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2章 森の危機
2-4 違法伐採
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森の北側にたどり着くと、そこは荒れ果てていたのです。木々が倒されて、土の地面がむき出しになっており、つなぎを着た違法業者たちが斧やのこぎりで、森の木々を片っ端から切り倒していたのです。
周りには、ケガをしたハーピーやエルフなどの森の住人たちが倒れていました。
「わぁ!ひどい・・・!」
「ハーピーたちが町にやってきた理由はこれね!」
「ここで金が採れることを知ったのでしょう・・・!助けましょう!」キャンベルは回復の魔法で、ケガをしたエルフやハーピーたちを治していき、テイルも気功術でそれを手伝います。
そこに、違法業者の用心棒である兵士がやってきました。
「なんだお前たちは!?さてはエルフの使いだな!?」兵士が剣を抜くと、エルニスも短剣を抜いて身構えます。そして、両者のぶつかり合いが始まるかと思ったその時でした。
「がぁあああっ!」兵士は何者かに後ろから斬られ、倒れます。
「なんだ!?」目の前に、鎧と赤いマントを着込んだ黒髪のショートヘアーのエルフの男が現れました。その姿を見たテイルは目を丸くします。
「あの人は・・・!?」
「フン!これが人間の本性か!」作業をしていた業者も、突如現れたリザードマンやこん棒を持ったブタに似た種族のオークと言った者たちに襲われていったのです。
エルフの戦士は、部下のリザードマンやオークたちを率いて、北の方へと去っていくと、違法業者も、倒れている者たちを抱えて逃げていきました。気が付いたエルフは、ゆっくりと起き上がります。
「・・・あの人は・・・!確か、ウワサで聞いていた救世主・・・!?みんな、北の塔に集結しているから、私も行かなきゃ・・・!」それを聞いたキャンベルはハッとします。
「そういえば、悪魔が封印されている『封印の塔』に、エルフたちが集結して、人間たちに戦いを挑もうとしていると聞きました!急ぎましょう!」
エルニスたちは、北の塔を目指します。
周りには、ケガをしたハーピーやエルフなどの森の住人たちが倒れていました。
「わぁ!ひどい・・・!」
「ハーピーたちが町にやってきた理由はこれね!」
「ここで金が採れることを知ったのでしょう・・・!助けましょう!」キャンベルは回復の魔法で、ケガをしたエルフやハーピーたちを治していき、テイルも気功術でそれを手伝います。
そこに、違法業者の用心棒である兵士がやってきました。
「なんだお前たちは!?さてはエルフの使いだな!?」兵士が剣を抜くと、エルニスも短剣を抜いて身構えます。そして、両者のぶつかり合いが始まるかと思ったその時でした。
「がぁあああっ!」兵士は何者かに後ろから斬られ、倒れます。
「なんだ!?」目の前に、鎧と赤いマントを着込んだ黒髪のショートヘアーのエルフの男が現れました。その姿を見たテイルは目を丸くします。
「あの人は・・・!?」
「フン!これが人間の本性か!」作業をしていた業者も、突如現れたリザードマンやこん棒を持ったブタに似た種族のオークと言った者たちに襲われていったのです。
エルフの戦士は、部下のリザードマンやオークたちを率いて、北の方へと去っていくと、違法業者も、倒れている者たちを抱えて逃げていきました。気が付いたエルフは、ゆっくりと起き上がります。
「・・・あの人は・・・!確か、ウワサで聞いていた救世主・・・!?みんな、北の塔に集結しているから、私も行かなきゃ・・・!」それを聞いたキャンベルはハッとします。
「そういえば、悪魔が封印されている『封印の塔』に、エルフたちが集結して、人間たちに戦いを挑もうとしていると聞きました!急ぎましょう!」
エルニスたちは、北の塔を目指します。
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