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愛する者は
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温泉地から戻って後、田羊は、異母兄の田積と、その友人である趙殷との三人で飲みに行った。
「そういえば、田羊。そろそろ妻を娶る気はないか」
田羊は年の頃二十歳であるが、中原の国々では、この年齢になると結婚している者も多くなる。寧ろ、二十を越えての結婚では、少々晩婚気味であるとさえ言われる程である。
「いやいや兄者。僕はまだ今の職に移ったばかりだしさ。暫くはそんな気になれないかな」
田積は異母弟とはいえ、田兄弟の末っ子である田羊を何かと気にかけていたのだが、それが行き過ぎて少しお節介な所がある。田羊はそんな、ありがた半分迷惑半分な異母兄を嫌いになれないでいた。
「もしかして、好いている相手でもいるのか」
「おい田積、そのような事情をむやみにほじくり出すのは良くないぞ」
田積の左隣の席から、諫言が飛んできた。その声の主は、趙殷その人である。田積が調子に乗ったり、よからぬ行いをしそうな時、それを掣肘するのは趙殷の役目である。
田積に問われた田羊は、俄かにぎょっとしたような表情をした。この田羊という男、動揺がすぐに顔に出てしまうという、いささか間の抜けた癖がある。
「その表情だと図星といったところか。お前も隅には置けないな」
田積の丸顔はすっかり朱色に染まっていて、酔いが回ってきているのが明らかである。
「い、い、いやいや、最近忙しいし女に現を抜かしてる暇なんかないよ!」
それは嘘偽りではない。何故なら、田羊の懸想の相手は、女ではないのだから。しかし、その男子は、この世のどんな女子でも太刀打ちできないであろう美貌を持っている。
田羊は苦し紛れに、手元の酒杯を呷った。それに呼応するかのように、田積と趙殷も、酒杯を傾けた。
同じ頃、張章は、自らの屋敷に戻っていた。魏令は、自分の屋敷へ戻る前に、張章の元へ立ち寄っていた。
「俺はついぞ妻子を持つことのなかった身であるが、魏令、お前はどうだ。そろそろ、妻を迎える頃合いではないか」
奇しくも、張章もまた、魏令に対して婚姻の話を始めていた。
「いえ、それには及びません。私に流れる荒夷の血など、いっそ絶やしてしまった方が良いでしょう」
荒夷の血、というのは西域の異国を出自とする母方の血脈のことを言っているのだろう。魏令は母からの虐待を受けていて、未だそのことを密かに恨みに思っているであろうことは、端々から察せられる。
「悲しいことを言うな。魏令。お前の本心を聞かせてほしい。実は……縁談があるのだ」
張章の声色は、何処か、暗いものであった。まるで、あまり言い出したくはない、とでも言うような思いを、言外に感じさせた。
「縁談、でしょうか」
「俺の異母妹が実家にいるのだが、年の頃もお前に近い。兄である俺が言うものではないかも知れないが、器量の方も保証できよう。お前が気に入るかは分からぬが、もしお前さえよければ、一度会ってみてほしいのだが……どうだろうか」
張章に異母妹がいる、という話を、魏令は初めて聞いた。主人の家族のことで魏令が知っているのは、張章は前の丞相であった張蔡の三男である、ということだけである。上の兄二人が何をしているかどうかも分からない。名を知らぬ、ということは、少なくともあまり出世はできなかったであろう。
「妹君がいらっしゃったことは存じ上げませんでした」
「話していないからな」
「思えば、私は旦那さまの一族について全く存じ上げていません」
魏令はそれとなく縁談から話を逸らしてしまおうと、敢えてそのようなことを言った。
「気になるか?」
「はい。気にはなりますが……旦那さまがよろしければ」
「俺は話しても構わぬよ。特に話したくない、ということもない。その代わり、つまらない話だがな」
「それならば是非、お聞きしたく思います」
張章の話によれば、張蔡の長男は、魏令が張章と出会う前に税務を司っていたが、罪を犯し、贖い金を払って庶民に落ちた。梁の刑罰では贖金制度というのが存在し、死罪を言い渡された時、罪を贖うために金銭を国庫に納入すれば、死罪を免れて官位の剥奪のみで済むことがある。勿論、罪の贖いが許されない実刑の場合もあり、この場合は問答無用で処刑されることになる。
張蔡の次男はというと、弟の張章と同じ武官であった。魏令の父である魏仁の麾下で戦ったこともあったという。けれども、彼もまた、随分と前に戦死して、もうこの世にはいないという。
その他、異母姉が一人、異母弟が一人いるが、姉の方は地方の文官に嫁いで一男一女をもうけていてもう十年は会っておらず、弟は無名の刀筆吏、つまり文書の記録を行う小役人にすぎない身分に甘んじている、と、張章は語った。
「つまらぬ話だったろう」
「いいえ、私の父の元で戦っていたという兄君のことが気になりました。もっとお聞かせ願いたく存じます」
「そういえば、お前はあの魏仁将軍の子息だったか」
魏令の言葉を聞いて、張章は魏令がその息子であることを思い出した。それまでは久しく忘れていたことであった。
梁の魏氏は、梁の北辺の土地の一族で、代々武門の家柄であった。魏令の父である魏仁は、若い頃に当代随一の騎射の名人と称えられ、それによって見出されて騎兵を率いる校尉となった。北辺で朱狄を始めとする夷狄と接していたことで戦術に通じており、北方に赴いて夷狄を防ぎ、彼らを攻め立てて次々にその部族を服従させていった。
けれども、魏仁の最後は呆気ないものであった。左将軍に任命されて朱狄との戦いに赴いた際、夷狄の恨みを買っていた彼は敵の大部隊に攻められ、彼の率いる軍は多くの被害を出してしまい、彼自身も捕虜となってしまった。すぐに夷狄の馬を奪って逃げ戻ってきた彼であったが、多くの兵を失ったことと捕虜となったことを譴責され死罪を言い渡されてしまう。その罪は贖い金を払えば軍籍の剥奪のみで済まされるものであったが、彼は役人の目の前で剣を抜き、それを自らの首に押し当て自害して果てたのである。時に、魏令が生まれて三歳の頃であった。
夷狄との戦いに生涯の多くを費やした男が、晩年に夷狄の女との子を残していたというのは、何とも奇妙な話である。尤も、そのお陰で、張章は魏令を得ることができたのであるが。
「俺の次兄はよく魏仁将軍こそ忠国の士だと、常日頃言っていたよ。残念ながら次兄は将軍よりも早くに死んでしまったが、将軍の自害を知ったならばきっと涙を流したであろうな」
「なるほど……父の顔など全く見ずに育った私ですが、父は慕われていたのですね」
魏令の心は明らかに、自分を虐めた母よりも、顔も知らない亡き父に寄っている。きっと、父として、というよりは、武人としての魏仁に憧憬の念を抱いているのであろう。
「お前は自分の荒夷の血など絶やしてしまえばいいと言ったな。だが同時に魏仁将軍の血も流れているのだ。そのことを踏まえて、もう一度考えてみてほしい」
張章は魏仁を取っ掛かりとして、話を戻してきた。なるほど、そういう手があったか、と、魏令は心の内で密かに感心した。やはり、敵わないな、と思った。
「それでも、やはり私には伴侶など必要のないものです。私は、旦那さまを愛しておりますから……」
魏令ははっきりと、張章の目を見ながら言った。
「ああ、俺もお前を愛している。本当は、縁談など持ち込みたくはない。ずっと俺のものでいてほしい。だがそれは許されないだろう」
張章の目元が、俄かに憂いを帯びる。
昔の賢者の言葉に「不孝に三有り。後無きを大とす」という言葉がある。不孝には三種類あるが、その中では、後無き、つまり子孫を残さないことが最も重たいものである、という意である。張章は、すでに女を愛せぬ身であると自覚していて、もうそれはどうあっても変えられぬと諦めている。だが魏令はどうか。彼に妻子のないまま自分の手元に置き続けるのは、不孝を犯させる悪徳ではないのか。
「私と旦那さまは、最早夫婦と同じ、いや、それ以上の結びつきと言えるでしょう。何をお悩みになることがありましょうか」
「そうだろうか……」
「私と旦那さまの仲に勝る夫婦など、海内を見渡してもそう多くはありますまい」
魏令の熱弁を聞いて、張章は男女というものについて考えた。男と女が一緒になるのは、結局の所、子孫を残して祖先の祭祀を絶やさぬようにするためだ。そう思えば、男と女など、所詮は生殖によって結び付けられているだけなのであろう。
「なら、どちらが夫でどちらが妻なのだろうな」
