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第五章 ノームの時計と竜の魔女
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「これはこれは竜の魔女さま。いつもごひいきにしていただきありがとうございます。そして隣は帰らずの魔女様。今日のお仕事はお休みですかな?それに、今話題の小さな魔女見習いさんもこんにちわ。そろそろ到着される頃だと思っていましたよ。少し冷えますがこの時期に賀茂川沿いを散歩するのは気持ちがよかったでしょう」
そうね。と頬を緩めるミーナさんの隣で私と柚さんは互いに顔を見合わせる。驚く私たちを見てふふふ。とミーナさんは笑みを含める。
「この方はノームの眷属でイースさんって言います。とっても物知りだから驚かないでね」
「いやいや。めっちゃ驚くわ!なんでそんなにウチらのことを知っとんねん!?」
柚さんがそう声をあげるとイースは、ふふふとメガネの奥にあるコーヒー色の瞳を緩める。
「お酒の流れは物事の流れですから、酒瓶の流れを追っていればこの街くらいの情報は入ってきます。それに地面はどこまでも続き、土の元素が数多くありますのでまぁ。知ろうと思えば知ることができるのです」
「なんや・・・何でも筒抜けかいな・・・」
「まぁ公序良俗の範囲ではありますからね。それにそこの小さな魔女さんのことについては彼が教えてくれました」
彼?私は店内を再び見渡してみたけれどそこにはやはり誰もいない。ふと背中を風がなでるのを感じた。ふわりとした甘い香りをした風がバターの匂いにも似て心地よい。
「ふふふー。ミアスさまはいないのかぁ残念だな。琴音ちゃんと並んでいる時は、普段に見れないやさしい表情を浮かべるもんだからそれはもう尊いのに。いやいや。それもまた一興。あっ素敵イラストのラフができたんだけど見てみる?」
ツラツラと早口で話すコルはいつの間にか私の後ろで端末を操作している。ふわりとしたチェック柄の長いスカートに真っ白なダウンジャケット、その下には穏やかな色のセーターを着込んでいた。ミアスと一緒にいった京都駅近くにあるガレット屋さんで働くシルフの精霊。なぜこんな所に?と私は目を丸めつつ後ろを振り向く。
「コルさん・・・お久しぶりです。いつの間に?」
へへー。と笑いながらもコルはそれに答えずに大きな端末を肩にかけたバッグの中から取り出す。端末の中にはミアスと私が描かれていて、ミアスは燕尾服、私は黒いゴシックロリータに包まれていて肖像画のように並んでいた。
なんというか・・・なるほどこういう精霊なのだと私は思うことにした。
それにしても上手だと私は褒めると、コルはくすぐったいような笑い声をあげる。
「うわっなんか一定の層にはめっちゃ需要ありそうやなぁ。しっかしなんとも・・・想像力が偏っている・・・それにいつの間に来たんや!?」
「ふふふー。ボクはどこにでもいける。風の精霊だからえねー。それに竜の魔女さんもこんにちわ!買い出し!?ボクもお店で使うお酒を買いに来たから同じだねー」
こんにちわと私と同じくらいの背丈をしたコルにちょっとだけ膝を曲げてミーナさんも挨拶をする。
コルの魔法はウチより便利そうやな。と柚さんは腕を組み、柚子さんの魔法はどんな魔法だろうかと私もまた腕を組んだ。そして竜の魔女と呼ばれるミーナさんの魔法もまた気になる。まさか本当に竜の姿になるのではないかとすら思ってしまう。
「うーん。しっかし相変わらずミーア人気はすごいものがあるなぁ」
「それはミーナさんが優しいからですよ。竜の魔女って肩書きはかっこいいです」
ウチは!?と片方の眉をあげる柚さんに、柚さんもですよと答えるとよろしい!と私の頭を柚さんはクシャクシャとなでた。しかしミーナさんは困ったような笑みを浮かべて私は、ん?と首をかしげる。
「琴音ちゃんには竜の魔女って言ってほしくないなぁ。柚から言われるのには慣れちゃったけどね。精霊はその名を敬称として使うけど、人や魔女はそれを蔑称として使うの。ごめんね。言えなかった」
すみませんと私は頭を下げる。意味を聞かずとも深くなるミーナさんの瞳から本当の気持ちだということがわかったからだ。ウチもや。と柚さんも額に手を当てる。
「柚は仕方がないよ。ほとんど人の世界で生きているからね。琴音ちゃんもごめん。何も説明していなかったから仕方がないわ」
せやけどなぁと柚は頭を掻いている。私もなんだか悪いことをした気分になって、両手はそわそわと落ち着かない。ふむ。とイースは腕を組んだ。
「もしかしてまだおふたりは知らないのですか?大事件ではありましたが、今でもあなたは私たちの自慢です。それに・・・」
イースは私たちを一度見てミーナさんへと視線を戻す。
「あなたのことを知ってもおふたりは拒絶などしませんよ。あなただって実は知っていてほしいでしょう?知らない事柄を知ることで世界の見え方は変わるものです。知らない事柄を知られることで自分の見られ方も変わりますが、それが決して悪いものではありません。あなたが同族とかかわることなく、ひとりで生きることは精霊の誰も望んでいないんですよ?」
ミーナさんは一度うなずく。目を伏せて何かと心の中で戦っているような表情だと私は思った。そして一度首を振るとイースは目尻をやわらげて横顔を向ける。
「それはノームの魔法かな?」
「違いますね。どちらかというと、この街で長く生きた精霊の老婆心からですな」
「それなら仕方がないね。ただ私は今夜選ぶワインを選んでいるからイースさんから話してて」
ミーナさんはそう言い残すと流れるように店の奥へと向かう。進む先にはガラス戸に囲まれたワインセラーが見えた。やれやれとイースは首をメガネの位置を整える。
「そろそろ付き合いも長いですがまるで変わりませんね」
「いいんですか?」
ミーナさんは話したくなくても聞いてほしいような表情をしていた。だけど、普段とは違うミーナさんを見てしまうと、おいそれと聞くのもためらってしまう。
「大丈夫ですよ。すっかりと大人になってしまいましたが、私にとってはまだ人の世界で生きることを知らないお嬢ちゃんですから。さて・・・お茶の準備をしましょうかな。お好きなおつまみをお取りください。ティータイムとしましょう」
やったー。と柚さんとコルは店の中に駆けていく。なんだかふたりとも似ているなと思いつつ、店の奥で静かにたたずむワインセラーを眺めた。
「さて何から話しましょうか・・・」
そうね。と頬を緩めるミーナさんの隣で私と柚さんは互いに顔を見合わせる。驚く私たちを見てふふふ。とミーナさんは笑みを含める。
「この方はノームの眷属でイースさんって言います。とっても物知りだから驚かないでね」
「いやいや。めっちゃ驚くわ!なんでそんなにウチらのことを知っとんねん!?」
柚さんがそう声をあげるとイースは、ふふふとメガネの奥にあるコーヒー色の瞳を緩める。
「お酒の流れは物事の流れですから、酒瓶の流れを追っていればこの街くらいの情報は入ってきます。それに地面はどこまでも続き、土の元素が数多くありますのでまぁ。知ろうと思えば知ることができるのです」
「なんや・・・何でも筒抜けかいな・・・」
「まぁ公序良俗の範囲ではありますからね。それにそこの小さな魔女さんのことについては彼が教えてくれました」
彼?私は店内を再び見渡してみたけれどそこにはやはり誰もいない。ふと背中を風がなでるのを感じた。ふわりとした甘い香りをした風がバターの匂いにも似て心地よい。
「ふふふー。ミアスさまはいないのかぁ残念だな。琴音ちゃんと並んでいる時は、普段に見れないやさしい表情を浮かべるもんだからそれはもう尊いのに。いやいや。それもまた一興。あっ素敵イラストのラフができたんだけど見てみる?」
ツラツラと早口で話すコルはいつの間にか私の後ろで端末を操作している。ふわりとしたチェック柄の長いスカートに真っ白なダウンジャケット、その下には穏やかな色のセーターを着込んでいた。ミアスと一緒にいった京都駅近くにあるガレット屋さんで働くシルフの精霊。なぜこんな所に?と私は目を丸めつつ後ろを振り向く。
「コルさん・・・お久しぶりです。いつの間に?」
へへー。と笑いながらもコルはそれに答えずに大きな端末を肩にかけたバッグの中から取り出す。端末の中にはミアスと私が描かれていて、ミアスは燕尾服、私は黒いゴシックロリータに包まれていて肖像画のように並んでいた。
なんというか・・・なるほどこういう精霊なのだと私は思うことにした。
それにしても上手だと私は褒めると、コルはくすぐったいような笑い声をあげる。
「うわっなんか一定の層にはめっちゃ需要ありそうやなぁ。しっかしなんとも・・・想像力が偏っている・・・それにいつの間に来たんや!?」
「ふふふー。ボクはどこにでもいける。風の精霊だからえねー。それに竜の魔女さんもこんにちわ!買い出し!?ボクもお店で使うお酒を買いに来たから同じだねー」
こんにちわと私と同じくらいの背丈をしたコルにちょっとだけ膝を曲げてミーナさんも挨拶をする。
コルの魔法はウチより便利そうやな。と柚さんは腕を組み、柚子さんの魔法はどんな魔法だろうかと私もまた腕を組んだ。そして竜の魔女と呼ばれるミーナさんの魔法もまた気になる。まさか本当に竜の姿になるのではないかとすら思ってしまう。
「うーん。しっかし相変わらずミーア人気はすごいものがあるなぁ」
「それはミーナさんが優しいからですよ。竜の魔女って肩書きはかっこいいです」
ウチは!?と片方の眉をあげる柚さんに、柚さんもですよと答えるとよろしい!と私の頭を柚さんはクシャクシャとなでた。しかしミーナさんは困ったような笑みを浮かべて私は、ん?と首をかしげる。
「琴音ちゃんには竜の魔女って言ってほしくないなぁ。柚から言われるのには慣れちゃったけどね。精霊はその名を敬称として使うけど、人や魔女はそれを蔑称として使うの。ごめんね。言えなかった」
すみませんと私は頭を下げる。意味を聞かずとも深くなるミーナさんの瞳から本当の気持ちだということがわかったからだ。ウチもや。と柚さんも額に手を当てる。
「柚は仕方がないよ。ほとんど人の世界で生きているからね。琴音ちゃんもごめん。何も説明していなかったから仕方がないわ」
せやけどなぁと柚は頭を掻いている。私もなんだか悪いことをした気分になって、両手はそわそわと落ち着かない。ふむ。とイースは腕を組んだ。
「もしかしてまだおふたりは知らないのですか?大事件ではありましたが、今でもあなたは私たちの自慢です。それに・・・」
イースは私たちを一度見てミーナさんへと視線を戻す。
「あなたのことを知ってもおふたりは拒絶などしませんよ。あなただって実は知っていてほしいでしょう?知らない事柄を知ることで世界の見え方は変わるものです。知らない事柄を知られることで自分の見られ方も変わりますが、それが決して悪いものではありません。あなたが同族とかかわることなく、ひとりで生きることは精霊の誰も望んでいないんですよ?」
ミーナさんは一度うなずく。目を伏せて何かと心の中で戦っているような表情だと私は思った。そして一度首を振るとイースは目尻をやわらげて横顔を向ける。
「それはノームの魔法かな?」
「違いますね。どちらかというと、この街で長く生きた精霊の老婆心からですな」
「それなら仕方がないね。ただ私は今夜選ぶワインを選んでいるからイースさんから話してて」
ミーナさんはそう言い残すと流れるように店の奥へと向かう。進む先にはガラス戸に囲まれたワインセラーが見えた。やれやれとイースは首をメガネの位置を整える。
「そろそろ付き合いも長いですがまるで変わりませんね」
「いいんですか?」
ミーナさんは話したくなくても聞いてほしいような表情をしていた。だけど、普段とは違うミーナさんを見てしまうと、おいそれと聞くのもためらってしまう。
「大丈夫ですよ。すっかりと大人になってしまいましたが、私にとってはまだ人の世界で生きることを知らないお嬢ちゃんですから。さて・・・お茶の準備をしましょうかな。お好きなおつまみをお取りください。ティータイムとしましょう」
やったー。と柚さんとコルは店の中に駆けていく。なんだかふたりとも似ているなと思いつつ、店の奥で静かにたたずむワインセラーを眺めた。
「さて何から話しましょうか・・・」
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