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第一章 旅立ち
4 クロの目的
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2人は山岳に向かった。道中、魔物も現れ、切り倒しながら進むとクロは
「へえ、強いですね。私が共に手を出さなくても強いです」
と、冗談まじりに笑いながら、相手に告げると、真後ろに現れた魔物を振り向かずに切り裂いて
「そういう、クロもなかなかの手馴れだね。旅人でもないんじゃない?」
と、クロに告げては戦い方などに旅人ではないと告げるとクロは微笑みながら
「まあ、確かに旅人ではありません。でも、帝国側なんてつくなんて、私は嫌ですけどね」
とアイカに告げては山岳付近まで近づくとクロは
「ここから先が山岳へ行く参道です。ですが、、偵察隊がいるかと思われます。」
と、アイカに告げては気をつけていくようにと付け足しては歩き、凸凹した山道を歩くとアイカがその先を見つめ
「あれは、偵察隊じゃない?」
と、倒れている偵察隊を見つめ、クロが安否を確認するも
「息がありません。。恐らく魔物にやられたのでしょうね。ほら、この切り傷と切断からみるに。。。」
と、呟いてはアイカに見つめ、アイカはクロの目的が気になったのか
「クロ、教えて、あなたの目的はなに?そして、あの紅い空について何を知ってるの?」
と、聞くとここまで隠すのは限界かとばかりに、振り向いてはアイカに見つめて
「ええ、私は旅人でもないです。私はルシビア共和国の姫。そして、確かにアイカの言う通り、あの赤い空も知ってる。あれは帝国が作り出した兵器。あの空を見た魔物が強化されるのをその目で見たはず」
「ええ、たしかに。でも、姫であるあなたがなんで、自分からここに?」
「それは、この目でこの現状を知りたかった。そして、私のやるべきことは兵器を止め、この現状を変える。恐らく帝国のやることは支配でしょう。真意の目的は分かりませんが。」
と、アイカに告げては難しい顔をして、自分の目的を告げると、アイカの方を見つめて
「貴方は?貴方はこの山岳の魔物を倒したらどうするの?」
と聞くとアイカは考えながら
「特にはきめてないが、帝国の兵器と聞けば、ちょっと黙ってはいられないかも。あんなのが広まったら、国だけの問題でもないんでしょ?なら、私にもその話、協力させてもらうよ。」
というと、《ルクシア》は
『しかし、協力するとはいえ、私は賛成しかねます。』
「何でさ。ルクシアは鬼母ですか。」
『あなたを育てた覚えはありません。育てたのは剣技のみです』
と、すぱっと言うようにすると剣を見つめていたクロはゆっくりと口を開いて
「それは、、聖剣ルクシア。。、しかし、まだ目覚めていない。。所有者がかいほうをしていない?」
と、ぼそっと呟くと山岳から遠吠えのような声が響いては、またあの空の色に変わり
「クロ、、いるね」
「はい、しかし。。お気をつけを。あれは、桁外れの力。おそらく先に行った偵察隊はあれにやられたのかと。。」
「了解。んじゃあやりますか。」
と剣を担ぎ、遠吠えのような声のする方に走っていくのであった。
「へえ、強いですね。私が共に手を出さなくても強いです」
と、冗談まじりに笑いながら、相手に告げると、真後ろに現れた魔物を振り向かずに切り裂いて
「そういう、クロもなかなかの手馴れだね。旅人でもないんじゃない?」
と、クロに告げては戦い方などに旅人ではないと告げるとクロは微笑みながら
「まあ、確かに旅人ではありません。でも、帝国側なんてつくなんて、私は嫌ですけどね」
とアイカに告げては山岳付近まで近づくとクロは
「ここから先が山岳へ行く参道です。ですが、、偵察隊がいるかと思われます。」
と、アイカに告げては気をつけていくようにと付け足しては歩き、凸凹した山道を歩くとアイカがその先を見つめ
「あれは、偵察隊じゃない?」
と、倒れている偵察隊を見つめ、クロが安否を確認するも
「息がありません。。恐らく魔物にやられたのでしょうね。ほら、この切り傷と切断からみるに。。。」
と、呟いてはアイカに見つめ、アイカはクロの目的が気になったのか
「クロ、教えて、あなたの目的はなに?そして、あの紅い空について何を知ってるの?」
と、聞くとここまで隠すのは限界かとばかりに、振り向いてはアイカに見つめて
「ええ、私は旅人でもないです。私はルシビア共和国の姫。そして、確かにアイカの言う通り、あの赤い空も知ってる。あれは帝国が作り出した兵器。あの空を見た魔物が強化されるのをその目で見たはず」
「ええ、たしかに。でも、姫であるあなたがなんで、自分からここに?」
「それは、この目でこの現状を知りたかった。そして、私のやるべきことは兵器を止め、この現状を変える。恐らく帝国のやることは支配でしょう。真意の目的は分かりませんが。」
と、アイカに告げては難しい顔をして、自分の目的を告げると、アイカの方を見つめて
「貴方は?貴方はこの山岳の魔物を倒したらどうするの?」
と聞くとアイカは考えながら
「特にはきめてないが、帝国の兵器と聞けば、ちょっと黙ってはいられないかも。あんなのが広まったら、国だけの問題でもないんでしょ?なら、私にもその話、協力させてもらうよ。」
というと、《ルクシア》は
『しかし、協力するとはいえ、私は賛成しかねます。』
「何でさ。ルクシアは鬼母ですか。」
『あなたを育てた覚えはありません。育てたのは剣技のみです』
と、すぱっと言うようにすると剣を見つめていたクロはゆっくりと口を開いて
「それは、、聖剣ルクシア。。、しかし、まだ目覚めていない。。所有者がかいほうをしていない?」
と、ぼそっと呟くと山岳から遠吠えのような声が響いては、またあの空の色に変わり
「クロ、、いるね」
「はい、しかし。。お気をつけを。あれは、桁外れの力。おそらく先に行った偵察隊はあれにやられたのかと。。」
「了解。んじゃあやりますか。」
と剣を担ぎ、遠吠えのような声のする方に走っていくのであった。
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