「私も旦那さまも、どちらも夫であり妻である、でよろしいのではないでしょうか」
言いながら、自分でもおかしなことだと思ったのか、魏令はくすりと笑った。
「そういえば、田羊。そろそろ妻を娶る気はないか」
田羊は年の頃二十歳であるが、中原の国々では、この年齢になると結婚している者も多くなる。寧ろ、二十を越えての結婚では、少々晩婚気味であるとさえ言われる程である。
「いやいや兄者。僕はまだ今の職に移ったばかりだしさ。暫くはそんな気になれないかな」
田積は異母弟とはいえ、田兄弟の末っ子である田羊を何かと気にかけていたのだが、それが行き過ぎて少しお節介な所がある。田羊はそんな、ありがた半分迷惑半分な異母兄を嫌いになれないでいた。
「もしかして、好いている相手でもいるのか」
「おい田積、そのような事情をむやみにほじくり出すのは良くないぞ」
田積の左隣の席から、諫言が飛んできた。その声の主は、趙殷その人である。田積が調子に乗ったり、よからぬ行いをしそうな時、それを掣肘するのは趙殷の役目である。
田積に問われた田羊は、俄かにぎょっとしたような表情をした。この田羊という男、動揺がすぐに顔に出てしまうという、いささか間の抜けた癖がある。
「その表情だと図星といったところか。お前も隅には置けないな」
田積の丸顔はすっかり朱色に染まっていて、酔いが回ってきているのが明らかである。
「い、い、いやいや、最近忙しいし女に現を抜かしてる暇なんかないよ!」
それは嘘偽りではない。何故なら、田羊の懸想の相手は、女ではないのだから。しかし、その男子は、この世のどんな女子でも太刀打ちできないであろう美貌を持っている。
田羊は苦し紛れに、手元の酒杯を呷った。それに呼応するかのように、田積と趙殷も、酒杯を傾けた。
同じ頃、張章は、自らの屋敷に戻っていた。魏令は、自分の屋敷へ戻る前に、張章の元へ立ち寄っていた。
「俺はついぞ妻子を持つことのなかった身であるが、魏令、お前はどうだ。そろそろ、妻を迎える頃合いではないか」
奇しくも、張章もまた、魏令に対して婚姻の話を始めていた。
「いえ、それには及びません。私に流れる荒夷の血など、いっそ絶やしてしまった方が良いでしょう」
荒夷の血、というのは西域の異国を出自とする母方の血脈のことを言っているのだろう。魏令は母からの虐待を受けていて、未だそのことを密かに恨みに思っているであろうことは、端々から察せられる。
「悲しいことを言うな。魏令。お前の本心を聞かせてほしい。実は……縁談があるのだ」
張章の声色は、何処か、暗いものであった。まるで、あまり言い出したくはない、とでも言うような思いを、言外に感じさせた。
「縁談、でしょうか」
「俺の異母妹が実家にいるのだが、年の頃もお前に近い。兄である俺が言うものではないかも知れないが、器量の方も保証できよう。お前が気に入るかは分からぬが、もしお前さえよければ、一度会ってみてほしいのだが……どうだろうか」
張章に異母妹がいる、という話を、魏令は初めて聞いた。主人の家族のことで魏令が知っているのは、張章は前の丞相であった張蔡の三男である、ということだけである。上の兄二人が何をしているかどうかも分からない。名を知らぬ、ということは、少なくともあまり出世はできなかったであろう。
「妹君がいらっしゃったことは存じ上げませんでした」
「話していないからな」
「思えば、私は旦那さまの一族について全く存じ上げていません」
魏令はそれとなく縁談から話を逸らしてしまおうと、敢えてそのようなことを言った。
「気になるか?」
「はい。気にはなりますが……旦那さまがよろしければ」
「俺は話しても構わぬよ。特に話したくない、ということもない。その代わり、つまらない話だがな」
「それならば是非、お聞きしたく思います」
張章の話によれば、張蔡の長男は、魏令が張章と出会う前に税務を司っていたが、罪を犯し、贖い金を払って庶民に落ちた。梁の刑罰では贖金制度というのが存在し、死罪を言い渡された時、罪を贖うために金銭を国庫に納入すれば、死罪を免れて官位の剥奪のみで済むことがある。勿論、罪の贖いが許されない実刑の場合もあり、この場合は問答無用で処刑されることになる。
