84 / 100
警備隊員達も……
しおりを挟む
※※※
けたたましい警笛の音が突如耳に入り、4人がハッとしてその方向を見る。すると先程の門番の1人が、ニヤつきながら警笛を吹いていたのが目に入った。ニャリルとエイリーはびっくりして揃って耳を塞ぐ。
「ギャー! 煩いニャー! 急に何だにゃー!」
「びっくりしたあー! 私等耳良いから尚更うるさっ! ……って今のって警備隊員招集の笛じゃない? もしかして、私達を捕まえる為?」
ニャリルとエイリーがそう言うが否や、耳の良い2人はパカ、パカ、と沢山の馬の蹄の音が、町の中の遠方から鳴るのが聞こえた。
「ヘヘ。俺等2人なら何とかなったかも知れねぇが、大勢だとどうかな?」
「多少はやるみたいだがなあ。女の癖に冒険者なんかやってるお前等が悪いんだぞ?」
その言葉に4人は揃ってキッと門番2人を睨む。その視線ビクっと反応する門番達。
「そんな女に負けた癖に」
「そもそも女の癖に冒険者って、私の事を知っていたのでしょう? 言っている事が支離滅裂だわ」
「ただ町に入りたいだけなのに、何でそんな面倒な事言い出すのかにゃ」
「本当この世界って、男尊女卑酷いよね」
4人それぞれが門番に苛立っていると、ミークとラミーにも蹄の音が聞こえて来た。
「どうする? やっつけちゃうのは可能だけど」
「でもこいつらみたいな反応されると面倒よね。一旦隠れて様子を見ましょう」
ミークの問いにラミーがそう言う答えると4人は揃って頷き、そして門番をチラ見する。またもその視線にビクっと反応する2人。どうやら中に入るのを止めようとする気は無さそうなので、4人は早速中に入り始める。だがすんでのところでエイリーだけが、ぐいっと何かに引っ張られ止められた。
「うげ! な、何?」
驚いたエイリー。傍目には見えない何かに首襟を引っ張られている。彼女を制したのは姿を隠している精霊、スピカだった。
『ま、待ってエイリー! 僕入れない!』
「え? 何で?」
『結界が張ってある! これ僕通れない!』
「エイリー! 何してるにゃ! 急ぐにゃ!」
既に中に入ったニャリルから声を掛けられ焦るエイリー。
「とりあえず町の外で待ってて。出てきた時また会えるよね?」
『うん多分大丈夫。ごめんね一緒に行けなくて』
「仕方無いよ。また後で!」
うん! と元気な返事が返って来たのを確認して、エイリーも急ぎ町の中に入った。その様子を端で見ていた門番2人は顔を見合わせる。
「……あのエルフ、誰と喋ってたんだ?」
「独り言? ……そういやあの女、風魔法とはちょっと違う変わった魔法みたいなの使ってたが、それと関係あるのか?」
※※※
「エイリー、大丈夫?」
「え? う、うん!」
ミークに声を掛けられ若干の焦りを覚えながらも返事するエイリー。
「とりあえずエイリーとニャリルはこれ使って」
そう言ってミークは、あの子ども達が使っていた隠蔽のマントを異空間収納のポシェットから出して手渡した。2人はそれを受け取って直ぐ、近くの物陰に潜み、そして見えている上半身にだけそれを被った。すると直ぐ様姿が見えなくなった。
そしてミークとラミーは、共に空にふわりと浮かび上がり、近くにあったとんがり帽子状の屋根の裏に隠れた。更にミークは、ドローン5機をポシェットから取り出し空中に放り投げる。途端、ドローン達はふわり、と浮遊した。
「AI、ドローンで上空から様子を見てて。更にニャリルとエイリーを守って」
ーー了解。ドローン2機を使用し上空から撮影します。残りの3機はニャリルとエイリー……、赤外線センサーにて場所をサーチ。発見しました。2人の傍で防衛を開始しますーー
「相変わらず不思議な子」
端で見ていたラミーが呟くのを聞いたミークが「そう?」と答えると同時に、蹄の音の正体、警備隊が門の前に到着した。ドローンが上空から警備隊達を撮影、ミークの脳内に映像を送信する。
