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第伍章 マッチ箱と燃え盛る日常
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時刻は黄昏時になり、私は姫とヤハズと並んで街を歩く。子供たちの体力は無尽蔵であり、くたびれ動けなくなるまで遊ぶなど大人になってしまえば考えられない。
ヤハズの料理を堪能した後、子供たちはスヤスヤと畳の上で寝息を立て始めた。
狗鷲の店に行くことを千鳥に告げると、千鳥は麻子の頭を愛おしそうに撫でていた。
「行っておいでよ。この子たちは私が見ておくからさ。それにしても、なんてかわいい子供たちだろうねえ」
目を伏せて長い睫毛が頬に影を作る。本当に子供が好きなのだと思い、私は千鳥に子供たちを任せて街に出た。
格好の目立つヤハズと姫も置いて行こうとしたが、頑なにふたりは、とくにヤハズは私の提案を拒否した。戸の前でふたり並んで仁王立ちとなって行く手を阻むものだから、私は額に手を当てる。
「私たちを置いて行こうなど考えるな。私はお前の弱みを握っている」
「協力を拒否するってわけじゃないだろう。結末は後で教えてやるから。お前らの格好は目立つんだよ」
「それなら大丈夫じゃ。妾に妙案がある」
どういうことだと私が尋ねると、ふたりは答えずに歩み出す。
往来には人が溢れており、私は急いで追いかけた。
「だからちょっと待てって!」
時はすでに遅く、人の往来の中央にふたりはいた。しかし奇妙なことに誰もふたりを見ようともしない。姫は後に手を組んで私を首だけで振り返る。
「だから妙案があると言っただろう? 誰にも妾とヤハズは見えてはおらぬ」
「そういうことだ八代。少しは想像力を働かせたらどうだ?」
「わかんねぇよ。説明しろ」
仕方がない。とヤハズはわざとらしく首を左右に振って、姫と共に振り返る。
「姫。どうやらこの男には想像力のかけらもないようです。お手数ですが説明を」
うむ! と姫は両の腰に手を当てて、ふふん。と顎先を上げた。
「妾は影と仲良しなのだ。それはお主も見ているだろう? 影は人の現し身だ。精神や魂にもつながっておるとも言える。妾は影を使役する。歩む人の影に溶け込み、姿はあっても人は見えない。いくら視界に映ろうとも、精神が形を認識しなければ見えはしない。妾たちは今、八代の影となっている」
「素晴らしい影写しでございます」
片膝をついて胸に手を当てるヤハズは、私を細まった横目で見た。
「これでわかったか? 不本意ながら私と姫はお前の影になっている。人には見えずに目立ちもしない」
わからねぇよ。と首をかしげて足元を見ると、影が三つに伸びていた。なるほどこれが理由か。姫が夜にしか出歩けない理由はここにあるのだ。
「昼間の影じゃ足りねえから夜に出歩くようにしてるんだな。ご苦労なこった」
「そうじゃな。妾の力は影に依存する。影の作る黒色が妾の力を強くする。せいぜい昼間では、八代の影に溶け込むことしかできぬ。周りから見たら八代が独り言をブツブツ話しておるようにしか見えぬから安心せよ」
「せいぜい目立たないようにするさ。だがまぁいい。さっさと用事を終わらせよう」
私は足を進めてふたりを追い越す。姫とヤハズは本当に私の影へとなったかのように後ろをついてきた。姫は落ち着かないようすでそわそわと街並みを眺める。
時折ヤハズに何かを質問して、ヤハズは耳元で答えている。その度に姫は笑い声を上げて、姫が笑い声を上げる度にヤハズは頬を緩めていた。
ふたりを眺めていると、人と物の歪で純粋な関係に胸裏で波紋が広がる。
物の想いは純粋だ。
そして人の想いは歪んでいる。
歪んだ想いは物に心を宿してしまう。物にある意思を、人の想いが歪めてしまう。
物でありながら人として作られた姫の真意はどこにあるのだろうか。
何を想いヤハズとふたりで暗い洋館の中で、停滞した時を過ごしていたのだろうか。自分を造りしヤハズに愛でられ、人形として何を想い生きていたのだろうか。
そしてヤハズの魂はなぜ人形に宿ったのか。付喪と成り果ててしまったのか。
通りに並ぶ露店へと駆け寄り、歓声を上げる姫や姫に寄り添いあれこれ教えるヤハズを見ていると・・・もはやどうでもよい気がした。考えているのを諦めてしまったのかもしれない。
人の活気に溢れる巨大な闇市を抜けて、狗鷲の店がある暗がりへと進む。建物が空を覆い隠すのに従って影も広がった。
「ここに狗鷲という男の店があるのか? そしてそこに私の人形もまたあったと言ったな?」
隣に並んだヤハズは私に尋ねた。大人ふたりが並んでしまえば幅を満たしてしまう。姫は後ろで体をかたむけ通りの奥へと視線を置いた。
「規制はゆるくなっても、西洋人形は目立つからな。そこで洋館のことを知ったんだよ。ヤハズが出刃包丁の男だったら・・・話は単純だったんだがな」
「馬鹿なことを言っている。顛末を焦ると足元をすくわれるぞ。それに出刃包丁の男は生半可な力では倒せない。それは八代も知っただろう?」
そうだな。と私は素直に返事をする。付喪の力は想いを抱いた年月に比例する。人の五感と形を得たとしても同じだ。大気や地面をさばいては、刃で事象を切り裂く力は強い。
私が嫌々ながらもヤハズたちの同行を許したのもそこに理由があった。使える物は使わねばならない。
私は路地の奥底にある扉へと目を向ける。ただし捜査は振り出しだ。幸か不幸かヤハズたちの助力があれば、出刃包丁の想いを祓うことがひとりの時より容易になるだろう。もしくは砕くのもまた同じだ。
見慣れた路地であるはずなのに、空気がいつもよりも重い。じとりとした湿り気をまとう大気には触れられそうなほど重さがある。
まるで体の重さが増したかのように、海中にいるような気さえした。
息が詰まる
私が扉を見据えていると後ろから姫のクスクス笑いが路地に反響した。
ヤハズの料理を堪能した後、子供たちはスヤスヤと畳の上で寝息を立て始めた。
狗鷲の店に行くことを千鳥に告げると、千鳥は麻子の頭を愛おしそうに撫でていた。
「行っておいでよ。この子たちは私が見ておくからさ。それにしても、なんてかわいい子供たちだろうねえ」
目を伏せて長い睫毛が頬に影を作る。本当に子供が好きなのだと思い、私は千鳥に子供たちを任せて街に出た。
格好の目立つヤハズと姫も置いて行こうとしたが、頑なにふたりは、とくにヤハズは私の提案を拒否した。戸の前でふたり並んで仁王立ちとなって行く手を阻むものだから、私は額に手を当てる。
「私たちを置いて行こうなど考えるな。私はお前の弱みを握っている」
「協力を拒否するってわけじゃないだろう。結末は後で教えてやるから。お前らの格好は目立つんだよ」
「それなら大丈夫じゃ。妾に妙案がある」
どういうことだと私が尋ねると、ふたりは答えずに歩み出す。
往来には人が溢れており、私は急いで追いかけた。
「だからちょっと待てって!」
時はすでに遅く、人の往来の中央にふたりはいた。しかし奇妙なことに誰もふたりを見ようともしない。姫は後に手を組んで私を首だけで振り返る。
「だから妙案があると言っただろう? 誰にも妾とヤハズは見えてはおらぬ」
「そういうことだ八代。少しは想像力を働かせたらどうだ?」
「わかんねぇよ。説明しろ」
仕方がない。とヤハズはわざとらしく首を左右に振って、姫と共に振り返る。
「姫。どうやらこの男には想像力のかけらもないようです。お手数ですが説明を」
うむ! と姫は両の腰に手を当てて、ふふん。と顎先を上げた。
「妾は影と仲良しなのだ。それはお主も見ているだろう? 影は人の現し身だ。精神や魂にもつながっておるとも言える。妾は影を使役する。歩む人の影に溶け込み、姿はあっても人は見えない。いくら視界に映ろうとも、精神が形を認識しなければ見えはしない。妾たちは今、八代の影となっている」
「素晴らしい影写しでございます」
片膝をついて胸に手を当てるヤハズは、私を細まった横目で見た。
「これでわかったか? 不本意ながら私と姫はお前の影になっている。人には見えずに目立ちもしない」
わからねぇよ。と首をかしげて足元を見ると、影が三つに伸びていた。なるほどこれが理由か。姫が夜にしか出歩けない理由はここにあるのだ。
「昼間の影じゃ足りねえから夜に出歩くようにしてるんだな。ご苦労なこった」
「そうじゃな。妾の力は影に依存する。影の作る黒色が妾の力を強くする。せいぜい昼間では、八代の影に溶け込むことしかできぬ。周りから見たら八代が独り言をブツブツ話しておるようにしか見えぬから安心せよ」
「せいぜい目立たないようにするさ。だがまぁいい。さっさと用事を終わらせよう」
私は足を進めてふたりを追い越す。姫とヤハズは本当に私の影へとなったかのように後ろをついてきた。姫は落ち着かないようすでそわそわと街並みを眺める。
時折ヤハズに何かを質問して、ヤハズは耳元で答えている。その度に姫は笑い声を上げて、姫が笑い声を上げる度にヤハズは頬を緩めていた。
ふたりを眺めていると、人と物の歪で純粋な関係に胸裏で波紋が広がる。
物の想いは純粋だ。
そして人の想いは歪んでいる。
歪んだ想いは物に心を宿してしまう。物にある意思を、人の想いが歪めてしまう。
物でありながら人として作られた姫の真意はどこにあるのだろうか。
何を想いヤハズとふたりで暗い洋館の中で、停滞した時を過ごしていたのだろうか。自分を造りしヤハズに愛でられ、人形として何を想い生きていたのだろうか。
そしてヤハズの魂はなぜ人形に宿ったのか。付喪と成り果ててしまったのか。
通りに並ぶ露店へと駆け寄り、歓声を上げる姫や姫に寄り添いあれこれ教えるヤハズを見ていると・・・もはやどうでもよい気がした。考えているのを諦めてしまったのかもしれない。
人の活気に溢れる巨大な闇市を抜けて、狗鷲の店がある暗がりへと進む。建物が空を覆い隠すのに従って影も広がった。
「ここに狗鷲という男の店があるのか? そしてそこに私の人形もまたあったと言ったな?」
隣に並んだヤハズは私に尋ねた。大人ふたりが並んでしまえば幅を満たしてしまう。姫は後ろで体をかたむけ通りの奥へと視線を置いた。
「規制はゆるくなっても、西洋人形は目立つからな。そこで洋館のことを知ったんだよ。ヤハズが出刃包丁の男だったら・・・話は単純だったんだがな」
「馬鹿なことを言っている。顛末を焦ると足元をすくわれるぞ。それに出刃包丁の男は生半可な力では倒せない。それは八代も知っただろう?」
そうだな。と私は素直に返事をする。付喪の力は想いを抱いた年月に比例する。人の五感と形を得たとしても同じだ。大気や地面をさばいては、刃で事象を切り裂く力は強い。
私が嫌々ながらもヤハズたちの同行を許したのもそこに理由があった。使える物は使わねばならない。
私は路地の奥底にある扉へと目を向ける。ただし捜査は振り出しだ。幸か不幸かヤハズたちの助力があれば、出刃包丁の想いを祓うことがひとりの時より容易になるだろう。もしくは砕くのもまた同じだ。
見慣れた路地であるはずなのに、空気がいつもよりも重い。じとりとした湿り気をまとう大気には触れられそうなほど重さがある。
まるで体の重さが増したかのように、海中にいるような気さえした。
息が詰まる
私が扉を見据えていると後ろから姫のクスクス笑いが路地に反響した。
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