張蔡の次男はというと、弟の張章と同じ武官であった。魏令の父である魏仁の麾下で戦ったこともあったという。けれども、彼もまた、随分と前に戦死して、もうこの世にはいないという。
その他、異母姉が一人、異母弟が一人いるが、姉の方は地方の文官に嫁いで一男一女をもうけていてもう十年は会っておらず、弟は無名の刀筆吏、つまり文書の記録を行う小役人にすぎない身分に甘んじている、と、張章は語った。
「つまらぬ話だったろう」
「いいえ、私の父の元で戦っていたという兄君のことが気になりました。もっとお聞かせ願いたく存じます」
「そういえば、お前はあの魏仁将軍の子息だったか」
魏令の言葉を聞いて、張章は魏令がその息子であることを思い出した。それまでは久しく忘れていたことであった。
梁の魏氏は、梁の北辺の土地の一族で、代々武門の家柄であった。魏令の父である魏仁は、若い頃に当代随一の騎射の名人と称えられ、それによって見出されて騎兵を率いる校尉となった。北辺で朱狄を始めとする夷狄と接していたことで戦術に通じており、北方に赴いて夷狄を防ぎ、彼らを攻め立てて次々にその部族を服従させていった。
けれども、魏仁の最後は呆気ないものであった。左将軍に任命されて朱狄との戦いに赴いた際、夷狄の恨みを買っていた彼は敵の大部隊に攻められ、彼の率いる軍は多くの被害を出してしまい、彼自身も捕虜となってしまった。すぐに夷狄の馬を奪って逃げ戻ってきた彼であったが、多くの兵を失ったことと捕虜となったことを譴責され死罪を言い渡されてしまう。その罪は贖い金を払えば軍籍の剥奪のみで済まされるものであったが、彼は役人の目の前で剣を抜き、それを自らの首に押し当て自害して果てたのである。時に、魏令が生まれて三歳の頃であった。
夷狄との戦いに生涯の多くを費やした男が、晩年に夷狄の女との子を残していたというのは、何とも奇妙な話である。尤も、そのお陰で、張章は魏令を得ることができたのであるが。
「俺の次兄はよく魏仁将軍こそ忠国の士だと、常日頃言っていたよ。残念ながら次兄は将軍よりも早くに死んでしまったが、将軍の自害を知ったならばきっと涙を流したであろうな」
「なるほど……父の顔など全く見ずに育った私ですが、父は慕われていたのですね」
魏令の心は明らかに、自分を虐めた母よりも、顔も知らない亡き父に寄っている。きっと、父として、というよりは、武人としての魏仁に憧憬の念を抱いているのであろう。
「お前は自分の荒夷の血など絶やしてしまえばいいと言ったな。だが同時に魏仁将軍の血も流れているのだ。そのことを踏まえて、もう一度考えてみてほしい」
張章は魏仁を取っ掛かりとして、話を戻してきた。なるほど、そういう手があったか、と、魏令は心の内で密かに感心した。やはり、敵わないな、と思った。
「それでも、やはり私には伴侶など必要のないものです。私は、旦那さまを愛しておりますから……」
魏令ははっきりと、張章の目を見ながら言った。
「ああ、俺もお前を愛している。本当は、縁談など持ち込みたくはない。ずっと俺のものでいてほしい。だがそれは許されないだろう」
張章の目元が、俄かに憂いを帯びる。
昔の賢者の言葉に「不孝に三有り。後無きを大とす」という言葉がある。不孝には三種類あるが、その中では、後無き、つまり子孫を残さないことが最も重たいものである、という意である。張章は、すでに女を愛せぬ身であると自覚していて、もうそれはどうあっても変えられぬと諦めている。だが魏令はどうか。彼に妻子のないまま自分の手元に置き続けるのは、不孝を犯させる悪徳ではないのか。
「私と旦那さまは、最早夫婦と同じ、いや、それ以上の結びつきと言えるでしょう。何をお悩みになることがありましょうか」
「そうだろうか……」
「私と旦那さまの仲に勝る夫婦など、海内を見渡してもそう多くはありますまい」
魏令の熱弁を聞いて、張章は男女というものについて考えた。男と女が一緒になるのは、結局の所、子孫を残して祖先の祭祀を絶やさぬようにするためだ。そう思えば、男と女など、所詮は生殖によって結び付けられているだけなのであろう。
「なら、どちらが夫でどちらが妻なのだろうな」
「私も旦那さまも、どちらも夫であり妻である、でよろしいのではないでしょうか」
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