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心に刻まれてゆく想い…それは……いったい
命は大切にしなよ
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ドン!!と音と共に壁が破られる。
そこには、目を閉じ血を流して青年に抱えられている少女と血に染まった刃を持つ青年がいた……
「お前、妹から離れろ!!!」
刃を向けられている少女の兄は青年に銃を突きつける。
「あぁ、離れるよ…」
それは…まだ……
それは突然だった。伊緒花は医師により余命宣告を受けた
残りは長くて1年……早くて半年と
「先生の言ったことなんて気にすんな、いお」
「……うん…分かってる、那穂(なほ)ちゃん」
と診察室を出て話している2人は兄妹だ。
そこに1人の青年が走ってくる…そして
「いお~元気だせよ!!!」
伊緒花に抱きつきほっぺをすりすりする。
「離れてよ、宇宙(そら)くん。ちょっと鬱陶しい」
「宇宙兄さん、走ったらダメだろ。ここ病院だぞ
って仕事はどうした?」
「妹に会いたくてね、、那穂ありがとな」
宇宙は伊緒花の兄だ。
伊緒奈が残り少ない命と知り仕事を投げて病院に来た
「いや、ダメだろ!」
「私は、、宇宙くんと会えて嬉しいけど……」
宇宙の仕事はテレビの仕事だ、今ではかなり人気があり
有名人だ。
「ほらぁ~、いおも言ってるし」
ーーそして家に帰り
「いお、俺たちは買い物してくるから1人で
お留守番してくれる?」
「うん、いいよ」
「いお、行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
伊緒花は兄たちを見送り1人……
(はぁ…もういいや……余命宣告もうけたし、2人が
いない今なら……)
伊緒花は人生に終わりをつけようとした…
その瞬間、
「なぁ~に、やってるの!!!命は大切にしなよ」
伊緒花の自殺は、止められた……
「誰、、なんで家に入ってるの?」
「それは、聞かないのが筋でしょ?お互いにね」
黙り考えた。
お互いと言う言葉に父、兄と同じ同業者なのと思い
「……そう言うこと?ヤクザなの?? なんで止めたの…やめてよ」
「正解!伊緒花ちゃん!? 」
突然泣きだした伊緒花に驚く、青年
理由は1つだ、兄達の居ないうちに人生に終わりを
つけたかったのに 入ってきた青年により止められたから
「なんで泣くのさ、理由は知らないけど命は無くしたら戻らないだよ?」
「無くなって……いいから…したのに」
伊緒花は自分について話した……
もうすぐで無くなる命だということ、、死ぬならば
兄の居ないうちにと…
「ふーん、そういうことか…成る程だから君については
こっちの世界でも知られてないんだね。
まぁ理由を知ってても俺は止めたけど」
…沈黙が漂う
「なら、うちにおいでよ。死ぬ時家族といたく
ないんだろ?」
「…………いい…よ?ん?」
「じゃあ決まりだ!!!おい!佳无(かな)達準備しろ
って親父さん居ないよな!?」
「何を…して……お父さんは仕事だよ。名前教えてよ…」
「だっ、そうだ!とっととやるぞ!!!
あ?名前??俺の名前は夜宵、そしてそっちが佳无
奥のが雪祢(ゆきね)、あれは柚枷(ゆずか)だ。
これからよろしくな?」
伊緒花は何が起こっているのか、把握するだけで精一杯
夜宵から差し出された手をとれなかった……
「はぁ、人使い荒いのなおらないのですか?」
「それは思うけどさ、ありがとな3人とも」
その言葉に3人は嬉しくなり、仕事が早くなった
「そこのお嬢ちゃんついていけてないじゃないですか」
「ん?ほら、おいでよ。伊緒花ちゃん」
夜宵は伊緒花を抱え、優しく悲しそうに笑う
ここからだったかなぁ、夜宵との始まりは……
そこには、目を閉じ血を流して青年に抱えられている少女と血に染まった刃を持つ青年がいた……
「お前、妹から離れろ!!!」
刃を向けられている少女の兄は青年に銃を突きつける。
「あぁ、離れるよ…」
それは…まだ……
それは突然だった。伊緒花は医師により余命宣告を受けた
残りは長くて1年……早くて半年と
「先生の言ったことなんて気にすんな、いお」
「……うん…分かってる、那穂(なほ)ちゃん」
と診察室を出て話している2人は兄妹だ。
そこに1人の青年が走ってくる…そして
「いお~元気だせよ!!!」
伊緒花に抱きつきほっぺをすりすりする。
「離れてよ、宇宙(そら)くん。ちょっと鬱陶しい」
「宇宙兄さん、走ったらダメだろ。ここ病院だぞ
って仕事はどうした?」
「妹に会いたくてね、、那穂ありがとな」
宇宙は伊緒花の兄だ。
伊緒奈が残り少ない命と知り仕事を投げて病院に来た
「いや、ダメだろ!」
「私は、、宇宙くんと会えて嬉しいけど……」
宇宙の仕事はテレビの仕事だ、今ではかなり人気があり
有名人だ。
「ほらぁ~、いおも言ってるし」
ーーそして家に帰り
「いお、俺たちは買い物してくるから1人で
お留守番してくれる?」
「うん、いいよ」
「いお、行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
伊緒花は兄たちを見送り1人……
(はぁ…もういいや……余命宣告もうけたし、2人が
いない今なら……)
伊緒花は人生に終わりをつけようとした…
その瞬間、
「なぁ~に、やってるの!!!命は大切にしなよ」
伊緒花の自殺は、止められた……
「誰、、なんで家に入ってるの?」
「それは、聞かないのが筋でしょ?お互いにね」
黙り考えた。
お互いと言う言葉に父、兄と同じ同業者なのと思い
「……そう言うこと?ヤクザなの?? なんで止めたの…やめてよ」
「正解!伊緒花ちゃん!? 」
突然泣きだした伊緒花に驚く、青年
理由は1つだ、兄達の居ないうちに人生に終わりを
つけたかったのに 入ってきた青年により止められたから
「なんで泣くのさ、理由は知らないけど命は無くしたら戻らないだよ?」
「無くなって……いいから…したのに」
伊緒花は自分について話した……
もうすぐで無くなる命だということ、、死ぬならば
兄の居ないうちにと…
「ふーん、そういうことか…成る程だから君については
こっちの世界でも知られてないんだね。
まぁ理由を知ってても俺は止めたけど」
…沈黙が漂う
「なら、うちにおいでよ。死ぬ時家族といたく
ないんだろ?」
「…………いい…よ?ん?」
「じゃあ決まりだ!!!おい!佳无(かな)達準備しろ
って親父さん居ないよな!?」
「何を…して……お父さんは仕事だよ。名前教えてよ…」
「だっ、そうだ!とっととやるぞ!!!
あ?名前??俺の名前は夜宵、そしてそっちが佳无
奥のが雪祢(ゆきね)、あれは柚枷(ゆずか)だ。
これからよろしくな?」
伊緒花は何が起こっているのか、把握するだけで精一杯
夜宵から差し出された手をとれなかった……
「はぁ、人使い荒いのなおらないのですか?」
「それは思うけどさ、ありがとな3人とも」
その言葉に3人は嬉しくなり、仕事が早くなった
「そこのお嬢ちゃんついていけてないじゃないですか」
「ん?ほら、おいでよ。伊緒花ちゃん」
夜宵は伊緒花を抱え、優しく悲しそうに笑う
ここからだったかなぁ、夜宵との始まりは……
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