ーー警備隊員、計25名ですーー
AIの言葉を聞いてミークも左目をズームし目視で確認をする。すると門の近くで、先程の門番2人と何やら話ししている、先頭の白馬に乗った1人が確認出来た。
だがこの距離では会話は聞こえない。ミークはAIに指示し、先程飛ばしたドローン2機のうち、1機をその先頭の白馬に跨る警備隊員の傍で見つからない様ホバリングさせ、もう1機をこちらに戻した。
「あっちをマイクモード、こっちをスピーカーモードに」
ミークがそうAIに指示し、即了解、と脳内にて返事があって直ぐ、ミークとラミーの傍で浮遊しているドローンから音声が聞こえて来た。
「子ども達見つけた時もこうやって音声を出していたのね。これ魔法じゃないって本当に不思議」
ラミーが呆れながら呟きつつ、門番と白馬に跨る警備隊とのやり取りに耳を澄ませる。
『警笛が聞こえやってきたが……、一体何がどうした? 何も居ない様だが?』
『あ、あれ? さっきまであいつ等……』
『き、消えた?』
ミークは左目のスコープで、門番2人が町の中を覗き込みながら焦っているのが見えている。
『ち、違うんです隊長! さっきまで女達が……』
『そ、そう! えらく美人な女4人が来たんです!』
門番2人の報告に、先頭の警備隊員、隊長と呼ばれた男が眉を顰める。
『ほう。美人の女4人』
『ええ! そりゃあもう!』
それを聞いた、隊長と呼ばれた男はふと辺りを見渡す。
『で? その女達はどこだ? 当然捕まえたんだろう?』
やや冷ややかな声でそう問いかけると、門番2人は慌てふためく。
『そ、それが……。さっき門を抜けたと思ったら……』
『見当たらなくなってしまって……』
2人の弁明を聞いて隊長と呼ばれた男は片眉をピクリと上げる。
『門を抜けた? 何も見かけなかったが? ……まさか下らない妄想で俺達を呼んだのか?』
『ま、まさかそんな事しませんよ! 本当なんです!』
『そ、そうだ! その中に、あ、あの魔法使いの! ゴールドランクのラミーが居たんです!』
ラミーの名前を聞いた隊長は真顔になる。
『ラミーだと? 王都のあの有名人の? ……お前等の話を信じるとして、デムバックに何しに来たって言ってたんだ?』
突っ込まれた2人はハッとする。
『そ、そういや……』
『聞いてない……です』
門番の回答に隊長は明らかに怒りを含んだ表情に変わる。
『聞いてないだと? お前達門番の役目は、町に入ってくる者共を監視する事だろうが。来た者の目的を確認は必須だ。それを怠ったのか?』
そこで、後ろで聞いていた他の警備隊員達が声を掛けてきた。
『ていうかお前等、最近女抱いてなくて妄想拗らせたんじゃねーか?』
『あー、あり得るなあ。いい女は殆ど町長んとこにいるからなあ』
『つっても今は、受付嬢しかいねぇけど』
それを聞いた門番2人は必死の形相で言い返す。
『本当に居たんだよ! それを証拠にとっ捕まえようとしたら、ほらここ! 凹んでるだろ? 攻撃食らったんだよ!』
門番がムキになって凹んでいる胴の辺りの鎧を見せそう大声を出すと、警備隊員達はシーンと静まり返った。
『ちょっと待て。……もしかしてお前等、女と戦った?』
『それで逃がした、って事か?』
『じゃあお前等、女に……、負けた?』
各々隊員達の言葉を聞いて、門番2人はしまった、と揃って口を手で抑える。
『ヘッ。どうやらその様子じゃ間違いないみたいだ』
『ギャハハハ! 女に負けたって情けねぇ!』
隊員達が一斉に皆大笑いする。それを見て門番2人はカッとなり更にがなり立てる。
『う、うるせぇ! 油断してたんだよ! まさか女如きが冒険者だなんて思わねぇだろ!』
『そ、そうだ! しかもラミーまでいたんだぞ!』
揃って言い換えしている門番の様子を見て、隊長は顎に手を当てる。
『にしてはその鎧の跡、魔法の攻撃じゃない様に見えるが?』
