32 / 97
2章 覇気の章
覇気の使徒
しおりを挟む
首都サンドムに戻って数日後、すぐるたちは、王宮で作戦会議をしていました。
その場には、ロレンスそっくりな彼の父、ホーク警部や、
その部下の警官たちも控えており、
上座に座っている女王が会議を始めました。
「皆さま、集まっていただき感謝します。
さて、今日はあの大地主グリードを捕えるための作戦を話し合います。
ジェロニモ・ロレンス巡査とその仲間たちの活躍により、
グリードと混沌の帝国とのつながり、ヤツが犯して来た様々な悪事の証拠がそろいました。
さらに、メトロポリス警察との協力も要請出来ました。
ようやく、グリードとの決着をつける下地が整ったのです」
続いてホーク警部が作戦を部下やすぐるたちに説明します。
「ヤツの屋敷の敷地は、ゲートで仕切られている。
まずはやつが欲しがっている獣のカギをえさにゲートを開けさせ、
その隙にオレたちがヤツの敷地になだれ込み、
グリードやその手下どもを捕える!敷地に入ったと同時に、
メトロポリス警察との連携で、
収容所を押さえて、捕えられている
労働者を解放する。作戦は、明日の夜明けに決行する!」
翌日、すぐるたちは砂漠横断列車で、北にある開拓地を目指します。
先頭にある機関車は煙突から勢いよく
煙を吐き出し、何台もの客車や貨物車を引っ張りながら、
鉄の線路の上を力強く走っています。
そして、程なくして列車は開拓地の駅に差し掛かり、
停車した列車から先発隊のすぐる、リリス、ロレンスの三人が降りてきて、
開拓地の土に足をつけました。
開拓地に着いたすぐるたちは、その光景を見て驚きました。
木製の家々が目立つ荒野の町中を、混沌の帝国の者たちが
我が物顔で歩き回り、所々で、借金の取り立てを行う声などが聞こえます。
人間の他に、獣人やドワーフ族など、様々な種族の者たちが見受けられますが、
みなの表情は暗く、沈んでいたのです。
「墓場でもここよりは活気があるな・・・」
「それもグリードとやらのせいなのだな・・・!」
「この町の風景といい、悪者に牛耳られている所といい、
完全に西部劇の世界だな・・・!」ロレンスを先頭に、リリスとすぐるは
町中を奥へと進んで行き、グリードの敷地へのゲートが見えてきました。
「なんだ?ここより先はグリード様の敷地だ。用がないなら、立ち去れ!」
ゲートの見張りをしているオーク(豚に似た頭部を持つ、悪魔系の種族)がこう言うと、
ロレンスは獣のカギを取りだし、腰を低くしてこう言いました。
「グリード様に渡したいものがありまして・・・」
「ほう、獣のカギか・・・まあ、いいだろう、通るがよい」
オークが木製のゲートを開けようと背を向けた瞬間、
ロレンスがオークの脳天に肘鉄砲を
叩き込み気絶させ、ゲートを大きく開けました。
ロレンスたち三人は一気に敷地内へとなだれ込み、
屋敷の前にいる羊の角を生やした肥満体の獣人の方へと駆け出します。
「あの羊の獣人が大地主グリードだ!」グリードは三人に気づきました。
「なんだぁ?お前たちは!?どうやってここに入った!?
おお、それは獣のカギかぁ?
そうか、わざわざオレ様に届けてくれたのかぁ?」
グリードは下品な笑みを浮かべて言います。
「お前なんかに、渡すわけがないだろが!
今日はな、お前を刑務所送りにするために来たんだよ!」
「なんだとぉ?生意気なチビ猫がぁ!
オレ様を誰だと思ってんだぁ!?ニューヨー連邦の次期王にして、
混沌の帝国四幹部『四凶(しきょう)』が一角(いっかく)、
トウテツのグリード様だぁ!返り討ちにして、
カギを奪い、オレ様の手下にしてやらぁ!タイマンだぁ!」
「いいぜ!相手になってやる!」グリードとロレンスとの一騎打ちが始まり、
グリードは丸太の様な腕でパンチを放つと、ロレンスはそれをサッとかわし、
石斧をヤツの腰に叩きつけます。しかし、ヤツにはまるでこたえてないようでした。
「なんだぁ?かゆいぜぇ!」
「くそっ!」グリードは再びパンチを放つと、今度はかわしきれずにロレンスは両手でガードします。
「ぐっ・・・!」力はヤツの方が上で、ロレンスは後ろにずり下がります。
「なんだぁ?よわっちぃなぁ!降参しろ子猫ちゃあんっ!」
「誰が降参なんかするか!それとオレは猫じゃねぇ!虎だっ!」ロレンスは大きく息を吸うと、精神を
集中させ、気の力で肉体を強化します。今度はグリードのパンチを片手で受け止め、逆にグリードを押し返したのです。
「なにぃ!?」
「勝負はこれからなんだよ!」グリードは再び向かって行きますが、
ロレンスはすばしっこくうごきまわって、ヤツの攻撃をひたすらかわすだけでした。
「お~い、こっちだよ!うすのろデブが!」ロレンスはおしりぺんぺんして相手を挑発します。
「このぉおっ!逃げ回ってないで勝負しろぉ!フンガーッ!」
なんども攻撃をかわされ、グリードの頭には血が上りまくり、怒りに我を忘れていきました。
「うがーっ!」腹立ちまぎれに振り下ろした拳を、ロレンスはジャンプしてかわしました。
「あれぇ!ヤツはどこ行ったぁ・・・?!」グリードは首を大きく左右に振り、
ロレンスを探しますが、どこにも彼はいません。
「オレはここだーっ!」ロレンスは上空から、
両手の力と全体重を乗せた石斧をヤツの脳天に叩きつけました。
ガキィン!
その一撃に、グリードは耐えきれず、
白目をむいてゆっくりと仰向けに倒れました。
ロレンスとグリードとの対決の後、
一つになった連邦警察の者たちがグリードの敷地になだれ込み、
グリードは、のびたまま連行され、
捕まっていた労働者たちは全員解放されました。そして、ヤツに盗まれていた国宝のランプも、
『人のカギ』も押収され、作戦は大成功に終わりました。
これにより、ニューヨー連邦は、国の自由と平和を守るためには、
人間と獣人が手を取り合う事が重要だと知り、
さらには大統領に逆らい連邦刑務所に捕えられた後、シルトに救われた者たちの証言などから、
現大統領の横暴さが明るみになったことで、
大統領が変わり、アラビンスとメトロポリスは自由に行き来できるようになり、獣人排斥も禁止になりました。
そして、アラビンスのピラミッドの前で行われた両国の式典では、
大勢の人間や獣人などが集まり、
『獣のカギ』と『人のカギ』が、アラビンス女王とメトロポリス大統領の手によって一つに合体し、
ピラミッドの扉にはめ込まれました。扉は左右に大きく開き、中から、星が描かれた黄色い五角形の『覇者のメダル』と、
白黒の縞模様の力の神器、『覇者の腕輪』が取り出され、
メダルと神器の腕輪はロレンスに送られ、ロレンスの覇気によって、メダルが輝きを放つと、
大歓声が上がりました。
「腕輪も反応している、ロレンスこそ、西の覇者『白虎』だったんだ」
すぐるとリリスがスピネルに帰るために、港に向かうと、ロレンスに別れの挨拶をします。
「ロレンス、いろいろとありがとう」
「ああ、お前たちのおかげで、両国の関係は改善した。
オレからも礼を言わせてくれ、ありがとう!それで、
お前たちは、これから先もメダル探しの旅に出るんだろ?」
「うん、そうだよ」
「そうか、世界を救うためだもんな、
何かあったら、いつでも呼んでくれ!すぐに駆けつけるからな!」
スピネルを目指して進んで行く船から港にいるロレンスに手を振るすぐるの手には、
覇者のメダルが輝いていました。
某所にある城の中では、カオス帝国の幹部たちが集まって話をしていました。
「なにぃっ!グリードが捕えられただと!?」デビルドラゴンのグレゴリーが叫びました。
「ええ、残念ながらね・・・」緑のケープを着込んだボブヘアーのエアリアルが淡々と言うと、
上座に座っていた黒マントを着込んだサタンが腕を組んで言いました。
「補給部隊のグリードが捕えられたとなると、
これから先は、資金繰りが厳しくなるな・・・!
これは、事を急がねばならん・・・!
よし、我々の拠点をナイトロード国に移すぞ!
そして、『復活祭』に向けた準備をせねばならん!」これに、エアリアルが言いました。
「・・・いよいよ私の出番のようね・・・!」これにサタンも言います。
「ああ、その通りだが、お前はレイドと共に行くんだ。
幹部のグリードを倒したほどの相手なら油断はできない!」
これに、エアリアルは軽く手を左右に振ります。
「・・・いくらあなたの命令でも、それはごめん被るわ、
あんなバカと協力するなんてごめんよ、私は私のやり方でやらせてもらうから」
これに、向かいに座っていたエルフの戦士レイドが立ち上がります。
「なんだと!?もう一度行ってみろ!?」これに、エアリアルは涼しげな顔で言い放ちます。
「あら?私とやるの・・・?」これにレイドからはさっきの勢いは消え、黙り込みます。
「フン!」エアリアルはさっそうと会議室を後にしました。
その様子を見ていた帝国兵士のゴブリンたちがささやきます。
「なんということだ・・・!帝国幹部のレイド様を圧倒するなんて・・・!」
「まぁ、エアリアル様はサタン様の英才教育を受けた戦闘とスパイ活動のプロ、格が違う・・・!」
その場には、ロレンスそっくりな彼の父、ホーク警部や、
その部下の警官たちも控えており、
上座に座っている女王が会議を始めました。
「皆さま、集まっていただき感謝します。
さて、今日はあの大地主グリードを捕えるための作戦を話し合います。
ジェロニモ・ロレンス巡査とその仲間たちの活躍により、
グリードと混沌の帝国とのつながり、ヤツが犯して来た様々な悪事の証拠がそろいました。
さらに、メトロポリス警察との協力も要請出来ました。
ようやく、グリードとの決着をつける下地が整ったのです」
続いてホーク警部が作戦を部下やすぐるたちに説明します。
「ヤツの屋敷の敷地は、ゲートで仕切られている。
まずはやつが欲しがっている獣のカギをえさにゲートを開けさせ、
その隙にオレたちがヤツの敷地になだれ込み、
グリードやその手下どもを捕える!敷地に入ったと同時に、
メトロポリス警察との連携で、
収容所を押さえて、捕えられている
労働者を解放する。作戦は、明日の夜明けに決行する!」
翌日、すぐるたちは砂漠横断列車で、北にある開拓地を目指します。
先頭にある機関車は煙突から勢いよく
煙を吐き出し、何台もの客車や貨物車を引っ張りながら、
鉄の線路の上を力強く走っています。
そして、程なくして列車は開拓地の駅に差し掛かり、
停車した列車から先発隊のすぐる、リリス、ロレンスの三人が降りてきて、
開拓地の土に足をつけました。
開拓地に着いたすぐるたちは、その光景を見て驚きました。
木製の家々が目立つ荒野の町中を、混沌の帝国の者たちが
我が物顔で歩き回り、所々で、借金の取り立てを行う声などが聞こえます。
人間の他に、獣人やドワーフ族など、様々な種族の者たちが見受けられますが、
みなの表情は暗く、沈んでいたのです。
「墓場でもここよりは活気があるな・・・」
「それもグリードとやらのせいなのだな・・・!」
「この町の風景といい、悪者に牛耳られている所といい、
完全に西部劇の世界だな・・・!」ロレンスを先頭に、リリスとすぐるは
町中を奥へと進んで行き、グリードの敷地へのゲートが見えてきました。
「なんだ?ここより先はグリード様の敷地だ。用がないなら、立ち去れ!」
ゲートの見張りをしているオーク(豚に似た頭部を持つ、悪魔系の種族)がこう言うと、
ロレンスは獣のカギを取りだし、腰を低くしてこう言いました。
「グリード様に渡したいものがありまして・・・」
「ほう、獣のカギか・・・まあ、いいだろう、通るがよい」
オークが木製のゲートを開けようと背を向けた瞬間、
ロレンスがオークの脳天に肘鉄砲を
叩き込み気絶させ、ゲートを大きく開けました。
ロレンスたち三人は一気に敷地内へとなだれ込み、
屋敷の前にいる羊の角を生やした肥満体の獣人の方へと駆け出します。
「あの羊の獣人が大地主グリードだ!」グリードは三人に気づきました。
「なんだぁ?お前たちは!?どうやってここに入った!?
おお、それは獣のカギかぁ?
そうか、わざわざオレ様に届けてくれたのかぁ?」
グリードは下品な笑みを浮かべて言います。
「お前なんかに、渡すわけがないだろが!
今日はな、お前を刑務所送りにするために来たんだよ!」
「なんだとぉ?生意気なチビ猫がぁ!
オレ様を誰だと思ってんだぁ!?ニューヨー連邦の次期王にして、
混沌の帝国四幹部『四凶(しきょう)』が一角(いっかく)、
トウテツのグリード様だぁ!返り討ちにして、
カギを奪い、オレ様の手下にしてやらぁ!タイマンだぁ!」
「いいぜ!相手になってやる!」グリードとロレンスとの一騎打ちが始まり、
グリードは丸太の様な腕でパンチを放つと、ロレンスはそれをサッとかわし、
石斧をヤツの腰に叩きつけます。しかし、ヤツにはまるでこたえてないようでした。
「なんだぁ?かゆいぜぇ!」
「くそっ!」グリードは再びパンチを放つと、今度はかわしきれずにロレンスは両手でガードします。
「ぐっ・・・!」力はヤツの方が上で、ロレンスは後ろにずり下がります。
「なんだぁ?よわっちぃなぁ!降参しろ子猫ちゃあんっ!」
「誰が降参なんかするか!それとオレは猫じゃねぇ!虎だっ!」ロレンスは大きく息を吸うと、精神を
集中させ、気の力で肉体を強化します。今度はグリードのパンチを片手で受け止め、逆にグリードを押し返したのです。
「なにぃ!?」
「勝負はこれからなんだよ!」グリードは再び向かって行きますが、
ロレンスはすばしっこくうごきまわって、ヤツの攻撃をひたすらかわすだけでした。
「お~い、こっちだよ!うすのろデブが!」ロレンスはおしりぺんぺんして相手を挑発します。
「このぉおっ!逃げ回ってないで勝負しろぉ!フンガーッ!」
なんども攻撃をかわされ、グリードの頭には血が上りまくり、怒りに我を忘れていきました。
「うがーっ!」腹立ちまぎれに振り下ろした拳を、ロレンスはジャンプしてかわしました。
「あれぇ!ヤツはどこ行ったぁ・・・?!」グリードは首を大きく左右に振り、
ロレンスを探しますが、どこにも彼はいません。
「オレはここだーっ!」ロレンスは上空から、
両手の力と全体重を乗せた石斧をヤツの脳天に叩きつけました。
ガキィン!
その一撃に、グリードは耐えきれず、
白目をむいてゆっくりと仰向けに倒れました。
ロレンスとグリードとの対決の後、
一つになった連邦警察の者たちがグリードの敷地になだれ込み、
グリードは、のびたまま連行され、
捕まっていた労働者たちは全員解放されました。そして、ヤツに盗まれていた国宝のランプも、
『人のカギ』も押収され、作戦は大成功に終わりました。
これにより、ニューヨー連邦は、国の自由と平和を守るためには、
人間と獣人が手を取り合う事が重要だと知り、
さらには大統領に逆らい連邦刑務所に捕えられた後、シルトに救われた者たちの証言などから、
現大統領の横暴さが明るみになったことで、
大統領が変わり、アラビンスとメトロポリスは自由に行き来できるようになり、獣人排斥も禁止になりました。
そして、アラビンスのピラミッドの前で行われた両国の式典では、
大勢の人間や獣人などが集まり、
『獣のカギ』と『人のカギ』が、アラビンス女王とメトロポリス大統領の手によって一つに合体し、
ピラミッドの扉にはめ込まれました。扉は左右に大きく開き、中から、星が描かれた黄色い五角形の『覇者のメダル』と、
白黒の縞模様の力の神器、『覇者の腕輪』が取り出され、
メダルと神器の腕輪はロレンスに送られ、ロレンスの覇気によって、メダルが輝きを放つと、
大歓声が上がりました。
「腕輪も反応している、ロレンスこそ、西の覇者『白虎』だったんだ」
すぐるとリリスがスピネルに帰るために、港に向かうと、ロレンスに別れの挨拶をします。
「ロレンス、いろいろとありがとう」
「ああ、お前たちのおかげで、両国の関係は改善した。
オレからも礼を言わせてくれ、ありがとう!それで、
お前たちは、これから先もメダル探しの旅に出るんだろ?」
「うん、そうだよ」
「そうか、世界を救うためだもんな、
何かあったら、いつでも呼んでくれ!すぐに駆けつけるからな!」
スピネルを目指して進んで行く船から港にいるロレンスに手を振るすぐるの手には、
覇者のメダルが輝いていました。
某所にある城の中では、カオス帝国の幹部たちが集まって話をしていました。
「なにぃっ!グリードが捕えられただと!?」デビルドラゴンのグレゴリーが叫びました。
「ええ、残念ながらね・・・」緑のケープを着込んだボブヘアーのエアリアルが淡々と言うと、
上座に座っていた黒マントを着込んだサタンが腕を組んで言いました。
「補給部隊のグリードが捕えられたとなると、
これから先は、資金繰りが厳しくなるな・・・!
これは、事を急がねばならん・・・!
よし、我々の拠点をナイトロード国に移すぞ!
そして、『復活祭』に向けた準備をせねばならん!」これに、エアリアルが言いました。
「・・・いよいよ私の出番のようね・・・!」これにサタンも言います。
「ああ、その通りだが、お前はレイドと共に行くんだ。
幹部のグリードを倒したほどの相手なら油断はできない!」
これに、エアリアルは軽く手を左右に振ります。
「・・・いくらあなたの命令でも、それはごめん被るわ、
あんなバカと協力するなんてごめんよ、私は私のやり方でやらせてもらうから」
これに、向かいに座っていたエルフの戦士レイドが立ち上がります。
「なんだと!?もう一度行ってみろ!?」これに、エアリアルは涼しげな顔で言い放ちます。
「あら?私とやるの・・・?」これにレイドからはさっきの勢いは消え、黙り込みます。
「フン!」エアリアルはさっそうと会議室を後にしました。
その様子を見ていた帝国兵士のゴブリンたちがささやきます。
「なんということだ・・・!帝国幹部のレイド様を圧倒するなんて・・・!」
「まぁ、エアリアル様はサタン様の英才教育を受けた戦闘とスパイ活動のプロ、格が違う・・・!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる