って行きました。
「あそこって、まさか・・・」
「そうですよ、すぐるさん、あそこは『恐怖の森』です。
あなたが初めて幻想界に来た場所です」
五人はそのまま森の中へと足を踏み入れます。
森の中は薄暗く、背の高い木々の間から射す木漏れ日以外、
明かりはありませんでしたが、空気は澄んでいました。
「ぼくが初めて幻想界に来た場所・・・こんなにきれいな森だったんだ・・・」
すぐるがこんな事を言いながら、森の中を進んで行くと、木々の中は見通しが悪く、
ローブの女性を見失ってしまいました。
五人が途方に暮れていると、キャンベルのケープについていた鈴が鳴りだします。
「どうかしたの?キャンベルちゃん」
「誰かが困っています。こっちです」キャンベルが歩き出すと、
他の四人も後に続き、目の前に、白い布をかぶった人形の様な姿を三体見かけました。
「何だろう、あれは・・・?」近づいてみると、
それは三人のゴースト(幽霊)たちで、三人とも、困り果てた顔をしていました。
「あの~、どうかなさいました?」キャンベルがたずねると、
三人のうち、一番小さいゴーストが言いました。
「あっ、便利屋のキャンベルちゃんだね、お願い、ぼくらを助けて!」
「えっ!?助けてって?」キャンベルがたずねると、父親らしきゴーストが説明します。
「わしらが暮らしている屋敷に、
いきなり混沌の帝国の黒バラ部隊と名乗る女性たちが現れ、
わしらを追い出し、屋敷を乗っ取ってしまったのです」これに、母親ゴーストも言います。
「彼女たちは、子供たちを何人も屋敷に入れていました。中で何をしているのでしょう?」
「怪しい女性たち・・・混沌の帝国の黒バラ部隊・・・!?」
「もしかして、あの黒いローブの女性たちかな?」すぐるが言うと、リリスが叫びます。
「やはり、あの女性たちは、帝国の手の者なのだな!?今すぐその屋敷へ行こうぞ!」
「案内します!屋敷はこちらです!」ゴースト一家の案内で、すぐるたちは屋敷へと向かって行きます。
「今度は幻想界平和連盟からですね、
行方不明になった子供たちを探してほしいと出ています」
「ああ、あの話題になっている事件か!」最近スピネル国で、
子供たちがふらりと行方不明になる怪事件が相次いで起きています。
エルニスたち六人は早速、外へ出ます。
この行方不明事件には、連盟やエルニスたちだけでなく、
スピネルの自警団の『キーパー協会』や警察も捜索に乗り出しました。
「そっちはいたかい?」すぐるはエルニスにたずねます。
「いいや、一人も見つからなかったよ・・・」
「わたしの方も見つかりません」その場にやって来たキャンベルも言いました。
気を取り直して、街中を探し回っていると、すぐるの方にやって来たリリスに言いました。
「ああ、リリス、そっちはどうだった?」
「うぬ、目撃者がいないかたずねておったら、
最近、街中で黒いローブをまとった怪しい女性たちをよく見かけるそうじゃ、
それで、ローブの女性と話をしていた子供が、明日にはいなくなっていたそうじゃ」
「そういえば、この頃、同じローブをまとった女の人を何人も見かけるなぁ・・・」
すぐるがそう言っていると、すぐるの目の前に黒いローブを着込んで、金髪をお下げの髪型にした、
若くて美しい女性が現れ、青い瞳を向けて、優しそうな声で話しかけてきました。
「ねえ君、ヒマそうね。なら、お姉さんが一緒に遊んであげましょうか?」
「えっ!?な、なんですか・・・?」
「へえ、あなた、結構かわいいじゃない、
遊んでくれたら、お姉さんがいっぱいサービスしちゃう♡」
ローブの女性はウィンクして言うと、すぐるはドキドキしているのが分かりましたが、
なぜかローブの女性からは良くないものを感じ取り、体が動かなくなっています。
「これ!何をやっておるのじゃ!」リリスの声にすぐるはハッとし、ローブの女性から急いで離れました。
「なによ、悪魔の女、ジャマしないでくれる!?」
リリスはすぐるをかばい、牙をむき出しにしてローブの女性をキッとにらみつけます。
「お前!妾のすぐるに近づくでないわ!さっさといね!」
ローブの女性は舌打ちをして、その場を後にしました。
「まったく、油断も隙もあったものではないわ!」
「ありがとうリリス、危うく連れていかれる所だったよ・・・」
リリスは不機嫌そうに言います。
「まったく!すぐるもすぐるじゃ!先ほど妾が忠告しておきながら、
あんな色仕掛けにデレデレしよって!」そこにエルニスとキャンベルとボブもやって来ました。
「あっ、すぐるにリリス!」
「あっ、エルニスにキャンベルちゃん、それにボブくん!そっちはどうだった?」
「ああ、こっちも収穫なしだ、あれ?シェリーはどうしたんだ!?」
「まさか・・・!シェリーも行方不明事件に!?」
「・・・おそらくは・・・!それで、やっぱり、
黒いローブの女性たちが怪しいと思うんですよ。その中の一人の後をつけてみましょう」
「それはいいかも知れぬな」五人は賛成し、
町を出ようとする、ローブを着たお下げの女性が、
町を出て行こうとしているのを見つけ、五人は気づかれないよう、後をつけることにしました。
ローブの女性は、町を出て、東の方に広がっている大森林地帯の方へと入って行きました。
「あそこって、まさか・・・」
「そうですよ、すぐるさん、あそこは『恐怖の森』です。
あなたが初めて幻想界に来た場所です」
五人はそのまま森の中へと足を踏み入れます。
森の中は薄暗く、背の高い木々の間から射す木漏れ日以外、
明かりはありませんでしたが、空気は澄んでいました。
「ぼくが初めて幻想界に来た場所・・・こんなにきれいな森だったんだ・・・」
すぐるがこんな事を言いながら、森の中を進んで行くと、木々の中は見通しが悪く、
ローブの女性を見失ってしまいました。
五人が途方に暮れていると、キャンベルのケープについていた鈴が鳴りだします。
「どうかしたの?キャンベルちゃん」
「誰かが困っています。こっちです」キャンベルが歩き出すと、
他の四人も後に続き、目の前に、白い布をかぶった人形の様な姿を三体見かけました。
「何だろう、あれは・・・?」近づいてみると、
それは三人のゴースト(幽霊)たちで、三人とも、困り果てた顔をしていました。
「あの~、どうかなさいました?」キャンベルがたずねると、
三人のうち、一番小さいゴーストが言いました。
「あっ、便利屋のキャンベルちゃんだね、お願い、ぼくらを助けて!」
「えっ!?助けてって?」キャンベルがたずねると、父親らしきゴーストが説明します。
「わしらが暮らしている屋敷に、
いきなり混沌の帝国の黒バラ部隊と名乗る女性たちが現れ、
わしらを追い出し、屋敷を乗っ取ってしまったのです」これに、母親ゴーストも言います。
「彼女たちは、子供たちを何人も屋敷に入れていました。中で何をしているのでしょう?」
「怪しい女性たち・・・混沌の帝国の黒バラ部隊・・・!?」
「もしかして、あの黒いローブの女性たちかな?」すぐるが言うと、リリスが叫びます。
「やはり、あの女性たちは、帝国の手の者なのだな!?今すぐその屋敷へ行こうぞ!」
「案内します!屋敷はこちらです!」ゴースト一家の案内で、すぐるたちは屋敷へと向かって行きます。
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