『完結』セプトクルール 超文明Sの野望

 『現実界』(リアリティ)に住むすぐるは、ごく平凡な少年に見えますが、実は祖父から不思議な力を受け継いでいる『魔法使い』で、そのせいで周りからは好奇の目で見られてきましたが、それを世のため人のために使うという使命感を抱いていました。
 ある日、すぐるは祖父から聞かされたもう一つの世界『幻想界』(ファンタジア)の存在を、夢の中に現れた神々の長から知らされることとなりました。幻想界では倒されたはずの悪魔王『カオス』が復活したこと、現実界と幻想界は表裏一体で、片方の世界が悪くなると、もう片方の世界にも悪影響があること、父のとしおが両方の世界を救うべく、幻想界に旅立ったことなどを聞いたのです。そこですぐるは祖父から受け継いだ杖を手に、幻想界へと旅立っていきました。
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