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第陸章 物と人
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家に帰るとあたりはすっかりと暗くなっている。わずかに開かれた扉からは光が漏れていた。土間には千鳥がいて、チカチカと点滅する電灯に照らされている。
「なんだ。まだいたのか。麻子たちは?」
「さすがにもう帰したよ。暗くなっちまう前にね。それにしても今日はお疲れじゃないか」
あぁ疲れた。と私は土間に腰掛ける。千鳥も隣に並んで手足を伸ばした。しばらくの間お互いに何も話さずに、音のない部屋では沈黙が耳障りだった。
「狗鷲は殺されたよ」
私が言うと、そうかい。と千鳥は目を伏せて言った。もっと狼狽するだろうと思っていたから、千鳥の反応は意外だった。
「驚かないのか?」
「驚いちゃいるよ。でもさ、たくさん人が死んだだろう? ウチの知り合いだってたくさん死んだ。人は失うことにもなれちまうんだねぇ。仕方がないとすら思ってしまう」
私が狗鷲の死で涙を流すことができないのもまた、そこに理由があるのだろう。
人はどんなに辛いことにも慣れてしまう。心が麻酔にかけられたように鈍磨していく。泣くことができたらどんなに楽だろうか。涙はもう家族を失って枯れてしまった。私は家族のもとに行きたいのだろうか。それが私が死にたがっている理由なのか。
「なぁ千鳥よ。俺は死にたがっているように見えるか?」
場違いな問いだと思った。問いの答えは自分の中で見つけるしかないのに、誰かに尋ねて得られるような話ではない。笑われるだろうか。私が千鳥の顔を見るとそうだねぇ。と千鳥は口元に指先を当てる。ふっくらとした唇で、意図のわからない目尻は緩む。
「死にたがっているかはわからないけど、生きたがっているようには見えないね」
「そうか? 腹も空けば飯も食う。眠たければ眠りもする。ちゃんと生きているつもりだけどな」
「そりゃそうさ。でも翁には生きようとする理由がないだろう?」
理由? と私が首をかしげると、そう・・・理由。と千鳥は膝先でほお杖を作って私を見た。
「優しい翁さんはそりゃぁみんなの人気者さ。子供たちにだって好かれて、嫌々ながらも巻き込まれちまう。狗鷲さんだって翁に頼み事をする。誰かの想いを叶えるために、そんなに疲れるまで働いちまうだろう?」
「それは生きる理由がないのと何が違うんだ? 我ながら立派な人格者じゃないか」
「人格者かどうかは知らないけど、優しくはあるよね。でもそれは翁の中から生まれて想いじゃない。理由でもない。誰かに何かを言われたから、期待されているから応えようとしているだけ。なぁ。あんたがやりたいことって何なのさ?」
「そんなの忘れちまったね」
千鳥から目線をそらして天井を向く。今の言葉が嘘だということに遅れて私は気がついた。
「ほら。ないじゃないかい。生きるってのは飯を食ったり眠ったりするだけじゃないんだよ。自分の意思を持って求める何かに向かって、想いを込めながら日々を生きるってことじゃないかい? ウチの持論ではあるけどさ。間違ってはないだろう?」
まるで付喪だな。そう思った。いや、とらわれるほどの想いがある分、付喪の方がまだマシに思えた。言われてみればそうだ。私は確固たる自分の意思を失っている。言われるがまま、期待されるがままに生きている。誰かに必要とされることを望んでいる。
必要とされなければ自分の生きている価値が、ないと信じてしまっている。
「なぁ。翁がそうなっちまったのにも理由があるんだろう? 話してはくれないかい? 辛い話だとは思うけどさ、意外と自分の胸に秘めているより口に出しちまった方が楽になるもんだよ」
そんなもんか? と私は千鳥に言って、そんなもんさと千鳥は言った。電灯のちらつきに合わせて、足元の影がまばらに見える。
「俺はな。本当は死ぬべきだったんだよ。死ぬ前に戦争が終わっちまって宙ぶらりんのまま家に帰ってきたんだ」
「死ぬべきなんて人はいないだろう。あんたの思い込みさ」
「思い込みではなく役割だったんだよ。学校を卒業したのが戦の終わりが見えた時だった。俺はな・・・神風となって特攻するべきだったんだ。憧れた空を飛び、そしてあの世に行く役目さ。たくさん人の命を奪ってな」
そりゃひどいね。と千鳥はこぼしたのが意外だった。特攻くずれの末路は散々なものだ。世間に疎まれ、まるで戦犯のような扱いを受けてしまう。家族からだってそうだと聞いた。幸か不幸か私の家族はもういないのだけど。
「あぁ。ひどい話だな。もっとひどい話が俺の友人がな。といっても友人と言えるかどうかはわからない。同じ師団の釜の飯を食った仲ってだけだ。そいつは死にたくねぇと言ってたよ。故郷に恋人がいるんだとよ。ありがちな話だ」
「素敵な話じゃないか」
「俺はそいつにこう言ったんだよ。お国のために死ねるんだ。恋人にだって生きて欲しいだろうとな。そしてそいつは涙をぬぐって空に散った。訃報を聞いて俺も同じく散ろうと心を決めたんだよ。だが結局、俺だけ生き残っちまった。空で散る前に戦が終わっちまったのさ」
「神さんでも仏さんでもないんだから、仕方がないだろう? 翁が悪いわけではないさ」
千鳥は足を交互に上げては下げる。裾から病的なほどに華奢で白い足首が見えた。
「悪いさ。止められるほどの地位がなくとも、そんな言葉をかけることはしちゃならなかった。お国のために、恋人のために死ねなんてな。俺が死刑を宣告したんだよ。そいつの死に意味をつけてしまった。だからそいつは死んだ」
「バカだね。誰だって同じことを言うだろうに。だから翁が気に病む必要はないんだ」
優しいね。と千鳥は言葉を結ぶ。優しいのではなく臆病なのだと私は思う。死ぬはずだったと考えて、誰かの想いに依存して生きている。果たせなかった役目と死ぬべき時に死ねなかった後悔から目を背けながら生かされている。
「誰にだってさ。辛い過去はあるもんさね。それを抱えて生きている。未来に希望を持って、夢見て生きてるんだ。翁には夢が必要だね」
「夢か。とんと思いつかねぇな。千鳥には何か夢があんのかい?」
「なんだ。まだいたのか。麻子たちは?」
「さすがにもう帰したよ。暗くなっちまう前にね。それにしても今日はお疲れじゃないか」
あぁ疲れた。と私は土間に腰掛ける。千鳥も隣に並んで手足を伸ばした。しばらくの間お互いに何も話さずに、音のない部屋では沈黙が耳障りだった。
「狗鷲は殺されたよ」
私が言うと、そうかい。と千鳥は目を伏せて言った。もっと狼狽するだろうと思っていたから、千鳥の反応は意外だった。
「驚かないのか?」
「驚いちゃいるよ。でもさ、たくさん人が死んだだろう? ウチの知り合いだってたくさん死んだ。人は失うことにもなれちまうんだねぇ。仕方がないとすら思ってしまう」
私が狗鷲の死で涙を流すことができないのもまた、そこに理由があるのだろう。
人はどんなに辛いことにも慣れてしまう。心が麻酔にかけられたように鈍磨していく。泣くことができたらどんなに楽だろうか。涙はもう家族を失って枯れてしまった。私は家族のもとに行きたいのだろうか。それが私が死にたがっている理由なのか。
「なぁ千鳥よ。俺は死にたがっているように見えるか?」
場違いな問いだと思った。問いの答えは自分の中で見つけるしかないのに、誰かに尋ねて得られるような話ではない。笑われるだろうか。私が千鳥の顔を見るとそうだねぇ。と千鳥は口元に指先を当てる。ふっくらとした唇で、意図のわからない目尻は緩む。
「死にたがっているかはわからないけど、生きたがっているようには見えないね」
「そうか? 腹も空けば飯も食う。眠たければ眠りもする。ちゃんと生きているつもりだけどな」
「そりゃそうさ。でも翁には生きようとする理由がないだろう?」
理由? と私が首をかしげると、そう・・・理由。と千鳥は膝先でほお杖を作って私を見た。
「優しい翁さんはそりゃぁみんなの人気者さ。子供たちにだって好かれて、嫌々ながらも巻き込まれちまう。狗鷲さんだって翁に頼み事をする。誰かの想いを叶えるために、そんなに疲れるまで働いちまうだろう?」
「それは生きる理由がないのと何が違うんだ? 我ながら立派な人格者じゃないか」
「人格者かどうかは知らないけど、優しくはあるよね。でもそれは翁の中から生まれて想いじゃない。理由でもない。誰かに何かを言われたから、期待されているから応えようとしているだけ。なぁ。あんたがやりたいことって何なのさ?」
「そんなの忘れちまったね」
千鳥から目線をそらして天井を向く。今の言葉が嘘だということに遅れて私は気がついた。
「ほら。ないじゃないかい。生きるってのは飯を食ったり眠ったりするだけじゃないんだよ。自分の意思を持って求める何かに向かって、想いを込めながら日々を生きるってことじゃないかい? ウチの持論ではあるけどさ。間違ってはないだろう?」
まるで付喪だな。そう思った。いや、とらわれるほどの想いがある分、付喪の方がまだマシに思えた。言われてみればそうだ。私は確固たる自分の意思を失っている。言われるがまま、期待されるがままに生きている。誰かに必要とされることを望んでいる。
必要とされなければ自分の生きている価値が、ないと信じてしまっている。
「なぁ。翁がそうなっちまったのにも理由があるんだろう? 話してはくれないかい? 辛い話だとは思うけどさ、意外と自分の胸に秘めているより口に出しちまった方が楽になるもんだよ」
そんなもんか? と私は千鳥に言って、そんなもんさと千鳥は言った。電灯のちらつきに合わせて、足元の影がまばらに見える。
「俺はな。本当は死ぬべきだったんだよ。死ぬ前に戦争が終わっちまって宙ぶらりんのまま家に帰ってきたんだ」
「死ぬべきなんて人はいないだろう。あんたの思い込みさ」
「思い込みではなく役割だったんだよ。学校を卒業したのが戦の終わりが見えた時だった。俺はな・・・神風となって特攻するべきだったんだ。憧れた空を飛び、そしてあの世に行く役目さ。たくさん人の命を奪ってな」
そりゃひどいね。と千鳥はこぼしたのが意外だった。特攻くずれの末路は散々なものだ。世間に疎まれ、まるで戦犯のような扱いを受けてしまう。家族からだってそうだと聞いた。幸か不幸か私の家族はもういないのだけど。
「あぁ。ひどい話だな。もっとひどい話が俺の友人がな。といっても友人と言えるかどうかはわからない。同じ師団の釜の飯を食った仲ってだけだ。そいつは死にたくねぇと言ってたよ。故郷に恋人がいるんだとよ。ありがちな話だ」
「素敵な話じゃないか」
「俺はそいつにこう言ったんだよ。お国のために死ねるんだ。恋人にだって生きて欲しいだろうとな。そしてそいつは涙をぬぐって空に散った。訃報を聞いて俺も同じく散ろうと心を決めたんだよ。だが結局、俺だけ生き残っちまった。空で散る前に戦が終わっちまったのさ」
「神さんでも仏さんでもないんだから、仕方がないだろう? 翁が悪いわけではないさ」
千鳥は足を交互に上げては下げる。裾から病的なほどに華奢で白い足首が見えた。
「悪いさ。止められるほどの地位がなくとも、そんな言葉をかけることはしちゃならなかった。お国のために、恋人のために死ねなんてな。俺が死刑を宣告したんだよ。そいつの死に意味をつけてしまった。だからそいつは死んだ」
「バカだね。誰だって同じことを言うだろうに。だから翁が気に病む必要はないんだ」
優しいね。と千鳥は言葉を結ぶ。優しいのではなく臆病なのだと私は思う。死ぬはずだったと考えて、誰かの想いに依存して生きている。果たせなかった役目と死ぬべき時に死ねなかった後悔から目を背けながら生かされている。
「誰にだってさ。辛い過去はあるもんさね。それを抱えて生きている。未来に希望を持って、夢見て生きてるんだ。翁には夢が必要だね」
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