警備隊長がそう一言零すと、2人は一生懸命言い返していたのが、はた、と止まり固まった。
確かにラミーは居た。だがラミーは2人と対戦していない。ラミーに負けた、となればまだ、ゴールドランクなので多少格好はつく。だがそうではない。ただの女に負けたのだ。これ以上語ると大勢の前で更に恥の上塗りになる、と気付いたのである。
急に口を噤み冷や汗を垂らしながら黙る2人を見て、顎を触りながら怪訝な顔をする隊長。
『先程、女なのに冒険者、とも言っていたな? それはラミー以外に居た女達も冒険者だという事だな? 王都の様な栄えた都市には少ないが女の冒険者も居る、と言うのは聞いた事がある。が、女4人全員が冒険者というのは俄に信じがたい……。まあ良い。とにかく状況を聞こう。お前等の言う通りその4人が上玉だって事なら、尚更知る必要がある』
『……じゃあ捕まえたら、俺等もおこぼれに預かりますよ?』
『町長に差し出す前に、まず俺等で可愛がってから、て事で』
門番2人は漸く話を聞いてくれる、と安堵すると共にきちんと自分達の要望を伝えると、隊長は分かった分かった、とやや呆れた様子で返事した。
けたたましい警笛の音が突如耳に入り、4人がハッとしてその方向を見る。すると先程の門番の1人が、ニヤつきながら警笛を吹いていたのが目に入った。ニャリルとエイリーはびっくりして揃って耳を塞ぐ。
「ギャー! 煩いニャー! 急に何だにゃー!」
「びっくりしたあー! 私等耳良いから尚更うるさっ! ……って今のって警備隊員招集の笛じゃない? もしかして、私達を捕まえる為?」
ニャリルとエイリーがそう言うが否や、耳の良い2人はパカ、パカ、と沢山の馬の蹄の音が、町の中の遠方から鳴るのが聞こえた。
「ヘヘ。俺等2人なら何とかなったかも知れねぇが、大勢だとどうかな?」
「多少はやるみたいだがなあ。女の癖に冒険者なんかやってるお前等が悪いんだぞ?」
その言葉に4人は揃ってキッと門番2人を睨む。その視線ビクっと反応する門番達。
「そんな女に負けた癖に」
「そもそも女の癖に冒険者って、私の事を知っていたのでしょう? 言っている事が支離滅裂だわ」
「ただ町に入りたいだけなのに、何でそんな面倒な事言い出すのかにゃ」
「本当この世界って、男尊女卑酷いよね」
4人それぞれが門番に苛立っていると、ミークとラミーにも蹄の音が聞こえて来た。
「どうする? やっつけちゃうのは可能だけど」
「でもこいつらみたいな反応されると面倒よね。一旦隠れて様子を見ましょう」
ミークの問いにラミーがそう言う答えると4人は揃って頷き、そして門番をチラ見する。またもその視線にビクっと反応する2人。どうやら中に入るのを止めようとする気は無さそうなので、4人は早速中に入り始める。だがすんでのところでエイリーだけが、ぐいっと何かに引っ張られ止められた。
「うげ! な、何?」
驚いたエイリー。傍目には見えない何かに首襟を引っ張られている。彼女を制したのは姿を隠している精霊、スピカだった。
『ま、待ってエイリー! 僕入れない!』
「え? 何で?」
『結界が張ってある! これ僕通れない!』
「エイリー! 何してるにゃ! 急ぐにゃ!」
既に中に入ったニャリルから声を掛けられ焦るエイリー。
「とりあえず町の外で待ってて。出てきた時また会えるよね?」
『うん多分大丈夫。ごめんね一緒に行けなくて』
「仕方無いよ。また後で!」
うん! と元気な返事が返って来たのを確認して、エイリーも急ぎ町の中に入った。その様子を端で見ていた門番2人は顔を見合わせる。
「……あのエルフ、誰と喋ってたんだ?」
「独り言? ……そういやあの女、風魔法とはちょっと違う変わった魔法みたいなの使ってたが、それと関係あるのか?」
※※※
「エイリー、大丈夫?」
「え? う、うん!」
ミークに声を掛けられ若干の焦りを覚えながらも返事するエイリー。
「とりあえずエイリーとニャリルはこれ使って」
そう言ってミークは、あの子ども達が使っていた隠蔽のマントを異空間収納のポシェットから出して手渡した。2人はそれを受け取って直ぐ、近くの物陰に潜み、そして見えている上半身にだけそれを被った。すると直ぐ様姿が見えなくなった。
そしてミークとラミーは、共に空にふわりと浮かび上がり、近くにあったとんがり帽子状の屋根の裏に隠れた。更にミークは、ドローン5機をポシェットから取り出し空中に放り投げる。途端、ドローン達はふわり、と浮遊した。
「AI、ドローンで上空から様子を見てて。更にニャリルとエイリーを守って」
ーー了解。ドローン2機を使用し上空から撮影します。残りの3機はニャリルとエイリー……、赤外線センサーにて場所をサーチ。発見しました。2人の傍で防衛を開始しますーー
「相変わらず不思議な子」
端で見ていたラミーが呟くのを聞いたミークが「そう?」と答えると同時に、蹄の音の正体、警備隊が門の前に到着した。ドローンが上空から警備隊達を撮影、ミークの脳内に映像を送信する。
ーー警備隊員、計25名ですーー
AIの言葉を聞いてミークも左目をズームし目視で確認をする。すると門の近くで、先程の門番2人と何やら話ししている、先頭の白馬に乗った1人が確認出来た。
だがこの距離では会話は聞こえない。ミークはAIに指示し、先程飛ばしたドローン2機のうち、1機をその先頭の白馬に跨る警備隊員の傍で見つからない様ホバリングさせ、もう1機をこちらに戻した。
「あっちをマイクモード、こっちをスピーカーモードに」
ミークがそうAIに指示し、即了解、と脳内にて返事があって直ぐ、ミークとラミーの傍で浮遊しているドローンから音声が聞こえて来た。
「子ども達見つけた時もこうやって音声を出していたのね。これ魔法じゃないって本当に不思議」
ラミーが呆れながら呟きつつ、門番と白馬に跨る警備隊とのやり取りに耳を澄ませる。
『警笛が聞こえやってきたが……、一体何がどうした? 何も居ない様だが?』
『あ、あれ? さっきまであいつ等……』
『き、消えた?』
ミークは左目のスコープで、門番2人が町の中を覗き込みながら焦っているのが見えている。
『ち、違うんです隊長! さっきまで女達が……』
『そ、そう! えらく美人な女4人が来たんです!』
門番2人の報告に、先頭の警備隊員、隊長と呼ばれた男が眉を顰める。
『ほう。美人の女4人』
『ええ! そりゃあもう!』
それを聞いた、隊長と呼ばれた男はふと辺りを見渡す。
『で? その女達はどこだ? 当然捕まえたんだろう?』
やや冷ややかな声でそう問いかけると、門番2人は慌てふためく。
『そ、それが……。さっき門を抜けたと思ったら……』
『見当たらなくなってしまって……』
2人の弁明を聞いて隊長と呼ばれた男は片眉をピクリと上げる。
『門を抜けた? 何も見かけなかったが? ……まさか下らない妄想で俺達を呼んだのか?』
『ま、まさかそんな事しませんよ! 本当なんです!』
『そ、そうだ! その中に、あ、あの魔法使いの! ゴールドランクのラミーが居たんです!』
ラミーの名前を聞いた隊長は真顔になる。
『ラミーだと? 王都のあの有名人の? ……お前等の話を信じるとして、デムバックに何しに来たって言ってたんだ?』
突っ込まれた2人はハッとする。
『そ、そういや……』
『聞いてない……です』
門番の回答に隊長は明らかに怒りを含んだ表情に変わる。
『聞いてないだと? お前達門番の役目は、町に入ってくる者共を監視する事だろうが。来た者の目的を確認は必須だ。それを怠ったのか?』
そこで、後ろで聞いていた他の警備隊員達が声を掛けてきた。
『ていうかお前等、最近女抱いてなくて妄想拗らせたんじゃねーか?』
『あー、あり得るなあ。いい女は殆ど町長んとこにいるからなあ』
『つっても今は、受付嬢しかいねぇけど』
それを聞いた門番2人は必死の形相で言い返す。
『本当に居たんだよ! それを証拠にとっ捕まえようとしたら、ほらここ! 凹んでるだろ? 攻撃食らったんだよ!』
門番がムキになって凹んでいる胴の辺りの鎧を見せそう大声を出すと、警備隊員達はシーンと静まり返った。
『ちょっと待て。……もしかしてお前等、女と戦った?』
『それで逃がした、って事か?』
『じゃあお前等、女に……、負けた?』
各々隊員達の言葉を聞いて、門番2人はしまった、と揃って口を手で抑える。
『ヘッ。どうやらその様子じゃ間違いないみたいだ』
『ギャハハハ! 女に負けたって情けねぇ!』
隊員達が一斉に皆大笑いする。それを見て門番2人はカッとなり更にがなり立てる。
『う、うるせぇ! 油断してたんだよ! まさか女如きが冒険者だなんて思わねぇだろ!』
『そ、そうだ! しかもラミーまでいたんだぞ!』
揃って言い換えしている門番の様子を見て、隊長は顎に手を当てる。
『にしてはその鎧の跡、魔法の攻撃じゃない様に見えるが?』
警備隊長がそう一言零すと、2人は一生懸命言い返していたのが、はた、と止まり固まった。
確かにラミーは居た。だがラミーは2人と対戦していない。ラミーに負けた、となればまだ、ゴールドランクなので多少格好はつく。だがそうではない。ただの女に負けたのだ。これ以上語ると大勢の前で更に恥の上塗りになる、と気付いたのである。
急に口を噤み冷や汗を垂らしながら黙る2人を見て、顎を触りながら怪訝な顔をする隊長。
『先程、女なのに冒険者、とも言っていたな? それはラミー以外に居た女達も冒険者だという事だな? 王都の様な栄えた都市には少ないが女の冒険者も居る、と言うのは聞いた事がある。が、女4人全員が冒険者というのは俄に信じがたい……。まあ良い。とにかく状況を聞こう。お前等の言う通りその4人が上玉だって事なら、尚更知る必要がある』
『……じゃあ捕まえたら、俺等もおこぼれに預かりますよ?』
『町長に差し出す前に、まず俺等で可愛がってから、て事で』
門番2人は漸く話を聞いてくれる、と安堵すると共にきちんと自分達の要望を伝えると、隊長は分かった分かった、とやや呆れた様子で返事した。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
【第一部完結】保健室におっさんは似合わない!
ウサギテイマーTK
キャラ文芸
加藤誠作は私立男子校の養護教諭である。元々は、某旧帝大の医学部の学生だったが、動物実験に嫌気がさして、医学部から教育学部に転部し、全国でも70人くらいしかいない、男性の養護教諭となった、と本人は言っている。有名な推理小説の探偵役のプロフを、真似ているとしか言えない人物である。とはいえ、公立の教員採用試験では、何度受けても採点すらしてもらえない過去を持ち、勤務態度も決して良いとは言えない。ただ、生徒の心身の問題に直面すると、人が変わったように能力を発揮する。これは加藤と加藤の同僚の白根澤が、学校で起こった事件を解決していく、かもしれない物語である。
第一部完結。
現在エピソード追加中。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ
トール
恋愛
会社帰り、駅までの道程を歩いていたはずの北野 雅(36)は、いつの間にか森の中に佇んでいた。困惑して家に帰りたいと願った雅の前に現れたのはなんと実家を模した家で!?
自身が願った事が現実になる能力を手に入れた雅が望んだのは冒険ではなく、“森に引きこもって生きる! ”だった。
果たして雅は独りで生きていけるのか!?
実は神様になっていたズボラ女と、それに巻き込まれる人々(神々)とのドタバタラブ? コメディ。
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる