21 / 44
第伍章 マッチ箱と燃え盛る日常
-4-
しおりを挟む
「姫はどうした!? なぜ離れている!?」
「姫は元気だよ。それにヤハズはどうなんだい?」
「取るに足らない。日常だ」
そうかいそうかい。と私は白蛇のキセルを口元に当てる。吸い口から紫煙のくすんだ香りが鼻腔を満たした。
「俺が手伝ってやろう。取るに足らなくとも、時間がかかりすぎているからな。それに俺も奴には借りがある」
「余計な御世話だ! 姫をお守りするのは私ひとりで十分だ!」
ヤハズは影で塗られた地を蹴り、背広の男へ駆けていく。同時に振り下ろされた男の火剣が地面を左右に割った。
仕方がないねぇと。私は紫煙を自分自身に吹きかける。
身を包む衣は風のように浮かび、地面との境である草鞋は地を離れて宙をつかんだ。新たな役割を、自身の想いを煙に巻かれて。
私は宙を蹴りながらヤハズの後を追う。ヤハズは左右にわかれた炎の中心を駆け、右手を振り上げた。銀の糸は鞭のように地を這い、男の足元へと向かう。そして蛇のように男の足首をひねり上げると、糸を強くヤハズは引いた。
足を引かれて身を崩しながら男は、宙を跳ねながら自身のもとへ向かう私を見る。
右手の火剣を振るうと、固まったままに留まる火剣はバラバラとほどけて、十ほどの線にわかれた。それでも太さは人の顔ほどある。身を揺らしながらまるで意思を持つかのように、十にわかれた火の鞭は私へと迫った。
まずひとつ目は私の頭へとまっすぐと進む。私は首をひねって火の鞭を避ける。頬が避け右足で宙を蹴る。側方に反転しながら続く鞭を避け、姿勢を宙で整える。
最後に残ったふたつの火の鞭へ羽織を振るって上へと巻き上げた。羽織は風をつかむ。まるで鞍馬の天狗だな。と羽織が巻き起こした風に巻かれる火の鞭を見た。
いかに付喪之人の力でも自然の摂理から離れることはできない。人に作られたが運の尽き。神に鍛えられていたのなら・・・諦めるしかないのだが。
私が火を巻き上げる間にもヤハズの伸ばした銀の糸は背広の男へと巻きついていく。巻きつき締め上げ、男の左手を封じた。炎を纏う右手へと糸を伸ばしながらヤハズは、わずかに笑みを浮かべたように見えた。
笑みを浮かべたままヤハズは男へ向かって駆ける。止めを刺そうと右手を引き、首をはねようと力を込めた。
人の体を得て不思議な力を得た代償は、人の形に収まることである。首をはねられれば、息絶えてしまうのは因果なことだ。
ただの物であれば長生きできただろうに。背広の男へとヤハズは風を後方に残して走り寄る。私はヤハズが背広の男へ駆け寄るのを見ていた。そして背広の男はみじろぎしながら自身の右手へと視線を向ける。炎は右手から腕へと燃え広がっていく。
背広の男はヤハズを見た。ヤハズを見て初めて咆哮を上げる。腹の底からまるで巨大な炎が立ち上るかのような咆哮は、火の勢いを強めて男は爆炎に包まれた。
ヤハズは走り方向を変えて、横へと飛び退き爆炎をかろうじて避ける。しかし右の指先から伸びていた銀の糸は絶たれた。大気の切れ目のように揺らめいて糸が宙をさまよっている。
次にヤハズは私を見た。私の出番ということか。
仕方がないと私は宙を蹴る。爆炎に包まれ轟々と燃え尽きようとしている男へ。
「なぜ自ら燃え尽きようとするのかい。それがマッチの使命かな」
背広の男は私の声が聞こえていないのだろう。目を虚に空笑が頬をほころばせていた。
「ならば因果を暴いてやろう。煙に包まれ想いを晒し、煙に巻いて払ってやろう」
私は羽織を脱ぎ、両手で裾をつかむ。裾をつかんで回転しながら巨大な扇さながらに、背広の男へ振る。巻き起こされた風は爆炎を包み、炎はさらに燃え上がる。
扇となった羽織を片手で握った袖を支点に回転させた。くるくると回転するに従い目の前に空気の塊ができる。
「さてさて草鞋よ。宙をつかむのも飽きただろう? ならば一興。風を蹴飛ばすのはどうだろう? 戯れながらに風に乗り、蹴飛ばすのだ。鞠を蹴ったこともないだろう?」
私の草鞋は煙に包まれ脈動する。続けて私は目の前で渦巻く風の塊を蹴った。草鞋で鞠のように蹴られた風の砲弾は背広の男が巻き起こす炎の中心で爆ぜた。
「炎も燃やす相手がなければ、ただただ縮こまるだけだよ。燃え尽きるよりはいいだろう」
炎は爆ぜて、風に巻かれながら火の粉が舞った。宙空に浮いた赤色の波紋は端に進むにつれて消えていく。
ヤハズが背広の男へ駆け、私もまた風に乗って宙を蹴る。
ヤハズが首をはねてしまう前に、因果を知らなければならない。ヤハズを説得している暇はもうない。ヤハズを煙に包んだことも知られてしまうだろうが、いまさら問題にはならないだろう。
ヤハズは千切れたまま背広の男に巻きつく銀の糸と人差し指へと手を伸ばし、勢いをつけて引こうとした。だが糸を引く一瞬前に、私は背広の男の眼前へとたどり着き、そして口に含んだ紫煙を吐きかける。
男を包む紫煙の量に比例して、私の視界は影よりも暗い黒へと包まれる。視界が暗転する刹那、ヤハズが目を丸めているのが見えた。
何もかも説明したら面白くないだろう? 視界が暗転していくわずかな間に、私は笑みをヤハズへ向けた。
暗転の後、あたりには静々と雪が降っている。まばらに降り注ぐ細雪は地面に触れて消えていく。
今、私はマッチ箱の付喪之人に成り果てた、男の記憶の中にいる。
私の視界は革手袋に包まれた両手と、配給品のマッチ箱と紙タバコの箱が握られていた。
背広は汚れているが仕立ては上等である。私はマッチ箱の男が残した想いの上澄みを歩いている。うつむき歩く人の往来で、何度も人と肩をぶつけながら歩いていた。
そしてひどい空腹感も感じる。とぼとぼと男は路地へと入り、トタンの壁に背を預けて腰を下ろした。積まれたゴミの腐臭が身を包んでいる。
男はマッチを器用に片手で擦ると、ほのかに灯る火を顔に近づけた。頬を照らす温もりを感じながら、男は右手に持った紙タバコの箱を握りつぶす。
立ち止まってしまうと身を刺すような寒さがひどく堪えた。関節は軋み、やせ細った手足は動くことを諦めている。
男の脳裏にはぼんやりと、思い出が浮かび上がった。広い屋敷には襖で遮られておくまで部屋が続いている。使用人たちは屋敷の中をせわしなく駆け回り、中央には紋付羽織を着た恰幅のいい男がいた。背広の男もまた屋敷を悠然と歩き、働く使用人たちを眺める。
自分が人の上に立つことに、得たわけでもない与えられた力に酔っていた。子供の頃から願えば何でも叶えられた。何不自由なく、空腹すらも感じたことはない。満足感と全能感に浸りながら男は咳き込んで肺病に侵されている。咳き込む度に優しい使用人は男の肩を抱き、布団を用意し男は伏せた。
病床となった家で男はいつも縁側の向こうに広がる空を見上げていた。いつか自由の身になりたいと、自分に与えられた財を尻目に考えていた。
男の願いは不運な形で叶えられる。肺病のために戦からは逃れられても使用人の数は減る。そして戦後の財閥解体と燃えた街並みで商いも途絶え男の家は没落する。
父は責を感じて首をつり、ひとり残された男は街を放浪した。行き場もなく路上で眠り、途絶え途絶えの配給品は男の腹を満たすことはなかった。
末路で男は命を失おうとしている。マッチ箱を眺めながら過去へとすがる虚な瞳をしていた。かわいそうだとは思う。戦後の世では男のようなかつての財閥で身を飾った人は多くいるだろう。
男の心にあるのは諦めと、街行く人への憎しみだった。
なぜ自分だけが、悲惨な目に遭い、朽ちなければならないのか。いっそのこと、すべてを燃やし尽くしてやろうと考えている。もう一度、この街を炎で包もう。
そう考えていた。
それが背広の男の因果なのか? 私の疑問はまだ晴れない。
男の想いはわかったが、マッチ箱はまだ意思を持っていない。男の憎しみはマッチ箱に憎しみを抱かせるにはまだ足りない。付喪となるには足りないのだ。
「あらあらかわいそう。大丈夫かしら?」
「姫は元気だよ。それにヤハズはどうなんだい?」
「取るに足らない。日常だ」
そうかいそうかい。と私は白蛇のキセルを口元に当てる。吸い口から紫煙のくすんだ香りが鼻腔を満たした。
「俺が手伝ってやろう。取るに足らなくとも、時間がかかりすぎているからな。それに俺も奴には借りがある」
「余計な御世話だ! 姫をお守りするのは私ひとりで十分だ!」
ヤハズは影で塗られた地を蹴り、背広の男へ駆けていく。同時に振り下ろされた男の火剣が地面を左右に割った。
仕方がないねぇと。私は紫煙を自分自身に吹きかける。
身を包む衣は風のように浮かび、地面との境である草鞋は地を離れて宙をつかんだ。新たな役割を、自身の想いを煙に巻かれて。
私は宙を蹴りながらヤハズの後を追う。ヤハズは左右にわかれた炎の中心を駆け、右手を振り上げた。銀の糸は鞭のように地を這い、男の足元へと向かう。そして蛇のように男の足首をひねり上げると、糸を強くヤハズは引いた。
足を引かれて身を崩しながら男は、宙を跳ねながら自身のもとへ向かう私を見る。
右手の火剣を振るうと、固まったままに留まる火剣はバラバラとほどけて、十ほどの線にわかれた。それでも太さは人の顔ほどある。身を揺らしながらまるで意思を持つかのように、十にわかれた火の鞭は私へと迫った。
まずひとつ目は私の頭へとまっすぐと進む。私は首をひねって火の鞭を避ける。頬が避け右足で宙を蹴る。側方に反転しながら続く鞭を避け、姿勢を宙で整える。
最後に残ったふたつの火の鞭へ羽織を振るって上へと巻き上げた。羽織は風をつかむ。まるで鞍馬の天狗だな。と羽織が巻き起こした風に巻かれる火の鞭を見た。
いかに付喪之人の力でも自然の摂理から離れることはできない。人に作られたが運の尽き。神に鍛えられていたのなら・・・諦めるしかないのだが。
私が火を巻き上げる間にもヤハズの伸ばした銀の糸は背広の男へと巻きついていく。巻きつき締め上げ、男の左手を封じた。炎を纏う右手へと糸を伸ばしながらヤハズは、わずかに笑みを浮かべたように見えた。
笑みを浮かべたままヤハズは男へ向かって駆ける。止めを刺そうと右手を引き、首をはねようと力を込めた。
人の体を得て不思議な力を得た代償は、人の形に収まることである。首をはねられれば、息絶えてしまうのは因果なことだ。
ただの物であれば長生きできただろうに。背広の男へとヤハズは風を後方に残して走り寄る。私はヤハズが背広の男へ駆け寄るのを見ていた。そして背広の男はみじろぎしながら自身の右手へと視線を向ける。炎は右手から腕へと燃え広がっていく。
背広の男はヤハズを見た。ヤハズを見て初めて咆哮を上げる。腹の底からまるで巨大な炎が立ち上るかのような咆哮は、火の勢いを強めて男は爆炎に包まれた。
ヤハズは走り方向を変えて、横へと飛び退き爆炎をかろうじて避ける。しかし右の指先から伸びていた銀の糸は絶たれた。大気の切れ目のように揺らめいて糸が宙をさまよっている。
次にヤハズは私を見た。私の出番ということか。
仕方がないと私は宙を蹴る。爆炎に包まれ轟々と燃え尽きようとしている男へ。
「なぜ自ら燃え尽きようとするのかい。それがマッチの使命かな」
背広の男は私の声が聞こえていないのだろう。目を虚に空笑が頬をほころばせていた。
「ならば因果を暴いてやろう。煙に包まれ想いを晒し、煙に巻いて払ってやろう」
私は羽織を脱ぎ、両手で裾をつかむ。裾をつかんで回転しながら巨大な扇さながらに、背広の男へ振る。巻き起こされた風は爆炎を包み、炎はさらに燃え上がる。
扇となった羽織を片手で握った袖を支点に回転させた。くるくると回転するに従い目の前に空気の塊ができる。
「さてさて草鞋よ。宙をつかむのも飽きただろう? ならば一興。風を蹴飛ばすのはどうだろう? 戯れながらに風に乗り、蹴飛ばすのだ。鞠を蹴ったこともないだろう?」
私の草鞋は煙に包まれ脈動する。続けて私は目の前で渦巻く風の塊を蹴った。草鞋で鞠のように蹴られた風の砲弾は背広の男が巻き起こす炎の中心で爆ぜた。
「炎も燃やす相手がなければ、ただただ縮こまるだけだよ。燃え尽きるよりはいいだろう」
炎は爆ぜて、風に巻かれながら火の粉が舞った。宙空に浮いた赤色の波紋は端に進むにつれて消えていく。
ヤハズが背広の男へ駆け、私もまた風に乗って宙を蹴る。
ヤハズが首をはねてしまう前に、因果を知らなければならない。ヤハズを説得している暇はもうない。ヤハズを煙に包んだことも知られてしまうだろうが、いまさら問題にはならないだろう。
ヤハズは千切れたまま背広の男に巻きつく銀の糸と人差し指へと手を伸ばし、勢いをつけて引こうとした。だが糸を引く一瞬前に、私は背広の男の眼前へとたどり着き、そして口に含んだ紫煙を吐きかける。
男を包む紫煙の量に比例して、私の視界は影よりも暗い黒へと包まれる。視界が暗転する刹那、ヤハズが目を丸めているのが見えた。
何もかも説明したら面白くないだろう? 視界が暗転していくわずかな間に、私は笑みをヤハズへ向けた。
暗転の後、あたりには静々と雪が降っている。まばらに降り注ぐ細雪は地面に触れて消えていく。
今、私はマッチ箱の付喪之人に成り果てた、男の記憶の中にいる。
私の視界は革手袋に包まれた両手と、配給品のマッチ箱と紙タバコの箱が握られていた。
背広は汚れているが仕立ては上等である。私はマッチ箱の男が残した想いの上澄みを歩いている。うつむき歩く人の往来で、何度も人と肩をぶつけながら歩いていた。
そしてひどい空腹感も感じる。とぼとぼと男は路地へと入り、トタンの壁に背を預けて腰を下ろした。積まれたゴミの腐臭が身を包んでいる。
男はマッチを器用に片手で擦ると、ほのかに灯る火を顔に近づけた。頬を照らす温もりを感じながら、男は右手に持った紙タバコの箱を握りつぶす。
立ち止まってしまうと身を刺すような寒さがひどく堪えた。関節は軋み、やせ細った手足は動くことを諦めている。
男の脳裏にはぼんやりと、思い出が浮かび上がった。広い屋敷には襖で遮られておくまで部屋が続いている。使用人たちは屋敷の中をせわしなく駆け回り、中央には紋付羽織を着た恰幅のいい男がいた。背広の男もまた屋敷を悠然と歩き、働く使用人たちを眺める。
自分が人の上に立つことに、得たわけでもない与えられた力に酔っていた。子供の頃から願えば何でも叶えられた。何不自由なく、空腹すらも感じたことはない。満足感と全能感に浸りながら男は咳き込んで肺病に侵されている。咳き込む度に優しい使用人は男の肩を抱き、布団を用意し男は伏せた。
病床となった家で男はいつも縁側の向こうに広がる空を見上げていた。いつか自由の身になりたいと、自分に与えられた財を尻目に考えていた。
男の願いは不運な形で叶えられる。肺病のために戦からは逃れられても使用人の数は減る。そして戦後の財閥解体と燃えた街並みで商いも途絶え男の家は没落する。
父は責を感じて首をつり、ひとり残された男は街を放浪した。行き場もなく路上で眠り、途絶え途絶えの配給品は男の腹を満たすことはなかった。
末路で男は命を失おうとしている。マッチ箱を眺めながら過去へとすがる虚な瞳をしていた。かわいそうだとは思う。戦後の世では男のようなかつての財閥で身を飾った人は多くいるだろう。
男の心にあるのは諦めと、街行く人への憎しみだった。
なぜ自分だけが、悲惨な目に遭い、朽ちなければならないのか。いっそのこと、すべてを燃やし尽くしてやろうと考えている。もう一度、この街を炎で包もう。
そう考えていた。
それが背広の男の因果なのか? 私の疑問はまだ晴れない。
男の想いはわかったが、マッチ箱はまだ意思を持っていない。男の憎しみはマッチ箱に憎しみを抱かせるにはまだ足りない。付喪となるには足りないのだ。
「あらあらかわいそう。大丈夫かしら?」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
拝啓、愛しの侯爵様~行き遅れ令嬢ですが、運命の人は案外近くにいたようです~
藤原ライラ
ファンタジー
心を奪われた手紙の先には、運命の人が待っていた――
子爵令嬢のキャロラインは、両親を早くに亡くし、年の離れた弟の面倒を見ているうちにすっかり婚期を逃しつつあった。夜会でも誰からも相手にされない彼女は、新しい出会いを求めて文通を始めることに。届いた美しい字で洗練された内容の手紙に、相手はきっとうんと年上の素敵なおじ様のはずだとキャロラインは予想する。
彼とのやり取りにときめく毎日だがそれに難癖をつける者がいた。幼馴染で侯爵家の嫡男、クリストファーである。
「理想の相手なんかに巡り合えるわけないだろう。現実を見た方がいい」
四つ年下の彼はいつも辛辣で彼女には冷たい。
そんな時キャロラインは、夜会で想像した文通相手とそっくりな人物に出会ってしまう……。
文通相手の正体は一体誰なのか。そしてキャロラインの恋の行方は!?
じれじれ両片思いです。
※他サイトでも掲載しています。
イラスト:ひろ様(https://xfolio.jp/portfolio/hiro_foxtail)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のルナリス伯爵家にミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺わかば
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる